杉並区南荻窪(荻窪駅)
庭とワークのいい関係
南荻窪パールハイツ
窓を開ける、庭が見える。風が入る、緑が揺れる。今、静かで心地いいこの場所で暮らし、働くしあわせを噛みしめる。ポテンシャルの高い空間をリノベーションして、好きなものだけで飾ったら、愛おしい住まいになりました。
現在ご紹介可能な物件は、中古・リノベーション住宅のオンラインマーケット「cowcamo(カウカモ) 」よりご覧いただけます。
中央線
現在販売中のおすすめ中古マンション
売主さまのご紹介

Yさまファミリー
同じデザイン会社で働く仕事仲間でもあるご夫婦と、お子さまの3人暮らし。「広くて気持ちのいい庭」にひと目惚れして2017年に購入した住まいを、建築士と二人三脚でリノベーションされました。この度はライフスタイルの変化に伴い、戸建てへのお住み替えが決まっています。
無垢材の床に 陽だまりが生まれる家

後から変えることが難しい「床」は、売主さまが住まいづくりでこだわった部分のひとつ。ショールームに足を運んで選んだヴィンテージ加工のオーク材のフローリングは、暮らし始めて数年が経った現在、あらためて『リノベーションしてよかった』と思えるポイントだといいます。
cowcamo
こんにちは カウカモです

玄関扉を開けると、壁にマリンランプが光る縦長の土間がお出迎え。こっくりとしたチョコレートのようなブラウンの玄関扉は既存のものですが、空間によく馴染んでいます。
Yさま
もともと廊下だったスペースを、自転車を置ける広さの土間にリノベーションしました。シューズボックスは、合板を使って現場の大工さんに造っていただいたオリジナルのものです。
光に誘われて 窓に囲まれたLDKへ

LDKの広さは約19帖。南側と東側に大きな窓があり、まるで室内と庭がつながっているかのよう!

リビングとダイニングのスペースは、それぞれゆったりと設けられる広さ。大きめの家具を置いてもゆとりがあります。
cowcamo
よく見ると、窓の上に可愛らしいアイテムがずらりと飾られていますね?
その秘密は……

カーテンレールに合板を渡した飾り棚。ちょっとした工夫で、シンプルな空間にスパイスが効いています。
窓から庭へ

庭の南側の風景。空へと枝を伸ばす立派な木々は、売主さまの購入当時から植わっていたそう。

庭の面積は約45㎡となかなかの広さ。のちほどご紹介する洋室の方までつながっています。
Yさま
物件を探していた当時、この庭を見て『素敵な家!』と直感したんです。こちらは専有スペースなので、さらに木を植えたり畑仕事をしたり、ある程度自由に使うことができますよ。水栓があるので、夏場はビニールプールを出して子どもを遊ばせていました。
室内に戻って キッチンを拝見

キッチンは、toolbox(ツールボックス)社のアイアン製の脚部にステンレスの天板を組み合わせたもの。3口コンロタイプで、収納はオープンな造りになっています。

タイルもtoolbox社製をセレクトし、目地の色はグレーでシックな印象に。ニッチやステンレスのハンガーバーが、見た目のおしゃれさと機能性を高めています。
振り返って

LDK全景を再び。続いては、壁一面は、棚とデスクを造作したワークスペースをご紹介します。
cowcamo
その前に……ダイニングスペースのペンダントライト、内装の雰囲気にあっていて素敵です!
Yさま
照明類と、エアコン(全2基)は残していきます。ちなみにダイニングセットとソファは譲渡の相談に乗れますので、ご希望があればお声がけくださいね。
腕を広げても ぶつかりません

ワークスペースの壁はオーストラリアの塗料メーカー「ポーターズペイント」を使って、売主さまご自身でペイント。デスクはPCやディスプレイのほかに本や資料を並べて置ける大きさで、上部のオープン棚もおふたりで緩く分けて使うことができそう。

実際に並んでデスクを使ったときのイメージ。それぞれ別の作業をしていても気にならないくらいの距離感……ともにご自宅でお仕事をされているおふたりには、理想的なワークスペースではないでしょうか?
Yさま
リノベーション当時は、毎日のように家で仕事をするようになるとまでは思っていませんでしたが、結果的によかったですね。それぞれのスペースを広く確保しているので、ケンカすることなく過ごしています(笑)
廊下へ

左・LDKと緩くつながる廊下には、洋室と水まわりの扉が並んでいます。/右・建具の取っ手は、既存のものを再利用したそう。小さな鍵穴のあしらいが可愛い!
約6帖の洋室A

洋室Aは、朝日が心地よく差し込みそうな東向き。床は調湿性や断熱性に優れたサイザル麻敷きです。

収納は2か所。こちらの建具も既存のものを再利用しており、木の風合いで雰囲気ある空間に仕上がっています。
約4帖の洋室B

洋室Bはイエローのカーペット敷き。シングルベッドを置いてもまだ余白の残る広さで、現在はお子さまのプレイスペースとして利用されています。写っていませんが、扉3枚分の大きな収納を確保していますよ。
水まわりへ

広々とした洗面室。天板に無垢材を使ったカウンターは作業スペースを広く確保しており、洗濯物を片付けるときやアイロンがけなどに便利だそう。洗濯機置き場の上部にはホワイトのアイアンハンガーパイプが取り付けられていて、室内干しができるようになっています。

左・壁と床に白い大判タイルが使われた、在来工法の浴室。/中央&右・トイレは洗面室からアクセスする間取り。背面だけでなく、向かいにもさり気なく木製棚が設けられています。
Yさま
浴槽が大きく、タイルが可愛らしいデザインだったこともあり、浴室は既存の設備を利用しました。ユニットバスのように保温性があるわけではないので、冬場はちょっと涼しく感じることもあるかもしれません。
cowcamo
気になる場合は、部分リノベーションを検討するのもオススメ! 建物自体の構造などによって、できること・できないことがありますので、担当のエージェントまでご相談くださいね。
さわやかなブルーをまとった レトロなマンション

左上&左下・1975年に竣工した、2階建ての低層マンション。屋根、窓格子、壁面のタイル……それぞれ異なるブルーが印象的な外観です。/右・建物の裏手にまわると、ご紹介した住戸の庭に直接アクセスすることも可能。
cowcamo
こちらのマンションは自主管理方式ですが、何か不便に感じることはありますか?
Yさま
簡単なゴミ出しや共用部の掃除当番がまわってきますが、ご近所さんと自然とコミュニケーションが生まれるので、むしろいいことだと思っています! 現在の居住者は私たちと同じくらいの若い世代が多く、ほどよい距離感でお付き合いしていますよ。
cowcamo
当番制については、費用の支払いで免除される制度も設けられています。こちらについても、詳しくはエージェントまでお問い合わせくださいね◎
荻窪が最寄りです

左上・JR中央線・東京メトロ丸の内線が乗り入れる「荻窪」駅(徒歩13分)。北口に商業施設「LUMINE(ルミネ)荻窪」があるほか、隣接する「TOWN SEVEN(タウンセブン)」には、24時間営業のスーパー「西友」をはじめとした幅広い店舗が入っています。/右上・じっくりと疲れを取りたいときは、「なごみの湯」がオススメ。露天風呂やサウナでさっぱりしたあと、キンと冷えたビールを一杯!(徒歩16分)/左下・荻窪駅からご紹介したマンションまでは、途中「すずらん通り商店街」を歩きます。お祭りや物産フェアなども開催される、活気ある通りです。/右下・最寄りの大きなスーパーは「オーケー 荻窪店」。毎日8:30〜21:30まで営業しています。(徒歩9分)
ちょっと歩いて ニシオギまで

左上・「西荻窪」駅までは徒歩17分。/右上・駅前にはディープな飲み屋さんがぎゅっと集まる通りがあり、心をくすぐられます。売主さまは、カウカモ編集部にもファンが多い焼き鳥の名店「戎(えびす)」がお好きだとか。/左下・老舗の喫茶店「それいゆ」。大きな水出し焙煎機があり、滴るコーヒーを眺めながらゆっくりと時間を過ごせます。(徒歩16分)/右下・昭和初期の古民家を再生したレストラン「Regendo(りげんどう)。お野菜メインの優しいメニューをいただけます。(徒歩17分)
Yさま
西荻窪方面のレストランでは、海南チキンライスがおいしい「夢飯(ムーハン)」や、ベトナム料理店の「nom ca phe(ノムカフェ)」、「西荻もがめ食堂」などもお気に入りです!
自転車があれば、「井の頭恩賜公園」や善福寺川沿いの公園にもアクセスしやすいエリアですよ。
cowcamo
ありがとうございました! なお、こちらの物件は売主さまが居住中のため、ご内見には事前の日程調整が必要な場合があります。あらかじめご了承くださいね。

カウカモ編集部より
よくあるマンションらしい佇まいではないけれど、筆者はこういう外観にこそ惹かれてしまいます。こぢんまりとした建物がゆえのプライベート感も魅力的で、集合住宅のはずなのに、“庭付き戸建て” のような趣すら感じました。
そして驚いたのは、窓を開けていてもすごく静かなこと。自宅で仕事をするようになって、これまであまり気にならなかった賑やかさに頭を悩ませているという方も少なくないと思いますが……ご紹介した物件であれば、その心配は無用です。おまけにこんな素敵なワークスペースがあるなんて、もしかしたらオフィスよりも快適かも?
シンプルで洗練された内装デザインだからこそ、家具や飾るアイテムでより自分好みの空間に仕上げられそうな住まい。リノベーションの内容はもちろん、あとから変えられない部分の魅力も溢れています。ご内見のときには、ぜひ窓を開けて、庭から入ってくる風を感じてみてください。
writer/editor:軽部 優海
今回は実際の暮らしぶりのイメージを交えながら、おふたりのこだわりを詰め込んだ住まいをご紹介!
リモートワーク中心で働いている方、ナチュラルな家具やインテリアが映える空間をお探しの方、食べ歩きや飲み歩きがお好きな方……そんな方におすすめの物件です。