そのハコはポテンシャルにあふれていた。3面角住戸で窓が多く、グリーンが見えて、天井が高い。そんな魅力を活かして生まれた“一点もの”。木の質感やアーチの曲線美など、語りだしたら止まらない。隅々に込められた愛を見逃すな。
武蔵野市中町(吉祥寺駅徒歩12分)
1LDK
/ 43.20㎡
/ 4,390万円
cowcamo
ガチャリ……
ゆったりとした玄関ホールがお出迎え。下足棚も可動式で大容量。壁面にはアートなどを飾ってもいいですね!
プロデューサー
玄関ホールはカクカクと折れ曲がったクランクイン形状です。歩きやすいよう、上がり框(かまち)や壁の一部を斜めにしています。
木×グリーン
二面採光のLDK。南東向きの窓からはグリーンを望みます。床材やキッチン面材など、天然木の表情も素敵。
広さは約13.5帖。天井高は約2.6mもあり、帖数以上に広く感じられます。
プロデューサー
実はスケルトン状態の天井高は約3.5mもあったんです! ただ、あまりに高いと室温が調節しにくかったり音が反響してしまったりするため、居住性を考慮して約2.6mとしました。
cowcamo
なるほど、デザイン性だけではなく、実際に住む目線を大事にしているんですね◎
光の届くキッチン
いやー素敵! 出窓に面したキッチンです。出窓には調味料や植物を置いたり、お料理中は作業スペースとして使ったり。
プロデューサー
出窓の上に棚板を設置しました。背の低い方だと少し届きにくいと感じるかもしれませんが、お気に入りのうつわなどを飾る場所として使っていただくのもいいですよ!
cowcamo
空間を広く使えるのが壁付けキッチンの魅力。手前にダイニングテーブル兼作業台を置けば、会話を楽しみながらお料理ができそうですね。
ディテールに注目
左・棚にはコンセントがあり、料理家電を置くこともできるんです。/右・レンジフードのダクトは天井裏に抜けていきます。白塗装でスッキリ軽やかな印象に。
緑のリビング
ソファは左手の壁面に置くのがオススメ。
コンセント付きのカウンターデスク。かなり幅が広いため、足元にワゴンなどを置けそうです。
プロデューサー
デスク横には大型のオープンラックを設けました。可動式なのでスーツケースのような大きなアイテムもスッキリ収まりますよ。
cowcamo
天井が高いおかげで、壁面も大きく感じられますね。デスク上の壁にプロジェクター投影するのもよさそう。
バルコニー&専用庭
当住戸は1階に所在。青々とした生け垣のおかげで道路からの視線は気になりません◎
バルコニーからは、玉砂利の敷かれた専用庭にも出られるんです。
室内に戻って
当住戸は大通りから最も離れた位置にあるため、室内ではほとんど音が気になりません。
cowcamo
それでは奥の洋室へ進みましょう!
気になってましたよね
洋室の入口はとっても可愛いアーチ型。木枠が使われていて、縁には波打つような加工が施されています。
プロデューサー
LDKの顔となるため、アーチにはこだわりました!
使い勝手を考慮してドアをつけてませんが、視線を切りたい方はのれんのようなファブリックを取り付けるのもおすすめです。
約4.5帖の洋室
こちらもまた二面採光! 共用廊下に面していないため、前を人が通ることもありません◎
プロデューサー
ベッドを縦に置く想定です。枕元にはコンセントとスイッチを設置済み。出窓は小物の居場所としてご活用ください!
ドーンと構えた大型のオープンクローゼット。天井にはカーテンレールが付いているので、ゆるやかに仕切ることも可能です。
プロデューサー
天井が高いため、枕棚の上にもたっぷりと物が乗りますよ。さらにコンセントとLANポート付きなので、ルーターの置き場としても◎
この、アーチから見える景色もいいんですよね。朝起きるのが楽しみになりそう。
コンパクトな 水まわり
左・ミニマルな洗面室。洗濯機置き場はタイトなので、ドラム式のような大型の洗濯機を置くのは難しいかも。/中央・浴室乾燥機付きのバスルーム。/右・玄関ホールからアクセスするトイレ。
プロデューサー
居室と同じ棚板を使うことで、シンプルながら統一感のある空間に仕立てています。真鍮の金物がアクセントです。
スーパー併設! 新耐震基準適合マンション
1984年生まれのマンション。建物の1階には「ミニコープ 武蔵野店」が入っています。営業時間は9:30〜23:00で、日々のお買い物には困りませんね!
左上・エントランスは大通りから1本入ったところに。/右上・自転車は2台まで無償で駐輪可能です。最新の空き状況が気になる方はお問い合わせくださいね。/左下・オートロックと宅配ボックスを完備。/右下・ご紹介した住戸の玄関前。玄関扉が渋レトロでいい……!
吉祥寺も三鷹も
マンションは「吉祥寺」と「三鷹」の間に立地。どちらの駅も徒歩12分と少し距離はありますが、目的地に併せて使い分けられるのがミソです。
cowcamo
例えば、京王井の頭線を使うなら「吉祥寺」に、中央特快を使うなら「三鷹」に。
日常に 中道通り商店街を
左上・コーヒーショップ「LIGHT UP COFFEE(ライトアップコーヒー)」は、さまざまな産地の豆の味を楽しめるお店。目の前は公園なので、テイクアウトもおすすめです。(徒歩7分)/右上・吉祥寺の名店「TALK BACK」。お料理の美味しさはもちろん、サラダにスープ、デザートにドリンクまで付くランチは好コスパでオススメ!(徒歩10分)/左下・グロッサリー&デリカテッセンストア「Carnival(カーニバル)吉祥寺店」では、輸入品を数多く取り揃えています。さまざまな国の食品などが並ぶ雑多な店内は見ているだけでも楽しい!(徒歩13分)/右下・カレー店「Surya Sajilo(スーリヤサジロ )」。飽きずに通える美味しさと、センス溢れる内装が人気の理由。(徒歩8分)
cowcamo
個人的にも大好きな「中道通り商店街」。センスのいい店が並んでいて、歩いているだけで楽しめちゃいます。マンションから吉祥寺へ向かう時の(ほぼ)通り道にあるんですよ!
カウカモ編集部より
ハコのポテンシャルがリノベによってグッと引き上げられていて、いい住戸ですよねー!
住戸は専有面積約43㎡ながら、体感的にはもっと広く感じます。3面角で明るいだけではなく、天井が高く、扉が少ない。開放感を意識して造られているのがわかります。
内装は白×木で統一。これは、窓から見えるグリーンとの相性や、元の内装のウッディーな雰囲気から着想を得たんだとか。どんなインテリアでも合わせやすそうで、個人的にはファブリック類や作家もののうつわなどと合わせたいなと思いました。
マンションは新耐震でオートロック宅配ボックス付き。さらに1階にはスーパーがあります。
最後にエリア。賑やかすぎる駅前ではないのがミソですよ。「吉祥寺」と「三鷹」の選択肢だなんて贅沢すぎます。「中道通り商店会」にも近いですし。
いやー、記事だけじゃ語り尽くせません(笑)この住戸に込められた愛を、ぜひ現地で見つけてみてください!
今回ご紹介するのは「吉祥寺」と「三鷹」の間に建つマンション。
立地のよさはもちろん、建物にも住戸にも魅力がたっぷり。リノベーションを手掛けたプロデューサーの言葉とともにご紹介していきますね!