数々の名作家具がマッチする、ミッドセンチュリーモダンな空間。眼下には街歩きを楽しむ人々が行き交う「吉祥寺」の街、夜が訪れればライトアップされる「東京」のシンボルたちに目を細めて。窓の外で日常と非日常が交差する日々を、マスターピースな住まいで。
武蔵野市吉祥寺東町(吉祥寺駅徒歩10分)
1LDK
/ 68.10㎡
/ 6,430万円
売主さまのご紹介
Kさまご夫妻
ご夫婦ともに映画関係のお仕事に従事する売主さま。細部までこだわりをたっぷりと詰め込み、フルリノベーションを施した住まいです。この度はお仕事の都合から、アトリエを併設した住まいへとお住み替えを決意されました。
売主さま
ワクワクする街
最寄りはJR中央・総武線と京王井の頭線を利用可能な「吉祥寺」駅! 駅からマンションまでは、北口の商店街を抜けて吉祥寺通りを進むこと徒歩10分です。
cowcamo
寄り道が日課になりそうなルート◎ マンションすぐ横の「東京女子大入口」停留所(徒歩1分)から頻繁に「吉祥寺」行きのバスが出ているので、雨の日や荷物の多い日に便利です。
窓・窓・窓なLDK
LDKは約22帖。南東と南西向きの二面採光で明るく、窓の外に視線が抜けて帖数以上の開放感があります!
南東向きのバルコニーへ
「新宿」のビル群まで見渡すことのできる、スコーンと抜けたビューが気持ちいい!「東京タワー」と「東京スカイツリー」も見えるんです。
売主さま
夏には東京各所の花火を自宅から楽しめますよ。
売主さま
この眺めも物件購入の決め手のひとつです。夜は新宿方面の明かりがすごくきれいで、非日常的なひとときを味わえます。
もちろん日当たり良好。奥行きは浅めですが、幅があるので一気にたくさんの洗濯物を干すことができます。
こちらは現状売主さまがお使いのブラインド。上下ともにフレキシブルに開閉でき、来客時でも目隠ししながら洗濯物を干せるのだとか。
売主さま
よろしければこちらのブラインドはお譲りします。
室内に戻って
日中は照明なしでこの明るさ。壁に造り付けられた大きな鏡も、この伸びやかな空間づくりにひと役買っています。
売主さま
フレンチパインのフローリングはあえて現場塗装とし、濃淡やカスレによってヴィンテージ感が出るように仕上げてもらいました。傷なども風合いの一部と感じられる点が気に入っています。
コレクションルーム!
大きな鏡の裏側は、ご夫婦のお仕事兼趣味であるCDやDVD専用のコレクションルームになっています。
売主さま
引き続き趣味のコレクションを飾る場所としてもいいですし、クローゼットにしてもいいと思います。空間に合わせた木製棚はご希望でしたらお譲りします。
キッチンも インテリアの一部
続いてはタイル貼りのキッチンまわりを見ていきましょう。
対面式のキッチンまわりは、イタリア製の石調タイルや特注の木製ガラス戸といったモダンな素材使いで、ご夫婦お気に入りの家具類と調和しています。
売主さま
フランク・ロイド・ライト氏の照明(右手)や、ル・コルビュジエ氏のシェーズロング(正面)を配置する前提で、名作家具がマッチする住まいをオーダーしました。
cowcamo
マスターピースの数々に劣らない内装もまたスゴイ……! 左手の大きな引き戸を動かすと……
なんと、キッチン側とリビングダイニングとを仕切ることができます! この状態もまた絵になりますね。(2024年10月撮影)
売主さま
壁と天井は調湿効果のあるカプチーノ色の珪藻土で、間接照明やダウンライトを点灯した際の陰影までも楽しめるよう、あえてラフに塗装してもらいました。
戸を閉めた状態でキッチン側から見たカット。磨りガラスなので明るさはそのまま。右端の扉が開閉するので、そちらから出入りできますよ。
床にもタイルが
収納豊富なキッチンはほぼ全面にお手入れしやすいイタリア製のタイルが貼られています。施工から17年ほど経過していますが、とてもきれいな状態だと感じました。(右は2024年10月撮影)
cowcamo
使用感については感じ方に個人差がありますので、現地でお確かめくださいね。
キッチンからの眺めもgood。キッチン横の造作デスク前にも窓があり、換気面もバッチリです。
ワークスペースは 緩衝帯の役割も
LDKと洋室との間にはワイドな造り付けのデスクがあり、快適なワークスペースに。洋室前には遮光のロールスクリーンが設けられ、スペースを区切ることができます。(2024年10月撮影)
売主さま
コロナ禍でテレワーク中心の時は、ここでふたり並んで仕事をしていました。
洋室も二面採光
洋室は約5帖の広さで、北東・南東の二面採光。左の引き戸の先はウォークインクローゼット(WIC)です。
売主さま
L字に棚を造作し、好きなものに囲まれながら休める空間にしました。
左・WICは大容量。ふたり分の荷物のほか、季節家電なども収納できます。/右・ロールスクリーンを閉めれば、しっかり個室として機能します。
LDKに戻って
続いては正面を進み、玄関・水まわりを見ていきましょう。
水まわりまで こだわりをギュッと
左・洗面室には小物を飾ったりアイロンをかけたりできるカウンター収納が設けられています。/右・洗面台も床もブラウンで統一。浴室との間仕切りは透明で、より空間にゆとりを感じます。
左・在来工法で全面タイル貼りの浴室。/右・トイレにもタイルがあしらわれています。
売主さま
浴室を広く確保し、大きめのバスタブを入れました。天井にはBOSEのスピーカーを設置してあるので、音楽を聴きながらのんびり過ごせますよ。
玄関まわり
左・LDKとの間に仕切りはなく、明かりがほんのり玄関側まで届きます。/右・玄関を上がってすぐ左手には上着なども収納できるシューズインクローゼット(SIC)が。
大規模修繕工事を 終えたばかり
左上・1971年竣工・総戸数48戸のマンション。大規模修繕工事を終えたばかりのきれいな状態です!/右上・エントランスは通りから少し奥まった造りなので、出入りの際に安心感があります。/左下・エントランスホールには管理人室が。管理人さんは日勤で月〜金曜日の8:30〜17:00に勤務されています。/右下・共用廊下は内廊下。
cowcamo
抱きかかえられるくらいの大きさであればペットの飼育が可能です。またマンションは交通量が多い吉祥寺通りに面していますが、ご紹介した住戸は道路と反対側の10階に所在するため、室内で窓を開け放っていても車の走行音は気になりませんでした。
隅々まで魅力的な 「吉祥寺」
左上・カフェ「うろろびこ」ではゆるやかな時間が流れます。(徒歩2分)/右上・「すずめベーカリー」は、国産小麦を100%使用した無添加のパンが自慢のベーカリー。(徒歩8分)/左下・日本酒と和食のマリアージュに酔える創作和食店「にほん酒や」。ゆっくりと会話しながら食事を楽しみたい夜に。(徒歩8分)/右下・アートギャラリーのような雰囲気のインテリアショップ「アウトバウンド」。こちらの住まいにぴったりのアイテムが見つかるはず。(徒歩5分)
売主さま
一度この街から離れたのですが、恋しくなってまた戻ってきました。ミニシアター「アップリンク吉祥寺」や「井の頭恩賜公園」、「ハモニカ横丁」などがお気に入りで、よく足を運びます。アットホームな温もりを感じられる街なんですよね。
cowcamo
駅から離れても個性的な雑貨店や飲食店が点在。日々の開拓を楽しんでくださいね!
カウカモ編集部より
「新宿」のビル群や東京のシンボルを見渡す爽快な眺め。そこに売主さまが選び抜いた素材の数々がプラスされ、数々のマスターピースもすんなり馴染む洗練された空間が生まれています。
眺望のよさを味方につけた開放的な住まいは、間仕切りでゾーニングが可能。生活リズムが異なる日や在宅ワークに集中したい時でも、パートナーといい距離感を保ってお住まいいただけそうです。
リノベーション当時には数々の建築雑誌に取り上げられたという、“名作” と言えそうな住まい(そういえばどこかで見たような記憶が……)。
「吉祥寺」という立地だけで心躍りますが、それ以上に心躍る「住まい」を住み継げるチャンスです。
生涯ここに住むつもりで、素材や間取りなどに一切妥協せずリノベーションしました。幅広の天然木フローリングやラフに珪藻土を塗布した壁・天井など、自然素材の経年による味わいを気に入ってくださる方に住み継いでいただければうれしいです。