大きな “秀和さん” です

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カウカモでもよくご紹介している “秀和レジデンスシリーズ” のヴィンテージマンション。こちらは1984年築で、新耐震基準に適合しています。

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うーん、どっしりと貫禄ある佇まい! 総戸数が161戸もあるおかげで、月々の共益費の額は抑えめです◎

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左上・敷地内には住民専用のプチ公園が。滑り台とベンチがあります♪/右上・大きな庇(ひさし)のあるエントランス。石畳に落ちる植栽の影がいい雰囲気……/左下・ちょっとレトロ感ある共用ホールですが、隅々まで清掃が行き届いていました。/右下・屋上には共用の物干し場が用意されています。大きなお洗濯物はぜひコチラへ。

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管理人さんは週6日間勤務されていて、勤務時間も長めです。人の出入りが多いビッグコミュニティだからこそ、長時間いてくださるのは心強いポイントかも。

それでは住戸へ

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左・ご紹介するのは5階に所在している角部屋です。/中央・明るい玄関! 西向きの小窓があり、換気もラクラクです。/右・まずは突き当たりのドアを開けて、LDKへ進みましょう。

彩りキッチンが お出迎え

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約13.9帖のLDKです。手前にはキッチンがあり、腰壁にレンガ風のクロスがあしらわれています。そして反対の冷蔵庫置き場側には、落ち着いたブルーのクロスが貼られていますよ。

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キッチンには食洗機を完備。シンク部分が淡いグリーンで、ちょっと珍しいデザインです。

光溢れる リビングダイニング(LD)

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LDの壁には、アクセントとしてグレーのタイルが貼られています。近くでよく見ると植物の模様が入っていて、ほんのりヨーロピアンなテイストです。

南東向きのバルコニーへ

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正面には、だいぶ距離を置いて別のマンションが建っています。視線が気になることはなさそう◎

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取材時には、近くの保育園から子どもたちの笑い声が聞こえてきてほっこり。

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クルンとカールしたバルコニーの鉄柵は “秀和レジデンスシリーズ” のチャームポイント。柵の間から、眼下の植栽もよく見えます。

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管理規約上、手すりの高さを越えて洗濯物を干すのはNGだそう。屋上の広い共用物干し場で、ぱりっと乾かしちゃいましょう!

LDKに戻って

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壁に映るカールした鉄柵のシルエットが可愛い♡ それでは、白いドアの向こうにある洋室A、そしてブルーの引き戸の先にある洋室Bを続けて見ていきます。

明るさ自慢! 約6.1帖の洋室A

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南東・北東の二面採光。こちらの洋室Aが、住戸内で一番明るいかも! 出窓の向こうには、絵に描いたような「大倉山」の姿が見えます。

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頼もしいサイズのクローゼット付き。おふたり分の衣類でも、まとめて受け止めてくれそうです。

続いて 約5.8帖の洋室B

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引き戸を開けた瞬間「いい眺め〜!」と声が出てしまいました。掃き出し窓からは、洋室B専用のサブバルコニーへ出られます。

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奥行きの深いクローゼットが備わっているので、収納面にも不安はナシ。

サブバルコニーへ 出てみましょう

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視界を遮るような背の高い建物は無く、大空と緑を楽しめるナイスビューです!

売主さま

こちらの物件は5階の三方角部屋なので、窓が多く明るいのが特長です。特に、この北東側の眺望は気持ちがいいですよ。

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サブバルコニーの奥行きはちょっぴりタイト。ここは “のんびり景色を眺める用”と考えた方がよさそうです。

ちょっとご提案

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洋室Bの引き戸を開け放つと、こんな開放的に。例えばお子さまが小さいうちは、洋室Bをキッチンから目の届くキッズスペースとして活用するのもアリかも?

廊下に戻ります

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左・LDKと廊下の間には、レンガ風クロスを貼ったカウンターが設えてあります。/右・廊下の左側にあるトイレ。こちらは清潔感が漂うストライプのクロスです。

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廊下の右手にある洋室Cをチェックしてから、左手の水まわりへ進みますね。どれどれ……

チェック!

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約5.1帖の洋室Cは、ほかの洋室よりひとまわりコンパクト。なのですが、北西・北東の二面に窓があるおかげで窮屈な印象はありません。

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インパクトのあるチェックのクロスで、柱や梁の凹凸がうまくフォローされています。お好みに合えばラッキー。家具に合わせて貼り替えるのも楽しそう!

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窓の隣には、小ぶりなクローゼットが備わっています。

水まわりはキリッと

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左・洗面化粧室には、トイレと同じストライプのクロスが。/右・バスルームは浴室乾燥機を完備しており、照明の色味も調整できる優れモノです。

〜おまけ〜 出窓コレクション

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上・洋室A(北東側)の出窓。/下・洋室C(北西側)の出窓。まるで壁に絵を飾っているような眺めに衝撃を受けたので、並べてご紹介します。季節や時刻によっての移ろいも楽しめそうですね。

テーマのある街並みって いいですよね

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物件は「大倉山」駅から「大倉山公園」側へ歩いて10分ほどの場所に。小高くなった公園内には、街のシンボル的な洋館「大倉山記念館」が佇んでいます(750m 徒歩9分)。駅からマンションまでの間にある「エルム通り」では、建物の柱にご注目ください。よく見るとギリシャ様式を意識した意匠があちこちに。

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実はここ「大倉山」は、ギリシャのアテネ市と姉妹都市なんです。街にほんのり漂う異国情緒が、マンションの雰囲気ともマッチしているような気がします♡

さすが東横沿線! おしゃれなお店も

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左上・2020年7月にオープンしたばかりの「喫茶ぽるく」。北欧風の内装がおしゃれで、ヘビロテ必至です。(400m 徒歩5分)/右上・街の人気洋菓子店「パティスリーピオン」(750m 徒歩10分)。エルム通り沿いにはイートインできる姉妹店「カフェ・ド・ピオン」もあります。(700m 徒歩9分)/左下・ヴィーガン料理がいただける「SAIRAM(サイラム)大倉山本店」は、店内にキッズスペースを完備しているのも魅力。(850m 徒歩11分)/右下・世界各国のコーヒー豆が揃う「TERA COFFEE(テラコーヒー)大倉山店」。一杯ずつ丁寧にドリップするコーヒーは絶品です。(950m 徒歩12分)

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カウカモ編集部より

個人的に、ちょっと気になっていた東横線のローカル駅「大倉山」。今回の取材で確信しました。ここ、暮らしやすそう! 賑やかだけど雑多な空気感が無く、ふらりと入りたくなる小さなお店が点在しています。

駅から物件までの道のりはフラットで、半分程度はエルム通りの商店街を通るルートなので、あまり距離を感じることなく歩けます。しかも道中に大型スーパーやドラッグストアも揃っていて、誠によろしい環境だと思います◎

マンションはドーンと安定感があり、“秀和レジデンスシリーズ” のトレードマークである白壁はとてもきれいな状態。しっかりと管理されたマンションという印象を受けました。


そして今回ご紹介する住戸は、その総戸数161戸の中でもかなり恵まれた位置にあるのでは? 三方角部屋で、北東と北西側は気持ちよくが抜けています。

住まいの場所として東横線沿線を狙っていらっしゃるファミリーさんに、力強くおすすめしたい物件です!

writer:小杉 美香 / editor:平野 翔子