新築マンションのメリット
新築マンションには最新の設備や建材が使用されており、省エネ性能も高いことがメリットとしてまず挙げられます。内装や間取りに関してはオプションが用意されていることも多く、自分好みにカスタマイズすることもできます。そして新築ならではの快適さも日々の生活を豊かにしてくれるでしょう。
新築マンションのデメリット
新築マンションは価格が高額であることが多く、同じ広さの中古マンションと比較しても数百万円から数千万円の差が出ることがあります。
建設中の物件を購入する場合には、完成までの待ち時間が必要となり、実際に購入する物件(実物)が確認しにくい点もデメリットと言えるでしょう。また、新築プレミアムと称されるように、購入後の資産価値は下がりやすく、特に購入直後は値下がりが顕著になる傾向があります。
中古マンションのメリット
中古マンションの最大のメリットは、築年数により価格が落ち着いているため、価格が手ごろであることです。新築と比べて安価で購入できるため、初期費用を抑えることができます。そして当然ながらマンションは完成済みなので、実際に物件の状態や周辺環境を見てから購入できます。
また、中古マンションは開発が進んだ都心部や駅近に多く存在するため、駅まで徒歩数分の場所や、バス停が近くにある物件が多いことも特徴のひとつ。教育施設や公園、病院や役所などの公共サービスも近くにあることが多く、生活環境が充実しているといえるでしょう。
中古マンションのデメリット
中古住宅の場合、住宅ローン控除期間は10年間となっており、新築(13年)より短くなり、年間最大控除額も新築に比べて少なくなる可能性もあります。ただし、2022年の税制改正によって中古住宅のローン控除の適用要件が緩和されるなど、中古購入に対する支援も増えつつあるので、事前に専門家に相談することをおすすめします。
新築マンションと中古マンションのコスト比較
新築マンション | 中古マンション | |
修繕積立金 | 初期の修繕積立金は比較的低めに設定されていることが多いです。しかし、10~15年後に大規模修繕が必要になるため、その際に積立金が増額されることがあります。 | 既に大規模修繕が行われている場合、修繕積立金が安定していることが多いです。しかし、今後の修繕計画に応じて増額される可能性もあります。 |
固定資産税 | 新築マンションは築年数が浅いため、評価額が高く、固定資産税も高めに設定されることがあります。 | 築年数が経過しているため、評価額が下がっており、固定資産税も新築に比べて低めに設定されることが多いです。 |
保険料 | 新築マンションでは、建物が新しいため、火災保険や地震保険の保険料が比較的低めです。 | 建物の築年数が増えると、火災保険や地震保険の保険料が上がる傾向があります。 |
自分に合ったマンション選びのポイントを
マンション選びは長期的な視点で考えることが重要です。自分のライフスタイルや将来の計画に合わせて、新築と中古のメリット・デメリットを比較しましょう。
不動産エージェントは市場の動向や物件の価値について豊富な知識を持っています。専門家に相談することで、自分に合った物件選びのアドバイスを受けることができるので、積極的に活用してみてはいかがでしょうか?
中古・リノベーションマンションの流通プラットフォームに関する知識をわかりやすく提供するため、カウカモ(cowcamo)で日々勉強中。築古マンションの魅力とリノベーションのメリット・デメリットについて深く学び、読者の皆様が最適な選択をできるようサポートしたいと考えています。最新の住宅トレンドや資産価値の維持に関する情報も発信していくので、ご期待ください。
中古・リノベーション住宅の専門エージェントチームとして顧客の理想の暮らしを実現するため、物件選びからリノベーション、インテリアまで幅広く提案。ITツールを活用しつつ、一人ひとりに寄り添ったコンサルティングで、住まい探しから購入後までを一貫してサポートします。顧客志向と専門性を重視し、理想の住まいとの出会いをプロデュースします。