左上・成城学園前の駅ビル「SEIJO CORTY」にはスーパー・書店・薬局・楽器屋・インテリアショップやレストランなど、合計36もの店舗が集まっています。/右上・名前の通り、ここ成城から店舗を拡大していったスーパー「成城石井」。/左下・1階にはパン屋さん、2階ではハンバーガーがいただける「Kiriy's Fresh」。ランチにハンバーガーをいただきましたが、とっても美味しかった! /右下・ 成城は道路が碁盤の目のように整備され、駅前から複数の並木道が続きます。


cowcamo営業担当が売主さまにヒアリング!

Q1)物件の「売り」はどこですか?

プリツカー賞、日本建築学会賞など、様々な受賞歴を持つ妹島和世氏による設計のタウンハウスです。物件自体も2008年度のグッドデザイン賞を受賞しており、雑誌「新建築」の表紙を飾ったこともあるんですよ。多数のキューブがパズルのように組み合わさり、地下1階から3階まで、全14戸が異なった間取りで構成されています。今回販売しているお部屋は地下1階と1階のメゾネットタイプ。コンペが開催された際、「採光と通風と緑」が大きなテーマだったこともあり、こちらのお部屋には専用庭があり、大きく取られたお部屋の窓からは、それぞれ絵画のように違った印象でお庭を見渡すことができます。

Q2)間取りや内装のこだわりポイントは?

そのままで十分に魅力的な内装ですので、竣工時からほとんど手を加えておりません。1階はリビングスペース・ダイニングキッチン・寝室の3部屋が専用庭を囲むように位置しています。玄関を入って正面がリビングスペースとなるので、人目が気になるという方は地下1階をリビングとして使うのもよいでしょう。床材は優しい色の無垢材で、建物の外壁に使われているピンクのレンガタイル同様、お部屋全体を柔らかな印象に仕立て上げています。前オーナー様が洗面と一体型のトイレに抵抗があり、元々ウォークインクローゼットだった地下1階の北西側に個室のトイレを設けられています。

Q3)立地や周辺環境の魅力は?

成城は都内でも有数の高級住宅街として知られています。学園を中心に街づくりが進められたこともあり、古くから文化人が集い、環境を大切にするため『成城憲章』なる街づくりのルールが設けられ、この街の秩序が維持されています。元々駅前にはスーパー「成城石井」や、老舗の洋菓子店、ブティックなどが軒を並べていましたが、2006年に駅ビル「成城コルティ」が誕生してからは、ますます賑やかさと華やかさが増した印象です。物件自体は駅前の賑やかさからは少し距離を置いた、非常に閑静な住宅街の中に位置しています。

Q4)どんな住まい手にオススメ?

ご夫婦おふたりや、小さなお子さまのいらっしゃるファミリーの方々、外国人の方にもご検討いただきたいですし、地下の広々としたスペースを有効に活用し、音楽家の方や芸術家の方にもオススメさせていただきたいと思います。


cowcamo営業よりひとこと

金沢21世紀美術館を手掛けたことでも有名な妹島和世氏による集合住宅。建築家がデザインした住宅に住まう・・・そう想像しただけで、建築がお好きな方であれば、誰もが心躍るのではないでしょうか。活気ある成城学園前駅から緑の美しい並木道を抜けると、大きなお屋敷がいくつも建ち並び、閑静な住宅街へと景色が変わります。街並の中に現れる大小のピンク色のキューブは、住み手の好奇心をくすぐるように、建物の間に小さなお庭があったり、四角く大きな窓が様々な方向に切り取られていたり。全てがランダムのようでいて、計算しつくされているからこそ、心地よい空間が実現できているのだと思います。ここで暮らすことを楽しみたい方は、ぜひともご検討ください。


左上・閑静な住宅街に現れる大きなゲートと、ポコポコと連なる今回の物件。/右上・ゲートの横には、住居と同じくキューブ型のポストと宅配ボックスが。/左下・優しいピンク色のレンガタイルが印象的な外観。ふたつとして同じ間取りのお部屋はありません。/右下・お部屋の玄関には、こちらの可愛い小道を通ってアクセス。


玄関を入ると、この開放感! 目の前のコートヤードがこちらのお部屋の専用庭。1階はお庭を中心に3つのお部屋が連続しており、それぞれのお部屋にいながらも、他のお部屋の気配を感じることができます。


リビングの右手にはダイニングキッチンが。シンプルだけど、シンクが広かったり、食洗機がついていたり、使い勝手がよさそう。


ダイニングキッチンから見える眺めがこちら。キューブとキューブを繋ぐ部分には、天井までガラス張りになっているという心憎い演出が。



リビング左手の寝室部分。窓が大きく、朝も気持ちよく目覚めることができそう。


寝室には大型のクローゼットが。天井まで目一杯ものを収納することができます。



地下へと続く階段部分。押し入れサイズの収納も用意されているので、掃除道具やゴルフバッグをしまうのによさそう。ここにも大きな窓が設けてあるので、地下にも明かりが柔らかく届きます。


地下のスペースにはトップライトが2箇所。私だったら、ここをシアタースペースにしたり、小さな音楽スタジオをつくったり、思い切り趣味のスペースに染めたい! と妄想してしまいました。



1階と地下を結ぶ階段は、無駄なく収納も完備。


左・洗面所はカウンターが広く取られていて使いやすそう。写真には写っていませんが、同じ空間の中にトイレもあります。/右・お風呂はシンプルなユニットバス。



左・前オーナー様が手を加えられたという元ウォークインクローゼットだった部分。/右・奥まで進むと個室のトイレが。


左上・物件から駅とは反対側に5分程歩くと、商店の並ぶエリアが。100円ショップの「ダイソー」は2階建ての大型店舗。/右上・アメリカのダイナーのような雰囲気を感じるピザ屋さん「シェイキーズ」と「サーティーワンアイスクリーム」。/左下・手作りのお惣菜、スイーツの他にお花の販売もする「ティンラ成城」。/右下・昭和30年代から営業しているという「成城フードセンター」には、精肉店や鮮魚店が。懐かしい雰囲気が◎。


取材・文・撮影:cowcamo