売主さまのご紹介

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Sさま

ご夫婦とふたりのお子さまで暮らす、Sさまファミリー。2019年のマンション竣工時から大切に住まわれてきた “一点もの” の住まいですが、お子さまの就学に伴いお住み替えを決意されたそう。ご夫婦の人柄が現れた、温かみのある住まいをご覧ください。

ピチピチの 2019年生まれ

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ご家族が暮らしているのは、総戸数10戸のコーポラティブハウス。細則はありますが、ペットは犬猫あわせて2匹まで飼育可能です。

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コーポラティブハウスとは、マンションを建てる段階で入居者を募集し、希望に沿って各住戸の形状やデザインを決めていくもの。自由度が高く、こだわりの住戸を造れるのがポイントです。

売主さま

もともとコーポラティブハウスに決めて物件を探していました。ほかの住民の方々とは竣工時から顔見知りで、子ども同士が遊ぶことはあったりしますが、みなさんほどよい距離感を保ちつつ暮らしています。おかげさまで居心地がいいですよ。

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左上・センスのいい植栽に彩られたエントランス。住戸へは正面の階段を登ってアプローチします。/右上・1階の廊下には駐輪場を併設。屋根があるので多少の雨では濡れないんだとか。/左下・住戸が所在する2階の廊下はこんな感じ。/右下・手前が住戸の玄関ドア。2019年築ということもあり、設備はまだまだピカピカです!

売主さま

エントランスにはオートロックと宅配ボックスを完備しています。また、駐輪場は2台まで無償で利用することができますよ。

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週に1回、清掃員さんが巡回で勤務されているそう。

ではでは、 お邪魔します

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ガチャリと玄関ドアを開けると、ワイドな土間がお出迎え。L字型のシューズラックに加えて、右側にはベビーカーや自転車を置けるスペースが確保されています。

売主さま

土間は、キャンプ用品や自転車を置くことを考えて広めに確保しました。あと、共用廊下に面した出窓は、PCを置いて立ち仕事をするのにちょうどいいんです!

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キャンプとリモートワーク……世の中のニーズにぴったり応える土間ではないですか!

廊下の突き当たりにある 洋室A+B

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ふたつある個室は、中央にある引き戸を開け放つことでひとつなぎにすることが可能。

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引き戸を開け放てば、二面から入る光がしっかりと室内を照らします。腰窓を開けると正面に建物があり、視線の抜けはありませんのでご留意を。

売主さま

ゆくゆくは子ども部屋を確保できるように、引き戸で仕切れる間取りにしました。現在は寝室として使っているのですが、朝になるとたっぷり光が入るので、引き戸を閉めてぐっすり寝ています(笑)

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洋室Bの奥にはウォークインクローゼット(WIC)、洋室Aにはハンガーパイプ付きの枕棚を完備。

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左・引き戸を閉めると洋室Bはこんな感じ。書斎にしたら集中できそう。/右・洋室AのWICは容量たっぷり。大きな枕棚とハンガーパイプがコの字に備わっています。

廊下に戻って

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洋室を後にして廊下に戻ったカット。右手には階段が……そう、こちらの住まいはメゾネットタイプなんです!

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廊下にある水まわりは後ほどチェックするとして、まずは2階を見てみましょう(ウキウキ)!

ジャーン

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2階は全体がLDKになっている造り。ウッディで温もりのある空間です。

売主さま

リビングスペースには床暖房を完備していますよ。

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角度を変えると……南向きの窓の大きさと天井の高さにびっくり!

売主さま

建物の構造上、天井が傾斜している造りなんです。天井高は一番高いところで約4mありますよ。

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わーお、日本の住宅でこれだけ大きな窓があるのはめずらしい! 開放感が全然違いますね〜。

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ヘリンボーン張りの無垢フローリングに、キリッと映えるステンレス製のキッチン。無駄のないスタイリッシュさがGOODです。

ああ、素敵

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青空に映えるダイニングスペースがとっても素敵で、思わずパシャリ。その右奥にはデスクスペースが設けられています。

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窓の向こうにはほかの建物の屋根がありますが、しっかりと空を仰げます。窓が大きいので、青空を眺めながらダイニングで過ごせそうですね。

売主さま

デスクスペースだけでなく、LDKの各所にテレビ線付きのコンセントを設けています。自由度高く家具を配置していただけると思いますよ。

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先ほどの大きな窓と、左奥の小さな掃き出し窓を開けると風と光が通り抜けて気持ちがいいのだそう。

キッチンをチェック

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空間のアクセントになっているステンレスキッチン。4口コンロと食洗機完備はうれしいところ!

売主さま

キッチンはできる限り大きいサイズのものを採用しました。アイランドタイプにしたかったのですが、スペースを確保するため壁付けにしています。

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LDKの奥には、おこもり感のある “小下がり” スペースが。フローリングの張り方に変化を加えて、わずかに段差も低くなっています。

売主さま

ここは子どもたちの遊び場として活躍してくれています。天井高は一番低いところで約50cmなので最初は圧迫感があるかもしれませんが、慣れていただけると幸いです(笑)

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ちなみに、小さがり奥の引き戸の中は収納になっており、売主さまはクリスマスツリーなどを寝かせてしまわれていました。

ちょこっとバルコニー

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北向きのバルコニーは、大人ふたりが立てるくらいのサイズ。目の前には戸建てが建っています。

売主さま

洗濯物の物干しは、洋室の窓際にあるスポット型の物干し金具を使っています。浴室乾燥機も備わっているので、そちらを使うのもありかと!

大きな窓に 吸い込まれそう

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大きな窓に向かって、高くなる天井。スタイリッシュな景色にうっとりです。

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ではでは、1階に戻って水まわりを拝見しましょう!

まずは洗面脱衣室

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すっきりとした印象の洗面脱衣室。洗面台の向かいには、洗濯機置き場と、リネン類や洗剤をしまっておける可動棚が備わっています。

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左・バスルームには追焚き機能と浴室乾燥機を完備。/右・トイレは手洗い機付きです。

ある日、森の中 素敵なお店に出会った

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物件から少し歩いた住宅街に、スタイリッシュなデザイナーズ住宅が並ぶ一角が。森の中に足を踏み入れたかのような涼しげな空気の中には、素敵なお店がずらりと並んでいます。週2日しか営業していないというカレー屋さん「kitchen and CURRY(キッチン アンド カリー)」(左上)や花とグリーンのアトリエ「malta(マルタ)」(右上)は、売主さまも行きつけなんだそう。(550m 徒歩7分)

売主さま

パン屋さん「Boulangerie Cadeau(ブーランジェリー・カドー)」(左下)やドーナツ屋さんの「dear DONUTS(ディアドーナツ)」(右下)もおすすめですよ。

いいですよね 緑が多い住環境

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左上・「世田谷区立羽根木公園」の緑豊かな敷地内にはプレイパークやグラウンドがあるので、お子さまやペットと訪れるのにぴったり。(550m 徒歩7分)/右上・物件の最寄りである「東松原」駅のすぐ近くにある「あるがまま」。売主さまが教えてくれた、ほっこり度MAXの定食屋さんです。(350m 徒歩5分)/左下・「新代田」駅近くにある「RR(アールアール)-coffee tea beer books-」は、駄菓子屋さんだったという家屋をリノベーションしたコーヒースタンド。心地よいサウンドが流れる2階はイートインスペース兼ギャラリーになっています。(800m 徒歩10分)/右下・2路線が乗り入れる「明大前」駅も徒歩圏内。駅前には活気のある商店街「明大前すずらん通り」が延びています。(750m 徒歩10分)

売主さま

京王井の頭線の「東松原」駅(徒歩5分)と「新代田」駅(徒歩10分)、それから京王線「明大前」駅(徒歩10分)と「代田橋」駅(徒歩11分)が徒歩圏内です。自転車で「下北沢」や「梅ヶ丘」方面にも行けるので、このエリアが好きな人にとってはうれしい立地だと思います。

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いや〜、本当に素敵なお住まいと住環境。本日はありがとうございました!


なお、こちらの物件は売主さまが現在居住中のため、ご内見の日時に調整が必要な場合があります。あらかじめご了承くださいませ。

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カウカモ編集部より

筆者、戸建て育ちだからでしょうか。階段があるメゾネットタイプの物件にワクワクしてしまいがちなのですが、上階に上がったときの感動は今回が過去イチでした。

そんな感動を覚えさせてくれたのは、日本の住宅とは思えない表情を見せてくれる大きな窓と、最長高4mもの天井高。天井は傾斜しているため圧迫感がある箇所はあるものの、その形状が逆にスタイリッシュで、ウィークポイントを補うゾーニングテクニックも光っています。


そのほかにも、キャンプギアやベビーカーを置くために広く確保した土間や、大きなステンレスキッチンなど注目ポイントはたっぷり。LDKのフローリングがヘリンボーン張りの無垢材だったことも、個人的にはグッときちゃいました。

建物は2019年に竣工したばかりのコーポラティブハウス。まだまだピチピチでセンスのいいルックスもさることながら、“価値観の近い人が集まる” というコーポラティブハウスならではの魅力も◎ 住民同士がほどよい距離感を保って、心地よく暮らしているんだとか。


立地する “羽根木エリア” は治安のよい住宅街で、緑がとっても多い環境。なんでも “羽根木” という名前の由来は、樹木が多く茂っていて、たくさんの鳥が飛んできていたからなんだそう。また、4駅が利用可能で、都心へのアクセスが良好なのもうれしいところです。

そんな環境のよさや売主さまのお人柄も相まって、『もう少しこの窓辺でゆっくりしていたい……』そんなことを思いつつ終えた取材でした。筆者と同じように、愛着を感じていただける方に、ぜひ住み継いでいただきたい “一点もの” の住まいです。

writer / editor:酒井 大作