至福の寝心地のために

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クイーンサイズのベッドをゆとりを持って中央に配置した寝室が、今回の主役。玄関ドアを開くと広がるLDKや、効率性に配慮したゾーニングも、すべては「良質な睡眠のための生活動線」を考えた間取りです。

売主さま

「水天宮」や近隣エリアで忙しく働く、おひとり〜おふたり暮らしの方へ。『良質な睡眠を享受できる住まいとはなんだろう?』と考えながら、企画・設計しました。

それでは玄関から 見ていきましょう

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左・可動棚が備わった玄関スペース。/右・荷物の宅配時など、室内を見られたくないときはカーテンで仕切ることができますよ◎

売主さま

あえて廊下を設けないことで、LDKのゆとりを確保しました。室内にディスプレイしている家具は照明とカーテンを除いて付帯しませんが、ご希望の場合は販売のご相談も可能です。

約11.6帖のLDK

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LDKには、北西向きの掃き出し窓から光が届きます。写真左手の扉は水まわりにつながっていますよ。

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取材時があいにくの曇天だったこともありますが、日中でも照明を点けていないと、やや暗く感じるカモ。ただし住まい全体を「寝床」と考えると、心地よい明るさと言えそう。自然光の入り方は現地でご確認ください。

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リビングスペースにはネイビーブルーのカーペットが敷かれています。淡いライティングに照らされて、ムーディーな魅力を放っていますね。

左を向けば

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引き戸の先には、約6.1帖の洋室が。クイーンサイズのベッドは、カーテンに包み込まれる形で鎮座しています。

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続いて正面からご覧ください。壁にはニッチカウンターが備わっており、小物などを置くことができますよ。

売主さま

良質な睡眠環境の要素として “光” に着目し、スマートライト「Philips Hue(フィリップス ヒュー)」を搭載しました。お休み前のリラックスタイムには温かい色味に切り替えるなど、灯りで一日の生活リズムを整えることができます。


照明は「muiボード」のタッチパネルディスプレイでも操作可能です。夜は寝室にスマートフォンを持ち込まずに、デジタルデトックスをしてみてはいかがでしょうか?

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ベッドからの風景。カーペットが洋室側まで続いているので、奥行きが生まれ、空間がより広く感じられます。

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壁面にプロジェクターで映像を投影して、ホームシアターを楽しむのもよさそう。

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カーテンを閉めてみるとこんな感じ。視界がやわらかく遮られて、眠りに集中できそうです。

売主さま

周囲の明るさによって透過度が変わる、カーテンの表情にもご注目ください。夜に外が暗くなると、より実感いただけると思いますよ。

眺望はこんな感じ

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通りを挟んで正面に建物があります。距離は取れていますが、視線が気になるタイミングもあるカモ。

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バルコニーは幅・奥行きともに余裕ある造り。お隣が気になる方は、大きめの植物を置いて目隠しをするとよさそうです。

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すぐ近くに首都高速道路のジャンクションがあるため、バルコニーにいると車の走行音が大きく聞こえてきます。


ただし今回の住戸は二重サッシを採用しているため、室内ではまったく聞こえてきませんでした。音の聞こえ方には個人差があるので、現地でご確認くださいね。

室内に戻って

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では、キッチンと水まわりを見てから部屋を後にしましょう。

売主さま

忙しい朝や、帰ってきて眠るまでの身支度の時間を効率的にするために、キッチンと水まわりを集約しました。

キッチンは コンパクトに

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キッチンは2口コンロタイプ。シンクとコンロはともに小さめなので、外食・中食がメインの方にフィットしそう。

最後に 水まわりをチェック

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左・コンパクトな洗面台。お隣の引き戸を開けると……/右・上部収納が備わったトイレが。

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左・脱衣スペースの上部にはカーテンレールがあり、ふたりで同時に利用できるよう工夫されています。/右・1216サイズのバスルーム。浴室換気乾燥機付きです。

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左・洗面台と脱衣スペースの脇を通った先にはウォークインクローゼット(WIC)が。/右・手前には可動棚もあり、バッグや小物類はこちらに収納することができます。

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居室ではなく水まわりに大きなWICがあることで、生活空間がスッキリとした印象になりますね。

「水天宮」駅から 徒歩2分

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1981年に竣工した、総戸数55戸の建物。2014年に耐震補強工事を実施済みで、新耐震基準に適合していますよ。

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左上・通りに面したエントランス。/右上・共用ロビーには宅配ボックスを完備。/左下・エレベーターはモニター付きで、セキュリティ面に安心感あり◎/右下・ご紹介した住戸は6階に所在しています。

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取材時は別住戸がリノベーション工事中だったため、ロビーに資材が積まれていましたが、完工時には撤去されます。

仕事もグルメ散策も おまかせあれ

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左上・最寄りは東京メトロ半蔵門線「水天宮前」駅(徒歩2分)。さらに、「人形町」(徒歩9分)・「茅場町」(徒歩9分)・「浜町」(徒歩10分)の合計3駅4路線を利用できます!/右上・「水天宮前」駅の地下鉄出入り口には、羽田・成田空港へのリムジンバスが発着する「東京シティエアターミナル T-CAT」があり、出張や旅行の移動もラクラク。/左下・バターロール専門店「PARKER HOUSE BUTTER ROLL(パーカーハウスバターロール)」。休日の朝、とっておきのバターロールを楽しむのはどうでしょう?(550m 徒歩7分)/右下・2022年7月にオープンしたばかりの「sunaga(すなが)」。ステーキ百名店にも選ばれたことのある名店が始めたカレーショップなのだとか。これは通ってしまいそう……(800m 徒歩10分)

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カウカモ編集部より

今回の舞台は “水天宮エリア” 。すぐそばの隅田川から水辺のさわやかな空気を感じつつ、“清澄・門仲エリア” も暮らしのテリトリーになるという、東京の東側を楽しみ尽くすにはぴったりの環境です。そしてこのエリアは、なんといっても機動力の高さが自慢。複数駅を使い分けられて、バスを使えば羽田・成田空港へのアクセスも良好という、アクティブな暮らしを謳歌する方にぴったりのエリアなんです。

今回の物件は、まさにそんな方に向けた住まい。売主さまによると、『昔も今も変わらず、仕事も遊びも旅することも充実したこの街に住む人は、きっと “一日の終わりに至福の寝心地が待っていることが何よりの幸せ” ではないかと考えました』とのこと。

その思惑通り、日々を忙しく動き続ける旅人が喧騒から離れ、深く眠るひとときを演出する住まいだと感じました。効率的な水まわりで身支度を終え、洋室で心地よい灯りに包まれ、眠りに夢中になれる……質の高いホテルのような体験が待っています。

writer:清水 駿/editor:軽部 優海