まさに都心の “皇居西側エリア”

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左上・東京メトロ南北線, 有楽町線, 都営新宿線「市ヶ谷」駅までは徒歩6分。JR中央総武線の「市ヶ谷」駅までは徒歩10分です。/右上・春には満開の桜が水面に映える「千鳥ヶ淵」。自然を感じられる立地でもあります。/左下・「番町文人通り」は、その名の通り、明治から昭和にかけて、多数の文人が暮らしたことで知られています。当時の面影を残すしっとりとした街並みに、現在は案内プレートが設置されています。(徒歩11分)/右下・マンションの真裏にある「バチカン大使館 ローマ法王庁大使館」。森のような緑に囲まれて、閑静な雰囲気を醸し出しています。大使館が多いのも、このエリアの特徴。(徒歩4分)

緑に包まれたマンション

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大妻通りを少し入ったところに、お目当のマンションがありました。敷地には奥行きがあり、地下が駐車場になっています。

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左上・こじんまりとしたエントランス。巡回管理ながら、清掃も行き届いています。/右上・このロビーから先がオートロックになっています。管理人室の脇には宅配ボックスも設置されています。/左下・共用廊下を進むとエレベーターが。/右下・住戸の前までやってきました。半分外廊下のようになっているので、比較的明るい部分に位置しています。

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左・温かみのあるオフホワイトでまとめられた玄関ホール。L字型の専有部分を活かし、廊下が長めに取られています。/右・玄関に向かって右手に、水周りがまとめられています。

売主さま

専有部分の給排水管は、新しいものに交換してあります。

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左・独立式トイレの前は、両脇が可動棚。シューズクローゼットとしてお使いください。/右・すっきりとした、タンクレストイレ。収納スペースはありませんので、置き型のもので対応するか、棚を取り付けるとよさそうです。

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左・コンパクトにまとまった洗面脱衣室。置き型の洗面ボウルが高級感を演出しています。/右・バスルームは、浴室乾燥機能付きです。

LDKにやってきました

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11帖弱と、コンパクト目な空間ですが、オフホワイトの内装と、ワイドな窓のおかげで開放的に感じられます。ペニンシュラキッチンの背後には余裕があるので、写真のように収納家具を置くことができます。

売主さま

家具はご参考までに、ディスプレイとして設置しております。

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キッチンからは、お隣の洋室も室内窓を通して見ることができます。外は先ほどご紹介したバチカン大使館の敷地に面しており、ツタに覆われた塀は雰囲気があります。

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キッチンの左側には、パントリーとして使えそうな収納付き。ダイニングテーブルをキッチンに寄せれば、かなり動線よくお料理ができそうです。

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ペニンシュラキッチンの一部も可動棚になっています。コンパクトな住戸ですが、収納はかなりふんだんに設けられているので、スッキリとお住まいいただくことができそう。

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視線が通る室内窓のおかげで圧迫感も少なく、明るい室内を実現できています。窓辺のソファでのティータイムも、心落ち着く時間になりそう。

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角度を変えてもう一枚。続いては、室内窓越しに見える洋室をチェックしましょう!

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約4帖の洋室。LDKから見えそうで見えないよう、ほどよく設計されています。プライベートスペースとして落ち着ける空間になりそう。

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クローゼットは、一般的なサイズ感のものが設置されています。視線が気になってしまう方は、室内窓にブラインドやカーテンを設置されるといいかも。

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でも、住戸内のどこにいても、ワイドな窓が全部見渡せるのは室内窓のいいところですね! 南向きのため、気持ちのよいお目覚めができそうです。うっすらと鳥の声が聞こえてきて、しっとりとした気持ちになります。

帰りは「半蔵門」駅から

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左上・東京メトロ半蔵門線「半蔵門」駅までは徒歩8分。なんと全部で2駅5路線が利用できる立地です。/右上・老舗の洋菓子店「村上開新堂・山本道子の店」。現在クッキーは紹介制&予約販売のみとなっていますが、レストランのランチは一般に解放されています。まずはランチから、老舗の雰囲気を味わいに行ってくださいね。(徒歩9分)/左下・お肉がゴロゴロ入ったビーフカレーなど、美味しい欧風カレーをいただける「Petit feu a la Campagne(プティフ ア ラ カンパーニュ)」。ランチタイムは込み合いますので、ご近所特権で空いている時間を狙ってください!(徒歩7分)/右下・「Le Grenier a Pain(ル グルニエ ア パン)」は、パリで人気のパン屋さんの日本支店です。洋菓子もオススメ!(徒歩8分)

cowcamo

カウカモ編集部より

“番町” というと、何を思い浮かべますか?

もしかしたら、有名な怪談「番町皿屋敷」を思い浮かべた方が、いらっしゃるかもしれませんね。もともと “番町” というのは、旗本のお屋敷がずらりと並んでいたエリア。本物のお屋敷街だったため、外からは中の様子が一切わからなかったとか。そこで庶民が想像をたくましくして生まれたのが、有名な怪談の数々だったそうなんです。

現在ではオフィス街の印象が強い場所ですが、江戸から続く山手高級住宅街の雰囲気は今でも健在。そこここに大きなお屋敷が点在し、跡地に建てられたマンションも、敷地が広くどっしりとした佇まいのものが多く見受けられます。今回ご紹介したマンション裏手にはバチカン大使館があり、静謐な空気が流れています。また、エリア内にある学校はミッション系の名門校が多いのも特徴。一口に “都心暮らし” といっても、こんな由緒正しい住宅街を選ぶなんて通ですよね。


お部屋は占有面積39㎡弱とややコンパクトな広さを、上手にまとめた1LDK。通な立地を選ぶオトナにピッタリの、無駄がない空間です。ご自宅で自分だけの時間を大切に過ごしたい方に気に入っていただけそうな、落ち着いた雰囲気があります。基本的に内装はシンプルで、室内窓などでちょこっとアクセントを効かせています。家具の選び方でもガラリと印象が変わりそうなので、ぜひお気に入りのものを揃えていただきたいですね。

周辺に点在するお店も、質の高い商品を取り扱うところばかり。都心だからこその洗練を楽しむ “番町暮らし”。はじめてみませんか?


訂正(2017年10月23日)

ペット飼育可否において「猫のみ飼育可」としておりましたが、「飼育不可」の誤りでした。訂正してお詫びいたします。

取材・文・撮影:cowcamo