カウカモでまさに “一点もの” の住まいに出会い、新生活を始められた皆さまを撮影させていただく「カウカモグラフ」の特別編!
本連載では、カウカモが提供する定額リノベーションパッケージ「LifeCatalog - renovation & livin'(ライフカタログ リノベーション&リビン)」を使って住まいづくりをされた方々にフォーカスします。
今回はライフカタログが提案する7つのスタイルのひとつ、「SIMPLE+」でリノベーションを行ったご家族のもとを訪ねました。
《プロフィール》
名前:Sさん(旦那さま)、Kさん(奥さま)、Aちゃん、Iくん
年齢: ともに40代前半、子ども(6歳、3歳)
職業: ともに会社員
趣味: カフェ・神社仏閣めぐり、旅行、読書
《この住まいについて》
場所:江東区
間取り:2LDK+WIC+土間
面積:61.64㎡
築年数:築49年(取材時)
工事内容:フルリノベーション
スタイル:SIMPLE+(シンプルプラス)
■2回目の家探しは、あえての「カウカモ」で
住み慣れた世田谷区の社宅から「清澄白河」にエリアを変えて、約60平米のマンションをライフカタログでフルリノベーションしたSさん一家。
あたたかな日差しが降り注ぐ、居心地のいいマイホームに出会うまでは、紆余曲折があったそうです。
Kさん:社宅に住める期限が迫る中で、タイミング的にも娘の小学校進学が翌年にあり、賃貸・物件購入問わず家を探しはじめました。
子どもが遊べる大きな公園が近くにあるエリアが良かったので、馬事公苑の近くや世田谷線エリアを中心に物件を見ていました。
けれど気に入ったエリアだと一軒家や低層マンションが多く、ファミリー向けの賃貸で満足のいくような家はほぼ見当たりません。自然と購入メインで物件を考えるようになりました。
Sさん:新婚時代に転勤があり、夫婦で京都に住んでいた時期もありました。
そのときにもマンションを買っていて、いまは賃貸に出している状況なんです。なので物件を購入するときに不動産屋がどんな対応するか、一連の流れを一回経験していました。
あるとき複数の不動産屋で紹介されている、世田谷のリノベ済み物件を見つけました。その中でもカウカモの物件紹介記事がとても好印象だったのと、何件か物件を見ている中で家探しに煮詰まっていたこともあり、あえてカウカモさんに内見をお願いしたんです。
そこでエージェントの小池さんに出会って、他社と全くちがうアプローチに驚きました。
■転機になった「どんな暮らしがしたいですか?」という問い
Kさん:以前家を買ったとき、不動産屋さんってどう家を売るかみたいな印象が強くありました。
でも小池さんは「どんな暮らしがしたいですか?」と私たちに問いかけてくれて、一緒に理想の暮らしを考えるスタンスだったんです。
当時は子ども中心で家を探していました。けれどその問いを受けて考えてたときに、自分の軸がずれていたように思えたんです。
世田谷に住んでいたときは、駅から社宅が遠いというのもあり、日常の生活範囲は公園や保育園が中心になっていました。
けれど京都へ引っ越す前に「水天宮前」で暮らしていた頃を思い返すと、出張で国内外へ行ったり、アクティブにあちこち出かけていったり、色んな人に会うことが好きだったことに改めて気づいたんです。
Sさん:夫婦で家探しの軸を考え直しているタイミングで、小池さんから「エリアを変えてみませんか?」と提案がありました。そこで今まで煮詰まっていたものが、一気に解消されたんです。
世田谷は子どもを中心に考えると環境的にはいいのですが、一方で子どもと過ごす以外の生活を考えたときに、正直不便ではありました。
清澄白河のエリアは新婚時代の思い出もあり、頭のどこかでは気にはなっていたんです。背中を押してもらえたことで結果的に引っ越しができ、職場もとても近くなり色んなことが便利になりました。
Sさん:あとは予算面でも、納得のいく買い物ができましたね。京都のマンションも持ったまま、2軒分のローンを組むとなると、世田谷では満足のいくような物件には出会えなかったと思います。リノベの根付いた清澄白河の街で、自分たちらしい家をリノベでつくれたのは本当に良かったです。
ご夫婦は家探しのエリアを世田谷から清澄白河に移すことで、難航していた物件探しの日々が嘘のように、1ヶ月ほどでこの物件に出会うことができました。
■シンプルで機能的な家具にあわせて「SIMPLE+」でフルリノベ
家探しの当初は、自らリノベをするなんて思ってもいなかったSさんご夫婦。しかしカウカモに出会い、ショールームで打ち合わせをする中で、徐々にリノベをしたいという気持ちが強くなったと話します。
そこで採用されたのが、好みのスタイルと自由な間取りを組み合わせることで、手軽にフルオーダーのクオリティが実現できる定額リノベーションパッケージ「ライフカタログ」というサービスです。
Sさん:カウカモで家探しをしているうちに、リノベ済みの家が味気なく思えてきて、どんどん自分たち好みの空間に住んでみたいと考えるようになりました。
とくにライフカタログの「SIMPLE+」の内装を体感できる吉祥寺のショールームは、いい刺激になりましたね。あれこれ悩まずに「カウカモで家を買うなら、リノベはライフカタログで」と、インスピレーションに従って家づくりが進められました。
7つのパッケージプランの中で「Mahoroba」も候補には上がりましたが、僕たちは無印良品や山崎実業などのシンプルで機能的なインテリアが好きなので、そのテイストとマッチするのは「SIMPLE+」かなと。
いまある家具もほとんど以前から使っているもので、自分たちの好きなテイストで空間がまとまり、ストレスなく暮らしています。
アクセントクロスを取り入れた書斎。
Kさん:実は家を探しはじめたタイミングで、友人が自分たちでフルリノベをした家をたまたま見に行ったんです。パーツを一つひとつ全部決めたり、リノベの途中で資材の値上げもあったりして、すごく大変だったと話していたことが印象的で。
夫婦それぞれが仕事と子育てに忙しくしている中で、ライフカタログのパッケージプランは好きなテイストが選べて、予算も標準仕様とオプションが視覚的にもわかりやすく、手軽に理想の暮らしを叶えることができました。
ライフカタログがなければ、そもそもリノベ自体を諦めていたかもしれません。
■収納力と造作キッチンにこだわって
新居は社宅から約20㎡ほどサイズダウンしたため、徹底的に断捨離をしたと話すおふたり。
間取りにも工夫をこらして、玄関には土間を拡張して収納をつくり、大きなファミリークローゼットを用意することで、4人家族でもすっきりとした暮らしを叶えています。
工事オプション:キッチン背面の造作カウンター、ワークカウンター、造作洗面台、室内窓+ロールスクリーン、土間拡張+ハンガーパイプ、二重窓(インナーサッシ)、照明スイッチとキッチンの引き出し・シンク・レンジフードの仕様変更など
そして住まいの顔とも呼べる、キッチンを中心とした家族の集まるリビングダイニングについてお話をうかがいました。
Kさん:キッチンの向きは壁付にするか、アイランドにするか、最後まで悩みました。スケルトンにしてみないとわからないことが多く、キッチンの床が全体的に一段上がってしまう可能性がありました。
カウカモさんも設計さんも臨機応変に提案をしてくださって、自分自身のこだわりを叶えたいというよりは、色んなプロの意見を聞きながら、間取りや内装を一緒に決めていったという感じです。
このキッチンに立っていると、ダイニングやリビングで過ごす子どもたちの姿が自然と視界に入ってきます。ふたりが仲良くしているのを眺めていると、幸せな気分になりますね。
キッチンからリビングまで遮るものがなく、見渡すことができる間取り。窓は追加オーダーで二重サッシにしたことで、冬でもあたたかく過ごせているそう。
アイランドキッチンは、3つのカラーバリエーションの中から「+mortar」を選び、ニュートラルな印象に。壁側には収納力たっぷりの作業台を配置し、空間をすっきりと見せています。
■子供の成長に合わせて、寝室は臨機応変に
リビングからの光を取り込む寝室の室内窓(オプション)。朝にブラインドを開けるのは、子どもたちの仕事なのだとか。
Sさん:寝室はいずれ子ども部屋になることを想定しています。女の子と男の子だから、部屋を分けたくなる時期がくると思い、真ん中に2段ベッドを置いて振り分けられるようにしました。
リビング側と廊下側に扉をふたつと、照明も2カ所に設置しました。扉は引き戸にすることで、空間が狭くても家族がスムーズに出入りできるようにしています。
ここを子ども部屋にしたとき、僕たち夫婦はリビングが寝室になるかもしれません。子どもの成長に合わせて、臨機応変に暮らしていければと考えています。
造作の洗面所は設計担当者からのアドバイスもあり、キッチンと同様にモルタルライクなものに仕様変更。
照明スイッチは主張の少ないものをセレクト。暮らしやすいようにコンセント位置にはかなりこだわったそう。
■リノベをしたら、人生が変わった
世田谷に住んでいたころは、子育てが生活の中心にあったと話していた奥さま。しかし改めて自分の軸を見つめ直し、思い切っていまの暮らしを選択したら、とある転機が訪れました。
Kさん:自分の人生の中で、リノベを経験するとは思ってもいませんでした。小池さんに伴走してもらいながら、家探しもリノベのプロセスもとても楽しくできた中で、一番の大きな変化は、以前勤めていた会社に復職が決まったことです。
元々は京都に行くタイミングで退職して、フリーランスで仕事をしていましたが、自宅を購入することを同僚に伝えたら「じゃあもう復帰できるね」と言ってくれて。
仕事でもプライベートでもさまざまな場所に行くことが多いのですが、「清澄白河」はどこへ行くにもアクセスがよくて、エリアを変えてみて本当に良かったと思います。
暮らしかたや考えかたを変えてみたら、大袈裟かもしれませんが人生が大きく変わりました。そのきっかけをくれたカウカモさんには、とても感謝をしています。
おふたりは固定観念に囚われず、変化を受け入れながら自分自身の軸を見つけ、柔軟に家づくりを進めていきました。
これからお子さんの成長とともに、新たな変化があったとしても、その時々に最適解を導き出して軽やかに乗り越えていくのではないでしょうか。
さてあなたは、どんな暮らしがしたいですか?
■ライフカタログについて詳しく知りたい方へ
「カウカモ」では、今回登場した定額リノベーションパッケージ「LifeCatalog - renovation & livin'(ライフカタログ リノベーション&リビン)」の内装を再現したショールームを公開中!リノベーションに興味のある方、ライフカタログについてもっと知りたい方はぜひお気軽に見学へお越しください◎
実際の中古マンションをリノベーションした空間を体感できるカウカモのショールーム。お好きなデザインを選んで見学できます。※画像はイメージです。
取材・文・撮影:アカセ ユキ/編集:本多 隼人