台東区谷中(根津駅)
ポケットに文庫本を忍ばせて
ディアプラザ根津
明治・大正期の文筆家たちが愛した “谷根千エリア”。南東向きの窓を額縁に、穏やかな「根津」の街並みが飾られた住戸です。ポケットに文庫本を忍ばせて、ご近所のレトロな喫茶店を訪ねたり、美術館でアートを感じたり……文豪気分でそぞろ歩けば、いつでも新しい発見と出会えそう。
現在ご紹介可能な物件は、中古・リノベーション住宅のオンラインマーケット「cowcamo(カウカモ) 」よりご覧いただけます。
文豪の街へようこそ
暮らしの舞台は “谷根千エリア” 。かつては森鴎外や夏目漱石などの文豪たちが暮らした街で、現在でも下町の雰囲気が色濃く残っています。古きよき喫茶店や美術館に囲まれて、穏やかな日々を送ってみませんか?
最寄りは東京メトロ千代田線「根津」。駅を出てすぐの根津一丁目交差点近くには、地域密着型のスーパー「赤札堂 根津店」があります。食料品から日用品まで揃っているので、毎日のお買い物に便利ですよ。(260m 徒歩4分)
cowcamo
到着しました
1983年竣工、新耐震基準に適合した総戸数68戸の建物です。地下1階にはテナントとして、24時間営業のフィットネスジム「JOYFIT(ジョイフィット)24 根津」と動物病院が入っています。
ゆったりとしたエントランスの右手には、自転車置き場とバイク置き場が。自転車置き場には空きがあり、1台につき月額1,000円で利用できます(2020年8月現在)。管理人室の横にあるオートロック扉の先はエレベーターホール。ご紹介する住戸は5階に所在しています。クリーム色の玄関扉がレトロで可愛い♡
売主さま
管理人さんは火・日曜日以外の週5日間、8:00〜16:00の間に勤務されていますよ。
こんにちは
玄関まわりには、収納がたくさん備わっています。2箇所の下足入れのほかにも大容量の物入れがあり、お掃除用品などをしまっておくことができそう。廊下の突き当たりにあるガラス入り戸の先はLDKです。
約13帖のLDK
南東向きの腰窓から光が射し込むLDK。右手にある扉の先は、後ほどご紹介する洋室Aです。
オール電化住宅なんです
IHクッキングヒーターが備わったシステムキッチン。右手にあるカウンターの下部は棚になっており、調理家電を置いたり調味料のストックを収納したりできますよ。
窓が額縁みたい
キッチン横からリビングダイニングを見たカット。緑の見える眺望が、シンプルな内装によく映えています。
ダイニングテーブルやソファ、テレビボードなどをすっきり置けそうな広さ。晴れた日の日中は、電気を点けなくても明るいですよ。
約6帖の洋室Aへ
洋室Aは、LDKと同じく南東向き。掃き出し窓の先には……
このような眺望が広がっています。左手にちょこんとのぞいているのは「東京スカイツリー」、遠くに見える緑は「上野動物園」の木々。台東区らしい街並みです!
コンパクトなバルコニー。室外機が置かれているため、お洗濯物を干すのはちょっと大変カモ。浴室乾燥機を併用するとよさそうです。
cowcamo
交通量が多い言問通りに面しているため、バルコニーに出ると車の走行音が大きく聞こえてきます。また、約1km先には「東京大学医学部附属病院」があり、物件の取材中には何度か救急車が通りました。ただ、二重サッシが取り付けられているので、室内では音はそこまで気になりませんでしたよ。
室内へ戻って
収納は折れ戸2枚分。エアコンの先行配管が済んでいます。
廊下へ戻り 約4帖の洋室Bへ
洋室Bには窓がありません。扉を閉めるとおこもり感があるため、寝室やワークスペースとして使うのがよさそう。右手にある扉の中はウォークインクローゼット(WIC)です。
最後に水まわりをチェック
洗面脱衣室の左右に、1216サイズの浴室とトイレがあります。
cowcamo
洗面脱衣室は、既存の照明のみだとやや暗く感じました。このままでも落ち着いた雰囲気で素敵ですが、もう少し明るさが欲しい方は置き型の照明などを追加してもいいかもしれません。
休日はどこへ行こう?
ご近所には「上野動物園」が。お散歩がてら、ジャイアントパンダをはじめとするたくさんの動物たちに会いに行けちゃいます。「上野恩賜公園」の広い敷地内には、そのほかにも「東京都美術館」や「国立科学博物館」など、知的好奇心を刺激してくれる施設がありますよ。(850m 徒歩11分)
「弥生美術館・竹久夢二美術館」は、高畠華宵を代表とする明治〜昭和の挿絵画家や、大正ロマンを描いた画家・竹久夢二の作品を堪能できる美術館。併設された「夢二カフェ 港や」では、ラテアートとともにその世界観を味わうことができます。(850m 徒歩11分)
カウカモ編集部より
ここ “谷根千エリア” は、レトロな喫茶店や昔ながらのこぢんまりとしたお店の宝箱。今回の舞台は、そのひとつ「根津」です。
東京メトロ千代田線のみが乗り入れる小さな駅ですが、ビッグターミナル「大手町」までは3駅。「日暮里」駅や「上野」駅へも緑を眺めながらアクセスすることができる、意外にも便利な立地なんですよ。
駅を出てすぐ目に飛び込んできた「文豪の街」という文字。その響きに惹かれつつ、言問通りに沿って歩くこと約4分。外観や共用部から品のよさを感じる建物が、ご紹介するマンションです。
たくさんの人が散策に訪れる “谷根千エリア” ですが、ご近所を見渡しただけでもついつい立ち寄りたくなるカフェやレストラン、バーなどがたくさん。(ちなみに筆者のオススメは、マンションから徒歩1分の所にある喫茶店「Le Prive(ル・プリーべ)」。可愛い看板猫たちが出迎えてくれる、 “元祖・猫カフェ” のようなお店です♡)
住戸は約53㎡を2LDKとした間取り。ちょっと個性的な形ですが、内装には海外のアパルトマンのような雰囲気もあり、インテリアで遊ぶことができそうだと感じました。また、窓の外には大きな空の下に「東京スカイツリー」や「上野動物園」の敷地の緑を望み、穏やかな気持ちになりますよ。
この環境、お散歩好きの方にはきっと気に入っていただけると思います!
お問い合わせ、お待ちしております。
writer / editor : 軽部 優海
お目当てのマンションまでは、言問(こととい)通りをまっすぐに進むフラットなアプローチ。途中には個人経営のレストランやバーが軒を連ねており、行きつけを見つけるのが楽しそうです!