売主さまのご紹介

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Kさま

40代前半のご夫婦と3歳の男の子の3人家族。東京に来てからというもの、ずっと目黒区にお住まいだったという売主さまが選んだ住まいとは? お子さまの成長に合わせ将来手狭になることを見越して、泣く泣くお引越しを決断されたのだそう。

目黒の西側なのに “NO・坂道”

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左上・今回ご紹介する物件の最寄り駅は人気の「目黒」。駅前には複数スーパーがあって便利です。/右上・「日の丸自動車学校」方面へ、平坦な道を進みます。こちらは惣菜パンが人気の老舗パン屋「HOBS(ホーブス)」(200m 徒歩3分)。/左下・同じ三田通り沿いにあるのが「COMPLEX UNIVERSAL FURNITURE SUPPLY」(190m 徒歩3分 )。インテリア好きは必見の一店です。/右下・お子さまを遊ばせるなら、遊具のある「三田公園」へ(240m 徒歩3分)。

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坂道が避けられないイメージの「目黒」駅・西口エリアですが、こちらの三田通り沿いは平坦にアクセスできてラッキー! これだけでも株がグンと上がりますね。

ご主人さま

電車が便利なのはもちろん、バス便も充実しているので大抵の場所にはスムーズに移動できますよ。恵比寿・渋谷・代官山は歩くのにちょうどいい距離なので、散歩がてらよく出かけます。

1階に巨大冷蔵庫

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駅から歩くこと5分。本日ご紹介するマンションがこちらです! なんと1階には22時まで営業している酒屋の「信濃屋 目黒店」と、24時まで営業している「まいばすけっと 上大崎2丁目店」が!

奥さま

駅から近いのでお友達がよく遊びに来てくれるんですが、お酒が足りなくなったら「信濃屋」に行けばいいし、食材の買い忘れがあれば「まいばすけっと」に行けばいいという。

ご主人さま

もう本当に、我が家の巨大冷蔵庫として活躍してくれてます(笑)

重厚なお顔立ち

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左上・エントランスは三田通りの反対側にあり、一気に閑静な雰囲気に。ドッシリしていて頼り甲斐がありそう。それもそのはず、こちらは有名ヴィンテージシリーズのひとつで、施工は大手デベロッパーの竹中工務店なんです。/右上・階段を上って2階まで。こちらには夜21時から朝8時まで施錠されるオートロックが付いています。/左下・日によって勤務時間は異なるものの、管理人さんは週6日いらっしゃいます。宅配ボックスがあるのもうれしい!/右下・エレベーターに乗って3階まで。ホテルライクな内廊下になっています。左側に写っているのが、ご紹介する住戸の玄関ドア。

奥さま

住み始めてからオートロックが付いたり、宅配ボックスが設置されたり、エレベーターが新しくなったり。購入当時、管理体制がいいことも決め手のひとつだったんですが、まさかここまで充実するとは思いませんでした。

ご主人さま

去年(2019年)の夏頃には、各住戸の窓サッシも新しくなったんですよ。三田通りって結構交通量が多いんですが、以前と比べて騒音がほとんど気にならなくなりました。

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管理費・修繕積立金の額は、平米数に対して若干お高めな印象。でも全33戸と戸数が少ないことや、手厚い管理体制・修繕履歴とくれば納得感は増しますね!

お邪魔します!

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玄関ドアを開けた瞬間「あ、素敵な物件だ」って確信するこの感覚、お分かりいただけるでしょうか? ラフでありながら温もりもあるこのトーン!

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左・土間はマンション外壁とお揃いのレンガタイル貼り。分譲時からのものを活かしているのだそう。クラシカルで好き! さらに壁一面、梁下まで目一杯確保された巨大なオープン棚。“靴好き” さんは注意しないと、調子に乗ってどんどん買い足してしまいそうですね(笑)/右・下足棚のお向かいには手洗い付きのトイレ。モルタルや木の表情がイマっぽいです。

奥さま

靴も服もたくさん持っているので、リノベーションする際、設計者さんに「収納をたくさん確保してほしい」とお願いしました。

南西向きのワンルーム

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重厚な木製引き戸を開けると、窓が連なる明るい空間が広がっていました! 外に視線が抜けて何とも気持ちがいい。

窓の外に目をやると 爽快な「富士山」ビュー

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取材時はあいにくの雪だったので、晴れた日の写真を売主さまにいただきました。ご覧下さい! 正面に「富士山」が!!

ご主人さま

これは我が家の自慢です! 元々ここに洋室がふたつあったんですが、開放的にしたかったし、この “富士山ビュー” を堪能したくて、広いワンルームにリノベーションしました。

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わぁ、縁起がいい◎ それに通り沿いって建物で塞がれてることが多い中、抜けのある景色が得られること自体すごくラッキーですね! これはポイント高いです!

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お部屋の端っこから奥を見渡すとこんな感じ。元々天井があった部分から上は、コンクリート剥き出しの状態になっています。

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反対側を向いたカット。LDKのスペースだけで約15.7帖と広々しています。窓の下には、お子さまのオモチャをしまうシェルフが。壁面を有効活用できるのが、腰高窓のイイトコロ◎

奥さま

フローリングや建具のオイル、壁面の珪藻土は自分たちで塗ったんですが、特に壁は3回も重ね塗りして大変でしたね! 途中で主人が指を怪我したので、最後はわたしがひとりで仕上げました(笑)

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7年間もお住まいだったとは思えないくらい、床も壁もキッチンもすっごくきれいな状態でビックリしました!
それに新規交換されたサッシに複層ガラスが使われているから室内が静かだし、今日みたいな雪の日でも暖かいですね。

ちなみに山手線・湘南新宿ラインの線路も近いのですが、取材中電車の音は一度も気になりませんでした。個人差があると思うので、皆さまも現地で確認してくださいね。

シンプルなキッチン

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カウンターの上にも下にも空間があるので、いくらでも物が置けてしまいそう。ちなみにLDK入り口の引き戸を開けると冷蔵庫が隠れるようになっています。真ん中に開いた窓が気になりますが、それは後のお楽しみ。

CLOSE / OPEN pt.1

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キッチン横にはご覧の収納スペースが。レンジやトースターは右側のオープン棚へ、食器類は扉付きの棚へと、しっかり分けてしまうことができそうですね。奥行きが深くて収納力大!

奥へと進み CLOSE / OPEN pt.2

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むむっ、ワンルームに突如カーテン! 開けるとそこはベッドスペース。

奥さま

仕切れるようにカーテンを付けたのですが、いまはほとんど開けっぱなしで生活しています。完全な個室が必要な場合、壁やドアで仕切ることももちろん可能ですよ。

収納力がすごい

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ベッドスペースの横幅いっぱいに取られたこちらのクローゼット。開けると……

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こんなにズラっとお洋服がかかるようになってるんです! 下にボックスを足せば引き出し収納の完成。そして見逃せないのがクローゼットの上にも空間があること。バンカーズボックスを2段重ねることだってできちゃいそう。

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天袋収納はL字になっており、売主さまはこちらの下にもスチールラックを置いてらっしゃいます。そしてなんと、こんなところに隠し扉が!

ぬかりなく可愛い水まわり

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左・フローリングから1段上がり、水に強いモルタル敷きの洗面脱衣室。/右・洗面台には金縁のミラーが設置されていました。売主さまのように収納ボックスやシェルフを活用すれば、リネン類なんかもスッキリしまえそうです。

奥さま

この家に住み始めてビックリしたのが、洗濯物が室内干しでちゃんと乾くことです。脱衣所に物干しパイプを1本付けたのですが、夜干しておくと朝には乾いてるんですよ。

ご主人さま

特に乾燥して喉が乾くわけでもないんですけどね。不思議です。

WOW

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シャワーカーテンを開けたら、中は職人さん手造りの浴室! 置き型のバスタブが可愛い◎ そしてキッチンにあった窓は、この浴室との間に設置されていたのでした。

ご主人さま

この窓からも富士山が見えるんですよ!

水まわりを後にして

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最後にバルコニーへ出てみましょう。

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屋根付きで、雨が降っても洗濯物を守ってくれそうな構造をしています。奥行きが深く、小さなテーブルと椅子であれば出せそうな広さでしたよ。

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三田通りを挟んで、お向かいには宅配便トラックが停まる空き地。

ご主人さま

元々お屋敷があった土地なんですが、いまは宅急便の運転手さんが経由するスペースになってるみたいです。

物件を後にして 徒歩圏内の魅力的なスポットたち

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左上・“敷地内を車が通らないから安心” ということで、よくご家族で訪れる「恵比寿ガーデンプレイス」(550m 徒歩7分)。三田通りを恵比寿方面に歩くと途中から街灯がオレンジ色になるところ、ご主人はお気に入りだそうです◎ / 右上・再開発が続く「渋谷」駅(2.4km 徒歩31分)。2020年1月現在、続々と新しいビルがオープンしています。時代の流れを感じますね!/左下・「代官山」駅には徒歩23分(1.8km)。/右下・「中目黒」駅には徒歩26分(1.9km)の距離です。

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カウカモ編集部より

売主さまご自身、東京に来てからというもの祐天寺にお住まいで、生活圏内は中目黒や学芸大学も含めずっと目黒区だったのだそう。確かにどこも魅力的な街ばかりだけど、いざ “家を買おう!” と思った時に、当初はエリア外としていた目黒の物件に辿り着いたのだとか。


物件購入を検討する上で考えるべき項目っていくつもあると思いますが、こちらの物件は「ヨシ」と頷けるポイントがたくさんありました。

生活する上で、やはり交通アクセスってすごく大切です。山手線ほか地下鉄が3路線乗り入れていて、その上バスも便利。お買い物は駅前で何でも揃う。さらに “遊びに行く街が徒歩圏内にある” ←これってすごく豊かだと思うんです。という訳で、まず立地ヨシ。

次にマンション自体。有名ヴィンテージシリーズの1棟で、施工は竹中工務店。お住まいの間に共用設備がどんどん豊富になり、売主さまご自身も驚かれたのだそう。建物自体は自分ではどうにもできないからこそ、こういった面はすっごく重要。建物ヨシ。

自分では変えられない部分といえば、お部屋から見える景色。ここも本当にラッキーです!たいてい目黒駅の西口を出ると権之助坂を下っていく必要があるのですが、この三田通りは坂道の上を平坦に走っているんですね。さらに高台ときた。目の前にあるのは空き地なので将来にわたってこの景色が保証される訳ではありませんが、それでもラッキーなものはラッキーです。眺望ヨシ。

そして内装や間取り。およそ7年前にリノベーションされたと聞くと「若干時代遅れなテイストかな」と思いそうですが、まったくそんなことありません。むしろ室内のきれいな状態を見ても、つい最近リノベーション工事が完了したかのよう! オーソドックスな無垢材や珪藻土などが使われているので、インテリア次第でお好きなテイストに色を変えてくれそうと感じました。また、間取りに関しても現状はワンルームですが、追加工事で簡単に1LDKにできそうなところもフレキシブルさがあっていいですね。内装・間取りヨシ。

筆者個人的に、とてもバランスがよいと感じた今回の物件。売主さま居住中のため、ご案内は日時調整をさせていただく形となりますが、これは争奪戦の予感です。気になる方は、ぜひお早めに。

writer / editor:伊勢谷 亜耶子