右も左も でっかい商店街

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今回ご紹介する物件が位置するのは、東急目黒線「武蔵小山」駅(徒歩11分)と東急池上線「戸越銀座」駅(徒歩10分)の間。両駅とも大きな商店街がシンボルで、ローカルな魅力を楽しむことができます。

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「武蔵小山商店街PALM」(290m 徒歩4分)には約250店舗もの商店が軒を連ね、日用品の調達にも便利。「戸越銀座商店街」(450m 徒歩6分)は都内最長の商店街で、“〜銀座” という名称の走りなんだそう。

マンションまではどちらの駅からも商店街を抜けるルートで、あっという間に到着してしまいますよ。

商店街の活気が落ち着いたあたりに

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住戸は3階に所在する2LDK。LDKからチェックしていきましょう。

花を添える タイル貼りのキッチン

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空間のアクセントになっている、ネイビーのタイルが特徴的なキッチン。食洗機を完備しています。

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縦長のLDKは家具の配置がしやすそう。写真のように引き戸を開け放てば、洋室Aを拡張スペースにすることも可能。

約5.3帖の洋室A

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二面採光の洋室A。こちらとLDKからバルコニーに出ることができます。

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北西向きのバルコニーのお向かいには保育園があります。それなりに距離はありますが、日中は子どもたちの元気な声が聞こえてくるかもしれません。

バルコニーはLDKから洋室Aの前まで延びており、物干し金具が備わっています。

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引き戸を開け放てば、洋室Aをリビングとして利用することも可能。

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引き戸を閉めるとこんな感じに。北東向きの腰窓の眼下には、お隣のマンションの駐車場があります。

LDKに戻って

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引き戸を閉めていても十分な広さ。リビングとダイニングをしっかり確保できそうです。

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キッチンのお向かいに並んでいるドアは手前から収納、洋室Bにつながっています。

約5.3帖の洋室B

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洋室Bには北東向きの腰窓が付いています。

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奥行きの深いクローゼットが備わっています。

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洋室Aと同じ広さですが、掃き出し窓がない分コンパクトに感じます。個室が余っている場合は、ワークスペースなどにしてもいいかもしれません。

玄関スペースへ

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玄関スペースと廊下は必要最低限の広さに。廊下には水まわりとトイレにつながるドアが並んでいます。

最後に水まわりへ

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水まわりはすべて窓付き! 換気ができるのはうれしいポイントです。バスルームには浴室乾燥・暖房機能が備わっています。

マンションをチェック

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1979年に竣工した、地上7階建て・総戸数47戸のマンション。1階には事務所やバイクショップがテナントとして入っています。

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マンションの外観や共用部からは、築年数相応の年季を感じました。修繕工事の回数もあまり多くないため、今後の維持計画については目を光らせておいた方がよさそうです。内見の際にマンション全体の雰囲気をお確かめのうえ、ご検討くださいね。

商店街だけじゃないよ 「武蔵小山」

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左上・昭和元年創業の老舗焼き鳥店「鳥勇(とりゆう)本店」。商店街の入り口で、初代から秘伝のタレを守り続けています。(300m 徒歩4分)/右上・「Kitchen Ribs by Shun Tamura(キッチンリブス)」は、アジアンテイストのイタリアンがいただける地元の人気店。(400m 徒歩5分)/左下・天然温泉「清水湯」は療養泉としても有名で、遠方からわざわざ通う方もいるんだとか。(750m 徒歩10分)/右下・商店街は昭和情緒があふれる一方、「武蔵小山」駅前は再開発が行われ、2019年には複合施設「パークシティ武蔵小山 ザ・モール」がオープンしています。

魅力的なお店が大集合 「戸越銀座」

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左上・「COMPASS COFFEE(コンパスコーヒー)」は、世界中から厳選したコーヒー豆を取り揃えるコーヒーショップ。(600m 徒歩8分)/右上・晩ご飯のおかずに迷ったら唐揚げ専門店「からあげ 渓(けい)」へ!(650m 徒歩9分)/左下・朝早くから常連客でにぎわう「ベーカリーホシノ」。朝食や休日のブランチに◎(950m 徒歩12分)/右下・「戸越銀座商店街」には個人商店に加えスーパー「オオゼキ戸越銀座店」もあるので、食材に困ることはなさそうですよ。(700m 徒歩9分)

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カウカモ編集部より

都内最大級の商店街を気分によって使い分けられる暮らし。キラキラとした都心もいいですが、結局落ち着くのは庶民的なほうなんですよね。ローカルパワーは生活の強い味方になってくれるはずです。

住戸はクセのない間取りで、どなたでも住みこなしていただけそう。リノベ感のあるキッチンや、マットブラックの建具など、リノベ感も散見されます。


ただ、建物は年季を感じる箇所が多く、少々好みが分かれそう。こちらはしっかりと現地でお確かめくださいね。建物の雰囲気を含め、“ローカル感” を楽しめる方にオススメしたい物件です。

writer / editor:酒井 大作