品川区北品川(品川駅)
東京アンダーカバー
サンサーラ品川
ターミナル駅から徒歩圏内なのに、リバーサイドの魅力があって、さらに江戸情緒までご近所。今回の舞台は “穴場度高め” な「北品川」。さらに、大きな土間空間とカーペット敷きの心地いいリビングダイニング、ミニマルな居室が組合わさった空間は、暮らし方に合わせて “変幻自在” です!
現在ご紹介可能な物件は、中古・リノベーション住宅のオンラインマーケット「cowcamo(カウカモ) 」よりご覧いただけます。
品川・田町
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売主さまのご紹介
Iさまご夫婦
ご主人さまはアパレル関係、奥さまは営業職に従事。2010年にリノベーション工事を終え、こちらの物件に入居を開始されました。ご主人さまの弟さんが設計士で、兄弟でプランを練っていったのだそう!
東京屈指のターミナル駅
左上・ご紹介する物件の最寄り駅は京急線の「北品川」駅ですが(徒歩6分)、「品川」駅にも徒歩10分で到着可能。/右上・港南口から「品川インターシティ」のデッキを通ります。屋根がかかっているので雨知らず◎ ちなみに中庭部分は「品川セントラルガーデン」になっているので、毎朝マイナスイオンをたっぷり浴びて、爽やかな気分で出勤することもできますよ。(徒歩4分)/左下・マンションの斜向いにある「東八ツ山公園」にはバスケットコートがあります。(徒歩1分)/右下・そしてマンションの奥には運河が。潮風が気持ちいい!(徒歩1分)
売主さま
レンガタイル貼りの小ぶりなマンション
左上・マンションの1階にはラーメン店とお弁当屋さんが入居しています。ラーメン店の営業は、平日夜21時まで。土曜日は14時までのランチ営業のみです。かなりの人気店で、頻繁に行列を成しているのだそう。お弁当屋さんは土日休みです。/右上・シンプルな共用ロビー。/左上・共用ロビーの奥には屋根付きの駐輪場があります。きちんと整頓されていますね。/右下・エレベーターに乗ってご紹介する住戸のある5階まで。
アートが映える空間
玄関ドアを開けると、天井面が躯体+塗装のラフな空間がお目見え。下足入れの上はカウンターとして使用できるので、Iさまのようにアートを飾ったり、季節のお花を飾ったり、いろいろと楽しめそうですね。
玄関スペースを抜けると、ドドーンと横に広がる土間空間。左手にカーペット敷きのリビングダイニング(LD)という造りになっています。土間空間の天井高は、なんと約2.5m! 開放感が違います。まずは土間の奥に見える掃き出し窓から外に出てみましょう。
北東向きのバルコニー
コンパクトながら、物干竿を2本設置できるサイズ感。左手に目をやるとコンビニの「ローソン」が見えますね。この距離にコンビニがあるのは便利! そして右手には・・・
運河が見えます!! ビルの隙間からではありますが、やっぱり家から水辺が見えるって気持ちいい。屋形船の停留所なんかも近くにありますので、タイミングがよければ通り過ぎる船を眺めることもできそう。風情がありますね〜。
バルコニーから室内に戻るとこんな景色。約10帖もの大きな土間。どんな風に使いましょうか?
売主さま
いまはデスクを置いて仕事スペースとして使ってますけど、引っ越して来た頃はここに8人掛けの長いダイニングテーブルを置いて、よくホームパーティなんかもしてました。
お次はLDへ
約7帖のLD。カーペット敷きでとっても居心地がいいんです。現在Iさまはソファ+ローテーブルでお食事されているそうですが、真ん中に丸いちゃぶ台を置いて、みんなで食卓を囲んで食べるのも楽しそう! そして写真にあはありませんが、実は現在ソファが置かれている場所の後ろには、もうひとつ北西向きのバルコニーがありますよ。
わたしがこちらのご自宅で一番好きなアングルがこちら♡ LDの奥から土間を眺めると空間が切り取られて、まるで1枚の絵画のように見えるんです!! なので、正面に何を持ってくるかがインテリアの大きなポイントになりそうですよ。想像するだけで楽しい・・・(笑)
ふたつの居室
さてさて、そんなLDからアクセスできる居室がふたつあるんです。まずは土間側からご紹介しますね。
居室のサイズはいずれも約3帖。ベッドを置いたらほぼいっぱいのミニマルなスペースです。面白いのは収納の造り! こちらの居室は下段がクローゼットになっており・・・
もう片方は上段がクローゼットになっているんです! 要は入れ子状になっている訳ですね。こういうことができるのが、リノベーション物件のいいところ。小スペースだってしっかりと使いやすく。あっぱれです!
売主さま
元々僕と弟のふたりで暮らしていたので、お互いの個室が欲しくてこういう造りにしました。ちなみにLD側にも収納が1箇所あって、アウターなどの長物はそっちにしまうようにしています。
ふたつ目の居室を出た時に見える景色がこちら。最後にキッチンと水まわりをご紹介していきます。
既存を活かしたキッチン。吊り棚に付けられた食洗機や珍しい形のレンジフードなど、ちょっぴりレトロな感じが逆にイイ! そして現状はラックに隠れていますが、こちらにも窓があって明るいんですよ。シャープな空間だからこそ、生活感の出やすいキッチンが見えにくい位置にあるのは◎
左・続いて土間とLDの切り返しのところに位置する水まわり。正面に見えるドアの左手には奥行きの深い収納がひとつあります。/右・トイレの便器も既存利用。
左・縦にふたつ並んだ照明が可愛い洗面脱衣室。洗濯機置き場の後ろにはオープン棚があって、洗剤やリネン類をしまっておけます。/右・ユニットバスも既存利用。
キュンとくるディティールたち
左上・玄関を照らすふたつの壁付け照明。/右上・キッチン壁面に貼られたお魚のタイル。これ、めっちゃ可愛くないですか? 元々あった可愛いものは、やっぱりこういう形で残したいですよね! /左下・ボッテリと厚めに敷かれた土間のモルタル。薄塗りだとヒビが入りやすいですが、これだけ分厚い上に目地が入っているので、7年経ったいまでもすごくきれいな状態です。/右下・土間にずらりと一列に並んだ裸電球。ハーフミラータイプは天井面を照らしてくれるので、間接照明のような柔らかな灯りになりますよ。
「北品川」周辺を散策!
「品川」駅は知ってても、「北品川」駅周辺を知らない方も多いのでは? 実は魅力盛りだくさんなんですよ! /左上・マンション近くを流れる運河からもチラリと見えていた「T.Y.HARBOR」では店内で作り立てのビールを味わえます。(徒歩7分)/右上・この辺りは城南五山の “御殿山エリア” として数えられ、「マリオットホテル」(徒歩12分)や「御殿山庭園」(徒歩11分)がある由緒正しき場所でもあるんです。/左下・マンションから西に進めば、交差点に最寄りのスーパー「マルエツ プチ」が(徒歩3分)。更にその横から旧東海道に入ることができます。/右下・取材当日、旧東海道沿いではお祭りがひらかれていました。「品川」駅の程近くに、こんな江戸情緒の残る場所があるなんて! こちらは野菜ソムリエのいる「八百半商店」。(徒歩4分)
売主さま
休日はよく川沿いを散歩しますね。「T.Y.HARBOR」にふらっと行ったり、「品川神社」に行ってみたり。旧当街道沿いの古い街並みも気に入っています。
カウカモ編集部より
さてさてマンションは昭和56年築・全21戸と小ぶりなサイズ感。でも平成21年にはエレベーターのリニューアル工事、平成25年には共用部鉄部塗装工事を行なうなど、定期的にメンテナンスされていますし、マンション全体で共益費の滞納者ゼロととても優秀◎ 現在は各住戸の玄関ドア交換と、外壁改修工事の検討に入っているようです。管理体制のよさとは別で、今回の物件を検討する上で大きなポイントとなりそうなのが、1階に入居するラーメン屋さん。共用ロビーでは、時間帯によりスープを煮込む香りがほわわわん・・・。こちらのラーメン屋さんのファンの方にとってはたまらないのでしょうが(笑)、そうじゃない方は一度現地を訪れてご検討くださいね。
Iさまの弟さんが当時リノベーション会社に設計者としてお勤めで、兄弟で打合せを重ねて完成したこちらの物件。巨大な土間と心地よいLD、そして最低限の面積だけどしっかりと必要なものが備わったふたつの居室と、非常にメリハリの効いたプランになっています。Iさまのようにご家族やご友人とルームシェアするもよし。片方を寝室にして、もう片方を書斎のようにするもよし。いろいろな可能性が思い浮かびます。キッチンや水まわりは、いまでもクリーニングすれば十分快適に使えそうな印象でしたよ。
こちらの物件を訪ねて、周辺を歩いてみて、わたしの直感が「穴場! 穴場! 」とアラームを発しています(笑) 雨に濡れずに「品川」駅まで歩ける利便性、休日に散歩したくなる運河沿いや旧東海道。たまには優雅な気分で外資系ホテルや美術館を訪れてみるのもいい。そして自宅に帰れば「1点もの」の空間が待っている。どうです? 悪くないどころかめちゃくちゃよくないですか??
ご内見を希望される方はどうぞお問い合わせください。Iさま居住中のため、スケジュール調整を行なった上でご返答差し上げます!
取材・文・撮影:cowcamo
ここに決めた理由のひとつは、とにかく交通の便がいいことです。いまはふたりとも通勤で「品川」駅を使っていますが、近くのバス停から「目黒」方面のバスを利用することも結構ありますね。