売主さまのご紹介

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売主さま

2008年にリノベーションした住まいに、ご夫婦でおふたり暮らし。この度は、将来的な移住の準備のためにお住み替えをされることになりました。購入の決め手となったのは、眺望。自宅で過ごす時間が多くなった方にご覧いただきたい、“心地いいグリーンビュー” と “徒歩圏内の充実” が手に入る物件です。

運河と緑に囲まれた ビッグコミュニティ

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京浜運河と東京湾に挟まれた島のような街、“品川区八潮” 。空と運河のブルー、緑道のグリーン……その奥に佇む、複数棟に連なった大規模マンション。今回は、こちらのブルーとグリーンのコントラストを一望できる三面角部屋をご紹介します。

売主さま

運河沿いの緑道は、東京オリンピック前後に広く整備されました。近くにある「大井ふ頭中央海浜公園」とあわせて、散歩やランニングのコースとしてよく利用しています。景色が抜けているので、天気のいい日は特に気持ちがいいですよ。

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こちらの住まいのリノベーションを手掛けたのは、オリジナル家具の製作でも知られる「Pacific Furniture Service(パシフィックファニチャーサービス)」。素材やパーツのセレクトにこだわり、細部まで美しさを極めた仕上がりです。

こんにちは カウカモです

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玄関のたたきから廊下〜LDKまで続く床は、お揃いのパーケットフローリング。自転車を並べて置いても、まだ余白のある広さです。

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専有面積約73㎡を1LDK+WICにした、ゆとりのある間取り。玄関を中心にして左手(西側)にLDK、右手(東側)に洋室があります。のちほどご紹介しますが、WICをアレンジすることで2LDK仕様でも使えますよ。

まずはLDKから

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LDKの広さは約22.8帖。窓越しに緑が揺れる、日当たりのいい空間です。

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白く塗装した躯体現しの天井と木のブラウンが調和した、上品な内装デザイン。壁には収納が豊富に造作されています。

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リノベーション実施が2008年までさかのぼるとは思えないほど……経年が魅力になる素材のセレクトと、売主さまの丁寧な暮らし方によって、年月をかけて熟成したような深みを感じます。

L字型×壁付けの ムダがない配置

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キッチンは3口コンロと食洗機付き。ステンレスで統一した工業的なデザインがクールです。

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全体的にオープンな造りのため、ぜひ “見せる” 収納を楽しんでいただきたいキッチン。ただし自信がなくても、市販のボックスなどのアイテムを使って隠すなど、アレンジを効かせられそうです。


ちなみに、設備面で古くなっている箇所などはありますか?

売主さま

適宜メンテナンスをしていて、2019年に食洗機、2021年にコンロを新しいものに交換しました。

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それはありがたいです!

振り向けば

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リビングダイニングはゆとりのある広さなので、売主さまのようにデスクを配置することも可能。

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棚に並んだCDが圧巻です……!

売主さま

棚板を調整すれば、本棚やテレビボードとしても使えますよ。

バルコニーへ

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豊かな木々の奥に運河がのぞく、さわやかな眺望。

売主さま

正面に建物がなく、カーテンを開け放しても視線が気にならないことは、この物件の購入を決めた理由のひとつです。将来にわたって眺望が変わる可能性が低いことも、安心できる要素でした。

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バルコニーはこんな感じ。余裕を持って洗濯物を干せそうなスペースがあります。

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窓の上部にはさりげなくハンガーポールが設置されているので、日当たりと風通しのいい窓辺で部屋干しもできます。使用頻度が少ない場合は、観葉植物のハンギングなどに活用してもいいかもしれません。

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LDKの北側には出窓があり、緑の向こうに運河が見えます。窓は左右が開閉できるので、風を通しやすそう!

室内に戻って 水まわりを拝見

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左・LDK〜廊下はドアなしでつながるプラン。廊下収納はワイヤーメッシュの扉付きで、スタイリッシュかつ通気性のいいデザインです。/右・窓から自然光が差し込む洗面室。ミニマルなスロップシンクやグレーのモザイクタイルの床は、どこか海外映画のような趣。

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洗面室の出入り口にも建具は設けられていません。気になる場合はロールカーテンを取り付けたり、部分リノベーションで建具を設置したりするとよさそう。

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左・浴室も開閉可能な窓付き。/右・トイレには洗面室からアクセスします。

約7.3帖の洋室

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洋室は北と東の二面採光。床は毛足の短いカーペット仕様です。

売主さま

カーテンを全開にしていると、LDKと寝室の窓からは本当に緑と空しか見えません。明るい朝の景色や、夕方になるにつれて変わる空の色や雲の形を見ることが、コロナ禍での気分転換になっています。眺望は自分で変えられないので、一番気に入っていますし、手離しがたく思う部分ですね。

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毎朝カーテンを開けた瞬間にこんな景色と出会えるなら、ベッドから起き上がるのが楽しみになりそうですね。

あら、意外。

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収納のさわやかなルーバー扉を開けてみると、ちょっと驚くほどの奥行きの深さ! ハンガーパイプと可動棚が備わっており、アイテムを取り出しやすそうな構造になっています。

壁の裏には

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洋室は組み木の壁がアクセント。その裏がWICになっているのですが……

収納にしておくには もったいないカモ!

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うれしい、WICなのに窓があるんですね! 広さは約6帖。棚やハンガーパイプは取り外せるため、ワークスペースや子ども部屋として使うこともできます。

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もちろん、衣装持ちの方はこのまま使ってもOK! 将来的なライフスタイルの変化にあわせてアレンジできる間取りなので、長く住み続けたいニーズにも応えられます。

緑道に感謝

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左・最寄りの「大井競馬場前」駅(徒歩10分)からマンションまでは、京浜運河に架かる「かもめ橋」の脇にある歩道を経由して「京浜運河緑道公園」を歩くルートがおすすめ。まるで緑のトンネルのようです!/右上・1983年に竣工した、総戸数254戸の建物。計4棟で、こちらの棟は北西側に位置します。/右下・エレベーターはないため、ご紹介した住戸が所在する3階までは階段でアクセスします。上り下りに不安がある方はご留意くださいね。

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建物裏手には、ベンチが置かれた広場が。これだけの敷地の広さは、心のゆとりに直結しそう。

売主さま

すぐ近くには、商業施設「パトリア 品川」(150m 徒歩2分)があります。スーパーやドラッグストア、ベーカリー、飲食店、100円ショップ、クリーニング店、歯医者さんなどさまざまなテナントが入っていて、必要なものはほとんど調達できますよ。


また、ちょっと歩きますが、近所のショッピングセンター「ウィラ大井」(850m 徒歩11分)にはホームセンターや生活雑貨店が入っているので、徒歩圏内で暮らしが完結する便利な環境です。

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2022年7月現在、自転車置き場(年額1,500円)とバイク置き場(年額48,000円)、駐車場(月額10,000円〜15,000円)はいずれも空きあり。首都高速湾岸線の「大井南IC」までスムーズに出られる立地なので、車で移動する機会が多い場合はとても便利ですね!

自転車での散策も おすすめです

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左上・契約農家から取り寄せた有機野菜や、自家製酵素ジュースなどをいただける「GROVE Cafe&Green(グローブ カフェアンドグリーン)」。テラス席ではBBQも。(2km 徒歩25分)/右上・大井町駅前の「三ツ又商店街」には美味しいお店が大集合!「フランスヤベーカリー」では、昔ながらのケーキやパンを購入できます。(2.5km 徒歩32分)/左下・本格フランス伝統料理をカジュアルに楽しみたいなら「BRASSERIE POISSON ROUGE(ブラッスリー ポワソンルージュ)」へ。(2.5km 徒歩32分)/右下・「すえひろ湯」は、ヨーロッパ風のモダンな造りの銭湯。バイブラ湯やジェット湯などのほかに、サウナや露天風呂もあります。(2.7km 徒歩34分)

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ちょっと遠くのスポットを中心にご紹介しましたが、自転車ならいずれも15分程度。休日には運河沿いを横目に愛車を走らせながら、商店街が賑やかな東急大井町線沿線エリアを散策してみてはいかがでしょうか?

売主さま

徒歩2分の場所にあるバス停「八潮パークタウン」を利用すれば、大井町や大森、品川方面へアクセスできます。本数が多く、日中は約5分ごとに発着していますよ。

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カウカモ編集部より

ああ、なんてまばゆいロケーション……都内で、これほどまでに緑と水辺を近くに感じられる住まいがあるなんて! それも、「Pacific Furniture Service」がリノベーションを手掛けた内装だなんて!


推しポイントが多すぎる物件のため、本文中でご紹介しきれなかったことをお伝えさせてください。


まずは、交通アクセスについて。ご紹介した物件の最寄りの東京モノレール「大井競馬場前」駅は、カウカモでご紹介する機会は少ないものの、浜松町経由で新橋・東京方面に出やすい穴場駅。りんかい線「品川シーサイド」駅(徒歩16分)を利用すると、渋谷・新宿方面やお台場方面へも一本でアクセスできます。


二点目は、建物の管理状況。購入時には、修繕積立金の貯蓄状況にも着目したという売主さま。資料を確認してみると、2022年3月時点では、マンション全体の修繕積立金には2.8億円以上もの貯蓄が。長期修繕計画書の作成はないものの、定期的なメンテナンスを見据えてしっかりと蓄えている様子。直近の大規模修繕工事は2019年に実施しており、そのタイミングで全住戸の西側のサッシを交換済みです。


また、こちらのマンションでは自主管理方式を採用してますが、管理人さんが住込みで勤務されています。共用部の定期清掃や植栽剪定も、業者さんに委託されているのだとか! 管理組合の総会資料からも、居住者の方々の意識の高さを垣間見ることができました。


なお、こちらの物件は居住中のため、内見のスケジュール調整にお時間をいただく場合があります。あらかじめご了承くださいね。

writer/editor:軽部 優海(写真提供:株式会社スピーク)