大田区久が原(千鳥町駅)
贅沢なふたり時間
コート久が原
温もりのあるナチュラルウッドに、ホワイトやグレーを掛け合わせたシンプルなトーンの空間。窓が多く壁が少ない約20帖のLDKには、いつも穏やかでクリーンな空気が流れています。心落ち着く住まいで、ふたりは一緒にどんな時間を過ごす?
現在ご紹介可能な物件は、中古・リノベーション住宅のオンラインマーケット「cowcamo(カウカモ) 」よりご覧いただけます。
池上・多摩川線
現在販売中のおすすめ中古マンション
売主さまのご紹介
Sさまご夫婦
30代ご夫婦のおふたり暮らし。2020年4月にフルリノベーションしたばかりのお住まいですが、勤務地や働き方の変化もあり、お引っ越しをされることに。
高台に建つマンション
東急池上線「千鳥町」駅から歩くこと7分。1985年竣工・総戸数64戸のマンションが見えてきました。新耐震基準に適合して建てられており、2013年には大規模修繕工事を実施済みですよ。
cowcamo
左上・エントランスは道路から下がった場所に。階段のほかにスロープも備わっているので、スーツケースなどの大きな荷物を持っての移動も楽ちんです。/右上・エントランス右手の駐車場には、2019年に新設された宅配ボックスが。/左下・管理人室横の自動ドアはオートロック付きです。/右下・さらに進むと、広々とした共用ロビーが。日本庭園風の中庭や応接セットがあり、レトロな雰囲気。
売主さま
管理人さんは住込みで週6日間勤務と、とても手厚いんですよ。
cowcamo
2021年9月現在、駐車場と駐輪場は満車です。ただし、駐車場は売主さまが使用しているスペースをそのまま使える可能性も。ご希望の方は事前にお問い合わせくださいね。
それではお邪魔します
左・玄関扉を開けると、木の温もりを感じるナチュラルな空間がお出迎え。/右・左手には広々としたシューズコーナーが。窓の上部にはコート類を掛けられるパイプハンガーが備わっていて便利!
cowcamo
売主さまはゴルフバッグやスーツケースなどの大きな荷物を収納されています。土間部分は奥行きが深いので、お気に入りの自転車も置けそう!
まずはLDKへ
広さは約20.5帖。対面キッチンの向こうに開放感のあるリビングダイニング(LD)が広がります。コンクリート剥き出しの梁(はり)がクールな雰囲気。
売主さま
キッチンスペースは私のこだわりです。リノベ前は壁付けだったものを、対面に変更しました。
降り注ぐ光
もともと2部屋あったスペースを1部屋の大空間にフルリノベーション。ワイドスパンのLDには、二面の窓から穏やかな光が降り注ぎます。
売主さま
窓の方角が北と西なので、もともと日当たりは懸念点でした。そこで、思い切って壁を取り払うことで光が循環するように設計してもらいました。また、LDの窓は二重サッシにしていますよ。
正面の窓からバルコニーへ
こちらは西側の眺望。正面のマンションとは距離が取れているため視界が開けています。
cowcamo
左手には同じマンションの共用廊下が見えるため、タイミングによっては住民の方と目が合うかも。気になる方はレースのカーテンを閉めておくとよさそうです。
バルコニーは幅が広く洗濯物が干しやすそうなサイズ感。 水栓が備わっているので、ガーデニング用のスペースにするのも◎
cowcamo
共用廊下側から洗濯物が見える可能性があるため、室内干しと併用するのがおすすめです。
室内に戻ってきました
天井の躯体現し部分は、塗装してるかのようにフラットできれいな状態。コンクリートに混ざり込んだ木の端材や、建築時のメモ書きが残っているのがいい味を出しています。
売主さま
LDの一角にデスクを置いてワークスペースにしています。今はリモートワークがメインなので、日中はここで仕事をしていますよ。
cowcamo
続いて、左奥の掃き出し窓からもうひとつのバルコニーへ出てみましょう!
北側のルーフバルコニー
手摺りの奥は下階の屋上部分のため、実際のバルコニー面積よりも広く感じます。周囲は低層住宅が広がっていて開放的!
ルーフバルコニーはキッチンとLDからアクセス可能。上階に住戸がないおかげで視線を感じることは無く、プライベート感があります。
cowcamo
椅子を置いてセカンドリビングにしてもよさそう。仕事で息詰まったらこちらで休憩を♡
ふたたびLDKに戻って
LDはシンプルな形状なので、家具のレイアウト次第で空間を自由にアレンジできるのが魅力。
売主さま
私のワークスペースは手前のダイニングテーブルです。部屋が広いおかげで、ふたりでリモートワークしていても問題なく仕事ができています。
cowcamo
それでは、白い引き戸の先にある洋室を見てみましょう。
約3.6帖の洋室
ダブルベッドと収納棚をレイアウトしたシンプルな洋室。
売主さま
ふたりとも基本的にはLDで仕事をしますが、リモート会議が重なってしまった時は、この部屋が助けてくれます。
扉を閉めると
3枚のスライドドアを閉じると静かな寝室へ早変わり。光もしっかり遮ってくれます。
売主さま
実は喧嘩した時の逃げ場にもなっていて(笑)でもこの距離感だからすぐに仲直りできるんですよ。
清潔感のある 対面キッチン
左・料理が捗りそうな広々キッチン。IHクッキングヒーターなので見た目がスッキリ。/右・背面スペースには造作のオープン棚が2段備わっています。売主さまのようにカップボードも木で統一すると素敵ですね。
cowcamo
“隠す収納” と “見せる収納” のバランスで、おしゃれ感がグッと増します。奥のガラス扉から北側のルーフバルコニーへ出られますよ。
キッチン手前のコーナー部分は収納になっていて、上部にはインターネットのルーターが隠されています。それでは正面の引き戸から廊下へ進んでみましょう。(LDKと廊下の間には段差があるのでお足元にはご注意を。)
効率的な家事動線
左・LDKを背に左手が水まわり、右手がウォークインクローゼット(WIC)です。/右・WICは奥行きが深く収納力は◎
売主さま
クローゼットの幅は「無印良品」の収納ケースがピッタリ収まる寸法に計算しています。シンプルに整理されて部屋のデザインを損ねないのでオススメです。
左・WICの右手は洗濯機置き場に。乾燥機にかけたらそのままクローゼットにしまえて便利!/右・ワイドな洗面台。ベージュのタイルがさりげなくて可愛い〜♡
売主さま
洗面台はパーツを選び抜いて造ったこだわりの場所です。
左・シンプルなデザインのバスルーム。/右・トイレはグレージュのクロスで落ち着きある雰囲気に。
cowcamo
無機質で冷たい印象になりがちな水まわりですが、洗面台のタイルやトイレの木製棚など、優しい色合いのアクセントを入れることで居室スペースとの統一感が生まれますね。
お買い物は「池上」へ
左上・最寄りは東急池上線「千鳥町」駅ですが、「池上」駅(徒歩10分)も徒歩圏内。2021年3月には駅ビル「エトモ池上」がオープンし、街全体に活気が。休日はこちらの利用もおすすめです。/右上・「池上」といえば、約700年の歴史を持つ「池上本門寺」が有名。地域住民のほか、遠方からも観光客が集まるお寺です。(1.1km 徒歩14分)/左下・古民家をリノベーションした「古民家カフェ蓮月」。のんびり長居したくなる空間です。(850m 徒歩11分)/右下・カフェ「SANDO BY WEMON PROJECTS(サンド バイ エモン プロジェクツ)」は、東急電鉄と大田区が行っている 「池上エリアリノベーション企画」の活動拠点にもなっています。(850m 徒歩11分)
普段使いは「千鳥町」へ
上・「千鳥町」駅は上下線の改札が分かれたローカル駅。複数路線が通る「蒲田」と「五反田」へダイレクトにアクセスできて、意外と便利◎(徒歩7分)/左下・「GURU GURU BAKERY(グルグルベーカリー)」は地元民に愛されるパン屋さん。日替わり食パンが人気です。(500m 徒歩7分)/右下・お買い物はスーパー「サミットストア 大田千鳥町店」へ。(650m 徒歩9分)
cowcamo
昔ながらの商店街を楽しめる「千鳥町」と、駅が生まれ変わって賑わう「池上」。新旧織り交ざった街を楽しめる立地ですね。
売主さま
第二京浜や環八通りが近いので、休日は車で千葉まで出かけることもありました。東京湾アクアラインを通ればあっという間の距離ですよ。
カウカモ編集部より
『“約20帖のLDKにふたり暮らし” となると、スペースを持て余してしまうのでは?』と想像していましたが、そんなことはありませんでした。リモートワークという働き方が始まり、住まいの中にはONとOFF両方のスペースが求められるように。共働きのご夫婦はこれまで以上にともに時間を過ごされることになりました。
互いのスペースを確保しながらも、絶妙な距離感で時間を共有することができるゆとりあるLDK。収納を廊下側にまとめることでLDKがスッキリする分、仕事にも集中でき、ひと休みするときには木の温もりに癒される。この広さがあってこそ実現する、空間の使い分けです。
マンションは「千鳥町」と「池上」のちょうど中間くらいに位置するので、この街のいいとこどりをした気分♪ 「渋谷」までは電車で乗車時間約30分と、都心へのアクセスは◎ 車に乗れば「川崎」や「千葉」のショッピングスポットも楽しみやすく、休日の過ごし方の幅が広いのがうれしいですね。
ONもOFFも共有する “おうち時間” が増えたこの時代に、おふたりの時間を心地よく大切に過ごしたいカップルやご夫婦には、こんなお部屋がぴったりではないでしょうか。もちろん、小さなお子さまがいらっしゃるファミリーでも暮らせそうなゆとりがありますよ。
なお、こちらの物件は現在居住中のため、ご内見の日時に調整が必要な場合がありますので、あらかじめご了承くださいませ。
writer : 前澤 知穂 / editor:熊谷 緑
駅からマンションまでは、小さな商店街を通り静かな住宅街を進みます。ゆるやかな坂道を上がった傾斜地に建っている、ライトブルーのマンションですよ。