「根津」駅から散策スタート

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左上・最寄り駅である、東京メトロ千代田線「根津」駅出口。交通量の多い「言問通り」と「不忍通り」の交差点にあり、斜め向かいにはスーパー「赤札堂」があります。/右上・駅前の路地裏に佇む「Cafe NOMADO(ノマド)」。夜は照明を落としてバーのような雰囲気になります。どの時間帯でも利用しやすい雰囲気がgood。/左下・古本と多肉植物が同居するブックカフェ「緑の本棚」。なんとメニューに食べられる多肉植物! があります。/右下・マンションの並びにある「弥生美術館・竹久夢二美術館」。竹久作品の所蔵品はもちろん、挿絵・漫画などの作家をフィーチャーした企画展もおススメです。1階はカフェ「港や」になっています。

東大 池之端門の前に佇む
マンションへ到着

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前の道は比較的交通量があり、大学関係者もよく行き交います。夜間まで人気のある通りです。

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左上・赤レンガの門がチャームポイントのエントランス。/右上・門をくぐると階段があります。植栽もキレイに手入れされていました。/左下・ロビー前のホールも趣があります。左手に見える丸いゲートは駐輪場への出入り口です。/右下・赤い廊下がずっと続く共用廊下。右手のドアは管理人室の入り口です。

売主さま

こちらのマンションには、管理人さんが住み込みでいらっしゃいます。細かいところまで、行き届いた管理がされていますよ。

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左・お部屋の前までやってきました。トイレの明り取りの窓につけられた、アイアンの格子が素敵です。/右・玄関は木目基調で設えられています。シューズクローゼットに並び、収納棚が備えられています。

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左・写真だと少々分かりにくいですが、右奥に奥行きのある作りになっている洗面脱衣所。洗濯機置き場もこちらにあります。/中央・先ほどのアイアンの格子が取り付けられた、明り取りの窓があるトイレ。/右・バスルームはシンプルなユニットバスです。

売主さま

今回はお部屋の内装を一度すべて壊し、スケルトンの状態から作り直すリノベーションを行いました。専有部分の給排水管も交換してありますので、これから長くお住まいになる場合も、快適にお過ごしいただけると思います。

メインのLDKに入ってみましょう

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奥の洋室は引き戸で仕切られています。引き戸を開いておくと、こんな奥行きのある空間に。

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引き戸は曇りガラスのため、閉めても窓からの光が届きます。

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キッチンは壁付けタイプ。左手には電話などを置けるようなニッチがあります。間接照明が素敵なので、飾り棚として使ってもよさそう。

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引き戸を開けた状態で、洋室側からLDKを見たところ。おひとり住まいなら、こんな風にゆったりとした使い方が似合いそうです。

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洋室には、クローゼットが備えられています。

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引き戸を閉めたところ。プライバシーを守りつつ、両側がガラスなので閉塞感はありません。

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掃き出し窓は専用庭に面しています。

お庭の様子をチェック!

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お部屋は南東に面しています。午前中からお昼頃にかけては、日差しも期待できそう。植えられたシュロの木が、マンション自体の雰囲気にもマッチしています。

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お部屋を望んだところ。現状は雑草が覆っており、少々残念な様子。お庭の手入れは面倒だなぁ・・・という方はウッドデッキにしてしまうのがオススメ。

東京大学のオススメスポット

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左上・正門に面して建っている「安田講堂」。地下は学食になっているので、大学の雰囲気が懐かしくなったらどうぞ。個人的には「赤門ラーメン」がおススメです。/右上・夏目漱石の『三四郎』から愛称が名付けられた「三四郎池」。もとは加賀前田家の庭園の一部でした。夏場は蚊が多いので近づけないのですが、この時期は紅葉も見事です。池の周りをぐるっと周遊できます。/左下・名前の通り、日本の歴史史料を編纂し続けている「史料編纂所」。構内にはこのような洋風建築が多数あり、国の文化財に指定されているものもあります。/右下・正門脇にある「スターバックスコーヒー 東京大学工学部店」。このほか本郷キャンパス内には、いくつかカフェやレストランがあります。混み合うお昼時はテイクアウトして広場のベンチで食べるのもgood。

cowcamo

cowcamo report

谷中・根津・千駄木を総称して “谷根千(やねせん)” と呼ばれるエリア。こちらの東京メトロ千代田線「根津」駅から徒歩6分、東京大学の目の前にあるマンションです。

周辺は広い敷地を持つお宅も多い、閑静な住宅街。駅からは住宅街の中を通って帰宅することになりますが、学生街でもあるため夜間でも人通りはちらほらとあります。遅くのご帰宅でも、比較的安心いただけそうです。マンションの目の前は「本郷通り」から「不忍通り」への抜け道になっているため、交通量はそれなりにあります。ただ、お部屋は通りには面しておらず、音は気にならないと感じました!

お部屋の魅力は、まず専用庭でしょうか。ガーデニングを楽しむもよし、チェアやテーブルを出してテラスのようにお使いになるのもよし。せっかくのお庭なので、普段は洋室とLDKを続きにして、さらにお庭も含めてワンルームのような感覚でお使いになると、開放感が最大に味わえて素敵なんじゃないかなと思いました。お部屋内は落ち着いた木目でまとめられており、シックな雰囲気。このマンションのあるエリアのテンションとも合っていて、ゆったりとくつろげる感じの空間となっています。

また、マンション目の前にある東大もポイント。大学ではありますが、保育園の先生が子どもたちをお散歩に連れてきていたり、犬の散歩をしている人もいたりと、日中は近隣の方々に公園のように親しまれているスポットです。授業のない週末は学生も多くありませんので、お休みの日は運動がてらぶらりと足を伸ばしてみては。なお、農学部の方には南北線「東大前」駅もあり、こちらまでも徒歩6分と便利です。

とにかく穏やかな、落ち着いた雰囲気が魅力のこのエリア。ゆったりのんびりとした住まいをお探しの方、ぜひ一度ご内見をおススメします!

取材・文・撮影:cowcamo