建物の歴史とは、奥行きです。住まいの㎡数とは、可能性です。どちらの軸でも羽ばたくような広がりを持つこういう住まいのことを、「大きな家」と呼ぶのでしょう。あなたもわたしも小さな家族も、揃ってビッグな日々を描こうじゃありませんか。
文京区大塚(護国寺駅徒歩2分)
4LDK
/ 179.37㎡
/ 14,100万円
この住まい、 約179㎡。
まずは住まいの中心、家族が集まるリビングにやって来ました。LDKではなく、リビングのみで約25.3帖の広さがあります。
cowcamo
南向きのワイドな窓から自然光がたっぷりと入って気持ちいい! 足元は目のぎっしり詰まったリッチな質感のカーペット敷きです。右手には廊下に続くガラス戸があり、その隣には扉付きの収納が備わっています。
眺望はこんな感じ
こちらは4階の住戸。バルコニーからは、圧迫感のない住宅街の風景を望みます。駅徒歩2分の駅近物件とは思えないほど閑静な環境で、窓を開けても賑やかさは感じられませんでした。
南向きのバルコニーは、リビングと隣の洋室Aにまたがっています。
室内に戻って
リビングの壁は調湿・消臭機能のあるエコカラットで仕上げられ、間接照明でほんのりリッチなムードをプラス。では、もう一歩奥へ進んでダイニングキッチンを見てみましょう。
優雅に食卓を
ダイニングキッチンの広さは約14.7帖。壁にはリビングとはまた表情の異なるエコカラットがあしらわれています。お手入れしやすさへの配慮から、こちらの足元にはフロアタイルがセレクトされています。
cowcamo
取材時は、設置予定のエアコン一式がダイニングに仮置きされている状態でした……が、それでもなお余裕の広さ! 感動です。
反対側からもう一枚。キッチン前面には、ツヤのある仕上げが美しい収納棚・カップボードが備わっています。
収納満載の 頼もしいキッチン
食洗機を完備したセパレートタイプのシステムキッチン。シンク側にもコンロ側にも、さらにその間にも、たっぷりと収納が用意されていて使いやすそう! 生活感を出さずスマートに暮らせそうですね。
廊下に出ましょう
ガラスの引き戸から廊下に出てパシャリ。左手に水まわり、収納、玄関。右手に4つ(!)の洋室が並んでいます。プライベートな空間と水まわりがきれいに分かれている間取りなので、ゲストを招きやすくてGOODです。
まずは代表で 洋室Aを
洋室Aは約13.3帖。ちょっとしたLDKくらいの広さがあるうえ、二面採光なので開放感も花マルです◎ 左手のガラス扉から、先ほど見たバルコニーに出ることができます。
左・収納は、折れ戸3枚分のワイドなクローゼットが備わっています。/右・奥行きが深く、ゆるくふたつに分かれているので、おふたりでも使いやすいクローゼットです。
cowcamo
洋室の写真が続くと混乱しそうなので(4つもあるので!)、ここで水まわりをご紹介します。
悠々の洗面&バスタイム
左・ふたり並んで使える、2連ボウルの洗面化粧台を完備。家族が混雑しがちな朝の時間帯も優雅に乗り切れそう。/右・バスルームは、浴槽も洗い場もゆったりとした1618サイズのものが採用されています。親子でのバスタイムも快適そうですね。
cowcamo
ほか、水まわりと玄関の間には、トイレと玄関収納があります。
ではでは、残り3つの洋室を一気に見ていきましょう! どれも広いですよ〜。
約8.6帖の洋室B
洋室B〜Dはいずれも西向きの腰高窓があり、たっぷり午後の光が入りそう。奥行きの深いクローゼットが備わっているので収納面も安心です。
約8帖の洋室C
こちらも同様です。
約7.6帖の洋室D
こちらも同様……一番コンパクトな個室で約7.6帖あるって、ちょっとうれしい驚きですよね。
お邪魔しました
左・玄関土間はゆとりある大きさなので、ベビーカーなどを置いておく場所には困らなさそう。入り口から奥の空間が丸見えにならず、プライバシー性も高めです。/右・ご紹介の住戸は、マンション4階の角に位置しています。共用廊下はどこか学校を思わせるような、無駄のない造りです。
ドーン
それではマンションの全景をどうぞ! 「護国寺」駅から歩いていくと、視界がパッと開けたところにマンションのレトロなファサードが現れます。周囲の建物を従えるような、風格漂うお姿です。
cowcamo
1971年築の建物ですが、修繕の賜物か嫌な感じの古さがなく、重ねた歴史が味わいになっている印象です。
また、こちらのマンションでは、小型の犬や猫(専有部内で飼育できる小動物)でしたらペットとして飼育が可能だそうですよ。
左上・道路から建物までは優雅なアプローチが。隣接するエレベーターで段差を避けることも可能です。/右上・重厚感あるエントランス。/左下・入口にオートロックはありませんが、常駐の管理人さんが来館者に声掛けをしてくださるので安心感が持てそうですよ。/右下・共用ホールの奥には、古き良き応接セットのあるロビーが。
閑静で品のいい 「護国寺」の街
左上・最寄りの東京メトロ有楽町線「護国寺」駅(徒歩2分)は、「池袋」まで2駅4分の便利な立地です。駅前にはネオ・ルネサンス風の装飾が優雅な「講談社」旧本社ビルが。/右上・日常のお買い物には、駅の目の前にある「マルエツプチ 護国寺駅前店」が朝7時〜深夜1時まで営業していて便利です。(徒歩5分)/左下・「音羽通り」には、大正初期に創業した和菓子店「群林堂」が。文豪が愛した大きな豆大福は “東京三大豆大福” のひとつとか。(徒歩3分)/右下・コーヒー党なら、小さなテイクアウト専門店「coffee trill(コーヒートリル)」へ。丁寧に焙煎、ドリップされた極上の一杯をいただけます。護国寺で取材するたびに行ってしまう名店です♡(徒歩1分)
カウカモ編集部より
長い歴史を持つ建物ですが、丁寧に修繕をしながら住み継がれてきた様子がひと目見てわかります。ゆったりしたアプローチやタイル張りのバルコニーなど、昭和建築ならではの贅沢な造りも魅力的です。もし築年数がネックだと感じているようでしたら、いちど現地で雰囲気を見ていただくのがおすすめ。
約179㎡というビッグサイズの物件ですので、暮らしの中で広さ・ゆとりを重視したいという方にもきっとご満足いただけるはず。4つの個室があり、すべて一般的な住宅の “主役級” の広さがあるのは特筆すべきポイントです。文京地区の駅近物件で、これだけのスペースを専有できるのはなかなかレアなのではないでしょうか?
小型のものならペットもOK、駐車場も今なら空きありです(2024年11月時点)。さすがに高価格帯ではありますが……立地・建物・住戸のどの面で見ても、納得感が持てる出会いだと思いますよ。
シーリングライトが2灯あるほど広いリビングなんて、なかなかお邪魔できないのでテンションが上がります!