「東京大学」のお膝元エリア

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左上・今回ご紹介する物件の最寄り駅は、東京メトロ南北線「東大前」(徒歩5分)。そのほか、都営三田線「白山」駅(徒歩8分)や都営大江戸線と都営三田線が乗り入れる「春日」駅(徒歩12分)、東京メトロ丸の内線「後楽園」駅(徒歩15分)もテリトリーなので、交通の利便性は◎/右上・駅名の通り、この町のシンボルは「東京大学」。一般人もキャンパスに出入りできるので、学生時代のフレッシュな気分を味わいに立ち寄ってみましょう。(350m 徒歩8分)/左下・同大学のキャンパス内にある「スターバックスコーヒー 東京大学工学部店」は店内こそコンパクトですが、すぐ目の前の広場にベンチがたっぷりあります。豊かな緑に包まれて、ブレイクタイムを。(600m 徒歩8分)/右下・幾重にも重なる鳥居が美しい「根津神社」。春に満開となるツツジが圧巻で、毎年のツツジ祭りでは訪れた人を魅了します。(800m 徒歩10分)

賑やかな駅前から
ほどよく離れたところに……

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学生で賑わう「東大前」駅がある通りから、住宅街を縫うように歩くこと5分。かつては江戸日本橋から京三条大橋までを結ぶ幹線道路だったという、歴史ある「中山道」沿いに、ベージュのタイル貼りのマンションが見えてきました。

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左上・エントランスにはメールボックスが。また、1~2階にはテナントとして出版会社などのオフィスが入っています。オートロックの先へ進みましょう。/右上・共用ロビーには管理人室とエレベーターホールがあります。今回ご紹介する住戸が所在する最上階6階まで上がると……/左下・なんとルーフトップ! 6階には住戸がふたつしかなく、プライベート感がありますよ。そして、視線をエレベーター側に戻すと……/右下・エレベーターのすぐ横に、今回ご紹介する住戸の玄関扉がありました。それではお邪魔しましょう!

売主さま

1986年竣工、総戸数26戸のマンションです。管理人さんは第4金曜の9:00~17:00に巡回勤務ですが、清掃員さんが月・火・木・金曜の7:00~9:00にいらっしゃいますよ。

大理石貼りの玄関ホール

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左・大理石貼りの玄関と廊下、さらにツヤツヤの建具があいまって、エレガントな雰囲気。廊下にある扉は突き当たりは個室、左奥はLDKにつながっています。/右・廊下突き当たりから振り返ったカット。廊下沿いには水まわりにつながるドアもありますよ。

二面採光で明るい
約12帖のLDK

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LDKにつながる扉を開けると、ダイニングテーブルとしても使えそうなキッチンカウンターが目の前に。そして、奥のリビングは3人掛けソファでもゆったりと置ける広さがありますよ◎

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右側の出窓は二重サッシになっています。そのおかげで、窓を閉め切れば車の走行音はそこまで気になりませんでした。

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角度を変えてリビングの奥から室内を見てみましょう。備え付けのエアコンの下には両開きの収納が。中は最上階ゆえ、天井の影響を受けて傾斜がありますが、奥行きがあるのでリビング収納として活躍してくれそうです。

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掃き出し窓上部の天井には間接照明が備わっているので、夜はムーディーな雰囲気を楽しめるカモ♪

ロングな北西向きバルコニー

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最上階の恩恵を受け。バルコニーはルーフトップ。風がよく通るので、雨の心配がない日は、気持ちよく外に干せますね。正面にはお隣の「本郷税務署」があるのですが、右手を見ると「中山道」側にやや視線が抜けますよ。

LDKに戻ってきました

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フローリングやクロス、キッチンの腰壁が、落ち着いたグレージュ系の色味でまとまっていることで落ち着いた大人の空間になっています。上部に備わっている、黒いライティングレールが引き締め役ですね。

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掃き出し窓側の天井には梁が通っており、一番低いところで約190㎝ほど。長身の方は現地で高さをご確認くださいね。

収納力を秘めたキッチン

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キッチン背面は一面掃き出し窓なので、手元と明るく照らしてくれますよ! そして奥のスペースが広々としているので、冷蔵庫に加え、レンジ台や食器棚まで置けそうです。スペースをしっかり測ってぴったりな収納を設置すれば、パントリーとして大活躍してくれますね♡

廊下に戻って
約4帖の洋室へ

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南東と北東に窓があり、明るさは十分。腰窓はこちらも二重サッシになっています。左手に見える扉の中はウォークインクローゼット(WIC)です。

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窓側から室内を振り返ってみました。ダウンライトの光が壁にやさしくバウンドして、ゆったりと眠りにつけそうな空間ですね。

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左・WICは洋服だけでなく、スーツケースや季節家電などもしまえるたっぷりサイズ。/右・北東向きの掃き出し窓の先には、本日ふたつ目のバルコニーがありました! コンパクトながら、このバルコニーがあるおかげで、洋室の明るさがぐんとアップしていますよ。

洋室からの眺望は
抜け感アリ!

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こちらは「中山道」側を向いており、LDKのバルコニーよりは抜け感があります◎ さらに右側に視線を送ると、後楽園のジェットコースターや観覧車が見えましたよ♪

ゆとりある水まわりをチェック

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左・トイレは、落ち着きある色味のクロスでシックな雰囲気。上部には吊り戸棚が付きです。/右・洗面脱衣所は驚きの広さ&明るさ! 窓があって換気ができるのもポイントです。

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左・バスルームにつながるドアの前には、こんなに広々としたスペースがあるんです。しかも可動棚付き! 実は、我が家にも脱衣所にオープン棚があってリネン類を見せる収納にしているのですが、ささっと取り出しやすくてとっても便利なんですよ◎/右・バスルームも窓で、昼からリラックスタイムを楽しめそう。浴室乾燥機能付きですよ。

今日は外食と家飲み
どっちにする?

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左上・フランスはジュラ地方の料理が楽しめるフレンチレストラン「Ma Ploule(マ プール)」。シェフの奥様がソムリエで、日本では珍しいジュラワインを料理とペアリングして楽しませてくれます。(190m 徒歩3分)/右上・バーとワインショップを兼ねる隠れ家的な「NZ BAR」のワインセラーには、ニュージーランド産のワインがずらり。カウンターで軽く一杯飲むのもよし、家飲み用にボトルを購入するのもよし。(250m 徒歩4分)/左下・会席料理店「かねこ」は創業昭和5年と歴史のある老舗。客席は個室のみなので、記念日などのここぞという時に、恋人や両親を招待するのにぴったりです。(450m 徒歩6分)/右下・あまり大きなスーパーがないエリアですが、「miniピアゴ 西片2丁目店」が近くて日々のお買物に便利そう。週末に「春日」方面まで足を伸ばして、「クイーンズ伊勢丹 小石川店」や24時間営業の「ダイエー 小石川店」でまとめ買いするのも◎(140m 徒歩2分)

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カウカモ編集部より


文京区は “3S1K” と呼ばれる人気の名門公立小学校をはじめ、大学のキャンパスも点在している学問の街。今回ご紹介した物件は近くに「東京大学」のキャンパスがありますが、ほどよく距離が保たれているため、学生街ならではのごちゃごちゃした騒々しさとは無縁でした。また、周辺には学生向けの食堂から、大人がしっとりとした夜を楽しめるバーまで、様々なジャンルの飲食店が軒を連ね、開拓するのが楽しそう♪

最寄り駅は都営三田線「東大前」ですが、春日・後楽園・白山などもテリトリーなので、複数路線をうまく利用すれば交通面の不便はなさそうです。少し足を伸ばせば「上野恩賜公園」や「小石川植物園」などもあるので、週末のお散歩で訪れてみてくださいね。

1986年竣工のマンションは、外観や共用部に派手さはないものの、清潔な状態がしっかりキープされていました。エントランスにはオートロックドアがあるので、女性でも安心なのもいいですね。総戸数26戸と多くはないものの、1~2階に会社がテナントとして入っているおかげか、共益費は抑えめ。とはいえ、修繕積立金が多めに徴収されているバランスもGOODです◎

さて、住戸が所在するのは最上階にあたる6階。エレベーターを降りると、珍しいルーフトップの共用廊下にびっくりしてしまいました。また、6階にはふたつしか住戸がないので、プライベート感がありますよ。

内装はというと、大理石やツヤツヤ系の建具でエレガントな雰囲気。LDKは南向きではないものの二面採光ゆえ、ほどよく明るさが保たれています。、特にキッチンが明るいんです! しかも、キッチンの奥はパントリーとして活躍しそうな広々としたスペースが♡ もちろん食品ストックだけでなく、リビング収納として活用してもいいですし、奥まっているので掃除機などの来客時に見せたくないものをしまってもよさそうです。

個人的には専有面積約40㎡とそこまで広くはないのに、水まわりがゆったりしているのがいいなと思いました。洗面脱衣室・バスルームともに窓があって明るいのでなおさら◎ また、水まわりが広いのに、ほかのどの居室も狭さを感じさせず、快適に暮らせる広さを、どこもしっかりと確保できている印象でした。これは、各個室が二面採光だからなのカモ!

学問の街である “文京区エリア” 、そして「東京大学」のお膝元で、背筋をピンと伸ばしながら品のある暮らしが送れそうな予感。内見時は周辺を歩いて街並みや雰囲気も体感してみてくださいね。

writer 島村 麻美 / editor:酒井 大作