これでいいのだ pt.4
四の坂テラス

最寄りの「中井」駅から徒歩５分。閑静な住宅街に現れる、個性的な外観の建物です。

左上・メインエントランス。オーロック扉の左手には集合ポストがあります。／右上・敷地内にはベンチが点在。写真右端に写る管理事務室では、管理人さんが週５日勤務されています。／左下・周辺の街並みの印象とガラッと変わり、まるで別世界のよう……モルタルとグリーンの組み合わせが、ちょっとSFチックです。／右下・こちらが今回ご紹介する住戸の玄関扉。庇（ひさし）があるので、雨の日の出入りもストレスが少なそう。

左・間接照明でほのかに照らされた玄関まわり。正面のドアを開けてみると……／右・手洗い器付きのトイレが。タンクレスのスッキリとしたデザインが、空間によく馴染んでいます。

左・こちらの物件はメゾネットのため、廊下にはもちろん階段があります。それだけでなく、２人乗りのホームエレベーターが設置されているのが大きな特徴のひとつ！／右・廊下の突き当たりには、階段下のスペースを活かした収納があります。

LDKの広さは約16.1帖。ハイサッシの大きな窓から光が差し込む、明るい空間です。収納上部には、ルーバーでほどよく目隠しを施したエアコンを設置済み。

角度を変えてもう一枚。エレベーターが停止するのはこの階までですが、階段で後ほどご紹介する屋上にアクセスできます。

キッチンは３口タイプのIHクッキングヒーターと食洗機付き。LDから死角になる位置にスペースが確保されているので、生活感を上手く隠せそうです。

左・階段の窓のロールカーテンを上げると、敷地内の緑が見えます。／右・こちらのガラス戸の先が、屋上階のルーフバルコニー。木漏れ日がやわらかく室内に光を投げ込んで、なんだかいい雰囲気……

ルーフバルコニーはウッドデッキ敷きで、手すりには目隠しのフェンスが設けられています。

南側の眺望。まわりに背の高い建物はなく、空がとにかく広く感じます！

約8.1帖の洋室Ａ。収納の上部には間接照明が仕込まれており、ムードある雰囲気を演出しています。

洋室Ａには小さなテラス付き。窓とテラスの眼下は共用廊下のため、視線の感じ方は現地でもご確認くださいね。

左・スペースと収納を豊富に設けた、大きな洗面台。その横にはトイレがあります。／右・浴室は在来工法。扉は重厚感あるガラス製です。

約８帖の洋室Ｂ。建物の構造上、ほかの居室と比べると日当たりは控えめな印象です。

洋室Ｂには、廊下につながる出入り口と収納がふたつずつ。エアコンの配管も分かれているので、追加リノベーションで中央に壁を建ててふた部屋にすることが可能です。

最後に、敷地内をもう一度。立派な木の存在に気づいて見上げてみると、区の保護樹木に指定されているイチョウでした。

左上・最寄り駅は、都営大江戸線・西武新宿線「中井」。路線ごとに場所が違いますが、ご紹介した物件まではともに徒歩５分です。／右上・日本を代表する漫画家・赤塚不二夫先生が愛した「洋食ぺいざん」。お手頃価格でボリューム満点かつ美味しいランチは、どれを頼んでもハズレなし。先生はいつも「いちおしセット」を頼んでいたそうですよ。（徒歩５分）／左下・路地裏でひっそりと営業する「割烹なか井」。国産のうなぎや新鮮な魚料理、天ぷらなどが楽しめる正統派の和食屋さんです。（徒歩５分）／右下・日々のお買い物はスーパー「ミニコープ 落合店」で。店内はこぢんまりとしていますが、コープオリジナル商品をはじめ、品質のいい商品が揃います。（徒歩４分）

左上・建物のお隣にある「林芙美子記念館」は、小説家の林芙美子氏が亡くなるまでの22年間を過ごした自邸。数寄屋造りの平屋建てで、代表作である、「うず潮」「晩菊」「浮草」などがここで執筆されたそう。（徒歩１分）／右上・「名代ら〜めん大吉」は、みそラーメンが絶品！ メディアの取材も多いそうですよ。（徒歩４分）／左下・大正12年創業の蕎麦屋さん「尾張屋」。『やってる？』と、粋にのれんをくぐりましょう（徒歩４分）／右下・「スーパーみらべる 中井店」は、品揃え豊富でリーズナブルと評判！ 毎日深夜まで営業しているので、帰りが遅くなったときに利用したいですね。（徒歩６分）