新宿区下落合(目白駅)
杉のおかげでした
メゾン目白
この家に住み始めてから、健やかになった気がする。百年杉の清々しい香り、素足が気持ちよい感覚、目に優しい風合い。大きなテーブルを囲んでごはんを食べるようになったし、就寝前に携帯を見る時間が減った。五感、食事と睡眠を大切にするだけで、こんなに変わるなんてね。
現在ご紹介可能な物件は、中古・リノベーション住宅のオンラインマーケット「cowcamo(カウカモ) 」よりご覧いただけます。
目白・雑司が谷
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学生街なのに 上品な「目白」
左上・今回ご紹介するマンションの最寄りは、JR山手線「目白」駅。近くに大学があるので1日中賑わいつつも「池袋」駅の隣とは思えないほどの落ち着きを感じられます。/右上・飲食店やスーパーがテナントとして入っている、駅ビル「TRAD(トラッド)目白」。英語教室やバレエスクールもあるので、お子さまの習い事にいかがでしょう?(270m 徒歩4分)/左下・森林浴でリフレッシュできる「おとめ山公園」。「東京の名湧水57選」に選ばれた親水エリアでは、蛍が飼育されています。毎年7月に開催されるイベント「ホタル観賞の夕べと夜のおとめ山公園」は必訪。(600m 徒歩8分)/右下・難関私立大学としても名高い「学習院大学」の構内は、一般見学ができます。食堂にも入れるので、学生気分になって “学食ランチ” を楽しんじゃいましょう!(550m 徒歩7分)
cowcamo
左上・駅前の目白通りからアクセスすると徒歩4分のフラットな道のり。駅を出てすぐのところにある急な階段を下るルートなら、わずか1分ほどで到着!/右上・エントランスは階段を少し上がったところにあります。右側には地下駐車場があり、2019年7月現在空きがあります。空き状況は変動しますので、ご利用希望の方はご相談くださいね。(月額32,400円)/左下・共用ロビーにはメールボックスと宅配ボックスが備わっているほか、テナントとして入っている骨董品店や歯科医院の入り口もあります。/右下・エレベーターで3階まで上がってきました。左側が今回ご紹介する住戸のものです。
cowcamo
こちらのマンションの管理体制は自主管理で、管理費月額40,600円のうち8,120円が共用修繕費として積み立てられています。自主管理と聞くと不安に思われるかもしれませんが、外観や共用部に目立った傷みはなく、とても清潔に保たれていましたよ。
売主さま
こちらの住戸のフローリングには、三重県尾鷲(おわせ)で育った樹齢100年を誇る杉、通称 “百年杉” を使っています。香りは清々しく(嗅覚)、床の踏み心地はやわらかく(触覚)、優しい風合いを持ち(視覚)、耳障りなノイズを吸収し(聴覚)、赤ちゃんが舐めても安全(味覚)と、すべての感覚に “快” を与えてくれる空間です。心地よくお過ごしいただけると思いますよ。
木の香りに出迎えられて……
左・住戸内に一歩踏み入れた瞬間、ふわっと漂う木の香り。そして廊下に上がると “百年杉” のフローリングの質感が足に、とっても気持ちいい♡/右・左側には奥行きのある下足入れと水まわり、収納が並んでいます。右側の通路を進むと、キッチンに直接アクセスできますよ。
cowcamo
建具や取っ手がお揃いなので統一感があり、廊下はスッキリとした印象。玄関からはリビングダイニング(LD)とキッチンの両方に直接アクセスできます。
主役はロングな ダイニングテーブル
約16.5帖のLDKの中心には、大きなダイニングテーブルが造り付けられています。8人は余裕で座れそうなビッグサイズ! 正面のオープン棚は奥行きがあるので、収納ボックスなどを活用するとより便利に使えそうです。玄関ホールから棚が見えるので、お気に入りのインテリアグッズで埋め尽くすのも◎
売主さま
忙しいご家族にも食事の時間を大切に過ごしてもらいたいと、このダイニングテーブルを造り付けました。食事の時間だけでなく、仕事や勉強をする場所としてもお使いただけますよ。
cowcamo
なるほど! 壁際はワークスペースにしちゃうのもアリですね。ご家族それぞれがお気に入りの椅子を置いて、自分の居場所をつくってもよさそうです♡
ダイニングテーブルの上にある黒いライティングレールが、空間のアクセントになっています。スーッと伸びやかなフローリングが気持ちいいですね。では、左側に見えるキッチンを覗いてみましょう。
売主さま
百年杉に含有されている「杉の精油」にはアトピーのかゆみや花粉症の緩和、胃潰瘍の予防、せきの鎮静、屋内に生息するチリダニ類繁殖の抑制など、さまざまな効能※があります。
※林野庁:平成29年度 日本の林産物を活用した香りビジネスに関する基礎調査業務報告書より
収納と作業スペースが 豊富なキッチン
ほどよくこもり感がありつつ、LDや廊下とのつながりも感じられるキッチン。奥には冷蔵庫置き場があります。
左・キッチン背面には、カウンター収納が備わっています。上部はオープンタイプなので、鍋やボウルなどを置いておけばワンアクションで取り出せて便利! そして右側に進むと先ほどの玄関ホールに出られます。その途中にある扉を開けると……/右・中は巨大な収納庫! たくさんの食材や飲料、日用品のストックを美しく並べれば、小さなスーパーマーケットみたいになりそう(笑)
売主さま
背面カウンターと収納庫を中心に、キッチンのまわりを回遊できるようにしました。空間が緩やかにつながっているので、どこにいてもご家族の気配を感じながら暮らせますよ。
cowcamo
料理をしながら洗濯をして……なんていうときにも、スムーズに行き来ができて便利な間取りですね!
ワンモアLD
思わず “すーはー” と深呼吸したくなります(笑)壁の向こう側が気になりますね……覗いてみましょう。
売主さま
全居室に木と紙からつくられた “紙クロス” を貼っています。調湿性があり、湿気の多い日本の気候と相性がいいんですよ。
南東二面採光のサブリビング
壁の向こうは約6.7帖の明るい空間。こちらにも黒のライティングレールが設置されていています。
cowcamo
LDにはソファを置くスペースがないので、サブリビングをリビングとして、LDはダイニングスペースとして使うのがよさそうです。窓の下にテレビの配線もちゃんと備わっていますよ◎
バルコニーへ
正面に建物があるので抜けてはいませんが、陽の光はしっかり届いています。このあとご紹介する洋室にもバルコニーが付いており、どちらにも洗濯物を干せますよ。
cowcamo
外に出ても、駅から近い立地とは思えないほど静かでビックリでした。そしてサッシが新しいものに交換されているのも、うれいしいポイント♪
室内に戻ってきました
左・おっと、LDから見えたあの壁の裏はオープン収納でしたか! そして正面の扉の中は……/右・ウォークインクローゼット(WIC)です。あまりにワイドなので、中に入って撮影。3方向に棚が付いており、洋服はもちろん、スーツケースやアウトドア用品などを思う存分しまえそうなほど大容量です!
cowcamo
オープン棚は奥行きが浅い可動タイプなので、読書家の方なら本棚として使うのもよさそう。
WICの前から見てみました。個室として使うなら、ハンガーパイプを設置してお気に入りのファブリックで仕切ってもいいかも◎ そして右奥になにやらムーディーな通路が見えますね……?
寝室への誘い
左・温かみを感じられるフローリングから一転、ひんやりとしたタイルが敷かれている廊下に。まるで美術館のようなアプローチですね。その突き当たりには……/中央・展示スペースのようなニッチが備わっています。/右・ニッチの前から振り返ってみました。朝になれば、陽が差し込み明るい廊下になりそう。
売主さま
“こころとからだの休息” をテーマにし、プランを考えました。特に、睡眠は一番大切な要素だと考えています。睡眠に向けて気分を切り替えられるよう、このアプローチをつくりました。こちらのニッチに携帯電話を置いてからお休みされてはいかがでしょうか。
自然に包まれて眠る感覚
約6.4帖の洋室にも、百年杉と紙クロスがふんだんに使われています。自然素材を感じながらぐっすり眠れそうですね。正面の扉の中は、ハンガーポールが付いた奥行きある収納です。
ふたつめのバルコニー
こちらのバルコニーの正面には、どーんと建物が佇んでいます。ただ、左右や上には少し抜けがあるので、多少は陽の光が差し込みそう。生活スタイルや来客の頻度などによって、どちらのバルコニーで洗濯物を干すかを選ぶのがいいかも。
廊下に戻って 水まわりをチェック
左・洗面台は潔くシンプルに。洗面ボウルは切り返しがなくて、お手入れが簡単そう! そして天井は板張りになっています♡/中央・バスルームも木を感じられるパネルが用いられ、落ち着きある空間。浴室乾燥機能付きです。/右・洗面台の横の扉を開けると、トイレがあります。コンパクトな空間ですが、タンクレス式でスッキリ。
素敵なディティールの数々をご紹介♡
左上・玄関で個性を放っていたのは、このドアノブ。手にしっくり馴染むフォルムです。/右上・カチっという音と感触がたまらない、トグルスイッチ。温かみある内装とのギャップがキュート♪/左下・廊下沿いの建具には、ちょこんと可愛い取っ手が付いています。つかみにくさは多少ありますが(笑)、それ以上に可愛いので許しちゃう♡/右下・LDKとサブリビングの掃き出し窓には、ブラインドが備わっています。こっそり間接照明が仕込んであるので、夜はよりいい雰囲気になりそうです。
オトナが喜ぶグルメが揃う
左上・30年以上の歴史がある洋食屋「KAZAMIDORI(かざみどり)ポアソン」。レトロな店内でいただける自慢の洋食やケーキが、地元民のハートをつかんでいます。(170m 徒歩3分)/右上・手土産を買うなら和菓子屋さん「志むら」がテッパンです。夏限定のかき氷は、毎年行列ができるほどの人気。(190m 徒歩3分)/左下・居心地のいい店内でゆっくりと料理に舌鼓が打てるフランス料理店「Brasserie La・mujica(ブラッスリー ラ・ムジカ)」。満席になっていることが多いので、ランチも予約はお忘れなく!(260m 徒歩4分)/右下・和食店「なるたけ」は、こだわりの食材と出汁をいただける定食ランチが自慢。特に、刺身や塩焼きなどの新鮮な魚料理がオススメです。(260m 徒歩4分)
カウカモ編集部より
「目白」駅からわずか徒歩4分。いや、階段を使えば1分で着いてしまう。そんな立地に建つレトロなマンションに、木の香りで満たされている “オーガニックルーム” が登場しました。
「目白」駅にはJR山手線が乗り入れていますし、隣駅の「池袋」に出れば、JR各線のほか東京メトロ丸ノ内線や有楽町線なども利用できて、都内の交通アクセスは文句なし。「学習院大学」のキャンパスがあるので、駅周辺には学生が多いのですが、同時に「目白」らしい上品な落ち着きも感じられました。
周辺にスーパーはあまりないのですが、駅改札横には「クイーンズ伊勢丹 目白店」、そして目白通りを駅と反対方向に進むと「ピーコックストア 目白店」(600m 徒歩8分)があります。また、車を使う距離感ですが、「高田馬場」方面には品揃え豊富で私も大好きな「オーケー 高田馬場店」(1.5km 徒歩19分)があるので、週末にまとめ買いするのもおすすめです。幸いなことに、収納がたっぷりありますしね!
住戸に関してアツく語りたいことは山ほどあるのですが、一番の魅力は “百年杉” をふんだんに使っている点でしょうか。伊勢神宮の近くの尾鷲で育った樹齢100年を誇る杉を、低温でじっくり自然乾燥。それによって、ココロとカラダを健康にしてくれる「杉の精油」を豊富に含んだフローリングへと仕上がっています。
一見普通に見える白いクロスも、実は紙からつくられているもの。そして、建具を開け閉めするたびに感じられる木の香り。こんなに都会的な場所なのに、どこか山奥の別荘にいるかのような、清々しく透明感のある空気で満たされている感覚でした。
個性的なディティール、寝室へのアプローチ、回遊性ある間取り、豊富な収納……まだまだ語りたいポイントはたくさんありますが、それは現地でご体感を! そして内見時はぜひ素足で室内にお上がりください。百年杉の心地いい感触は、ヤミツキになってしまうと思います!
writer:島村 麻美 / editor:外山 友香
ご紹介するのは、1977年竣工、総戸数21戸のマンションです。「目白」駅前のエレベーター設置工事が終われば、さらに駅からのアクセスがよくなりますよ。2020年2月完成予定とのこと。やや距離はありますが、東京メトロ副都心線「雑司ヶ谷」駅も徒歩圏内、隣駅は複数路線が乗り入れる「池袋」なので、交通の便は良好ですね◎