「荻窪」へやって参りました

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左上・今回ご紹介するマンションの最寄りは「荻窪」駅。周辺にはなんと13もの商店街が! チェーン店から個人店まで、多くの店の活気が溢れています。駅の西口から物件までは「すずらん通り商店街」を進んで参りましょう。(徒歩5分)/右上・商店街入口付近にある「le coeur pur(ル・クール・ピュー)」は、イートインもできるパンと野菜スイーツのお店。平日は7:30〜21:00、日・祝は8:00〜20:00営業で、朝から夜まで頼れる一軒です♪(350m 徒歩5分)/左下・店頭の草花につい足が止まりそう♡ 可愛らしいフラワーショップ「一草一花」。アレンジメントの教室やワークショップも開催しています。(250m 徒歩4分)/右下・創作和食ダイニング「motenasi(もてなし)」では、築地直送の鮮魚をメインにした日替わりメニューがいただけます。厳選された銘酒ラインナップは、まさに大人の愉しみ。(160m 徒歩3分)さあ、環八通りを越えれば、今回ご紹介のマンションはすぐそこです。

グレーでビシッと

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駅から5分歩いただけなのに、あたりはすっかり閑静な住宅街に。現れたのは、チャコールグレーのタイルをまとったスタイリッシュな地上4階建てのマンション。メタリックな質感やグリーンのアクセントカラー、曲線を使ったデザインの “凝っている” 佇まいです。

売主さま

こちらは現在築29年の、新耐震基準に適合したマンションです。これまでに大規模修繕工事やこまめな補修などを行っており、快適にお住まいいただけますよ。

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左上・マンション裏手には駐輪場があり、無償で利用可能です◎ 2018年10月時点では空きがありますが、状況は随時ご確認くださいね。/右上・オートロック完備のエントランス。左手に管理人室があり、右手に見えるのは2017年に搭載された宅配ボックスです。大きいサイズの荷物も受け取ってくれそうでありがたい!/左下・ロビーからは敷地内の緑を眺めることができます。ちょっと旅行に来たような気分・・・。/右下・ガラス扉から中庭に出てみました。紫陽花、椿、楓、色々な植物がバランスよく植えられており、四季の変化を楽しめそうですね。

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巡回の清掃員さんのおかげで共用部はゴミひとつなく、ガラスのテーブルもピカピカでした!(小姑みたいですみません)

それでは住戸へ

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左・共用廊下からも、吹き抜け部分の緑が見えます。目隠しのガラスが設置されている気遣いも◎ 住戸は1階の角に所在しているので、階段やエレベーターを使わずアクセスできるのがうれしいですね。/右・玄関はゆとりある広さで、荷物置き用の棚なども設置できそう。左手には、ご家族みんなの靴が入りそうなシューズボックスが。奥に見えるのはLDKへの扉です。ドアノブは真鍮の鈍いゴールドで、ちょっぴりクラシック調。

ちょっとお花を摘んでから参りましょう

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左・LDKへの扉を背に振り返ったところ。右手の少し高くなっているところに洗面脱衣所とトイレへの扉があります。写真には写っていませんが、廊下には洗濯機置き場もありますよ。/右・タイル使いと丸いミラーがキュートなトイレは、コンパクトな手洗い器付き♡ タオルハンガーはLDKへの扉のドアノブと同じく真鍮です。

水まわりの誘惑

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左・洗面化粧台にもタイルがあしらわれ、こちらのタオルハンガーもお揃いの真鍮。なんだか世界観がわかってきてワクワクしますね・・・。/中央・振り向けば大収納。奥行きたっぷりですので、ストックをしまっておくのに重宝しそう。/右・窓付きなのがうれしいバスルームは、ゆったりめの1418サイズ。こちらの窓はマンション敷地内の植栽に面しており、湯船から緑を眺められますよ。身も心もほどけちゃいますね。

売主さま

今回のリノベーション工事で、住戸の給排水管も一部交換済みです。

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個人的に、水まわりの可愛さにキュンキュンしてしまいました! ここでテンションが上がると、生活の充実度が底上げされそうですよね。

さあLDKへの扉を開けて

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ふわっとやわらかな光に包まれるような感覚。真鍮の丸いペンダントライトも、手前のタイル空間も気になる・・・けれど、まず全体を見てみたい! 写真左奥、光の射す方へ直進します!

光の射す方から

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ジャジャン。角から見渡してみました。“ふんわりやわらか” に感じたのは、ホワイトの壁に窓からの光が染み込んでいるからなんですね。

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ものの5秒でリラックスしてしまいました。

売主さま

綺麗めだけどギラギラとしていない、ゆったりくつろげる空間に仕上げております。

それでは改めて キッチンを拝見

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タイル好きの心をくすぐるキッチン。カウンターの温かみあるピンクベージュ×ホワイトの色味が絶妙! 下部には、家電や調味料などを収納できる可動棚が付いています。リビングダイニングにいるご家族とおしゃべりしながら、効率的に作業することができそうですね。

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カウンターに立つとこんな景色です。正面の掃き出し窓の向こうには砂利が敷かれたマンションの共用スペースを挟んで、先ほどの駐輪場が。ですが、目隠しのパネルが設置されているので、右手のソファに座っている状態では視界に入りませんでした。

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“ちょっと視線が気になりそう・・・” という方はレースのカーテンを引いておくのがいいかも。感じ方は現地でご確認くださいね。それでは写真右手の掃き出し窓からテラスへ出てみましょう!

緑がズラリ

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1階の住戸なのに、豊かなグリーンビューです♪ 植栽がほどよく光を通しつつ目隠しをしてくれるので、洗濯物も気楽に干すことができそう。

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お昼前に取材をしましたが、木漏れ日が揺れてとっても気持ちよかったです!

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室内に戻ってきました。窓の向こう、テラスの緑がさながら避暑地のようです(笑)さあ、今度は写真中央のドアから洋室Aへ入りましょう。

我が家のスウィートルーム

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主寝室となりそうな洋室Aは、約8.4帖。ディスプレイのように大きめのベッドを置いても余裕があります。左手の掃き出し窓からは先ほどのテラスへ出ることができますよ。

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壁一面のクローゼットは中にハンガーパイプが備わっており、かなりの収納力!

例えばカーテンとともに

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洋室Aへの扉を背にLDKを見たところ。それでは続いて、左手に見えるドアから洋室Bと洋室Cを見ていきましょう。

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こんな風にレースカーテンを引くと、さらに “まろみ” アップ。なんだか肌もキレイに見えちゃいそうですね?

約5帖の洋室B

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やや小ぶりな洋室Bですが、窓から陽が差し込んで開放感たっぷり。クローゼットも大人がすっぽり入れるくらいの奥行きがありました。そして、ちょっと見づらいのですがドアの上部にご注目ください。こちらの金具も、さりげなく真鍮なんです。

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よく見てみたら、3つの洋室すべてお揃いでした。うーん、オシャレ!

約5.7帖の洋室C

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洋室Cは南東・北東の二面採光です。窓を開けると、どこか懐かしいような金木犀の香りが部屋いっぱいに広がりました。金木犀がお好きな方に、ぜひ住んでいただきたい! こちらのクローゼットにも、やはり大人がすっぽり入れそうでしたよ。

売主さま

シンプルな中にも、どこかクラフト感や遊び心がある方が「荻窪」という街と相性がいいはず、そんな思いで作った物件です。

カモにも会える街

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左上・マンション裏手を静かに流れる「善福寺川」。想像していたよりずっと水が澄んでいて、水草の様子も綺麗に見えました。日陰の部分にカモがいるのですが、見えますでしょうか・・・。/右上・毎日のようにお世話になりそうなスーパー「オーケー荻窪店」。頼もしい品揃えで暮らしをサポートしてくれます。(350m 徒歩5分)/左下・「パンとcafé えだおね」では、バゲットを使ったサンドイッチが人気です。テラス席で『はむっ』とかぶりつけば、あなたも荻窪通。(600m 徒歩8分)/右下・みんなでワイワイしたいときには、ファミリーでも居心地よく入りやすいと評判な「TRATTORIA Elmo Cielo(トラットリア エルモチェーロ)」へ。イタリアンもいいですね!(600m 徒歩8分)

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カウカモ編集部より


物件の最寄りは、JR中央線・東京メトロ丸ノ内線が乗り入れる「荻窪」駅。「新宿」へも「吉祥寺」へも電車一本で行ける便利さはもちろん、丸ノ内線の始発駅というところが見逃せないポイントですよね。例えば平日の8時台なら3〜4分間隔で始発列車が出ていますので、ラッシュアワーに悠々と座って通勤することだって夢じゃないかも。


「荻窪」駅からは商店街を通るフラットな道のりで、毎日楽しみながら歩くことができそうです。また、マンションは環八通りからは少し奥まった場所に立地しているため、室内で騒音はほとんど感じませんでしたよ。裏手を流れる「善福寺川」では水鳥が歌い、当然のような顔をしてカモが泳いでいたのが印象的でした。


マンションは新耐震基準に適合しており、オートロックや宅配ボックスといったうれしい設備が整っています。総戸数18戸という規模の割に共益費の額がやや抑えめですが、共用部は清掃が行き届いて清潔に保たれていました。敷地内にとりどりの緑が植えられ、ロビーや共用廊下からしっかり味わうことができるのも、こちらのマンションの大きな魅力です。

『1階の住戸でありながら、こんなに陽が降りそそいで、樹々の葉が揺れる音まで聞こえるなんて。』個人的に、東京で “グラウンドフロア” に住もうとしたら、眺望はお向かいの建物の壁ビュー・・・日当たりについても、周囲の建物の影響をある程度覚悟しなければならないと思っていました。ですが今回ご紹介の物件は、アクセスしやすい&下階へ足音が響くのを気にしなくてよい、という1階の魅力はそのままに、窓から木漏れ日をたっぷり受け取る、明るい暮らしを実現させてくれます。何と言っても、4方向すべてに開口部があるんです! 玄関や水まわりにも窮屈さはなく、みんながのびのびと自分の部屋を持つことができそうな3LDKのプランは、お子さまがおふたりのファミリーにぴったり。


室内は白をベースにしたシンプルな装いの中に、散りばめられた真鍮のゴールドでさりげなくクラシックな “おめかし” をしています。実はまだ記事の中で取り上げきれていないポイントがありますので、ご内見の際にはぜひ探してみてくださいね。


これから大きく豊かに育っていくご家族を、光と緑でゆったり受け止めてくれそうな物件です。ぜひ一度足をお運びいただき、“ロングロングステイ” を検討してみてはいかがでしょうか。

writer:小杉 美香 / editor:外山 友香