杉並区荻窪(荻窪駅)
森に舞い降りた
パシフィックパレス荻窪
そこは、喧騒から離れた、歴史ある邸宅の隣にある。貫禄のある大木、雨に濡れて艶めく葉、専用庭を埋め尽くす緑……それらが生み出す凛とした空気と、愛犬と子どもの声があいまった絶妙な瞬間が、とっても幸せ。魔法にかかったみたいに、なんて誰にも言えないけれど。
現在ご紹介可能な物件は、中古・リノベーション住宅のオンラインマーケット「cowcamo(カウカモ) 」よりご覧いただけます。
中央線
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ご近所の景色が 季節を教えてくれる
左上・今回ご紹介する物件の最寄り駅は「荻窪」。JR中央・総武線、そして始発駅というメリットがうれしい東京メトロ丸ノ内線が乗り入れています。「ルミネ荻窪」が駅に直結しており、仕事帰りや週末のお買い物に活躍してくれそう!(徒歩11分)/右上・お子さまと立ち寄りやすい「杉並区立中央図書館」。併設された「杉並区立読書の森公園」の水辺は、秋になると紅葉がきれいでお散歩コースにも◎(850m 徒歩11分)/左下・そして、このエリアで紅葉といえば「大田黒公園」。秋のライトアップイベントは地元の人に毎年大好評で、水面に映る紅葉が幻想的なんだそう。(400m 徒歩5分)/右下・「萩外荘公園」は、明治~昭和時代の政治家・近衛文麿の邸宅がある芝生公園。取材時には、保育園児たちがのびのびと遊んでいて、とっても気持ちよさそうでした♪(40m 徒歩1分)
生い茂る緑に囲まれて
飲食店が豊富な駅前、商店街をくぐり抜け、立派な邸宅を横目で見ながら閑静な住宅街を歩くこと11分。「萩外荘公園」や近衛文麿が住んでいた邸宅の豊かな緑の先に、今回ご紹介するマンションのエントランスが現れました。奥へと進んで行きましょう。
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左上・駐車場の奥に、ガラス張りのエントランスが。敷地内には見上げるほどの高さがある “杉並区保護樹木” があちこちに植わっており、まるで避暑地かのような澄んだ空気に包まれていました。/右上・共用ロビーのガラスの向こうにも緑が♡ 宅配ボックスとオートロックを完備。写真には写っていませんが、左手には管理人室があります。/左下・オートロックの先に進むと、中庭のような場所に出ました。今回ご紹介する住戸が所在するのは1階。右手から植栽の裏側にまわり込んで……/右下・こちらの通路の突き当たり右側に、住戸の玄関扉があります。
売主さま
1985年竣工、総戸数23戸の3階建てマンションです。管理人さんは月・土曜8:00~12:00、火~金曜8:00~17:00に勤務されています。また、こちらのマンションではペットの飼育が可能です。
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竹中工務店が施工しているということもあり、共用部にはグレード感があります。新耐震基準に適合している点も、長く住む上での安心要素になりますね◎
キッチンにダイレクトアクセスできる 玄関ホール
左・玄関扉の先には、ゆったりとした玄関と廊下が。下足入れは両開きで、片面の扉には鏡が付いています。右側に並んでいるのは、後ほどご紹介する洋室BとCへつながる扉です。/右・玄関に上がって左側に伸びる廊下の左側には、洗濯機置き場と収納、右側には水まわりが。突き当たりの扉を開けて、LDKに向かいましょう!
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玄関ホールの左側にある扉は、なんとキッチンにつながっています! お買い物帰りにとっても便利♪
緑たっぷりのお庭付き♡
淡いグレーのアクセントクロスと、掃き出し窓の向こうの緑がマッチしていますね。リビングダイニング(LD)は約12帖とゆったり。目も心も癒されそうなLDですね。
窓側から見てみましょう。LDと隣接する洋室Aの引き戸を開け放てば、この開放感! 1階に所在しているので足音をそこまで気にしなくて済むので、お子さまもペットも大喜びですね♡
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キッチンが独立型なので、LDがスッキリと感じられました。家具を自由自在に置けそう。それではキッチンを覗いてみましょう!
収納豊富な 独立型キッチン
左・キッチンには窓が付いているので、換気がしやすいですね。作業スペースも収納もたっぷり♡/右・キッチンの奥にある扉を開けると、先ほどご紹介した通り玄関ホールに出ます。その左側の扉の中は洗濯機置き場。そうなんです、洗濯機置き場も2Way!
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キッチン背面のスペースには余裕があり、冷蔵庫のほか食器棚やレンジ台、ごみ箱なども置けそうです。
LDに戻りましょう
引き戸の横には、収納付きのカウンターが備わっています。電話機やインテリア、鍵などを置くのにぴったりですね◎ さて、気になるお庭に出てみましょうか♡
もりもりの植栽
専用庭に出ると、緑・緑・緑! 正面は公道ですが、植裁でしっかりと目隠しされているので、人目が気になることはなさそうです。
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車の走行音はほぼ聞こえず、静かでした。取材時はお隣の公園から保育園児の可愛らしい声が聞こえてきて、和やかな雰囲気でしたよ。
洗濯物を干す部分にはしっかり庇が付いています。両隣の住戸とは高さ約1mの柵で仕切られていますが、視線は通ってしまいます。気になる方は、グリーンやパーティションなどを置いた方がいいかもしれません。
室内に戻ってきました
引き戸を閉めても、この通り十分な広さがありますね。お次は洋室Aを見てみましょう!
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アクセントが欲しいなら、LDのメイン照明をインパクトあるデザインのものにしてみてはいかがでしょうか♪
どう使う? 洋室A
左・約6帖の洋室A。こちらからも専用庭に出ることができます。キッズスペースやワークスペースにしてもいいですし、主寝室として使うこともできそう◎/右・折れ戸2枚分のクローゼットが備わっています。
再び引き戸をオープン! 両方の掃き出し窓の一面が緑ですし、耳を澄ますと虫の声も聞こえます。まるで、避暑地にいるような気分♪
廊下に戻って 玄関側から個室をチェック
左・約4帖の洋室B。北向きの窓は共用部に面しています。共用廊下を通る人と視線が合ってしまう距離感なので、レースカーテンを活用しましょう◎/右・こちらにも折れ戸2枚分の収納が備わっています。
お隣の洋室C
約6帖の洋室Cにも、北向きの窓があります。お子さまが、おふたりいらっしゃるのであれば、子ども部屋をふたつ確保できますね。
左・右側の扉を開けてみると……/右・中はウォークインクローゼット(WIC)でした。廊下にも収納は付いていますが、奥行きがあまりないので、スーツケースや季節家電などはこちらにしまうとよいでしょう。
最後に水まわりをチェック
左・トイレはグレーのアクセントクロスで落ち着きある空間。吊り戸棚付きです。/中央・洗面脱衣所は洗濯機置き場がない分、スッキリとしています。写真には写っていませんが、右側には余裕があるので、棚やラックを設置してリネン置き場にしてもよさそうです。/右・バスルームは1418サイズで、洗い場もバスタブもゆったり。浴室乾燥機付きです。
去るのが惜しまれる……
しっとりとした緑に癒されました。ああ、もう少しここにいたい………。名残惜しくて、エントランスをもう一枚パシャリ。エントランスの右側に写っているのが、近衛文麿の邸宅です。
自炊にも外食にも困りません!
左上・ピザだけでなくパスタの評判も高い「Pizza Stand Poco(ピザスタンドポコ)」。テイクアウトもできるので、忙しい日やホームパーティにぜひ♪(550m 徒歩7分)/右上・杉並区内でも屈指の人気を誇るパン屋「Zermatt(ツェルマット)」。フルーツたっぷりのデニッシュや種類豊富な総菜パンに目移りしそう。イートインもできますよ。(600m 徒歩8分)/左下・荻窪駅からマンションに向かうときに通る「南口仲通り」。小道を入るとこぢんまりとした飲食店が多いので、開拓も楽しめそう♪(600m 徒歩8分)/右下・ご家族の食を支えてくれる「オーケー荻窪」は、良心価格で質も安定と評判。(750m 徒歩10分)駅の北側には「西友 荻窪店」(1.2km 徒歩15分)、に加え「ルミネ荻窪」の食品フロアも。、お買い物施設が充実しています。
カウカモ編集部より
新居探しのエリアの条件を “中央線沿線” に絞っている方も、多いのではないでしょうか。JR中央線を使えば、「新宿」駅に一本で出れるのはもちろんですが、「御茶ノ水」や「東京」にもダイレクトアクセスが可能。さらに「荻窪」は東京メトロ丸の内線の始発駅なので、座って通勤だって夢じゃない! そんなアクセスの便利さは、確かに魅力的ですよね。さらにJR中央線沿線は、ローカル感やサブカル感に溢れている街が多く、ほかのエリアにはあまりない魅惑的なカルチャーが根付いているような気がします。
そんな沿線上にある「荻窪」駅の周辺は飲食店が多い印象でしたが、豊かな緑のあるスポットも多く点在していました。マンションの隣の「萩外荘公園」や「杉並区立大田黒公園」、そして少し足を伸ばすと、善福寺川沿いには「善福寺川緑地公園」(1.2km 徒歩14分)や蒸気機関車が展示されている「杉並児童交通公園」(1.8km 徒歩23分)も。自転車があれば、自然と触れる機会をぐっと増やせそう。
マンションの敷地内には、“杉並区保護樹木” にも指定されるほどの立派な木々が植わっています。そして、その中に佇むしっとりと趣ある建物。竹中工務店の施工ということもあり、共用ロビーのタイルやガラスにどこか上品な趣があり、2019年9月現在34年という築年数を感じさせません。新耐震基準適合に加え、オートロックや宅配ボックス完備と、安心&便利な要素もしっかり。少し気になるのは、管理費に重きを置いた共益費のバランスでしょうか。2019年4月時点でマンション全体で貯まっている修繕積立金が約1,500万円と、心細いのが気がかりではあります。
専有面積約80㎡の住戸は廊下や水まわりをゆったり配しつつも、LDKや3つの個室、各所の収納もしっかり広さが確保されていました。そして外へと目を向けると、緑もりもりの専用庭が広がっています。加えて、下階への足音を気にしなくていい・エレベーターの待ち時間なし、などプラス面も多くあります! しかもこちらのマンションはペットの飼育も可能。お庭の緑をお子さまやペットと一緒に愛でながら、静かな暮らしを送れそうです。
1階ですと防犯面を懸念される方もいらっしゃるかもしれませんが、植裁がしっかりと外と仕切っており、そこまで気にならないかと思います。現地でご確認くださいね。
駅やスーパーからはやや距離がありますが、この豊かな緑と静かな空気に囲まれたら、気にならなくなるかも。住まい選びで優先事項に上がりがちな “便利さ” を少し手放してみると、こんな素敵な物件にも出会えますよ。
writer:島村 麻美 / editor:外山 友香
エントランスが面する道路はそこまで広くないのですが、交通量が多い様子でした。お子さまの飛び出しには注意した方がよさそうです。