ファミリーのオアシス 「久我山」

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左上・今回の舞台は、京王井の頭線「久我山」駅(徒歩3分)。古くから学者や画家などの文化人が多く暮らす街として知られており、のどかな雰囲気が漂います。渋谷までの乗車時間は約15分と、利便性のよさも魅力的◎/右上・駅前には、日々のお買い物にちょうどいい、スーパーやドラッグストアが多数。「大丸ピーコック 久我山店」の食品売り場は、9:00〜23:00まで営業しています。お仕事帰りでも間に合いそうですね。(400m 徒歩5分)/左下・「久我山公園」は、とんがり屋根のお城が目印の大きな公園。ジャングルジムやブランコなどたくさんの遊具があり、お子さまをめいっぱい遊ばせてあげることができますよ。(400m 徒歩5分)/右下・ご紹介するマンションへは、地域に根ざした商店が軒を連ねる「久我山商店街」を経由します。

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毎年6月には、“久我山エリア” を流れる神田川や玉川上水などを会場に「久我山ホタル祭り」が開催されるんだとか。ホタルの見られる街が、23区内にあるなんて……! このお祭りは「地元の子どもたちにホタルを見せたい」という想いから始まったそうで、子どもに対する地域の温かさを感じますね。

緑溢れる川辺に

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到着したのは、神田川に寄り添ってどっしりと構える地上6階建て・総戸数81戸のマンション。1966年竣工と、築年数はそれなりに経過していますが、長期修繕計画に基づいてこれまで適切な修繕が重ねられてきました。管理状況は良好で、健やかに住み継がれてきたことがうかがえます。広い敷地とゆとりある設計も、見どころですよ。

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川沿いには、桜をはじめとするたくさんの木々が植わっています。春の訪れが待ち遠しくなってきますね。この道をワンちゃんとお散歩できたら、すごく楽しそうなのですが……

売主さま

こちらのマンションでは、原則1住戸につき1匹まで、抱きかかえられるサイズの犬・猫であればペットの飼育が可能です。

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それはうれしい! ちなみに、川を挟んで向かいに広がる「久我山中央緑地」は、走り回れるほど広い公園です。お父さまとお子さまで、「よーいドン!」

味わいある共用部

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左上・建物内へは、川の反対側にあるアプローチから進みます。門の先にある管理人事務室では、月〜金曜日の9:00〜17:30と、第2・第4を除く土曜日の9:00〜12:00に管理人さんが勤務されていますよ。/右上・そのまま進むと、集合ポストと宅配ボックスがあるエントランスホールに到着。ご紹介する住戸のある階まで上がりましょう。/左下・隅々まで清掃の行き届いた、広い共用廊下に出てきました。右手の突き当たりに、今回ご紹介する住戸があります。/右下・玄関扉はレトロな仕様ですが、きれいに塗装されていました。それでは、お邪魔しましょう!

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ちなみに、メゾネットタイプの住戸が多いため、エレベーターの停止階は1・3・5階のみ。ですが、ご心配なく! こちらの住戸は、停止階の3階に所在しています。

こんにちは!

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左・廊下には、左手奥から時計まわりに、ストレージ・LDK・水まわり・洋室Cに続く扉が並んでいます。後ほど、それぞれについてご紹介しますね。/右・廊下に上がり、振り返ってみました。玄関扉の室内側は白く塗られ、新しい印象に生まれ変わっています。光の入る小窓が付いているので、朝は気持ちよく出かけられそう。それでは、LDKから見ていきましょう。

南向きの恩恵

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”南向き” ということは頭に入れていましたが、ドアを開けた瞬間「明るい!」と思わず声に出てしまったほど。LDKは約11.8帖ですが、左右にある各洋室の引き戸をオープンにすると、外の景色もあいまって開放感がありますね。

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これは、早く眺望を見てみたい! というわけで、まずは、正面の掃き出し窓からバルコニーへ出てみましょう。

グリーン&リバービュー

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周辺には低層の住宅が多いため、穏やかな景色が広がります。この日はお天気がよく、青空を間近に感じました。自然が豊かで、春夏秋冬それぞれの表情を楽しめそう!

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3階ということで、眼下の敷地は近く感じます。川沿いの舗道を歩いて帰ってくるお子さまの姿を見つけたら、手を振ることのできる距離感ですよ。

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バルコニーは、たっぷりとお洗濯物を干すことができるくらいの十分な広さがあります。お布団だってなんのその。陽射しに誘われたワンちゃんのお昼寝スポットとしても活躍しそう♡

いざ、室内へ

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LDKと隣接する各洋室の引き戸を必要に合わせて開閉することによって、間取りのバリエーションが生まれます。まずは、右手の洋室Aからチェック!

使い方を工夫して

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こちらは、引き戸を開けたパターン。LDKと洋室Aがつながって、スペースを広く使うことができますね。大容量のクローゼットがあるので、使う頻度が高いものはここに収納するのがよさそう。

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ドアを閉めると、プライベートな約6帖の空間に。空間の印象もガラリと変わりました。こちらの窓の先にも、コンパクトなバルコニーがありますよ。

どうでしょう?

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各洋室の引き戸を閉めたときの雰囲気は、こんな感じ。先ほどと比べるとやや窮屈に感じるかもしれませんが、ダイニングテーブルとソファを置けるほどのゆとりがありますよ。

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引き戸を閉めたパターンを基本にすると、家具の配置には少し工夫が必要かも。実際のサイズ感は、現地で確認してみてくださいね。

家事がはかどるキッチン

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浄水機能を備えた3口コンロのシステムキッチンは、食洗機付き。面倒な食器洗いの時短になりますね◎ そして、吊り戸棚とシンク下には、大容量の収納スペースが。お気に入りの食器類がたくさんしまえそう!

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キッチンは幅約210cmと、作業がしやすい広めのワークトップ。写真奥の冷蔵庫置き場は幅約75cm×奥行き約68cmで、ファミリーサイズでも問題なく置くことができるスペースがあります。

続いて 約4.8帖の洋室Bへ

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左・グレーのアクセントクロスが可愛い洋室Bは、子ども部屋としていかがでしょうか? 左手の掃き出し窓からも、先ほどのバルコニーへと出ることができます。/右・こちらの洋室には、収納スペースがありません。個室として使う場合には、収納家具を追加する必要がありそうです。

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お子さまが小さいうちは、洋室Bの壁を取り払って、LDKにゆとりを持たせるというのもひとつの手。追加リノベーションに関しても、エージェントへお気軽にご相談くださいね。

廊下に戻り 水まわりを拝見!

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左・LDKから廊下に出て、すぐ左手にある水まわりへ。収納付きの洗面台の背面には、備え付けの棚があります。/右・バスルームは、浴室乾燥と追炊き機能付き。浴槽は、小さいお子さまとなら一緒に入浴できそうなサイズです。

トイレと廊下収納へ

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左・トイレは、隠したいものをスッキリとしまっておくことができる吊り戸棚付き。/右・廊下にある、奥行きの深いストレージ。メゾネットタイプである隣戸の階段下スペースを有効活用しているため、天井部分が斜めになっています。掃除機などのちょうどいい置き場、発見です◎

最後は こちらのお部屋!

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玄関を入ってすぐの所にある約6帖の洋室Cは、主寝室として使うのがよさそう。ハンガーパイプ付きで大容量のクローゼットも備わっています。お、こちらにもバルコニーがあるんですね。ちょっと出てみましょうか。

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左・こちらは北向きで、先ほどご紹介した神田川方面とはまた景色が変わります。/右・バルコニーは、人ひとりが立つことができる程度のサイズでした。おや、写真の奥に見える、てっぺんが斜めに切り取られた円柱のような…… あれは何でしょう?

売主さま

駐輪場から各フロアにアクセスできる螺旋階段です。駐輪場は2020年2月現在、10台ほどの空きがあります。

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自転車で帰宅するときは、住戸への近道になりますね!

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洋室Cには、新規エアコン1台が設置済み◎ 梁や柱がないきれいな長方形で、家具の配置がしやすそうな洋室です。扉は約180cmとやや低めなので、身長の高い方はお気を付けください。

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居室内にも収納が充実していますが、なんとこちらの住戸には、月額無償でトランクルームの使用権が付いてきます。荷物の多いご家族でも安心ですね。トランクルームは、エントランスの左脇にありますよ。

ご近所で見つけた 美味しいスポット

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左上・熊の看板が目印の「hanaiguchi(ハナイグチ)」は、きのこや旬の素材を使ったお料理が可愛いうつわとともに楽しめる、雰囲気が素敵なダイニングバー。(180m 徒歩3分)/右上・煉瓦タイルの店構えが目を惹く「Pain du BRAN(パン ド ブラン)」は、卵乳を使わない素朴なパンが魅力のベーカリー。卵や乳製品にアレルギーのあるお子さまでも、美味しく召し上がれますね。(550m 徒歩7分)/左下・こだわりの味付けが人気の小料理屋「お晩菜 かみ山」。おまかせで小鉢を頂ける “ちょい飲みコース” もあるそうなので、たまにはひとりで疲れを癒しに行くのもありですよ◎(350m 徒歩5分)/右下・「Trattoria e Pizzeria Conifer(トラットリア エ ピッツェリア コニファー)」では、ランチタイムでも本格的なイタリアンが食べられるというのがうれしい♡ お持ち帰りもできる石窯焼きピッツァは、家族の記念日に。(270m 徒歩4分)

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カウカモ編集部より

「ここで育ちたかった……」今回の取材でそう思ってしまったくらい、穏やかで素敵な「久我山」の街と住まいでした。


朝、馴染み深い商店街を通って、徒歩3分で「久我山」駅に到着。学校がある「渋谷」までは、急行電車で約15分。家に帰ったら愛犬と、緑豊かな神田川沿いを散歩に出かける。そして休日には、「吉祥寺」で友だちと映画やショッピング。ここが実家だったら、きっとこんなふうに温かく幸せな学生生活を送ることができそうです。


1960年代から「久我山」を見守ってきたこのマンションは、大手ゼネコン竹中工務店の施工。年数がそれなりに経過しているということで、気になるのは安全面や今後の修繕について。これまでの履歴を見ると、1998年に耐震補強工事が実施されているほか、長期修繕計画の下で共用部や外構、給排水設備など、適切に工事が行われています。この年代に建てられたマンションならではの、広い敷地にゆったりと建っているマンションがいまだに現役で、たくさんの暮らしを抱えているというのは、長年の良好な管理のおかげと言えるでしょう。


3LDKの住戸は、引き戸を開閉することによって、間取りに可変性が生まれます。たとえば、普段はすべてのドアをオープンにして開放感を楽しみ、来客時にはプライベートの空間をしっかり守る。小さな洋室はしばらくは子ども部屋として使い、ゆくゆくはリノベーションしてLDKと一続きに…… などなど、あくまで一例ですが、シチュエーションの変化に合わせて臨機応変なアレンジが可能です。


落ち着きがあり、生活環境が整った街での子育てをお考えであれば、ぜひお問い合わせいただきたい物件。お子さまへの最初の大きなプレゼントが、”実家”になるかもしれません!


writer : 軽部 優海 / editor : 野原 茂香