売主さまのご紹介

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Yさま

2017年に、カウカモで偶然こちらの物件と出会ったおふたり。当時、お引越し願望は強くなかったものの、なんとなく内見してみたら頭から離れなくなってしまったのだとか! この度お住み替えのため、次の住まい手にバトンパスすることに。あなたの “ひと目惚れ” を、お待ちしています。

草花のアーチが出迎える コーポラティブハウス

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住宅街に突如として現れた、花の咲きこぼれる小道…… こちらが、お目当ての物件への入り口です。甘い香りをかき分けて、アプローチを進みましょう。

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2003年に竣工した、地下1階付き地上3階建てのコーポラティブハウス。ゆったりとした敷地に建っています。

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コーポラティブハウスとは、新築当時の入居者が設計段階から携わっている建物のこと。だから、各住戸は完全オーダーメイドの「一点もの」なのです。しかも、ご紹介する物件はテラス付きのメゾネットタイプ。戸建てのような暮らしが送れるカモ?

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木製扉の先に、宅配ボックスが備わったエントランスが。ご紹介する住戸が所在している地下1階には、共用階段かエレベーターでアクセスします。

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エントランスはオートロック付き。管理人さんはいらっしゃいませんが、清掃員さんが平日の午前中に毎日勤務されており、共用部はとてもきれいに保たれています。

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こちらの物件では、ペットと一緒に暮らしを送れます。私たちは猫を飼っていて、猫にとっても心地いい空間に追加リノベーションしました。後ほどご紹介しますね。

おひさしぶりです カウカモです

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玄関扉を開けると……おお、なんだか旅館の一室みたい!

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ベンチのようにせり出しているのは、玄関横にあるサービスルームの床。靴を脱ぎ履きするときなどに、ちょっと腰掛けられるようになっています。

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左・土間からひと続きになっているシューズインクローゼット(SIC)は、可動棚とハンガーパイプ付き。スロップシンクもあるので、帰宅後すぐに手を洗えます。感染症対策も◎/右・その横には、“和モダン” な装飾の吊り戸棚と手洗い器が備わったトイレが。楕円型のミラーも可愛らしい!

地下、でしたよね?

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上品な障子で仕切られた小上がり。その先にはLDKが続いており、掃き出し窓から光がパーッと差し込んでいます。

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明るくて、いい風が吹いてきます。地下ということを忘れてしまいそう……

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風が吹き抜ける構造になっているので、春から初夏にかけての時期はとても過ごしやすいんですよ。それに内廊下仕様で、玄関前には人が通らないので、静かに過ごせるところも気に入っています。

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LDKの広さは約20帖。床は無垢材で、写真右半分(タイル部分とその手前)の2か所に床暖房が設置されています。壁際のスイッチで個別に操作ができますよ。

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折り上げ天井に仕込まれた間接照明が、さり気なくて素敵ですね。そして気になるのが、写真中央にある小上がりの存在!

小上がりには ヒミツが

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左・小上がりにお邪魔して引き戸を閉めると、こんな感じ。下半分が格子になった引き戸は売主さまが特注したもので、上下にスライドすることで光の入り方を調節できます。そして……/右・おおお!? 畳と床下には、奥行きの深い収納が隠れていました!

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畳部分は、ボタンを押すと開閉できる仕組みです。奥行きも底もかなり深いので、季節家電など、普段はあまり使わない大きなアイテムを収納していました。

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まさか、こんな仕掛けがあったとは! 小上がりの広さは約3帖ですが、引き戸を開ければLDKと緩くつながり、閉めればほどよい “おこもり感” が生まれますね。

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急な来客があったときには、こちらにお通ししていました。引き戸を閉めて応接すれば、LDKを見せることなくトイレに行っていただくこともできますよ。

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タイル部分にも、収納が造作されています。売主さまはこちらにテーブルを置いて、ダイニングスペースとして使っていたのだとか。小上がりに腰掛けて、掘りごたつのように使ってもよさそうですね。

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掃き出し窓には、追加リノベーションで二重サッシを取り付けました。また、階段横にも取り外し可能な棚を新設しています。こちらにはデスクを置いて、ワークスペースとしても使っていました。

大きなキッチン

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キッチンは3口コンロと食洗機付き。幅は約2.4mと大きめで、調理スペースには余裕があります。

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こちらにも、目立たないけれど頼れる床下収納を発見! 扉3枚分の大きさがあり、備蓄品などをストックしておくのに便利そうでした。実は隠れた収納がもうひとつあるので、このあとのお楽しみに。

テラスへ

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こちらの住戸のテラス面積は約13.5㎡。各住戸専用のスロップシンクが付いているので、植物を育ててもよさそう。

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テラスではたまにウグイスの鳴き声が聞こえて、自然の雰囲気を味わえますよ。そうそう、カモの雛鳥が迷い込んできたこともありました(笑)

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テラスには、隣接する住戸と区切る柵などがありません。室外機が置いてある辺りから奥が隣戸で、反対側にも同様に、別の隣戸のスペースがあります。お互いに迷惑にならないよう、配慮は必要かもしれません。

室内に戻って

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さて、今度は上の階に行ってみましょう。と、その前に……

階段にも ヒミツが

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左・隠し収納の最後のひとつはコチラでした! これだけあれば、持ち物が多くても収納には困らなさそうですね。/右・そして階段の壁には、売主さまが追加リノベーションしたキャットウォークが。

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奥の吹き抜け部分にピョンと飛び移ってもらいたくて、ここにキャットウォークを設けました。猫の成長にあわせて変化をつけられるよう、可動式になっています。

ニャンとも すてきな吹き抜け

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こちらは売主さまからご提供いただいた、キャットウォークを優雅に使いこなす猫ちゃんたちのお写真!

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か、可愛い……♡ こんなふうに、愛猫家さんにとっては堪らない表情を見ることができそうですよ! 猫ちゃんたちも自由に動きまわれて、とても楽しそうです。

それでは 約5.5帖の洋室Aへ

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階段を上がって左手にある、北西向きの洋室A。扉や障子窓の開け方によって、雰囲気がガラリと変わる空間です。

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写真左手に見える扉の先には、洗面室と浴室があります。最後にご紹介しますね。

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吹き抜け部分から、光と風が入ってくる構造。右奥にある扉の先はバルコニーです。

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こちらのバルコニーには、物干し金具が備わっています。低めの位置に干せば、お隣さんからも見えませんよ。

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扉がない洋室Bは、フリースペースとして使ってもよさそう。掃き出し窓から外へ出てみると……

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もうひとつのバルコニーが。こちらは建物の共用廊下につながっています。

洗面室と バスルーム

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左・洗面台の左横には、スリムな収納を追加しても◎/右・換気窓付きの明るいバスルーム。戸建て仕様の1618サイズで、ゆったりと入浴できそうです。

最後に お見せしたい場所が

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住戸を後にして、今度はエレベーターで建物の屋上へやってきました。どうでしょう、この景色!

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屋上は自由に出入りOK。まわりが低層の住宅街なので、抜けのある景色と大きな空を仰げます。この空間にも惚れ込んでしまいそう……!

すべてがこの街で完結する

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左上・最寄り駅は「吉祥寺」。人気が衰えない魅力のある街です。(徒歩15分)/右上・ご紹介した物件までは、多数の飲食店や物販店が集まる「吉祥サンロード商店街」のアーケードを通ってアクセスすることもできます。(900m 徒歩12分)/左下・商業施設「吉祥寺PARCO(パルコ)」に入っているミニシアター「アップリンク 吉祥寺」。売主さまは映画がお好きで、ラインナップに惹かれてよく足を運ばれるのだとか。(1.2km 徒歩15分)/右下・駅から物件までの途中には、スーパー「マルエツプチ 吉祥寺店」があります。日常のお買い物はこちらで。(700m 徒歩9分)

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こちらの物件を検討していた当時は、23区外で暮らすことや駅から遠いことが少しだけ不安でした。でも、この街で暮らした感想は……「吉祥寺」って最高! ショッピングや映画など、わざわざ電車に乗らなくても、なんでも揃ってしまうんですよ。

ご近所にある 売主さまのオススメ

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左上・「すずめベーカリー」は、国産小麦を100%使用した無添加の焼きたてパンが自慢のベーカリー。(350m 徒歩5分)/右上・物件取材後、筆者は本格的な南インドカレーの店「SAPPADU READY(サッパドゥ レディ)」へ。バナナの葉にのったチキンとマトンのあいがけ、絶品でした!(210m 徒歩3分)/左下・「紅梅堂」は、コーヒー大福が名物の老舗和菓子屋。手土産やおやつにどうぞ。(120m 徒歩2分)/右下・予約困難な人気焼肉店「肉山」。赤身肉のフルコース、ぜひ一度は味わってみたいものです。(650m 徒歩9分)

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駅との間には距離があるけれど、ルートがいくつもあるのは楽しいですよ。急ぎのときは自転車で大通りを走ればいいし、ゆっくり歩いて住宅街の中にポツンとあるお店と出会うこともできます。私たちは『あみだくじみたいだね』って言っているんです。

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全部アタリのあみだくじ、ですね! ちなみに、マンションから徒歩3分の所にある停留所「立野町」(200m)からは、「吉祥寺」方面へ向かうバスが数分おきに発着しています。こちらを利用すると、駅までは約8分でアクセスできますよ。

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カウカモ編集部より

緑に囲まれた建物の一室、静けさに包まれた和モダンなメゾネット物件。両サイドに備わったテラスとバルコニーのおかげで、穏やかな日差しと風が通り抜けます。いい空気を感じながら小上がりに腰掛けて、こちらの住まいで過ごされた4年間についてのお話を伺いました。


2017年にカウカモでご紹介させていただいた、こちらの物件。二重サッシや造作棚、キャットウォークなど、売主さまの工夫を凝らした追加リノベーションが加わり、さらに暮らしやすい住まいに生まれ変わりました。それでいて使用感は少ないので、気持ちよく過ごしていただけそうです。


お隣さんとの距離が近いことが少し不安、という方もいらっしゃるかもしれません。そこはご自身のライフスタイルやご希望と照らし合わせて、よくご検討いただければと思います。コーポラティブハウスでは新築当時からお住まいの方も多いため、顔の見える関係性の中で、安心して暮らしを送るにはいい環境ですよ。


最後に、東西南北にまっすぐ走る道路を “あみだくじみたい” と例えた売主さまの、センスが光る言葉をお借りしましょう。「吉祥寺」には、便利な大型商業施設のほかにも、個人経営のすてきなお店がたくさん集まっています。あみだくじのように好きな道を選んで、新たな出会いに溢れた暮らしを送ってみませんか? 住み継いでいただける方を、お待ちしています。

writer / editor : 軽部 優海