欲しいものはここにある

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左上・物件の最寄りは副都心線「北参道」駅。新しいトレンドの発信エリアとして脚光を浴びる “ダガヤサンドウ” も生活圏です!(徒歩2分)/右上・さらに、マンションから「原宿」駅までは徒歩9分の距離。いつの時代もカルチャーの中心となってきたエリアが、生活の舞台になるんです。/左下・周辺のおしゃれさを語る上で欠かせない、LA発のセレクトショップ「ロンハーマン 千駄ヶ谷店」。アパレルやカフェ、リラクゼーションサロンも揃っています。(750m 徒歩10分)/右下・最寄りのスーパー「オーケーストア 千駄ヶ谷店 」は8:30~21:30まで営業。日々のお買い物事情はかなりオーケーです。(350m 徒歩5分)

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「北参道」駅から徒歩わずか2分という便利な立地! 電車で渋谷・新宿へ10分以内で行けるというのがいいですよね。「原宿」駅ほか、少し歩けば「千駄ヶ谷」駅(徒歩11分)も利用できますよ♪

健やかに歳を重ねて

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左上・マンションの外観です。1974年築ですが2010年に大規模修繕工事を完了しており、レトロでありつつ清潔感が漂っています。/右上・タイル貼りのエントランスは、スロープ付きなので使いやすそう。/左下・隅々まで清掃が行き届いたロビー。集合ポストの向かいには、管理人室があります。防犯カメラも付いていますよ。/右下・窓際にはちょっと休めるラウンジスペースが。自然光がさんさんと入って明るいです!

売主さま

細則はありますが、こちらはペットと一緒にお住まいいただけるマンションです。

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管理人さんは火〜金曜の8:00〜15:00にご勤務されているそう。住民の方と気さくに声を掛け合っていらっしゃる姿を見て、マンションの雰囲気のよさを感じました♡

エレベーターで 2階へ!

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左・今回ご紹介するのは2階の角住戸。玄関扉はダブルロック式で重厚感があります。それではお邪魔します!/右・余裕ある広さの、磁器タイル貼りの土間がお出迎え。扉を開けて目の前が広々としていると、さっそく贅沢な気分になりますね。

売主さま

玄関に圧迫感が出ないよう、シューズボックスなどの収納は廊下にスッキリとまとめました。造り付けのバーは、グリーンやドライフラワーなどを飾っていただいたり、冬場や来客時にはクロークのようにご利用いただいてもいいかと思います。

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左・振り向いたカット。玄関扉は、ロックを外すと両サイドにフルオープンすることも可能です。/右・廊下とLDKの間には、光と視線を自在に通すガラスの引き戸が。リノベ住宅好きの心をくすぐるポイントです。

ガラスの向こう ごきげんなLDKへ

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LDKは約25.8帖。ほうっ……と息を吐きたくなるような開放感があります。躯体現しの天井と、フレンチヘリンボーン貼りのフローリングが素敵!

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光がたっぷりと入ってくる、西向きのバルコニーに出てみましょう。窓の下、足元にちょっと立ち上がり部分がありますのでご注意くださいね。

バルコニーからの眺め

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道路を挟んで、正面にはお向かいの建物が。背の高い建物ではないので、圧迫感はさほど感じないかと思います。うーん、さすが北参道。お向かいさんもなんだかスタイリッシュですね(笑)

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バルコニーには、余裕で歩き回れるくらいの幅・奥行きがあります。洗濯物を干す場合もラクに作業できそうです。

売主さま

マンションの屋上にも物干し場がありますので、大きな物はそちらを使っていただくと便利ですよ。

LDKに戻って

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バルコニー手前には、存在感のある梁が伸びています。床をよく見ていただくと……この梁を境にして、フローリングの貼り方が変化しているのがわかりますでしょうか?

売主さま

この梁下の天井高は、185cm程度と低くなっています。そこで、梁の前後で空間をゆるやかに区切り、暮らしのシーンの描き分けをできるようにしました。窓辺はインナーテラスのように、“飾る” や “眺める” を楽しむ場所として使っていただいてもいいかと思います。

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フレンチヘリンボーンから、ストレートな横貼りへ……貼り方の違いでさりげなく印象を操るとは、お見事です!

売主さま

タイルなど、素材の変化でゾーニングすることも考えましたが、LDKのゆとりある広さを活かすためこのようなプランで仕上げました。

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なるほど〜! ではでは続いて、写真左手の白いドアを開け、洋室Aへ進みましょう。

約5.7帖の洋室A

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同じく西側に窓を持つ、洋室A。折れ戸の中は奥行きたっぷりのクローゼットです。ちょっと変形の個室なので、家具のレイアウトには工夫が必要かも。たとえば窓側にシングルベッドを置いて、ドア側にデスクを配置すれば快適そうです。

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洋室Aの梁下も、一番低いところで185cm程度ですのでご注意くださいね。ではでは、続けてお隣のキッチンへ。

シックなクラフト感

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左・木目のパネルと、黒のスチール足の組み合わせが男前! 足元を浮かせたフロートタイプなので、高級感たっぷりなのに重すぎないのがgood♡ 壁のタイルに飾り棚、見ドコロ満載のキッチンです。/右・カウンター下には収納がたっぷり備わっています。おふたり(3人でも!)で並んでの作業も余裕でできちゃいそう。

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シンクがブラックなんですね。かっこいい……!

売主さま

ガラス戸の格子やライティングレールなど、随所をブラックで引き締めているので、そことリンクさせました。実はこだわったポイントです(笑)。

まだ折り返し地点ですよ!

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写真中央の開口部から、第二の廊下が伸びています。どんどんまいりましょう!

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左・扉をパカッと開けると、リビング収納が。右手の開口部はドアが開いた状態で写しています。来客時などには、閉めればプライベート空間とLDKをしっかり分けることができますよ。/右・廊下の奥には、3つのドアが。右から、洋室B 、ウォークインクローゼット(WIC)、サービスルームにつながっています。

まずは洋室Bへ!

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南西角に位置しているので、日当たり&風通し良好◎ 約8.8帖のゆったりしたサイズで、主寝室にちょうどよさそうです。中央あたりに柱が張り出しており、それを利用してゾーニングするのがいいかも。写真奥側(西側)のスペースに、ダブルベッドがしっかり収まりますよ。

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左・窓側から見渡したカット。ドアの横にはクローゼットがふたつ備わっています。/右・オープン! 想像よりもっと懐深くてびっくりしました。おふたり分の荷物でも安心して任せられそうです。

そして サービスルームへ

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約5帖と比較的コンパクトではありますが、南向きの窓があり、個室としての活躍も期待できそうな空間です。

売主さま

使い道を限定しないよう、クローゼットはあえて造らずにハンガーパイプを設えました。ストレージ(納戸)として、または個室として、ライフスタイルに合わせてご利用いただけますよ。壁に下地を入れてあるので、将来的に扉を付けてクローゼットにすることも可能です。

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洋室Bとサービスルームの間にもWICがありますし、収納豊富ですね!

ただいまLDK

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写真右手からふたたびLDKに。今度はガラス引き戸の向こうへ行ってみましょう。さすが専有面積約109.7㎡……広い!

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左・通りすがりに、廊下のシューズボックスをオープン。可動棚なので背の高いものでも効率的に収納できます。/右・そのお隣にあるトイレ。小ぶりな手洗い器が付いているのはポイント高いですね。

最後に水まわりをチェック

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左・廊下の突き当たりの引き戸を開けると、洗面脱衣室が。タイルをあしらった洗面化粧台は、流しの隣にドレッシングスペースが確保されています! 座って身繕いできるし、交通渋滞も起こりません。誰にとってもうれしいポイントですね◎/右・バスルームはゆとりを感じる1418サイズ。浴槽に身を沈めて、ゆっくり羽を休めてくださいね。

欲しいものが増えていく

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左上・日本初上陸の、乳製品を使用しないアイスクリームショップ「KIPPY'S COCO-CREAM」と、お隣のコールドプレスジュース専門店「DAVID OTTO JUICE」。オープン当初から話題のお店です。(650m 徒歩9分)/右上・「trattoria Tanta Bocca(トラットリア タンタボッカ)」は、肉料理がメインのイタリアンレストラン。まるで本場イタリアのような店内にもご注目あれ。(350m 徒歩5分)/左下・こちらは売り切れ必至の人気店「ますだ製パン」。ちゃっかり実食したところ、特にデニッシュ系がピカイチの美味しさでした♡(600m 徒歩7分)/右下・天気のいい日は、ペットと一緒に「THE DECK COFFE & PIE(ザ デックコーヒー&パイ)」へ(500m 徒歩7分)。テラス席がキマる街、それが北参道です。

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カウカモ編集部より

何と言っても魅力的なのは、この立地。「北参道」駅の2番出口から、徒歩わずか2分だなんて! 渋谷も新宿も表参道も中目黒も、余裕で行動圏内。周辺はアパレル会社が多く、オフィスと住宅街がうまく調和しています。有名人が手がけた飲食店や日本初上陸のショップなどが点在し、話題に事欠かない街なのだけど、決して騒がしくない。落ち着きがあり大人に似合う街。だからこそ、このエリアを "住む場所" にしたい人が多いのかも。


マンションは1974年築のレトロなお顔立ち。丸みを帯びたファサードのデザインなど、意匠性の高さを感じる外観です。2010年に直近の大規模修繕工事を完了しており、共用部は明るく清潔感ある印象でした。ただ、管理費と修繕積立金のバランスにはちょっと偏りがあるので、その点はご留意いただいた方がいいかもしれません。


さて、ご紹介する住戸の専有面積は約109.7㎡。立地だけでなく、この空間も素敵です。広く開放的な土間から、ガラス戸で優しく区切られたLDKへ。窓から陽が注ぐLDKに入れば、約25.8帖のゆとりある空間に思わずウットリです♡


クリエイティブな業種のオフィスが多く、感度の高いこの土地柄に寄り添うように、収納がしっかりと用意されているのも特徴のひとつ。売主さま曰く、お洒落な住まい手の方なら、きっと持ち物や、飾りたい逸品がたくさんあるのではないか……そんな思いから、各室や廊下に収納を完備したのだそう。さらに玄関のバーやLDKの窓辺など、美しく “見せるための置き場所” も。


個人的にいいなと思ったポイントは、ブルックリンスタイルを思わせるキッチンです! ブラックのシンクって初めて見ましたが、高級感があって実にカッコイイ。スチールの脚、レンジフード、飾り棚、それぞれのブラックと呼応して絵になるんです♡ 毎日向かうのがこんな男前のキッチンなら、テンション高めにお料理できそう。冷蔵庫から取り出すのは、もちろんクラフトビールです(笑)


ふたつの洋室、そして個室としてもストレージとしても使えそうなサービスルーム、いずれもやや変形なのがちょっと気になるところ。十分な広さがあるので窮屈には感じませんでしたが、家具のサイズ感や配置は、部屋の形に合わせて考慮することになりそう。お気に入りの家具がうまく収まるか、ご内見時にイメージしてみてください。


梁下の天井高が低い点は、LDKでは窓辺ということもあり、意外とすんなり馴染んでいるように感じました。フローリングの貼り方のリズムを変えることで、梁の向こうはほんのり別空間に。梁はただの邪魔なモノではなく、額縁のような役割と意味が生まれます。うーん、そもそも、LDKがゆったりしているからこそできる工夫ですよね◎ ただ、洋室Aではドーンと「梁」していますので、気になる方はいらっしゃるかも。


とはいえ、ペットOK、すべての居室にまとまった広さと窓があり、大通りから離れて穏やかな環境、シックでほどよく気の利いた内装で……この立地です。トレンドと陽の光をいっぱいに浴びる暮らしが手に入ります。東京の街を愛してやまない方に、ぜひ伸び伸びと住みこなしていただきたい物件です。

writer / editor:小杉 美香