トレンドを生む街で

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左上・今回の舞台は、トレンドの発信地 “原宿エリア”。物件の最寄りは東京メトロ千代田線・副都心線「明治神宮前」駅です。(750m 徒歩9分)/右上・このエリアを代表するスポットといえば「代々木公園」。週末にはさまざまなイベントが開催されていますよ。休日に訪れてみてはいかがでしょう◎(1.1km 徒歩14分)/左下・今回ご紹介する物件の内装をプロデュースしたセレクトショップ「UNITED ARROWS(ユナイテッドアローズ)」の原宿本店はなんと物件から徒歩3分の距離に!(200m)/右下・物件の周辺にはファッション関係の事務所が点在します。その中でもひときわ個性を放っているのが、遊び心を忘れない大人たちに向けた商品をセレクトするショップ「CONTE_NU(コンテニュー)」。自分らしさを見つけることができるアイテムが並んでいますよ。(290m 徒歩4分)

それはまるで パリのアパルトマンのような

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白い外壁にバルコニーのアイアンが映える美しいマンション。1階にはテナントとしてアパレルショップが入っているのもこのエリアらしいですね。

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2020年3月時点で、修繕積立金は総額2,000万円ほど貯まっています。また、1972年竣工とそれなりに築年数が経過していますが、定期的に修繕工事が行われているため古さを感じさせません。次回の大規模修繕工事は2030年に予定されていますよ。

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左上・植栽花壇の木花が美しいエントランス。エントランスドアは通りから少し奥まった場所にあります。右奥には自転車置き場、バイク置き場がありますよ。/右上・2020年3月現在、駐輪場には2台分、バイク置き場には6台分の空きがございます。/左下・エントランスホールには管理人室と集合ポストがあります。/右下・エレベーターで住戸が所在する5階へと上がってきました。右手の壁沿いにあるのが、今回ご紹介する住戸の玄関ドアです。

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2019年1月には各戸の玄関ドア、サッシを交換するなど、メンテナンスに対する意識の高さが好印象。管理人さんは日勤で、週6日間勤務されています(月〜金曜は8:00〜16:00、土曜は9:00〜12:00)。

おじゃまします!

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左・玄関扉を開けたカット。正面には天井までの高さがある折れ戸2枚分の収納棚があります。/右・今度は廊下から土間を振り返ってみました。下足入れは、スニーカー好きの方が靴をたくさん入れても対応できそうなほどの容量がありましたよ。

LDKへ

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約12.1帖のLDK。日本を代表するアパレルブランド「ユナイテッドアローズ」のプロデュースによってリノベーションされたということもあり、随所にこだわりが散りばめられています。それでは順に見ていきましょう!

存在感を放つ アイランドキッチン

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左・LDKのなかでも存在感を放つアイランドキッチン。天板は人工大理石になっています。/右・キッチン背面にはカップボードが備わっていますよ。グレーのタイルがスタイリッシュな印象ですね。

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壁や仕切りがないために、数人での作業がしやすいことが特徴のアイランドキッチン。リビングダイニング(LD)にいる人とのコミュニケーションも取りやすいので、お友達を呼んでホームパーティーをする際は重宝しそうです◎

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今度はキッチンの横からLDを見てみました。奥には洋室が見えますね。

バルコニーに出てみましょう!

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北西向きのバルコニー。視線には電線が被りますが、背の高い建物はないためしっかりと空を仰げます。奥には夜になるとライトアップする「NTTドコモ代々木ビル」の姿も。

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バルコニーはLDKと洋室にそれぞれあります。どちらもコンパクトなサイズ感なので、洗濯物を干す際は注意が必要そうです。でも、アイアンとウッド調の床が可愛いですね!

LDKに戻ってきました

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キッチンでささっと料理を作って、カウンターで食べるもよし、ソファで食べるもよし。そんな生活が妄想できてきますね……◎

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LDKは南西側にふたつ腰窓があります。お向かいにはほかの建物が建っているため視線の抜けはありませんが、通風や換気は◎。

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角度を変えて洋室の方向を見てみました。引き戸を開け放てば、約18.1帖のゆとりある空間になりますよ。

洋室へ

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約6.0帖の洋室。グレーのアクセントクロスが空間にやわらかさを与えていますね。バルコニーに出ることができる掃き出し窓は、LDKのものに比べると少し小さめ。

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左・掃き出し窓を背にしたカット。クローゼットにはハンガーパイプと枕棚が備わっています。さらに右手には、ディスプレイのように小物や本をしまえる収納も備わっていますよ。/右・引き戸を閉めてみました。ガラス戸のため、室内の奥行きと開放感は保ったままゆるく空間を分けてくれますね。木の枠が空間に映える素敵なアクセントになっています◎

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さまざまなジャンルのショップが並ぶ “原宿エリア”。ポップアップが行われていることも多いため、近所の気になる店で購入したアイテムを棚に並べて、悦(えつ)に入る時間を過ごしてみるのも楽しそうです。

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再びLDKに戻ってきました。引き戸やキッチンのブラウンが空間に表情を与えてくれます。キッチンの左奥に見えるドアは、水まわりへとつながっています。

最後に水まわりをチェック

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左・アイアンのブラックが効いた洗面脱衣室。ミニマルなワントーンが好印象◎/中・浴室のカラーリングも統一。浴室換気乾燥機付きです。/右・シンプルですっきりとしたフォルムのトイレ。

行ってみたい お店がたくさん

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左上・青山キラー通り沿いにある「HOTEL DRUGS(ホテル ドラッグス)」は、どこか異国情緒がある内装が魅力のコーヒースタンド。(290m 徒歩4分)/右上・カレー激戦区でもあるこのエリアで随一の人気を誇る「HENDRIX CURRY BAR(ヘンドリクス カリー バー)」。(350m 徒歩4分)/左下・「San Francisco Peaks(サンフランシスコ ピークス)」はハンバーガーやパンケーキを楽しめる、本格アメリカンダイニングカフェ。(210m 徒歩3分)/右下・日々のお買い物は「まいばすけっと 神宮前2丁目商店街店」でどうぞ!(24m 徒歩1分)

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カウカモ編集部より

東京の注目エリアは数あれど、ファッションとポップカルチャーのトレンドを生み出す発信地と言えばやはり「原宿」。そんなエリアの中で、テレビで取り上げられるような旬なお店がありながらも、地域に愛され続ける老舗が各所に点在する、新旧の顔ぶれがバランスよく共存するのがここ “神宮前2丁目エリア” の特徴。

「原宿」といえば駅近くに有名なヴィンテージマンションが建ち並んでいますが、実はこのエリアにも魅力的な物件が多いんです。今回の物件もそのひとつ。まるでパリのアパルトマンのような、デコラティブな外観には目を惹かれます。


建物は1974年竣工とそれなりに築年数は経過していますが、適宜修繕工事が行われているためか、年季をさほど感じなかったのが印象的でした。直近では2019年1月に外壁補修、各戸玄関ドア・サッシ交換が行われているなど、マンションのメンテナンスに対する意識の高さがうかがえます。

住戸は5階に所在する1LDK。内装をプロデュースしたのは、トレンドを発信し続けるアパレルブランド「ユナイテッドアローズ」です。比較的コンパクトな空間ですが、洋室とLDKを分けるのにガラス戸を採用することで、住戸の持つ奥行きや開放感はそのままに、デザイン性もしっかりと落とし込まれているんです。

また、廊下と水まわりをコンパクトにすることで、居室をできるだけ広く確保しています。おかげで生活動線はコンパクトになり、快適に過ごせそう。壁や仕切りがなく自由度が高いアイランドキッチンは、LDにいる人とのコミュニケーションが取りやすく、数人での作業にも向いています。普段はおひとりで過ごすことが多い方も、たまにはお友達を呼んで、ホームパーティーを楽しんでみるのはいかがでしょうか◎


そして、忘れてはいけないのが交通利便性。実は今回の物件、山手線「原宿」駅と東京メトロ副都心線・千代田線「明治神宮前」駅以外に、銀座線「外苑前」駅、中央総武線「千駄ヶ谷」駅、半蔵門線「表参道」駅にもそれぞれ徒歩10分程度のアクセスできるんです。各駅に特色があるので、お散歩がてらお出かけしても楽しいですね。


流行の発信地「原宿」。日本中へトレンドを発信し続ける「ユナイテッドアローズ」の本店があるこのエリアで、同ブランドプロデュースの意匠が散りばめられた空間を自分のものに。トレンドの移り変わりを日々肌で感じながら、刺激的な暮らしを送りたい。そんな気持ちをお持ちの方は、ぜひご内見を。

writer:清水 駿 / editor:酒井 大作