渋谷区東（恵比寿駅）
見守りたい背中
Dグランセ広尾
キッチンから、子どもの頑張っている背中をちらっと見る。本当はあれこれ言いたいけど、出しかけた声をぐっと引っ込める。そのかわりに、頑張れーと念力を送る。街並みを眺めながら歩く。駅から近いのもいいけど、少し距離があるのもいいなと思う。付かず離れず、心地よい距離感ってこういうこと。
現在ご紹介可能な物件は、中古・リノベーション住宅のオンラインマーケット「cowcamo（カウカモ） 」よりご覧いただけます。
麻布･広尾
現在販売中のおすすめ中古マンション
大人の愉しみと居心地のよさ
左上・今日ご紹介するマンションは、「恵比寿」からは徒歩13分、「渋谷」からは徒歩15分と少し距離があります。が、ご安心を。徒歩２分のところにある「東四丁目」バス停から、恵比寿・渋谷駅に発着するバスが出ていますよ。／右上・「PAPAS CAFE 広尾店」は、古きよさを残すインテリアとアットホーム感が人気のカフェ。店名はあの文豪パパヘミングウェイから来ているという、“PAPAS COMPANY” が経営しています。お天気がいい日にはテラス席もおすすめ。（350m 徒歩8分）／左下・ “日本に住む僕たちの等身大の食堂｡” をコンセプトとしている、フレンチビストロ「BISTRO SHIRO（ビストロ シロ）」。兵庫･明石浦漁港や北海道･函館をはじめ、全国の産地から直送される新鮮な魚介をフレンチベースでどうぞ。（190m 徒歩3分）／右下・このエリアのシンボル的存在「山種美術館」は、日本初の日本画専門の美術館です。（290m 徒歩4分）
cowcamo
徐々にホテルライク
左上・駒沢通りから一本入ったところに、今回ご紹介するマンションは建っています。正面には「渋谷区立広尾中学校」、お隣には「國學院大學」があり、落ち着いた街並みです。／右上・フラットなエントランスアプローチを通り、建物の中へ。左側には管理人室と、奥には宅配ボックスがあります。／右上・オートロックを抜け先に進むと、エレベーターホールが。オートロックの鍵をかざして、住戸が所在している２階へ向かいましょう。／右下・共用廊下はまさにホテルライク！ なカーペット敷きの内廊下。エレベーターの前に飾られているお花の置物から上品さを感じますね〜。
売主さま
こちらは、現在築13年、総戸数19戸のマンションです。管理人さんは火〜金曜の8〜14時に勤務されていますよ。2018年12月時点、月額45,000円で利用可能な駐車場に空きはございます。状況は変動しますので、詳細はご確認くださいね。
いきなりふた手
左・玄関扉を開けると、目の前にはＶ字型の廊下が伸びています。土間から廊下まで使われている床材は、共用ホールと同じ柄と質感のもので統一感がありますね。写真左側、半透明の引き戸を開けた先に、LDKがあります。／右・廊下に上がって振り返ってみたところ。扉の右側には奥行きある、下足入れが備わっていますよ。
売主さま
こちらの物件ではペットの飼育が可能で、事務所としてお使いいただくこともできますよ。また、フラット35に適合している点もおすすめポイントです。2018年には、大規模修繕工事を行いました。
再びふた手
LDKに入ると・・・左と右がさっそく気になりますね！ 順に見ていきましょう。
まず左側のデスクスペース
上部に可動棚、右側と背面にオープン棚と、棚に囲まれています。コンセントも２ヶ所完備。
cowcamo
暖房器具やコンパクトな加湿器を置いて、電子機器の充電をしても電源が足りなくなることはなさそう◎ ぜひ快適なデスクスペースをつくってくださいね。
そしてくるっと振り向いて
右側にはキッチン。こちらも背面、上部に収納が備わっています。電子レンジや炊飯器の特等席が確保されており、機能面◎ こだわりの調味料のストックとお酒をしまっても、まだまだ余裕がありそう。
売主さま
３人ご家族が住まわれることを想定して、キッチンから目が届くところにデスクスペースを設けました。
キッチンからリビングダイニング（LD）を見渡してみました。カウンターの幅が広いので準備したお料理を置いておくことができますし、ご家族と一緒にお料理するときも使いやすそうですね。
デスクスペースの前から
LDKは約19.5帖。ソファとダイニングテーブルを置いても、通路をゆったりと取れています。Ｌ字型なので、ゾーニングしやすいのもいいですね。右側の扉は洋室Ａにつながっています。
売主さま
床にはオーク材を採用し、さまざまなテイストの家具に合うよう壁は真っ白にしました。
スクールビュー
眺望の目の前は最初にご紹介した中学校。右を向くと、「國學院大學院友会館」の重厚感ある建物が。
cowcamo
正面は廊下に面した窓のようで、目線は感じられませんでしたよ。駒沢通りからは一本入っているだけですが、車の走行音はほとんど気になりませんでした。その代わり、斜め前のテニスコートからボールを打つ音やかけ声が聞こえてきました。音や眺望に関しては現地でご確認くださいね。
物干し金物は幅の３分の１ほどなので、追加で独立式のものを置いてもいいかも。洋室Ａからも出入りができますよ。
LDKに戻ってきました
LDKの間に棚があるおかげで、デスクスペースはゆるく独立していながらも、会話を楽しめる距離感がいいですよね。
南西二面採光の洋室Ａ
こちらの広さは約4.2帖。窓の反対側には、ほぼ壁一面のクローゼットが。子ども部屋にちょうどよさそうですね。
Ｖ字廊下の右側へ
左・両側には収納がずらり！ ガラス入りの扉が用いられた棚や、有孔ボード、カウンターには小物を飾って楽しんでくださいね。／右・洗面台の背面にも収納。横にはカウンターが設けられているので、椅子を置けばドレッサースペースになりますね。広いので、混みやすい朝の時間帯も並んで身支度をできそう。
cowcamo
ペットを飼っていると、意外とペット用品ってかさばりますよね。そういったものを造り付けの収納にすっぽり収めることができると、助かる方も多いのではないでしょうか。
左・バスルームへは、洗面台の横から出入りできます。浴室乾燥機能付きで、窓もありますよ。換気ができてGOODですね。／右・バスルームの反対側の引き戸を開けると、トイレが。写真には写っていないですが、可愛らしい洗面器も備えています。
こちらも
南西二面採光！ 洋室Ｂは約5.7帖。主寝室としては少しコンパクトですが、窓のおかげで帖数以上の広さがあるような印象でした。
奥から振り向くと・・・こちらにも窓！ そして壁二面にクローゼットが備わっているので、追加で収納家具を置かずに空間をすっきりと使えそう◎
売主さま
大きな収納を設けられなかったので、多めに設置いたしました。
cowcamo
事務所利用をされる際は、LDKを通らずアクセスできる洋室Ｂをワークスペースに、洋室Ａを寝室としてもいいかもしれませんね。
いいものをいただく
左上・「賛否両論 はなれ」では、本店のお料理とお酒、お蕎麦を楽しむことができます。旬の食材を使用した “おまかせコース” の内容は、食べる直前までのお楽しみ。（200m 徒歩3分）／右上・一軒家カジュアルフレンチレストラン「epanoui（エパヌイ）」。シックな外観とは打って変わって、店内はお花が飾られ華やかな雰囲気です。（180m 徒歩3分）／左下・駒沢通り沿いにある「丸山米店」。このあたり洗練したお店だけではなく、古きよきお店がそっと佇んでいるのが個人的に好きです（笑）（260m 徒歩4分）／右下・「GOOD MEALS SHOP 渋谷本店」。こちらで買えるケチャップやマヨネーズ、チキンナゲット、アイスキャンディまで店内でつくっているんだそう。2階は30種類ものクラフトビールを楽しめるビアバー、3階はダイニングになっています。（600m 徒歩8分）
カウカモ編集部より
ひとりで勉強するのはさびしいけれど、リビングだと集中できないし、遊んじゃうし、だけど勉強しなきゃ…なんて子どもの頃よく思ってました。私はLDKと襖で仕切られる和室に机を置いてもらい、お母さんと話したい、お父さんにおかえり〜と言いたいときは開けて、集中したいときは閉めて勉強してました。たまにテレビに見入って怒られたりもしたなあ（笑）
親御さんとしても、キッチンやLDからお子さまの勉強姿を見守ることができるのはうれしいのではないでしょうか。いつか子どもは巣立ってしまうから、なるべく一緒にいたいという方も多いはず。
LDKに入ると、そんなシーンが自然と思い浮かびます。約19.5帖と広くとられ、幅が広いカウンターの付いたキッチン、キッチンから目線が届く位置にあるデスクスペースと、ご家族それぞれの時間を大切にしながら過ごせそう。
“ふたつの洋室は少しコンパクトかな？” と思った方もいらっしゃるかもしれませんが、二面、三面の窓のおかげで窮屈感はありませんでした。なんといってもどこかしこに収納が備わっているので、追加で置く必要はなさそう。その分、ソファやダイニングテーブルにこだわったものをセレクトしてくださいね。
マンションの立地は、恵比寿と渋谷から約15分。大人の街の代名詞「代官山」「中目黒」なども徒歩圏内に収まるものの、駅までは少し距離があります。通勤やお出かけには「東四丁目」バス停を使うのがおすすめ。朝の時間帯は結構本数が出ていますよ。大学や中学校に囲まれているので、ほどよい賑やかさもありつつ、綺麗な落ち着きのある街並みが広がっています。
“ご家族と近くにいたい” “なるべく駅から近い方がいい” と思っている方も、ここならほどよい距離感を保ちながら暮らすことって心地いいかも、って思えそうですよ。
writer：外山 友香
「PAPAS CAFE」でランチをいただき、「山種美術館」でアート作品で目を癒し、夜は「BISTRO SHIRO」でフレンチを堪能・・・なんていう過ごし方がご近所で実現できちゃいますね〜！ うらやましい！