生活しやすい「麻布十番」

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左上・最寄りは東京メトロ南北線・都営大江戸線の「麻布十番」駅。最新トレンドを押さえたお店やグルメスポットがひしめくなか、老舗が残っているのもこの街の魅力です。(徒歩7分)/右上・イートインもできるパン屋さん「pointage(ポワンタージュ)」。23時まで営業しているので、仕事帰りに立ち寄って次の日の朝ごはんを買ってもいいですね♪(徒歩7分)/左下・「麻布十番商店街」では、コロッケやたい焼きなどの下町らしさも楽しめます。一年を通してお祭りや節分などさまざまなイベントが催されているので、お子さまと一緒にどうぞ◎(徒歩4分)/右下・「スーパーナニワヤ」は自家製ローストビーフが有名。近くには24時間営業をしている「成城石井 麻布十番店」(徒歩9分)、朝7:00〜深夜3:00まで営業している「ダイエー 麻布十番店」(徒歩10分)もあり、夜遅い時間のお買い物にも困りません。

貫禄あるL字型の建物

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左上・大通りから一本入り細道を歩いていくと、現れた優しい色味の建物が今回の目的地。現在築49年・総戸数72戸です。お隣には「東町小学校」が。/右上・エントランス前は綺麗に整えられた植栽が並んでいます。/左下・アプローチをまっすぐ歩いていくと、エレベーターが設置されています。/右下・今回ご紹介する住戸の所在階である、6階に到着。正面の玄関扉から室内へ入りましょう。

売主さま

こちらのマンションは、なかなか新しい物件が出てこない“南麻布一丁目” アドレスに立地しています。また、隣に小学校があるので、お子さまは安心して通学できますよ。

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左・玄関扉を開けると、正面に3枚扉分の下足入れが備わっています。/中央・玄関上がって振り向いてみました。下足入れは一見薄そうに見えますが、壁に埋め込まれているため、奥行きがありしっかりと収納できますよ。土間は広く取られているので、三輪車などを置くこともできそうですね。/右・右側に水まわりがまとまっており、正面が洋室B、左の扉がLDKにつながっています。さっそくLDKに向かいましょう。

リビング扉を開けると・・・

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遊び心感じられる、鉄骨をあしらった天井と色使い。陽の光がさんさんと差し込み、明るい空間です。梁で天井が少し低くなっているので、身長が高い方だと多少圧迫感があるかもしれません。

売主さま

こちらの住戸は、おひとり暮らしの方から3人ご家族まで幅広いニーズに応えられるように設計いたしました。天井は塗装天井なので、綺麗な白色に仕上がっております。

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左・マットブラック一色でまとめられたシステムキッチン。大きな引出しがふたつ付いています。/右・背後のスペースは少しゆとりがあるので、小さめの食器棚であれば置けそうです。

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キッチン前からリビングダイニングを見てみました。このように引き戸を開け放って、隣の洋室AをLDKの延長として使ってもいいかもしれません。

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奥から振り返ってみました。キッチンの背後に飾り棚が設置されているので、ぜひご家族の写真などをディスプレイしてくださいね。

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お隣の洋室Aへ。サッシは新しいものに交換されていたので、開閉がスムーズでした◎ さて、お待ちかねのルーバルに出てみましょう!

妄想広がるルーフバルコニー!!

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“ばーん!” と広がる、約55㎡のルーバル! 近くに建物が迫っていないため、開放感花マル。まわりの視線もそこまで気にならず、思いっきり “ルーバルタイム” を楽しめそうですよ。

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左側にはお隣「東町小学校」の屋上プールが見えます。夏には子どもたちの楽しそうな声が聞こえてきそう。正面には、さまざまな色や形のマンションやビルが建ち並んでいます。

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振り返ってみました。ルーバルはL字型になっており、左側の掃き出し窓は洋室Bにつながっています。

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左・室内へ戻ってきました。天井にはライティングレールが設置されているので、ぜひお好みの照明を設置してみてくださいね。/右・洋室Aは約4.9帖の広さ。ゆとりは少なくなりますが、ダブルベッドを置くこともできますよ。正面の引き戸を開けてみましょう。

約2.6帖のWTC

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左・洋室Bからも出入りできる、ウォークスルークローゼット(WTC)でした! 引き戸を両方開けておけば、3つの居室をつなげることができます。/右・3面に枕棚とハンガーパイプが備わっていますよ。

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LDKに戻ってきました。引き戸を閉め切るとこんな感じ。LDKのみだと約10.4帖の広さです。廊下に戻りましょう。

約5.2帖の洋室B

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左・西向きの掃き出し窓は、先ほどのルーバルに面しています。右側に付いている奥行きある可動棚は、本棚として使ったり、おもちゃなどの細々したものを入れたボックスをしまったり、幅広く活躍してくれそう。/右・正面の引き戸が先ほどのWTCにつながっています。こちらは大きい方の洋室ですが、細長い形をしているのでシングルベッドを置いて子ども部屋にするのがよさそう。個室が足りていれば、書斎にしてもいいですね。

最後に水まわりをチェック

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左・土間と同じ床材が使われている洗面脱衣所。洗面台下部の収納は、中に小さな棚などを置いて上手に活用してくださいね。洗濯機置き場の上部にはオープン棚も。/中央・淡い色のタイルが貼られた浴室。浴室乾燥機能付きです。/右・大胆なアクセントクロスが特徴的なトイレ。左上部には棚が備わっているので、ストック類を収納することができますよ。

美味しいものがたくさん!

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左上・「精肉成田」では、ステーキ・焼肉・すき焼き・しゃぶしゃぶなどの幅広い種類の安心・安全なお肉を取り揃えています。月に一回程度セールを開催しているので、Twitterをチェックしてみてくださいね。(徒歩4分)/右上・さわやかな店内で、麻布の地下水で淹れたコーヒーを楽しめる「cafe kariz(カフェカリーズ)」。毎週ライブや寄席などのイベントが催されています。(徒歩4分)/左下・世田谷に本店を構える「Le Pommier(ル・ポミエ)麻布十番店」。フランスで修行をしたパティシエがつくる、種類豊富なケーキを買うことができますよ。同ビル2階には、落ち着いた雰囲気で古典的なビストロ料理を味わえる、大人のためのフレンチレストラン「Bistrot Quotidien(ビストロ コティディアン)」が入っています。(徒歩4分)/右下・「ファンタジスタ ドゥエ」では、本場イタリア・ナポリピッツァ職人協会認定の職人が焼き上げるピザをいただけます。明るく広々とした店内には、最大60名前後まで入ることができ、大人数のパーティをしたいときにぴったりです。(徒歩9分)

cowcamo

カウカモ編集部より

“麻布十番” と聞くと、背筋が “ピン” とするような響きがある、大人が憧れる街という印象があります。 “そんな街で住むってどうなんだろう?” と思いながら「広尾」駅から歩いて向かったのですが、広尾の上品さ・高級感を残しつつも、もう少し力が抜ける雰囲気がありました。営業時間が長いスーパーが複数あり、お手頃価格のランチを楽しめるレストラン、もちろん大人が楽しめるバーも。日常の楽しみになるパン屋さんやケーキ屋さんも何軒かあり、“今日はどこでおやつ買ってくるー?” なんて会話も生まれそう。マンション周辺で外国の方の姿をちらほら見かけたり、マンションの貼り紙にも英語表記があったりと、国際色も感じられました。そのほか銭湯や商店街もあり、15分程度歩いたところには「六本木ヒルズ」や「有栖川宮記念公園」もあるので、休日のお散歩コースにも困らなそうですね。また、徒歩6分のところにあるバス停からは渋谷・新橋・五反田方面へのバスが発着しているので、山手線沿いにお勤めの方も快適に通勤ができそうです。


建物は低層なマンションが建ち並ぶ中で、一際目立つ貫禄ある佇まい。現在築49年ということもあり少しレトロな印象は受けましたが、昨年(2017年)6月に大規模修繕工事を実施済み、今後の大規模修繕工事も計画されているとのこと。共益費は抑えられていますが、現在約1億円ほど積立金が貯まっています。


お部屋の目玉は、なんといっても室内とほぼ同じ広さのルーバル! ついつい駆けまわったり、“やっほー!” と叫びたくなるような広さでした(笑) と、ルーバルについつい目がいきがちですが、室内の内装も遊び心があって楽しめます。キッチンや建具、フローリングには濃い色が使われていますが、日当たりがよいおかげで壁の白が映え、メリハリのある空間になっていました。WTCやLDKの引き戸をすべて開け放っておけば、LDKとふたつの洋室をひとつなぎにすることもできますよ。ご家族みんなで会話をしやすいのは、コンパクトな住戸の特権ですね◎ それぞれの洋室は約5帖と広いわけではありませんが、洋室Aはダブルベッドを置けるつくりになっているので、3人ご家族でのお住まいにもよさそうです。


こちらのマンションで一点ご注意いただきたいのが、通常のマンションとは異なり、耐用年数が短い構造となっている点です。ルーバルや内装などほかの部分を気に入られた方は、その点も判断材料に入れご検討くださいね。

取材・文・撮影:cowcamo