六本木の中心部

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左上・ご紹介するマンションが建つのは、都営大江戸線・東京メトロ日比谷線「六本木」駅からわずか徒歩4分ほどという、まさに六本木の中心部。/右上・六本木交差点すぐそばにあったスーパー「マルシェ ロッポンギ」は、お菓子屋さんの「太子堂」と輸入食品の「Pocket Mart」にリニューアル予定。食料品のお買い物には、「東京ミッドタウン」地下の食品売り場がオススメ。/左下・「ドン・キホーテ」もすぐ近くにあるので、日常の買い物に困りません。/右下・マンションのすぐ隣には、NY発のドライ エイジド ビーフを味わえる人気店「Wolfgang's Steakhouse(ウルフギャング・ステーキハウス)」もありますよ。極上のお肉に合うワインも充実しています。

売主さま

「六本木」の駅周辺は賑やかですが、マンションの建つ場所から「麻布十番」駅へと抜けていく「鳥居坂」は、「東洋英和女学院」や「国際文化会館」が建ち並ぶなど、とても雰囲気のよい場所です。マンションをご覧いただく際は、ぜひそちら側も散策していただきたいですね。

こんなところにマンションが?

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左上・「外苑東通り」を下って行くと、背の高いベージュのビルが見えてきます。なんと、その後ろに写っている白い建物が、今回ご紹介するマンションなのです。/右上・マンションの地下〜1階は「FORUM」という商業施設になっています。/左下・中に入ると吹き抜けの空間になっており、フィリピンのスーパーや多国籍な人々が集まるバーやクラブ、飲食店などが並んでいます。少々ゴチャッとした雰囲気なので、気になる方は現地でご確認を。/右下・マンションの入り口は、商業施設とは別の動線上にあります。

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左上・全部で105戸を要する大規模なマンションですが、住居部分の入り口ゲートはご覧の通り控えめな出で立ち。「外苑東通り」に面しているので、主張しすぎないデザインの方がかえって安心ですね。アプローチを抜け、階段で地下へと向かいます。/右上・地下に設けられたエントランス。/左下・自動ドアをひとつ抜けると、そこはオートロック付きのエントランスホール。ピカピカに磨き上げられ、清潔感に溢れています。ホールには管理人さんもいらっしゃるので、セキュリティ面は安心です。/右下・ご紹介する住戸がある3階までエレベーターで上がってきました。周辺に飲食店が多いせいか、廊下を歩いていると少々エスニックな香りが。

売主さま

こちらのマンションは、耐震診断を行った結果 “新耐震基準に適合している” との結果が出ております。平成26年に大規模修繕工事が実施され、長期修繕計画に基づいてきちんとメンテナンスがされており安心です。管理人さんは平日の9:00-18:00と、長時間ご勤務されていますよ。

六本木を遊び倒す家

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左・玄関ドアを開けた瞬間、世界がガラリと変わります。/右・下足入れは高さ調整が可能なオープンタイプ。天井のダウンライトは感知式で、帰宅するとすぐに空間を照らしてくれます。ふたつの扉を順番に開けてみます。

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左・玄関正面の扉を開けると、そこは広々とした洗面脱衣室。置き型の洗面ボウル、大きな鏡でとてもスタイリッシュ。/中央・浴室はユニットバスですが、照明が船舶ランプになっていて空間のアクセントに。梁が通っていることもあり、シャワーヘッドの位置がやや低い点はお気を付けください。/右・もうひとつの扉の中はトイレ。パターンの入った黒いクロスが大人びた表情。

LDKへどうぞ

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左・ドキドキしながらガラス扉を開けてみます。/右・室内が丸見えにならないように設けられたタイル貼りの壁面。

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その壁面の裏側には、L字型のオリジナル造作キッチン。コンロはIHの2口タイプ。こちらにもまた高さ調整可能な棚が設けられており、調理家電や食器、食品などをストックすることが可能。左手には共用廊下に面した窓があります。

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左・シンク前に立つと、バルコニーまで一直線に視線が通ります。右手に壁が立っているおかげで、ほどよい籠り感が◎ /右・LD側から見ると、シンク前はカウンターになっていることが分かります。相手がお酒を作ってくれているのを見つめ、頬杖をついてここで待つ・・・。しっとりと大人の夜が過ごせそうですね。

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LDの全景がこちら。壁面のブリックタイルが渋くて素敵。夜の表情が似合うのに、南向きでしっかり日当たりがよいのもこの物件の魅力。

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濃いグレーのクロスとグレー調のブリックタイルが好相性。

売主さま

今回は舞台が六本木ということもあり、ちょっと渋い内装を意識しました。グレーや黒などのモノトーンの中に、照明計画が光るような設計をしています。

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スチールとガラスで緩やかにつながれた居室。ひとつひとつのシーンが絵になる住宅です。

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こちらの居室もまた、日当たり良好です。居室の真ん中に大きな梁が通っていますが、空間を隔てる役割りをしてくれるので、コーナー部分にベッドを置くといいのではないでしょうか。

売主さま

梁の向こうの空間には、クイーンサイズのベッドまで置いていただけます。窓側に頭を持ってくる形にしても、窓側に側面がくる形にしても大丈夫です。

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左・コーナーサッシが空間に広がりをもたらしています。手前に写っているふたつの窓は、真ん中を軸に回転して開くタイプ。/右・窓の方から振り返ると、正面の壁面までブリックタイルがぐるりと回っています。左手にはオープン棚、棚と壁面の間には、マンション全体で管理されている空調システムがあります。

売主さま

回転する窓は、実は分譲時から2枚のガラスの間にブラインドが挟まっている仕様になっていたそうです。カッコよかったので、今回はブラインドを新調して昔のデザインを活かしています。
空調システムは管理会社の方で、時期によって暖房・冷房の切り替えを行っています。ダイヤルをひねれば風が出る仕組みで、どんなに使用しても料金は一定です。LDKには別途通常のエアコンを取り付けられるよう配管工事を済ませておりますので、そちらも合わせてお使いいただくといいかもしれません。

大容量のウォークインクローゼット

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ウォークインクローゼットの中はL字にハンガーパイプが通っており、さらにもう一方には可動棚も。おひとり分の衣類でしたら余裕で納まりそうですし、おふたり分としてもお使いいただけそうです。

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スチールサッシ越しにLDKの様子を伺うことができます。現状ドアは設けられていないので、視線を遮りたい時はサッシの内側に薄手のカーテンを引いても素敵かもしれません。

バルコニーに出てみます

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真下には冒頭にご紹介した吹き抜けがあり、正面には「FORUM」の文字と2匹のピューマ・・・? なかなかに珍しいビューです。しかし距離が取れていて、目の前も高層ではないため、しっかりと空とおひさまが見えますよ。

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バルコニーには奥行きがあり、狭苦しさは感じません。左手には他のお部屋が見えますが、覗き込まない限りそこまで気にならないはずです。現状物干しが設置されていないので、置き型のものを買ってくるとよさそう。

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バルコニー側から、改めて室内全体を見渡してみます。まるでCGパースのようにきっちりと造り込まれた空間。このお部屋で生まれるストーリーが気になって仕方がありません。

ディティールをご紹介します

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左上・キッチンの上に3つ並んで下げられたペンダントライト。こちらの他、居室の天井と玄関に設置された照明は、この住宅のためにオーダーメイドされた1点もの。物件と一緒にお引渡しが可能です。/右上・ザラっとした質感のブリックタイルと、あえてぽってりと入れられた目地材。横に並ぶスチールのソリッドな雰囲気とのギャップが楽しい。/左下・キッチンに使われた2種類のタイル。壁面には大判の石のような素材、そして天板には艶やかなモザイクタイルが貼られています。/右下・足触りが優しいフローリング。

売主さま

キッチンカウンター天井、居室天井、玄関の壁面に取り付けた照明は、仲よくさせていただいている「The Moon」さんによるオリジナルです。
また、空間をゆるやかにつなげるアイアンのサッシも「cosmicros(コズミクロス)」さんにお願いして、この物件のために作成していただきました。

徒歩10分圏内に
暮らしを豊かにしてくれるスポットがたくさん

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左上・複合商業施設「東京ミッドタウン」。最先端のファッションアイテムが揃うほか、飲食店や庭園、美術館も。いつだって刺激に溢れています。/右上・休日には「MERCER BRUNCH(マーサーブランチ)」で、NYスタイルのブランチを楽しむのもいいですね。/左下・「六本木ヒルズ」だってご近所です。夜な夜な映画館のレイトショーに通える距離だなんて、羨ましい限り。/右下・四季の移ろいを体感することができる、都会のオアシス「毛利庭園」。

cowcamo

cowcamo report

住宅をご紹介するカウカモなのに、今回はつい脳内が恋愛モードになってしまいました。この家を舞台に、一体どんなストーリーが展開されるのか・・・。

ここに住む方は、きっと大人の遊びを知り尽くしている人だと思います。スマートでユーモアがあって、生活のゆとりがそのまま人柄に現れているような。一緒にいる相手を楽しませることに、何よりの喜びを感じるような。・・・そういう人に出会うと、少し自分が恥ずかしくなって、でも気が付いた時には目で追ってしまって、いつの間にかどうしようもなく惹かれている。そんなソワソワとした、恋の始まりに似た感覚を覚えました。

マンション自体は100戸を越す規模で、管理体制も良好。ホテルライクなエントランスは、六本木の雑多な雰囲気から距離を置くように設計されています。一歩足を踏み出せば刺激に溢れた環境なのに、中にいればしっかりと守られている。その感覚もまた、頼もしいものだなと感じました。

怪しげな雰囲気が心くすぐる内装ですが、住みやすさにもきちんと配慮されているのが素晴らしいです。おひとりで広々使うもよし、自宅兼事務所としてSOHO使いするもよし、おふたりで肩を寄せ合って暮らすもよし。マンション全体の設備がしっかりしているからこそ共益費は少々お高めですが、一度はこんな家に住んでみるのはいかがでしょう。きっとドラマみたいな日常が待っていますよ。

取材・文・撮影:cowcamo