暮らしやすい広尾の街

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左上・今回ご紹介する物件の最寄りは、東京メトロ日比谷線「広尾」駅。(徒歩8分)/右上・駅前から伸びる「広尾散歩通り」商店街には、センスのいい雑貨店や飲食店が軒を連ねています。(700m 徒歩9分)/左下・起伏に富んだ「有栖川宮記念公園」は、週末のピクニックに最適なロケーション。園内には公営のテニスコートや図書館も。(650m 徒歩9分)/右下・最寄りのスーパーは、「肉のハナマサ 南麻布店」。近くに業務用スーパーがあるのはおサイフ的にもうれしい!(190m 徒歩3分)

堂々とした風格のある マンション

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地下鉄の出口からフラットな大通りをしばし歩くと、赤いレンガ調タイルを身にまとった立派な建物が見えてきました。明治通り沿いに建つ、1979年竣工・総戸数172戸の大規模マンションです。

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左上・自動ドアのあるエントランス。立派なアーチ構造にロマンを感じるのは私だけじゃないはず!/右上・屋内に入ると、すぐ前に管理人室の小窓が。1階は、階段を上がった先になります。でもその前に左側を向くと・・・/左下・スロープ付きの待合いスペースがありました。円形の窓も、なかなかレアなのでは。/右下・2階に所在する住戸へ、階段を使って上ってアクセスします。

お邪魔します!

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左・玄関ドアを開けると、大理石調のセラミックタイルが敷かれた、ゆとりある土間が現れます。左手には背の高いシューズボックスが。/右・LDKの入り口ドアに向かって、オーク材フローリングの廊下がスッと伸びています。右手には洋室につながるドア、左手にはトイレにつながるドアがあります。

約17.2帖のLDKへ

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今回は、既存の内装や設備をすべて取り壊すスケルトンリノベーションを実施。この地・この建物に相応しいオトナな内装に仕上げました。天井を躯体現しにしたことで頭上のスペースが広がり、開放感もアップしていますよ。

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コンセプトは、“シックだけど、シブすぎない空間” 。白基調の室内にグレー塗装の壁、黒の建具を加えて、光の変化でさまざまな表情を見せるような深みのあるデザインに仕立てました。

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なかでも存在感を放っているのが、造作のキッチンカウンター。その左手に見える2枚の引き戸は、洗面脱衣室につながっています。

スタイリッシュなだけじゃない 使い勝手のいいキッチン

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左・写真右手、カウンターの下部には引出し収納と2段のオープン棚が。調理家電などをスマートに設置できる仕様です。右・3口コンロと食洗機、浄水器付き水栓を備えた壁付けタイプ。壁面には大理石調のタイルを貼っています。

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キッチンに立って、リビングダイニングスペースを眺めたところ。正面の壁は薄いグレー塗装で仕上げています。ピクチャーレールが備わっているので、お好きなアートを飾れますよ♪

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カウンターの腰壁は高めにしてあり、内側がリビングダイニングからは見えにくい造り。続いて、掃出し窓からバルコニーに出てみましょう。

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南向きのバルコニーは交通量の多い明治通りに面しているため、ここでは走行音が賑やか。でも掃出し窓には防音性の高い二重サッシを採用しているので、窓を閉め切った室内は静かです◎

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幅はコンパクトですが、奥行きはゆとりがあり、洗濯物も十分に干すことができます。道路の道幅が広いため日差しを遮るものがなく、乾きもよさそう◎ 歩道から奥まった造りになっているので、室内で通行人の視線が気になることもありません。

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リビングスペースからLDK全体を見たところ。腰窓がコーナーサッシになっていることも手伝って、部屋の奥まで日光が届いていますね。

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そうそう、もうひとつご注目いただきたいのが、この物件がIoT対応住宅であること。スマホやタブレット端末の画面上で、照明やエアコン、テレビ、レコーダーなどさまざまな家電の操作が行える「iRemocon」を装備しています。

廊下に戻って洋室へ

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洋室の広さは約4.8帖。壁には渋めのグリーンをアクセントに取り入れています。うれしいことに、LDKに加えてこの洋室にもバルコニーが付いています!

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こちらのバルコニーの正面には「フランス大使館」の敷地が広がっているので、とても静か。奥行きが深く、洗濯物干しはもちろん、アウトドアチェアを置いて読書スペースにするのもよさそう◎

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『LDK側のバルコニーだと、排気ガスが洗濯物につくのが気になる』という場合は、こちらのバルコニーをご活用いただくとよさそうです。

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左・室内に戻ってきました。正面の引き戸内部はウォークインクローゼット(WIC)です。ちょっとのぞいてみましょう。/右・上部にはコの字型に配置されたハンガーパイプと枕棚。加えて両サイドに腰の高さほどの取り外せるハンガーバーが備わっています。

夜の顔をお見せしましょう

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上・日光の下では、素材の所々の壁に使われている優しい印象のグレーが効いて、和やかな雰囲気。/下・夜、電球色の照明でライティングすると、このようなシックなイメージに。

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天井にライティングレールを設置してあるので、お好きな照明をお好きな位置に取り付けることができます◎ そして、マットブラック仕上げのハイエンドオーディオがとっても似合いそう!

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こちらは洋室。ダウンライトを消して、スタンド照明で撮影しました。ぐっすりと深い眠りにつけそうです。

最後に水まわりをご紹介

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左・洗面脱衣室は便利な2WAYアクセス。洗面台は収納容量の大きい幅広タイプで、清掃のしやすい天板一体型の洗面ボウルを採用しています。/中央・バスルームには洗濯乾燥機を完備。/右・見た目のスッキリしたタンクレストイレ。写真には写っていませんが、小さな手洗い器が右手に備わっています◎

もう少し周辺を散策

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左上・マンションの地下1階には、老舗イタリアンレストランの「APPIA(アッピア)」が入っています。/右上・「有栖川宮記念公園」の向かいにある、輸入食品の品揃えが豊富なスーパー「NATIONAL AZABU(ナショナル麻布)」。家でごちそうを作るときのお買い物はこちらで!(650m 徒歩9分)/左下・閑静な住宅街にひっそりと佇む邸宅を改装した中国料理の名店「茶禅花(さぜんか)」。日本の食材と中国の技法で織りなすお料理は絶品との噂。(600m 徒歩8分)/右下・「広尾」駅前にはカフェやスイーツのお店も多い「広尾散歩通り」が。仕事帰りに “自分へのご褒美” はいかが?(700m 徒歩9分)

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カウカモ編集部より

広尾の街に、カウカモのプロデュース物件が誕生しました。ご紹介するのは、これまでも数回、ほかの住戸を取り上げてきたマンションの一室。白金や南麻布とも近く、建物の裏手に「フランス大使館」の敷地が広がっているような、格式の高さを感じさせる場所です。


「広尾」というと、都内有数の高級住宅街。ハイクラスなお店ばかりというイメージをお持ちの方も多いかと思いますが、以前取材をさせていただいた別住戸にお住まいのお客さまいわく『近くに業務用スーパーもあって、お買い物のハードルは意外と低いんですよ』とのこと。実際に現地へ訪れてみても、最寄りの「広尾」駅周辺には小さな個人商店や銭湯のあるフレンドリーな雰囲気の商店街が伸びていて、けして “選ばれし者” だけの土地という印象は感じられませんでした。


マンションは2019年3月現在、築39年。建物はアーチや円を取り入れた構造が美しく、この土地らしい威風堂々とした立ち姿で、年月を重ねるごとに渋みを増しそうな雰囲気が漂っています。安心の管理体制は過去の取材からも明らかで、管理人さんは住込みで勤務をされてます。住戸が所在するのは2階。ちょっとご注意いただきたいのは、ご帰宅の際はエントランスから1階、そして少数の住戸入り口がある2階共用廊下へと、階段を使ってのアクセスとなる点です。


内装でご注目いただきたいのは、壁や建具の色使いです。白を基調としながら複数の濃さのグレーを使い分け、さらに引き締め役の黒を渋すぎないニュアンスで取り入れています。手前味噌ですが、光の違いによってさまざまな表情を見せるような、表情の豊かな内装に仕上がっているかと思いますよ。


そして、LDKの象徴的な存在となっているのが、キッチンカウンター。この物件のためにデザインしたオリジナル品で、意匠性だけでなく内側に調理家電を目立たずに設置できるなど、機能性も持ち併せています。


間取りはおひとり〜おふたりでの生活に最適な1LDK。使い勝手のいいWICや2WAYアクセスの洗面脱衣所、家具配置のしやすさなど、日常生活の利便性まで吟味した住まいです。

通勤やお買い物はお気に入りのルートやお店を決めてスマートにこなし、帰宅後はスマホアプリのボタンひとつで “シアターモード” を起動してリラックス。そんなスタイリッシュな生活が目に浮かんできます。気になった方はお早めにお問い合わせくださいね。

writer / editor:中山 宇宴