目尻が下がる ナカメジリ♡

写真

物件が所在しているのは「中目黒」(徒歩10分)と「池尻大橋」(徒歩13分)の間……この輝かしい立地を “中目尻” と名付けさせてください! もうこれだけでニヤニヤしちゃいますね。マンションは山手通りから一本入った野沢通り沿いに建っているので、華やかでありつつ、ほどよく落ち着きを感じられる環境です。

それでは 上っていきましょう

写真

左・住戸は玄関だけマンションの4階にあり、入ってすぐ階段で住空間へアクセスします。/右・壁や天井はダークカラーの塗装仕上げで、ピクチャーレールが設置されています。左手は明かり採りのFIX窓。

cowcamo

ギャラリー風に使いたくなる空間ですね! 階段の横幅にはちょっぴり余裕があり、窮屈な印象は受けませんでしたよ◎

ばーん!

写真

こちらは約19.5帖の広々としたLDK。壁や天井は同じく塗装仕上げで、足元にはふかふかのカーペットが敷き詰められています。

売主さま

カーペットや天井のモールディングなど、海外風に仕上げた内装が特徴の物件です。建具の取手などもクラシックなゴールドカラーで統一しております。

写真

棚の横にあるガラス入りのドアが、先ほどの階段につながっています。では、その隣のドアから洋室へ進みましょう。

約6帖の洋室

写真

バルコニーに面した南東向きの掃き出し窓があり、明るく開放感があります。窓の反対側には奥行きの深いクローゼットが備わっており、おひとり分の衣類なら家具を追加しなくても収まりそう。

バルコニーへ 出てみましょう

写真

視界の上半分は、気持ちよく広がる空! お向かいの建物とはほどよく距離が取れているので、視線が気になることもなさそう。

写真

バルコニーはLDKと洋室にまたがるワイドな横幅。奥行きはややタイトで、人ひとり歩ける程度です。

LDKに戻って

写真

写真中央に写っているのはリビング収納です。続いて、右奥のキッチンエリアをチェックしましょう。

こだわりの ドイツ製キッチン

写真

白いキッチンはセパレートタイプで、シンク側がL字型になった珍しいデザインのもの。ドイツの「SieMatic(ジーマティック)」社製なんですって。

cowcamo

もしかしてこれ、お高いんじゃ……?

売主さま

前所有者さまがこだわりを持って採用したものだそうです。せっかくの品ですので、きれいにクリーニングした上で住まいのアクセントとして活かしていますよ。

写真

左・こちらはコンロ側。壁も床もタイル貼りで、お手入れしやすそう。/右・隣には冷蔵庫やカップボードを置くスペースがあり。右手のFIX窓は、階段の上部に光を届けていたものです。

写真

はぁ、日本じゃないみたいな雰囲気です♡ 左手前に写っているのはトイレ、そして中央奥の折れ戸の先には水まわりがあります。

水まわりも 海外風

写真

左・トイレも抜かりなく白塗装×タイル貼りで仕上げられていて、統一感あり!/右・折れ戸を開けて、洗面脱衣室へ。少々コンパクトな印象ですが、窓があって明るいのはGOOD。壁も床もタイル貼りなので、まとめて水洗いできちゃいます。モップでキュキュッと拭き上げたら気持ちよさそう……。

売主さま

窓辺に洗濯機を置くことを想定しておりますが、サイズによってはバスルームの扉前が手狭になってしまうかもしれません。おすすめのサイズについては内見時にご提案させていただきますね。

cowcamo

水まわりをぎゅっとまとめて、そのほかのスペースを広くとる間取りにも海外っぽさを感じますね〜。

写真

左・洗面台はとってもシンプルなので、コスメの収納ワゴンなどを活用するといいかも。/右・キッチンや水まわりの窓は北西向き。眼下に野沢通りが走り、大きく開けた空を望みます♡

ユニットバス ……じゃないほう

写真

ネイビーのタイルが可愛いバスルームは在来工法で造られたもので、ユニットバスとは違った個性ある表情がちょっとうれしい。さほど広さはありませんが、換気できる窓があるのもポイント高いです。

cowcamo

バス、トイレも既存の設備を活かしたものだそう。使用感無くきれいな状態だと感じましたが、この点については現地にて実際にご確認くださいませ。

ディテール劇場 開幕!

写真

左上・キッチンの水栓も、ほんのり艶消しのゴールドカラー。自慢したくなるポイントです♡/右上・見上げれば、天井に溶け込む造り付けのグラスハンガーが。/左下・個人的に最もときめいたのは、キッチンのタイルとリビングのカーペットの境目に入ったゴールドのラインです。美意識感じます!/右下・住戸内のスイッチはすべてアメリカンタイプのものなのです。ぱちぱち。

マンションをご紹介

写真

左上・緩やかな坂道に建つ、総戸数36戸の中規模マンション。1968年生まれでそこそこ築年数は経過していますが、擁壁と一体化した堂々たる佇まいです。/右上・渋いタイルがあしらわれた、スロープ付きエントランス。/左下・共用スペースはコンパクトですが清潔に保たれていました。右手のエレベーターで、住戸の玄関のある4階へ(謄本上は5階)。/右下・共用廊下は野沢通りに面しているため、走行音が大きめに聞こえてきます。

売主さま

大きさの制限はありますが、こちらはペットと一緒にお住まいいただける物件です。1住戸につき2匹まで飼育可能ですよ。

ナカメの奥に踏み入れば

写真

左上・心躍る周辺環境を少しだけ。焙煎機を備えた大型店「スターバックス リザーブ ロースタリー 東京」が、ご近所さんです。(400m 徒歩5分)/右上・こだわりのハンバーガーショップ「GOLDEN BROWN(ゴールデンブラウン)」だって徒歩圏内。お肉な気分の日にどうぞ。(450m 徒歩6分)/左下・最寄りの飲食店は「JASMINE 憶江南(ジャスミン イージャンナン)」。モダンな店内で江南料理をいただけるお店です。(140m 徒歩2分)/右下・こちらは日本初のナッツ専門店「Groovy Nuts(グルーヴィナッツ)」! 健康になってしまう!(300m 徒歩4分)

cowcamo

カウカモ編集部より

1LDKの隅々まで海の向こうの香りが満ちた、スタンダードな内装とはひと味違う物件です。もしかしたら住みこなしにくそう、と感じる方もいらっしゃるかもしれません。反対に『そう……これだーっ!』という方もいらっしゃると思います。個人的には後者で、撮影しながらここでの愛猫との生活を妄想してニヤニヤしてしまいました。


日本離れした内装テイストに加えて、リビングが広く、南北に風が吹き抜ける気持ちよさも、おすすめのポイントです。洗面周辺がややタイトなのだけ目をつぶれば、さわやかな空気の中で快適に生活することができそう◎ 建物はレトロながら清潔感があり、住戸のクラシカルな雰囲気と好相性でしたよ。

暮らしに横書きの物語を求める方へぜひ。人も羨む “中目尻'' で、思いっきりおしゃれに住みこなしてください!

writer:小杉 美香 / editor:高山 翔矢