懐深いターミナル駅「池袋」

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左上・最寄りは8路線が乗り入れる一大ターミナル駅「池袋」。近年東急東横線と副都心線が相互乗り入れとなり、ますます利便性が高くなりましたよね。百貨店から繁華街、庶民的なスーパーまで何でも揃っている街です。(徒歩6分)/右上・東口には、書店や手芸専門店に家具屋さんなどの店舗が入っている「Wacca(ワッカ)池袋」が。レストランフロアも充実しています。(徒歩3分)/左下・2020年春、旧庁舎跡地はなんと8つもの劇場と10スクリーンのシネマコンプレックスを備える複合施設「ハレザ池袋」に生まれ変わる予定。文化都市としても注目されそうです。(徒歩1分)/右下・池袋は現在も大小さまざまな劇場があり、公園のオープンスペースでのパフォーマンスも盛んな街。こちら「シアターKASSAI(カッサイ)」にも5つの小劇場が入っています。ちょっと非日常な空間に浸りたいときにどうぞ◎(徒歩1分)

池袋明治通りを歩くこと4分

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今回ご紹介するマンションは、池袋明治通りから脇道に入ってすぐの4つ角に立地しています。

売主さま

こちらは現在築37年・総戸数108戸のマンションです。利便性のよい立地ゆえに事務所として利用している住戸も多いようです。1998年には外壁塗装工事、2013年には大規模修繕工事を実施済み。築年数が経っているので定期的なメンテナンスが必要となりますが、現在修繕積立金が1億6千万円ほど貯められているので安心ですね。

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左上・駐車場横に位置するメインエントランス。/右上・日中は扉が開放されていますが、夜20時から翌朝6時まではオートロックになります。こちらから建物の裏手にあるサブエントランスへ通り抜けできます。/左下・奥に進みエレベーターホールへ。築年数の経過は感じられるものの、掃除は行き届いており清潔に保たれている印象でした。至るところに防犯カメラが設置されており、映像をモニターで確認できます。こちらの映像は管理人さんも常にチェックしているとのこと。安心ですね。/右下・今回ご紹介する住戸は、最上階である10階に。共用部は内廊下仕様になっています。突き当たりの白い扉が、今回ご紹介する住戸の玄関扉です。

売主さま

管理人さんは月から金曜の朝7時から16時、土曜は朝7時から9時半まで勤務されています。

真っ白な室内

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左・玄関扉を開けると、真っ白なベールに包まれたような光溢れる異空間。正面には水まわりにつながる扉、左側にはLDKへと続く擦りガラス入りの引き戸が並んでいます。/右・玄関を見返すとこんな感じ。横にはスリムな下足入れが備わっています。姿見が付いているので、お出かけ前の全身チェックをここでできますね。

まずは水まわりから見てみましょう

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左・洗面脱衣室は奥に長い長方形で、洗濯機置き場の横には脱衣かごを置けるオープン棚が付いています。やや見えづらいですが、上部にも収納を設置してくれているのはうれしいですね。/右・コンパクトな洗面化粧台ですが、収納はしっかり備わっています。

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左・1115サイズのユニットバス。追い炊き機能が付いています。/右・一度玄関前に戻り、お隣の扉からトイレへ。こちらには、独立した手洗い器が付いていますよ。

ズンズン進もう! L字型LDK

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LDKに入ると、手前には通路も兼ねたダイニングスペース。セミオープンキッチンにくっつけるようにカウンターテーブルを置いてもいいし、左の壁面側にコンパクトなダイニングセットをカフェのように配置してもいいかも。天井にはライティングレールが取り付けられているので、照明の位置や明るさも自由自在です。

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ダイニングキッチンを見返すとこんな感じ。キッチン背面にある東向きの大きな窓から優しい陽が差し込み、室内を明るく照らしてくれています。朝から明るいキッチンでごはんをつくったら、テンションが上がりそうですね♪

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約1.8mのゆったりとした天板と2口コンロが付いたシステムキッチン。奥に設置されたオープン棚には、食器のほかに電子レンジや炊飯器などの家電を置くこともできますよ。

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続いてリビングスペースへ。北向きの大きな窓に面しており、こちらも明るい空間です。

さてどう使う? L字型に広がるバルコニー

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バルコニー正面は、高いビルに囲まれた駐車場。そして、その上に大きく広がる空を望めます。駐車場ということは、将来建物が建つ可能性も。ただこちらの住戸は10階に所在していますし、周囲の建物も同じくらいの高さですので、大きく空を切り取られる可能性は低そうですね。

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バルコニーの角から見返してみました。ビルの上の小さな家のよう♡すべての窓がバルコニーに面しており、外から窓拭きだってできちゃうし、高所恐怖症の方も怖くなさそうですよ(笑)

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奥行きはあまりないですが、ロングサイズのバルコニー。庇がないので屋上のような開放感があります。小さめのチェアを置いておけば、街を見下ろしながら気分転換ができますね。

室内に戻りましょう

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リビングを見返してみました。天井は高いところで約2.4m、低いところで約1.8m。エアコンの設置を考慮して、あらかじめ壁面にスペースがつくられています。

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エアコン横の引き戸を開けてみると、中は約1.7帖の書斎スペース。大きなデスクが備わっていて作業に最適ですね。このコンパクトさが集中力を高めてくれそうです。アイロン台を兼ねたユーティリティースペースや趣味のお部屋など、いろいろな用途で使えますよ。

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リビングに戻り、L字に広がるリビングダイニングを一望してみましょう。LDKは約10.3帖の広さ。決して広いとは言えませんが、ゾーニングしやすくて使いやすそう。擦りガラスや大きな窓のおかげで、帖数以上の広がりを感じていただけると思いますよ。

奥の洋室へ

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白い扉の先は、約4帖の広さの洋室。こちらにも北向きの大きな窓があり、先ほどのバルコニーに出ることができます。最後に、奥の小さな引き戸を開けてみましょう。

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左・引き戸の先には大容量のウォークインクローゼット(WIC)が。サイズによって分けて掛けられるハンガーパイプ付きです。/右・洋室の室内を見返すとこんな感じ。壁面に沿ってベッドを置くと通路をしっかり確保できそう。

売主さま

洋室やLDKの北向きの窓、そして書斎に面した大きな窓はすべて二重サッシにしております。窓を開けると街の喧騒が聞こえてきますが、閉めておけばそこまで気にならないかと思います。この住戸は非常階段を囲むように位置しているので、隣住戸の音が聞こえてくることもないと思います。

老舗から今話題のスイーツまで

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左上・マンション徒歩7分のところに「マルエツプチ 東池袋3丁目店」があります。24時間営業なので、帰宅が夜遅くなっても利用できますね。/右上・心静かに美味しいコーヒーをいただきたいときは「炭火煎珈琲 皇琲亭」へ。大人の雰囲気漂うお店です。(徒歩4分)/左下・焼き立てのカスタードアップルパイ専門店「RINGO(リンゴ)」。ゴロっとしたリンゴが入った、手のひらサイズのアップルパイをぜひアツアツの状態で頬張ってくださいね。(徒歩4分)/右下・大正9年創業の「タカセ 池袋本店」。池袋の駅前に建ち、この街を見守り続けている洋菓子店です。パンもケーキもお手頃価格で良心的♡ 上階には喫茶室だけでなく、レストランやラウンジも併設されていますよ。(徒歩6分)

cowcamo

カウカモ編集部より

最初は、“恵比寿や中目黒もしくは六本木に住んじゃう⁉”︎ なんて考えたけど、実家へのアクセスや金銭的事情も踏まえて辿り着いた「池袋」。そんな動機で選んだけど、住んでみると結構居心地いい。各方面から人が集まってくるせいか、多様性を受け入れる街という感じ。住めば都、いや本当に都!


埼玉郊外や練馬方面だけでなく、渋谷・新宿・東京はもちろん、お台場や中目黒、自由が丘や横浜だって直通で行けちゃう巨大ターミナル駅。空港へのバスも出ています。いろんな街へ出かける機会も増えるけど、実はほとんどの用事がこの「池袋」で済んでしまうんですよね(笑)ハイブランドからプチプラ系のファッションも、居酒屋はもちろん老舗のレストランから最近注目されているスイーツまで♡ 気分転換用のカラオケや映画館に水族館も。最近は再開発が進んで公園が整備され、さらには大きな劇場も建設中と、文化都市としても注目されています。


そんな「池袋」駅から徒歩4分。今回ご紹介したマンションは、街の賑わいの中、通りから少しだけ脇道に入ったところに位置します。 実はこのすぐ裏手には歓楽街があるのですが、道を選べばそこを通らずに帰れますよ。池袋の真ん中という立地なので、管理人さんはなんと元警察官。至るところに設置された防犯カメラのモニターを常にチェックしてくださっています。事務所として利用されている住戸が多いため、日中訪問者は管理人室の前を通って出入りしていますが、夜間はオートロックになります。管理人さんは毎日すべてのフロアを巡回してチェックしてくださっているそうなので、頼もしいですね。修繕積立金はやや抑えめな金額ですが、現在マンション全体で1億6千万円ほど貯まっています。


住戸は最上階10階の角部屋。非常階段を囲んだL字型になっていて、さらにその住戸を囲むようにL字型の長いバルコニーがあります。バルコニーの奥行きはあまりないものの、小さなチェアを置いてちょっとひと息、なんてこともできますよ。10階といえども街の喧騒や車の走行音など、さまざまな音が聞こえてきます。少し捉え方を変えると、都会の街中に住んでいることを実感できるということですね。室内には二重サッシが備わっていますので、閉じれば音はほとんど気になりませんでした。北東角部屋のため、どの居室にも窓があり、最上階のため天井が高くて開放感がありますよ。こぢんまりとした書斎はとっても居心地がよさそうでした。


さあ、古い「池袋」は新しい文化都市へと変革中。再開発が進みどんどん進化している「池袋」を感じに来てみてくださいね。

writer:南田 かおり / editor:外山 友香