お隣は「国立新美術館」

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左上・最寄りは東京メトロ千代田線「乃木坂」駅。5番出口脇にある階段を上ると、今回ご紹介するマンション前の通りに出ることができます。(徒歩3分)/右上・マンションの裏手には「国立新美術館」! 人気の展覧会にも空いているタイミングを狙って行けますね。(44m 徒歩1分)/左下・お買い物にお食事に、大人の楽しみがぎゅっと詰まった「東京ミッドタウン」も徒歩圏内。「プレッセプレミアム 東京ミッドタウン店」が最寄りのスーパーなので、常連になりそう。(400m 徒歩5分)/右下・クリームイエローの外観が目印の食パン専門店「Viking Bakery F(バイキングベーカリー エフ)」。ガトーショコラやハニーレモン、シャンパンストロベリーなど珍しい味の食パンを買うことができます。8時から営業しているので、モーニングを楽しむこともできますよ。サンドウィッチもおすすめです。(220m 徒歩3分)

ドシンと構える レンガ色のマンション

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こちらが今回ご紹介する、現在築39年・総戸数49戸のマンションです。左右対称に近い形で凝った意匠が目を惹きますね。美しい赤茶色のタイルに、綺麗に整えられた植栽の緑が映えています。

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左上・エントランスがある1階へは、道路から数段階段を下りるアプローチ。左手の花壇には表情のあるレンガが使われており、毎朝見るだけで明るい気持ちになりそう。ちなみに、右上に見えるバルコニーは今回ご紹介する住戸のもの。/右上・共用ロビーには、立派なソファセットが。折り上げ天井部分の鏡に外の池や照明が反射して、キラキラと光っています。ラグジュアリー感が一層増していますね。/左下・この築年数では珍しいオートロックを完備しています。清掃が行き届いていてピカピカ! 左側の壁一面も鏡になっていて、空間が広く感じます。/右下・エレベーターの横の扉を開けると階段があります。今回ご紹介する住戸は2階に所在するので、階段を使うとほどよい運動になっていいかもしれません。

売主さま

管理人さんは住込みで月〜金曜、第1・3土曜日8〜17時に勤務されています。直近の大規模修繕工事は2016年、エレベーター改修工事は2007年に行われていたりと、適宜メンテナンスが実施されていますよ。

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左・住戸の前までやってきました。共用廊下の曲線を取り入れた壁や床のタイルからもこだわりを感じられます。玄関ドアはちょっと珍しい内開き。/右・室内に入ると正面にはスッと廊下が伸びており、左側には水まわりが並んでいます。

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左・土間はコンパクトサイズですが、両側には収納が備わっています。左側には2面に可動棚が付いたシューズインクローゼット(SIC)。/右・右側の収納の中にも奥行きある可動棚が備わっています。この2ヶ所の収納を上手に使えば、土間が靴で散らからずすっきりと保つことができそうですね。ゴルフバッグや傘立てをしまっておいてもいいかも。

LDKからチェックしていきましょう

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約16.3帖のLDKは、北西二面採光で3つの窓が並んでいます。正面には、エントランスの前から見えたバルコニーが。

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西向きの窓は残念ながらお隣の建物に面していますが、正面は壁なのでカーテンを開けておいても視線は気にならなそう。奥にはキッチンがあり、正面の扉は洋室Bにつながっています。

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左・食器洗い乾燥機付きのキッチン。作業スペースもたっぷりで申し分なし。淡いグレーのタイルとナチュラルな色味で、ほどよい可愛らしさが◎/右・対面には、可動式の家電置き場が付いたカップボードが備わっています。大中小さまざまな収納スペースが設けられているので、食器やお箸、スプーン類、コーヒーカップなどもすっきりしまっておけそうですね。

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キッチン前からリビングダイニング(LD)をまっすぐ見たところ。右手には、引き戸で仕切られた洋室Aがあります。このようにLDKとひと続きで使うこともできますよ。

バルコニーから眺望をチェック

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すでにお伝えしましたが、バルコニーのちょうど真下にエントランスがあります。エントランスが地下にあるため、2階とはいえ道路が少し近く感じるかも。ですが、正面の道路は行き止まりになっているため、人や車通りが少ないのはうれしいですね◎ 現状のように目隠しを兼ねたグリーンを置くとよさそう。

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幅はコンパクトですが、奥行きはたっぷりあるバルコニー。スペースに余裕があるので、テーブルセットを置いてまわりを観葉植物で囲えば居心地のいい空間ができそうです。

室内に戻ってきました

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家具はディスプレイのようにちょっとシックな色のものを置いてもいいですし、ラグジュアリーなものを置いても意外としっくりきそうですね。続いては左手の洋室Aをチェックしてみましょう!

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約6.6帖の洋室A。小さめのクローゼットがひとつしか設置されてないので、追加でお好みの収納を追加するのがおすすめです。窓がない分壁の面積が広いので、家具の配置がしやすそう。ふたつある洋室のうち小さい方になるので、お子さま部屋にするのがよいでしょう。

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左・個室としてお使いになる場合も、明るさが欲しいときは引き戸を開けておくとよさそう。/右・引き戸を閉めると一気に落ち着いた空間に。広いおかげで閉塞感はありません。

再びLDKへ

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引き戸を閉めた状態をLDK側から。来客時などは引き戸を閉め切れば生活感を隠せていいですね。続いては、右側の扉から洋室Bへ。

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こちらも西向きの窓の正面に建物が迫っていますが、LDK同様正面は壁なので、気になることはなさそう。むしろ味わいある色味と質感で空間のアクセントになっていますね。

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2枚扉分のクローゼットが備わっています。その横の凹みにデスクや本棚を置くと、空間を有効活用できそう◎

ふたつ目のバルコニー

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こちらの方が道路から奥まっているので、外からの視線が気にならず居心地がよかったですよ。その分日当たりはあまりよくないので、洗濯物はLDKのバルコニーに干すのがおすすめです。

最後に水まわりをチェック

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左・温かみのあるカラーで統一された洗面脱衣室。洗面台はキッチンと同じ、ブラックと質感のある木目調の素材が用いられておりバランスのいいデザインです。写真左側洗濯機置き場の上部には、吊り戸棚が備わっていますよ。/中央・ゆったりとしたバスルーム。浴室乾燥機能が付いています。/右・独立式のトイレは、タンクレスでスタイリッシュ! 手洗い器に吊り戸棚、カウンター下部に収納と、設備が充実しているのがうれしいですね。

大人なお店が集います

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左上・「STEAK HOUSE hama(ステーキハウス ハマ)」では、鉄板で焼き上げた黒毛和牛、新鮮な海鮮やキャビアもいただけます。カウンター席も個室もあるので、特別な日のディナーや会食などさまざまなシーンで使えますよ。(190m 徒歩3分)/右上・メルセデス・ベンツの世界観を楽しめる「Mercedes-Benz Connection(メルセデス・ベンツ コネクション)」。2,500円のアフタヌーンコースは、“LUPICIA” の紅茶をおかわりし放題! デザートの種類も豊富で、女性にも人気です。(270m 徒歩4分)/左下・「乃木坂」駅前には緑豊かな「青山公園」があります。ウォーキングや生き物観察会などのイベントも開催されているので、ご近所さんと仲よくなるきっかけにぜひ◎(240m 徒歩3分)/右下・あの「銀座ウエスト」が運営するカフェ、「銀座ウエスト青山ガーデン」。見事な焼き色のホットケーキは並んでも食べる価値あり! 涼しくなったらぜひテラス席でより優雅な時間を過ごせしてくださいね。(220m 徒歩3分)

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カウカモ編集部より

マンションは「乃木坂」駅から徒歩3分、裏手には「国立新美術館」が建っています。駅から近いということもありある程度の賑やかさを覚悟していたのですが、周囲はマンションが建ち並ぶ住宅街という趣。マンションの目の前にはそれなりに広い道路が走っているように見えますが、こちらは「乃木坂」駅出口上あたりで行き止まりになっています。タクシーなどが一時停車しているのを見かけましたが、基本的には車も人通りがなくとても静か。結果、道路の分だけ周囲の建物との距離が取れるというラッキーなポジションをゲットしています。


マンションはもうすぐ築後40年が経過しようとしていながらも、むしろ年を経るに連れて美しくなっているオーラを感じました。敷地に余裕をもって造られた共用部は鏡やガラステーブルに池や緑が反射をして、実際の空間以上に広がりを感じられ、とてもきらびやか。植栽や外壁を始め、外にある池も綺麗に保たれていましたよ。オートロックが備わっている上、管理人さんが住込みでいらっしゃるという安心感も◎


住戸は、色合いにナチュラルさを持たせつつ上品に仕上げた内装。キッチンスペースや水まわりなどの落ち着いたブラウンの木目調とブラックが大人の雰囲気を醸し出しています。ですが、フローリングや建具には明るい色味のものが使われており、“大人っぽすぎない” という印象。北西向きですが、前面が幅の広い道路のおかげで、明るさは十分確保されていましたよ。ただ洗濯物は乾きにくいかと思われますので、浴室乾燥機能を使い、バルコニーはLDKの延長として居心地いい第2のリビングスペースにしてもいいかも。西向きの窓の前には建物が迫っていますが、味わいある赤レンガなのでひとつのアクセントととらえることができそうです。


洋室ふたつはLDKから出入りする間取りですので、お子さまが大きくなってもコミュニケーションをしっかりとることができそうですね。収納は全体的に少なめなので、玄関ホールの2ヶ所の収納やキッチンカップボードを活かしつつ、6帖超の各洋室に追加で置くのがよさそう。


都心の駅近なのに静かな住環境、そして「国立新美術館」のお隣。一歩先の大人ライフを楽しむことができそうです。

writer:赤星 友香 / editor:外山 友香