隠れた名店が揃う 「中井」駅

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左上・今回の舞台は都営大江戸線・西武新宿線「中井」駅。路線ごとに駅の場所が違いますが、物件からはともに徒歩5分です。どちらの線も都心へのアクセス◎/右上・漫画家・赤塚不二夫先生が愛した「洋食ぺいざん」。お手頃価格でボリューム満点、かつ美味しいランチはどれを頼んでもハズレなし。不二夫先生はいつも「いちおしセット」を頼んでいたそうですよ。(350m 徒歩5分)/左下・路地裏でひっそりと営業されている「割烹なか井」。国産のうなぎや新鮮な魚料理、天ぷらなどが楽しめる正統派和食屋さんです。(350m 徒歩5分)/右下・日々のお買い物はスーパー「ミニコープ 落合店」でどうぞ。店内はこぢんまりとしていますが、コープオリジナル商品をはじめ、品質のいい商品が揃います。(290m 徒歩4分)

特徴的なファサードの タウンハウス

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駅から歩くこと5分。閑静な住宅街に現れる、個性的なファサードの建物が今回の目的地。総戸数は29戸、地上2階建ての建物がランダムに並んだようなレイアウトのタウンハウスです。周囲には手入れの行き届いた植栽が囲んでいます。

売主さま

こちらのタウンハウスをデザインしたのは世界的建築家・長谷川逸子氏です。2009年竣工で、敷地内・建物ともにまだまだ綺麗に保たれています。

内部へ潜入

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敷地内に入ると、周辺の住宅街とはガラッと雰囲気が変わり、別の街に来たような感覚になります。ジグザグになった共用通路には、所々に植栽が植えられています。

売主さま

細則がありますが、犬猫2匹までペットの飼育が可能です。

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左上・一旦敷地の外へ。メインエントランスは傾斜地に位置しています。オーロックドアの左手には集合ポストがありますよ。/右上・敷地内にはベンチやテーブルが点在しています。のんびり読書ができそう。/左下・角度を変えて。右奥には管理人事務室が。その左手にある階段を上った先に、今回ご紹介する住戸の玄関ドアがあります。その前に、左下の階段を下った先にある駐車場をチェックしましょう!/右下・機械式の駐車場。2019年2月現在、空きがあるそうです(月額24,500〜30,000円)。

それでは住戸へ

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左・管理人事務室横の階段を上った先にほかの住戸はなく、プライバシー性の高い造り。/右・こちらがご紹介する住戸の玄関ドア。正面の開口の先には、隣接する戸建てのお庭が。時々目が合ってしまうかもしれませんが、桜の木があるので、春は素敵な借景になってくれるかも?

cowcamo

こちらの住戸の下階には駐輪場と管理人事務室が位置しており、ほかの住戸はありません。住戸内を “ソロリ、ソロリ” と歩く必要はなさそうですね。

お邪魔します

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左・お、ロフトがお出迎え! これは面白そう、ワクワク!/右・室内から土間スペースを振り返ってみました。間取りはワンルームなので、土間から直接室内にアクセスします。

パッカーン!

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土間右手にある黒い取手を引っ張ると・・・パッカーン! と収納スペースが現れました。壁二面が開閉するおもしろい造りで、思わず『カッケー!』と叫んでしまったのはここだけの話(笑) 靴もしまっておけますよ。

ロフト付き 明るいワンルーム

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南と北の二面に大きな窓があり、明るく開放的な室内。フローリングにはあえて使用感のある床材を採用しています。ペンキを垂らしたような跡もあり、小慣れたDIY感たっぷり。

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ステンレスキッチンや上部の配管、コンクリート現しの天井など、ラフな素材が室内にリズムを生んでいます。フローリングとの相性も◎ また、室内のすべての窓にはブラインドが備わっていますよ。

気になるロフト

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左・ロフトがあるだけで、なぜかテンションが上がってしまうのは私だけではないはず。まずは右手の階段から、上部をチェックしてみましょう!/右・無垢のフローリングが敷かれたロフト上部。こちらがベッドスペースになるでしょう。中腰にならないと出入りできないので、頭をゴツンとしないようにお気をつけくださいね。

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ロフト奥、南向きの窓は天井近くまで高さがあるので、上部までしっかりと光を届けてくれます。窓の右側は開閉可能ですので換気も◎

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ロフト上部からLDKに戻ってまいりました。写真正面の凹みに、テレビ台を置くとちょうどよさそうですね。続いてロフト下部をチェック!

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ロフト下部にはハンガーパイプが備わっています。階段下にちょっとした収納スペースも。

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少しかがんで奥へ。照明が備わっている上に、窓があるので暗くならず、閉塞感も感じませんでした。

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ちょうどいいおこもり感があるロフト下部。幅・高さともにソファを置けるくらいの余裕がありますよ。あえてこちらをベッドスペースにするのも◎

キッチンをチェック

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鈍い輝きを放つステンレスキッチン。IHコンロを採用しています。抜けはないものの、正面に南向きの窓があるので開放的にお料理ができそう。右手の壁には、手元を照らしてくれる照明が備わっています。

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キッチン前から振り返ったカット。右手には廊下が・・・

水まわりへとつながる “渡り廊下”

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左・実はこちらの廊下、共用部から住戸へと向かう階段の上を通っているんです。正面のドアの先にある水まわりとLDKをつなぐ、いわば “渡り廊下” 的存在。左手前の凹みは冷蔵庫置き場です。上部にはオープン棚もありますよ。/右・廊下右手の窓から。ちょうど正面に抜けがあります。

売主さま

こちらの住戸にはバルコニーがございません。物干しは日照・通風が良好なこちらの廊下に、物干しスタンドを設置して対応するとよいかもしれません。

水まわりへ

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左・水まわりは洗面脱衣室・トイレ・バスルーム・洗濯機置き場がまとまったオールインワンタイプ。バスルームとの仕切りはすべてクリアガラスです♡/右・バスルームにはオーバーヘッドシャワーが! 海外っぽくてかっこいいですね。

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水まわりを後にし、廊下側からLDKを見たカット。空間をうまく利用した室内は、とっても明るく開放的。おひとり暮らしなら、のびのびと過ごせそうです。

味わい深いお店が まだまだあります

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左上・大正12年創業の老舗蕎麦屋さん「尾張屋」。コシがどうとか出汁がどうとか、そんなことは抜きにして、『やってる?』と粋に暖簾を潜りましょう。“帰りにそば、ザルかせいろ、それが正論” ってやつです。(260m 徒歩4分)/右上・個人的に気に入ってしまった「名代ら〜めん大吉」。店名の “〜” がすでに最高なんですが、みそラーメンがこれまた最高でした。定食メニューが豊富なのもうれしいですね。メディアの取材も多いそうですよ。(300m 徒歩4分)/左下・“イナたい” お店ばかりじゃなく、たまにはおしゃれにパンもどうぞ。「Bakery Cafe CuiCui(ベーカリー・カフェ・キュイキュイ)」はイートインもできるベーカリーです。(200m 徒歩3分)/右下・「スーパーみらべる 中井店」は、品揃え豊富でリーズナブルと評判。物件からは少し離れていますが、8:00〜25:00と遅くまで営業しているので、帰りが遅くなった時に利用したいですね。(450m 徒歩6分)

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カウカモ編集部より

今回の舞台は都営大江戸線・西武新宿線「中井」駅。実は私、今回の取材で初めて訪れたのですが、とっても気に入ってしまいました。


都心へのアクセスのよさはもちろんなんですが、“隠れ家的” なお店が多々あるんです。いわゆる “イナたい” モノやお店に目がない私にとっては、楽しくて仕方がありませんでした(笑)


なかでも、“ギャグ漫画の神様” 赤塚不二夫先生が行きつけだったという「洋食ぺいざん」は、遠方からも足を運ぶ人がいるというほどのちょっとした有名店。リーズナブルでボリューム満点とのことで楽しみにしていたのですが、残念ながら定休日でした・・・トホホ。


とはいえ、日々新しい発見がありそうなこの街は、スルメのように “噛めば噛むほど” 味わいが増していくのではないでしょうか。

そんなスルメタウン、駅前から一歩外れればのんびりとした閑静な住宅街が広がります。お高そうな邸宅もチラホラあるなかで、建物同士がランダムに並んだようなファサードがひときわ異彩を放つ、総戸数29戸タウンハウスが今回の目的地。


デザインを担当したのは世界的な建築家・長谷川逸子氏。敷地内に入ると周囲の住宅街とはガラッと雰囲気が変わります。ジグザグになった共用通路には、住民同士がシェアして利用できるベンチやテーブルが設置されてたりと、内部にもこだわりが。


ご紹介する住戸は、管理人事務室と駐輪場の上階に所在する、ワンルームタイプです。あえて使用感のある床材を使用していたり、天井はコンクリート現しだったりと、建物のデザインに負けずとも劣らない内装が魅力的。土間横の収納の “開け方” にも注目です。


男心をくすぐる造り付けのロフトも、空間に開放感を与えると同時に、単調になりがちなワンルーム内での過ごし方に選択肢を増やしてくれそう。細則がありますが、犬猫2匹までペットが飼育可能というのもうれしいポイントです。


いい意味で “クセの強い” こちらの物件。『街も家も普通じゃ嫌なのだ、刺激が欲しいのだ!』というおひとりさまにはぴったりなのではないでしょうか? お問い合わせお待ちしているのだ!

writer / editor:酒井 大作