“西荻カルチャー” と言われる程
気になるスポットが多い街

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左上・中央線フリークの間でも人気の高い「西荻窪」駅。/右上・大手チェーン店、昔ながらの商店、マニアックな雑貨屋さん、おしゃれで美味しいご飯屋さんなど幅広いラインナップ。駅からマンションへの道のりは、向かって左の「にしおぎ北銀座街」を下っていきます。/左下・駅直結の「SEIYU」がありますが、マンションの近所にも小さなスーパーがあり、ちょっとした買い物に便利そうです。 /右下・青い屋根のお店の右側、「Sajilo Clove(サジロ クローブ)」は美味しいカレーで有名なネパール・インド料理店。アンティークショップの多い西荻窪らしい内装が素敵です。

レトロで柔らかい印象の外観

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左上・住宅街の角地にどっしり佇む築43年のマンション。鮮やかなピンクのツツジに目が止まります。緩やかな傾斜地に建っていてエントランスが2階にあるため、数段の階段を昇りますが、ベビーカーなどをご利用の場合は1階の駐車場を抜けた先からエレベーターに乗ることもできます。/右上・建物の雰囲気にしっくり馴染む木目のエントランスドア。外壁の優しい色味も相まって上品さが漂います。/左下・レトロさが漂いつつも丁寧に使われていて、管理のよさが分かるエントランスロビー。管理状況はいざ暮らしてみると、とても大事なポイントではないでしょうか。/右下・お部屋の玄関前の廊下は外部に面していないので、若干薄暗さがあります。

いよいよ室内へ!

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玄関扉を開けると、それまでのレトロ感は一気に吹っ飛びます。目に飛び込むのは広いタタキと左手のたっぷりとした収納。姿見付きの大きなシューズボックスに加え、奥にも収納が。棚板が可動式なので、掃除機やアイロン台など長物の収納も可能です。

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玄関正面にあるリビングの扉を開ける前に、右手を見るとズラッと並ぶ扉たち!! さすが100㎡超えです。ちなみに廊下の途中には大きな梁があり、梁下は180cm程度しかありません。長身さんはご注意下さいね。

そしてついにリビングの扉オープン!!

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2面採光の明るい空間。カウンター付きの大きなキッチンに立てば、家族が寛ぐリビングと、その先に広がる窓越しの空が眺められます。

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キッチン脇のパントリー、食洗機、3口コンロと、主婦にうれしいアイテムが揃っています。キッチンの背面にも引き戸があり、直接廊下に出られるので家事動線もバッチリ◎。

 
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約17.3帖のLDKは、キッチンでお料理をする奥さま、ダイニングで食事をするご主人、リビングで遊ぶお子さまと、程よい距離で家族の気配を感じる安らぎの場になりそうです。間接照明が付いた左の壁面には、脱湿脱臭効果がある「エコカラット」というタイルが貼られています。

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出来るだけ開放しておきたくなる、真南に面した広い窓。正面に見える東側の窓は、お隣の住戸に近いので曇りガラスになっています。

では、バルコニーに出てみましょう

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4階でも前面に背の高い建物がないので、広い空が仰げます。周辺には大通りなどもないので、聴こえるのは鳥のさえずりくらい。ついここでぼんやり過ごしたくなるような気持ちよさがあります。

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じゃーん!! そしてこのお部屋の目玉のひとつ、ながーーーーーいバルコニー。南に面する3つの居室から出入りが可能です。家族分たっぷりの洗濯物を干してもまだまだゆとりのある広さ。オススメは “緑モリモリ” でしょうか。小さなプランターでハーブを育てたり、室内からも眺められるような花や大きな木を育てたらよさそうですね。

続いて、廊下に戻り水まわりへ

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比較的広めの洗面室です。洗濯機置場の向かいにある天井まで届く可動棚は、日々の生活を考えるととても重宝しそうです。ボックスやカゴなどを使って収納するとよさそう。

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左・室内と統一感がある、ダークブラウンのパネルがアクセントのユニットバス。バスタブも広いので、お子さまと一緒でもお風呂にゆったり入れそうです。/右・シンプルなトイレ。背面にある小さな棚は実用的にも使えますが、ちょっとした飾りを置いたりも出来そうですね。

ここまででまだ半分くらい・・・それにしても広い!!
 
廊下を進みようやく居室へ

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西側バルコニーに面した約7.2帖の洋室A。ウォークインクローゼット付きで、4つある居室の中でも一番広いこのお部屋が主寝室になるでしょうか。クローゼットはおふたり分の洋服がたっぷり納まりそうです。

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約4.2帖の洋室B。子ども部屋にも適していますが、お子さまがおふたりの場合は、ご主人の書斎としてもぴったりです。こちらもバルコニー付き。

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洋室Aと洋室Bを繋ぐ西側バルコニーからは、お隣の見事なお宅が借景できます。

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約6.9帖の洋室C。日当たりのよい、2面採光の角部屋です。お客さまやご両親などが度々訪れるお宅であれば、客間としてお使いになられてもよさそうです。奥行きのあるクローゼットには、寝具なども収納出来るでしょう。

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約5帖の洋室D。リビングとバルコニーで繋がるシンプルなお部屋。子ども部屋にしたら、お子さまの動線は廊下ではなくバルコニーになりそうな予感・・・(笑)。楽しそうです!

では、周辺環境も見てみましょう

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左上・駅からの道のりにある「善福寺川」。季節を感じられる緑道は散歩コースに最適です。川沿いをしばらく歩けば、自然豊かな「善福寺公園」へ辿り着きます。 /右上・「杉並区立西荻図書館」は、近所にあると大人も子どももうれしい施設。/左下・「オーケストラ」。美味しいカレー屋さんが多いのも西荻窪の特徴でしょうか。カレー好きの方はぜひ!! /右下・築50年の古民家をリノベーションしたブックカフェ「松庵文庫」。併設されたギャラリーでは、定期的に作家さんの展示会やワークショップも行なわれています。

cowcamo report

 “明るく、穏やかで、広々ゆったり” 。西荻窪の街とこの物件、共通して感じた印象です。

駅前から続くアーケードは、マンションの建つ北側だけでなく、南側にも西側にも延びていて、様々な商店が建ち並び活気づいています。それでいて騒々しくはなく落ち着いた空気が流れるのは、人が見える個人経営のお店が多いからでしょうか。「こんにちは」「いってらっしゃい」の挨拶が聴こえます。行き交う人々の年齢層も幅広く、それが街の魅力に感じました。

シンプルにまとめられた家具付きのお部屋は、ファミリーが引越しされたら、温もりが増してまた随分違う雰囲気になるのだろうと思いました。居室には家具や本やおもちゃが置かれ、リビングにはご家族のフォトフレームが飾られるなど、彩られた空間はなんともステキと妄想し、ニマニマしてしまいました。お子さまがいるとどうしても雑然としがちですが、そこは収納の多さでカバー出来そうです。

この築年数だと皆さま気にされるのが耐震性。こちらのマンションは傾斜地に建っていることもあり、1階部分(恐らく駐車場部分)が地震に弱いとされる「ピロティ形式」になっています。が! 2015年1月に耐震補強済み。また、修繕積立金も適切に貯められている印象です。

お部屋は明るく広々、都心へのアクセスよし、徒歩圏内に素敵なお店多々、自然溢れる公園あり、ゆったりほっこり暮らしたい子育て世代に最適です。

取材・文・撮影:cowcamo