静かでおおらかな住宅街 “上野毛エリア”

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左上・ご紹介する物件の最寄り駅は、東急大井町線「上野毛」。近未来的なデザインの駅舎は、建築家・安藤忠雄氏による設計です。「二子玉川」と「自由が丘」の間に位置する駅なので、ショッピング好きにはたまらない立地ですね!(徒歩7分)/右上・アメリカンスタイルのサンドウィッチ専門店「UNCLESAM'S SANDWICH(アンクルサムズ サンドウィッチ)」。テイクアウトして「二子玉川公園」や多摩川の河川敷でランチをするのも◎(600m 徒歩8分)/左下・環八通り沿いにある「GREENROOM Tokyo(グリーンルーム トウキョウ)」は、国産野菜のセレクトショップ。旬の野菜を使ったカレーやスムージーは絶品です。(300m 徒歩4分)/右下・閑静な住宅街の中に突然現れる、約6,000坪もの敷地を有する「五島美術館」。見事な庭園や四季折々の植物を楽しめ、心安らぐ空間が広がっています。(850m 徒歩11分)

ホワイト・コートハウス

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閑静で優雅な住宅街を歩くこと7分。住戸を斜めにずらして配置する、雁行(がんこう)型の建物群が見えてきました。メインエントランスはさらに奥まで進んだところにあります。ただ写真右手には、ご紹介する住戸への最短ルートが! サブエントランス的にお使いいただけますよ。

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こちらがメインエントランス。道路に沿って植えられた大きな樹木が目印です。

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全4棟からなる地上3階建て、総戸数76戸のコートハウス。コートハウスとは、建物や塀で囲まれた中庭(コート)などのオープンスペースを持つ住宅のことを言います。

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左上・敷地中央にある広い駐車場を囲むように、4棟の雁行した低層の建物が並んでいます。/右上・駐車場の一番奥まで進み、数段上がった先にお目当ての住戸が見えてきました。/左下・こちらは、先ほどのサブエントランスから住戸へ向かうアプローチ。正面建物の1階部分は、ご紹介する住戸の洋室とバルコニーです。/右下・玄関まわりは、戸建てライク。数段分の段差があります。

売主さま

2020年3月現在、全26台分ある駐車場には3台分の空きがあり、月額23,000円で利用できます。月額100円で利用できる駐輪場にも空きがあるので、利用希望の方はご相談ください。管理人さんは平日の8:00〜16:00に勤務されていますよ。

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環八道路、第三京浜道路の乗り口、東名高速が近いので、車の利便性もいいですね! こちらのマンションにエレベーターはありませんが、住戸は1階に所在しているので、階段を使うのはエントランスアプローチ部分のみです。

お邪魔します♪

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左・可愛らしいガラス扉が見える玄関。ゆとりある広さです。/右・壁面にはたっぷり容量の下足入れが。玄関扉の横にスリット窓があるので、ほんのり自然光も届きます◎

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下足入れ上部のカウンターは、鍵置き場にしたり、お好みのアイテムを飾ったりして使えそうですね!

可愛い扉を開けてみましょう

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LDKに到着。広いですね~! 奥のリビングスペースも合わせて、約21帖の空間。右端に見える扉の中は、洗濯機置き場です。

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L字型のシステムキッチンには、食洗機が備わっています。コンロ前の窓で換気ができますし、光も届けてくれますね。

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キッチンのサイズはシンク側の幅が約2.1m、コンロ側の幅は約1.6mと作業スペースはゆったり確保されています。上部には吊戸棚があり、たくさん収納できそう。

リビングダイニング(LD)へ

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キッチンカウンター横にはダイニングスペースが。カウンターからの横幅は約1.9m。リビングスペースへの通路も兼ねているので、あまり大きなテーブルは置けませんのでご留意を。

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奥まった位置にあるリビングスペース。ダイニングスペース側とほどよく隔てられているせいか、すごく落ち着きます。こちら側をLDとして使い、キッチンカウンターの向かいには収納棚などを配置するのもよさそうですね。

森の中のバルコニー

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傾斜部の緑や奥にある公園の大きな樹木が重なり、まるで森の中に居るよう。公園には遊具やベンチなどがないので、あまり人の気配は感じませんでした。

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見返すとこんな感じ。雨のかからない部分があり、そこにお洗濯物を干すことができます。

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この広さがあれば、テーブルやイスを置いて食事を楽しめますね。夏はお子さま用にビニールプールも出してあげたい! 床がタイル貼りなので、オシャレにまとまりそうなのも◎

室内に戻りましょう

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写真右手にある垂れ壁の下は約1.8m。ほかにも所々天井の低い箇所があり、建具の高さも同様です。背の高い方は少し気になるかもしれませんので、現地でお確かめください。

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住戸はマンションの一番奥に位置する、1階の所在。先ほどのバルコニーからの景色でもわかるように、隣戸の気配は感じませんでした。広いLDKで、子どもたちがのびのびと遊んでも、ペットが駆けまわっても、近隣への音漏れを気にしなくてよさそうです。

売主さま

ペットに関して、サイズや頭数の細則はありませんが、犬・猫の飼育が可能です。騒音や鳴き声などで、近隣に迷惑がかからないことが条件となりますので、ご留意ください。

ダイニングスペースから ふたつの洋室へアクセス

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約6帖の洋室Aは、クローゼットとバルコニー付き。

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左・クローゼット内は奥行きが深く、収納力◎/右・写真には写っていませんが、こちらのバルコニーにも物干し金物が備わっています。コンパクトサイズですが、緑が見えるのはうれしいですね。

お隣の洋室Bへ

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左・こちらも広さは約6帖。窓からは玄関側のアプローチが見えます。/右・写真では見切れていますが、左手に収納が備わっていますよ。洋室Aの収納よりも幅がコンパクト。ただ奥行きは深めなので、案外収納力があるかも。

売主さま

洋室Bの収納部分は扉の設置工事が残っていますが、完成した状態でのお引き渡しとなります。

廊下まで戻り 水まわりへGO!

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左・正面のタイトな引き戸の先は、洗面脱衣室。/中央・幅約1mのシンプルな洗面化粧台。三面鏡付き。/右・洗い場が広く設けられたユニットバス。窓が付いていて換気面◎ 浴室換気乾燥機も備わっています。

売主さま

少しでも浴室を広くしようと工夫しました。ただ、洗面脱衣室への出入口の幅が約55cmと狭くなっておりますので、ご注意ください。

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左・廊下を進みます! 右側の扉の先はトイレ、正面は洋室Cへとつながっています。/右・上部に収納が備わっているので、トイレットペーパーのストック場などに便利。

3つ目の洋室

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左・約7帖の洋室C。大きなベッドを置いても、ゆとりある広さです。/右・なんとクローゼットの中にも窓が。光が気になるようでしたら、遮光シートなどを貼れば抑えられますよ。換気ができて、湿気がこもらないのは◎

北東向きのバルコニーへ

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写真右手の東側には別住戸があるので、朝日はほんのり感じられそう。眼下には駅からの最短ルートとしてご紹介した、共用部の路地が見えています。

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左・バルコニーはコンパクトサイズなので、エアコンの室外機を置くと、残りは少し外に出られる程度のスペースでしょう。/右・室内の形はほぼ正方形。家具を自在にアレンジして置けそうです。真っ白な壁面をスクリーンとして、プロジェクターで映画を観るのもよさそう♡

こだわりのお店をご紹介

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左上・1978年創業、パイとタルトの老舗「ママタルト 上野毛店」。甘いタルトはもちろん、具がギュッと詰まったパイもオススメです♡(600m 徒歩8分)/右上・商店街の裏路地にある、フランス人シェフによるビストロ「Trois Petits Loups(トワ・プティ・ルー)」は口コミで大人気♡(600m 徒歩8分)/左下・駅前の環八通り沿いに建っている「cafe m.e.(カフェエムイー)」。1階はカウンターのみですが、2階にテーブル席があります。ランチもいただけますよ。(650m 徒歩9分)/右下・上野毛通り沿いに位置するスーパー「オオゼキ 上野毛店」は、10:00〜21:00まで営業しています。駅からは徒歩2分の場所なので、帰宅時に立ち寄れますね。(550m 徒歩7分)

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カウカモ編集部より

「自由が丘」に「二子玉川」、都内でも人気があるオシャレな買い物スポットにアクセスしやすいエリアです。近くには多摩川の河川敷にある「二子玉川公園」(800m 徒歩10分)や「世田谷区立上野毛自然公園」(700m 徒歩9分)、そして「等々力渓谷」(450m 徒歩6分)といった自然豊かな東急大井町沿線。


中でも ”上野毛エリア” は、ゆったりとした敷地の住宅が多い、閑静なお屋敷街です。『ショッピングは好きだけど、住むところは静かな環境がいい』という方にオススメですね。お子さまやペットとのお散歩にお出かけする場所にも困りません。またこのエリアは、環状8号線や東名高速道路が近く、お車でのお出かけにも便利。


1978年竣工のマンションは、時代背景を反映するかのように敷地に対してゆったりと配置されています。そして白い建物を背景に、大きな樹木やキレイに剪定された緑が色鮮やかです。


前回の大規模修繕工事は2008年に実施され、2011〜2012年には屋上防水工事などのメンテナンスが施されています。2009年には耐震簡易診断を行なっていて、診断結果も良好。報告書には「耐震性は十分に高いと判定できる。これ以上の精密診断の必要はなし」といった記載がありました。2019年6月末時点でマンション全体の滞納金がないということからも、住人の方々の高い意識がうかがえます。


広い敷地内には、周囲の道路に面していくつか出入口が設けられており、マンションというよりは戸建て住宅が肩を寄せているような印象。敷地内にはいくつか階段があるため、ベビーカーなどを利用の際はルートをご確認くださいね。


1階に所在している住戸は、玄関の前にゆったりとしたアプローチがあります。個室は約6帖と約7帖の広さで3つ確保されていて、お子さまがふたりいらっしゃるご家庭なら、しっかりとした個室を与えてあげることができますね。下階に住戸がないので、子どもやペットが走りまわっていても、微笑ましく眺めていられるのもポイント。


LDKは住戸の中でも奥まった位置にあり、隣の敷地とも高低差があるおかげで、ほとんど人の気配を感じませんでした。むしろ鳥のさえずりの方が賑やか(笑) 特にリビングスペースに面したバルコニーは、“森の中” と錯覚してしまいそうなほど。ぜひテーブルやチェアを出して食事をするなど、“アウトドアリビング” を楽しんでくださいね。


残念ながら取材日は雨模様だったため、どのくらい太陽の光が差し込むかはわかりませんでした。ただ雁行する建物のおかげで、室内のいたるところに大小さまざまな窓が配されていて、採光の心配はなさそうです。一点、低めの建具や狭い出入口が気になる方もいらっしゃると思いますので、許容範囲かは現地でお確かめくださいね。


これからの季節、ますますバルコニーで過ごす時間が増えそうなお住まい。お散歩の行き先も気分によって変えられるほど充実しています。住戸だけでなく、マンションや周囲の環境も含めて気に入っていただけそうな物件ですよ。

writer:南田 かおり / editor:平野 翔子