左上・堂々とした外観は、成城の街が醸し出す雰囲気にしっくりと馴染んでいます。現在道路の拡幅工事が予定されており、手前に見える駐車場や自転車置き場などは、マンション北側に新しく取得する土地に移設される予定だそう。/右上・エントランスはこじんまりとして、プライベート感のあるつくり。 /左下・エントランスホール。管理人さんは日勤で、勤務時間は月曜日8:00〜16:00、火曜から土曜日は9:00〜17:00です。/右下・共用ロビーにはソファセットが。左右両脇にそれぞれエレベーターがあります。

cowcamoが売主さまにヒアリング!

Q1)物件の「売り」はどこですか?

一番のポイントは土地柄のよさです。特に目の前にある「明正小学校」は、公立ながら非常にレベルが高いことで有名です。遠方からこの小学校に越境入学したいと希望する方もいらっしゃるほどですので、明正小学校学区内であり、かつ至近距離だという点は、小さなお子さまがいらっしゃる方にはメリットではないでしょうか。ちなみに世田谷区の公立小学校の中でも、明正小学校にお子さまを通わせているご家庭が最も世帯年収が高いそうです。それだけ、この地域に住まわれる方がハイソサエティに属するということでもあり、周辺環境のよさの証でもあると思います。

Q2)間取りや内装のこだわりポイントは?

広々とした空間を、贅沢に使っていただけるように心を配りました。特にリビングの続きに和室を配したことで、豪華な中にも落ち着いた雰囲気を感じられます。また、洗面所は窓から自然光の入る広々とした空間にして、パウダールームとしても使っていただけるよう配慮しました。建物に関しては昭和61年竣工と新耐震基準に準拠しておりますので、安心してお住まいいただけますよ。

Q3)立地や周辺環境の魅力は?

成城は大正14年に小田急線の成城学園前駅ができた頃から発展した土地ですので、比較的新しい街です。ゆったりと区画整理された土地や計画的に残された緑が、街に落ち着きと調和をもたらしています。一方で、小田急線の急行で新宿から15分ほどと、都心へのアクセスがよい点も魅力ですね。都会的な雰囲気を兼ね備え、レベルの高いレストランなども多くあります。また2006年には駅ビル「成城コルティ」も完成し、駅周辺が一層便利になりました。

Q4)どんな住まい手にオススメ?

4LDKの間取りは、ファミリーにぴったりです。先にあげた「明正小学校」をはじめ、教育環境も整っておりますので、学齢期のお子さまがいらっしゃるご家庭に、特にオススメしたいですね。また、お問い合わせを下さる方には2世帯でのご入居を希望される方もいらっしゃいます。それだけ余裕のある広さや間取りですので、ご家族で根を下ろして暮らしていただけます。

cowcamoよりひとこと

成城の街は、幼稚園から大学まで一貫教育を行う「成城学園」がその名前の由来。実は成城学園は街づくりにも深く関わっていて、小田急線の成城学園前駅ができたときに周辺の土地を購入し、学生の父兄に分譲を始めたのが、街の発展のきっかけだったそうです。

成り立ちが学園都市だということもあり、成城はお子さまの教育を重視するご家庭にとっては打ってつけの街と言えるでしょう。土地柄か公立校でもレベルが高く、周辺には塾などの教育機関も充実しています。また教育面だけでなく、緑溢れる環境もお子さまの感性を育むためには見逃せないポイント。今回の物件の周辺には「成城三丁目緑地」や「明生公園」などがあり、お子さまが遊ぶ場所にも事欠きません。区の所有地に囲まれているのは、環境の変化が少ないという点でもうれしいですね。

今回ご紹介するのは、成城学園前駅から徒歩8分のマンション。専有面積は128.77㎡。4階と5階のメゾネット住居で間取りは4LDK。2カ所も専用のルーフバルコニーがあり、開放感に溢れています。全体的にゆったりとしたつくりで、まるで一戸建てのようにお住まいいただけますよ。

専有面積が広いこと、全体の戸数が少ない(16戸)こともあり、共益費は8万円以上と高額。ただしその分管理体制がしっかりしていますので、長く住み継ぐためにはむしろ安心なポイントかもしれません。また2世帯で住まうことが可能なほど広々としたつくりは、それだけの共益費を支払う価値があると感じました。

ご家族の歴史を刻む拠点として最適な本物件。記事をご覧になり、気に入られた方はぜひ急いでお問い合わせください。

左・広々とした玄関ホール。正面にある石造りのアクセントウォールが重厚感を醸し出しています。/右・上階へと続く階段もまるで一軒家のよう。階段の上部に天窓があるため、自然光が降り注ぎます。

玄関ホールに向かって左奥のドアを開けると、約20.4帖のLDK。これだけの広さがあると、高級感のある大きな家具を置くこともできそうです。

こちらはダイニング側から見た風景。向かいにオープンキッチンが見えますね。広いお部屋なので、位置によって見える景色が変わるんです。

左・キッチンはカウンターの奥。御影石のカウンタートップはまるで高級レストランのよう。/右・広々としたキッチンはビルトインの食洗機付き。こちらのトップにも御影石を使用しています。天然石は、長く使っても劣化しにくいのが魅力。細部にこだわり、上質な使い心地を追求した内装です。

ダイニングからリビングの方を見れば、約20.4帖の広さを感じられますね。LDKの奥の約6帖の和室、そしてその向こうのルーフバルコニーから差し込む光・・・まるで家がどこまでも続いているようです。

そしてこの物件のポイントのひとつ、約6帖の和室。和モダンに飾って客間にしてもいいですし、将来お祖父さまやお祖母さまと同居する際は、このお部屋を使っていただいても。ご家族が談笑するリビングの横に暮らせば、お年を召した方には大きな張り合いになるでしょう。

和室から外に出るとルーフバルコニーが。囲いの向こうは「明生小学校」や「明生公園」を見渡す、すがすがしい風景です。

左・広々とした洗面台は、まるでホテルのよう。鏡に写っているように、向かって左には窓があり、自然光が差し込みます。/中・ユニットバスは浴槽も洗い場もゆとりのあるサイズ感。/右・トイレは手洗い、ウォシュレット付き。御影石のカウンターがアクセントに。

左・約11.1帖の洋室。こちらはご夫婦の寝室に最適なお部屋。寝室と言えど広さがあるので、ドレッサーやライティングデスクを置いたり、シングルソファを置いたりと、ホテルの一室のようなレイアウトもできそう。/右・大容量のクローゼットが3つも。このクローゼット、かなり奥行きがありますので、衣装持ちの奥さまもご安心を。

約11.1帖の洋室から出られる、バルコニーから見える風景。「成城三丁目緑地」の緑が見渡せます。

左・次はメゾネットの上階に上がってみましょう。階段には天窓が付いています。空を望む開放感は、最上階ならでは。/右・上階にもちゃんとトイレがありますよ。

左・約5.8帖の洋室。この物件の中ではコンパクトなお部屋ですが、子ども部屋には十分な広さ。/右・収納の容量もしっかりとあります。

約7.5帖の洋室。2面に窓があって明るいお部屋です。後ろ側にはクローゼットがふたつ。兄弟が居る場合、上階の洋室の使い方としてはそれぞれひと部屋ずつとしてもいいですし、ひとつを寝室・ひとつを勉強部屋として共有する方法もありますね。

外にはルーフバルコニーがあります。ひとつのお宅にふたつもルーフバルコニーがあるなんて、贅沢♡

こちらがルーフバルコニーから見える景色。下階のルーフバルコニーからも、ほぼ同じ景色が見渡せます。広々とした空、公園や小学校で遊ぶ子どもたち・・・平和な風景です。手前の整備された空き地は、道路拡幅で世田谷区に土地の一部を売却するのと引き換えに、こちらのマンションが取得する計画が進んでいるそう。現在エントランスの隣にある駐車場や駐輪場が移設される予定です。最新の状況は担当者にご確認くださいね 。

左上・マンション前の坂を下ると、徒歩4分の場所にスーパーの「オーケーストア」があります。駐車場や駐輪場もあるので、沢山お買い物をしても大丈夫。営業時間は9:00~21:30。/右上・駅から物件までの道程にある「Prairial Seijo(プレリアル成城)」はパティスリー&ベーカリー。併設のカフェではスイーツはもちろん、モーニングセットなどもいただけるそう。/左下・マンションの裏手にある「成城三丁目緑地」。こういった里山の風景が残されているのも、成城の魅力。街づくりにあたっては、民俗学者の柳田國男氏が尽力したという歴史も納得です。/右下・「世田谷区役所 成城さくら児童館」は0歳児から高校生までが遊べる児童館。マンションからは徒歩7分ほど。育児をサポートしてくれる施設が近くにあると、助かりますよね♪

左上・「成城コルティ」は2006年にオープンした駅ビル。輸入食材店や本屋、薬局などが入っており便利です。/右上・「Restaurant Assiette(レストランアシエット)」は本格フレンチのお店。新鮮な魚介や野菜をふんだんに使ったフレンチは、目にも美しいと評判です。/右下・「成城あんや」は素朴な佇まいが愛らしい和菓子のお店。奥の茶房では和菓子だけでなく、軽食もいただけます。/右下・駅前の雑居ビルにある「桂花 (ケイファ)」は薬膳中華の名店。化学調味料を一切使用しない上品な味わいです。

取材・文・撮影:cowcamo