目黒区青葉台(渋谷駅)
ギャラリー・シングルモルト
パラスト青葉台
お出かけ先まですぐ行けるから、もうすこし、ねむりましょ。陽がきれいだから、もうすこし、はたらきましょ。バスタイムが優雅だから、もうすこし、はいりましょ。自分のペースを守ることはときに難しいからこそ、思いきり格好つけて暮らせるのは特権です。ありふれてない住まいが、お好きでしょ。
現在ご紹介可能な物件は、中古・リノベーション住宅のオンラインマーケット「cowcamo(カウカモ) 」よりご覧いただけます。
下北沢・三軒茶屋
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売主さまのご紹介
Tさま
オフィス空間のコンサルやデザインのお仕事を経て、現在は不動産の企画・デザインなどに携わっている売主さま。2020年に自宅で過ごす時間が増えたことをきっかけに、働く場としても安らぐ場としても心地いい “我が城” をご自身で設計されました。この度、ご結婚に伴ってより広い物件へお住み替えされることに。
cowcamo
Tさま
これが仕事でもあるので、またイチから創ります。この家のために選んだアートや一部の家具は、ご希望があればこのままお引き渡ししますので、ご相談いただければと思います。
こんにちは カウカモです……!
まるで、神宮前あたりにありそうなアートギャラリーじゃないですか! 『わ〜!』と陽気な歓声をあげるのが恥ずかしくなってしまうような、洗練された空間です。アクセントとなる木壁は、ウォルナットの突板を使用しているのだそう。
こちらは地上5階に所在する、専有面積約47㎡の住戸です。壁や天井は白塗装で統一し、足元は天然素材ではなく、あえて耐久性やメンテナンス性に優れた人工建材をセレクト。
Tさま
オンオフを両立させる住まいを考えた上で、限定された “ワークスペース” を設けるのではなく、気分次第で働く場所を選べるようにしました。
コンセントを各所に散りばめたほかにも、気兼ねなく電化製品を利用できるように、アンペア数はだいぶ余裕を持たせています(50A)。
窓を開ければ 淡島通り
バルコニーからの眺めはこんな感じ。淡島通りを間に挟んでいるので、正面の建物とはだいぶ距離が取れている印象です。
Tさま
パトカーや救急車が通るとき以外では、特に走行音が気になったことはないですね。
cowcamo
音の聞こえ具合が心配な方は現地にてご確認ください。個人的には、室内でうっすらと流れるジャズ音楽の方がかっこよすぎて気になりました!
バルコニーは北東向きで、洗濯物を干すスペースにも困らなさそう。ちなみに売主さまは室内干し派なので、もっぱら浴室乾燥機を利用していたそうです。
何を隠そう 三面角住戸です♡
こうして見ると、どの空間にも窓があって自然光が入るのがよくわかりますね。続いては左手にあるベッドスペース、それから中央のキッチンを順番に見ていきましょう。
お目覚め よさそう!
左・北東&南東向きの窓がある、明るいベッドスペース。南東側は眺望に抜けがないので、こんなふうにカーテンを下ろして過ごすのがいいかも。/右・LDKとの間には光沢のあるカーテンが設置してあり、緩やかにゾーニング可能。左側の壁一面にはオープンクローゼットが備わっており、こちらもカーテンで目隠しすることができます。
Tさま
カーテンはすべて「川島織物セルコン」にオーダーし、裾の仕上げまでこだわりました。寝室をゾーニングするものは光沢のある素材を選び、日中は明るく、夜は反射の効果で中が見えづらいようにしています。
お好きでしょ
そしてこの “ギャラリー” 、なんとバー併設なんです! キッチンの窓辺には照明付きの飾り棚が。売主さまのようにボトルのコレクションを並べてもいいですし、お気に入りの器などをディスプレイしても素敵ですね。
Tさま
このバーの雰囲気もあって、夜になると住まいがグッと色っぽくなるんですよ。ゲストを招いて、ここでささやかな「ウイスキーの会」を開くこともありました。
ちなみにキッチンの照明はデンマークの家具ブランド「Fritz Hansen(フリッツ・ハンセン)」、混合水栓はドイツの「grohe(グローエ)」製で、いずれもグレードの高いものを採用しています。
左・ダイニングテーブルを兼ねたシンク側カウンターや足元は、モルタル調左官材の「デコリエ」で仕上げ。水に強くお手入れしやすいのがポイントです。もちろんコンセントも完備!/右・キッチンまわりの収納には少々工夫が必要かも? とはいえ3口の熱源を完備しているので、日常的に料理する方も快適に腕を振るえそうです。
以前撮影した、夜の風景はこんな感じ。たしかに雰囲気がガラリと変わります!
cowcamo
ピッと気を引き締めて仕事に向かう昼の顔と、心のボタンを外す夜の顔……ひとつの住まいに両方の面があるなんて贅沢ですね。
Tさま
その鍵になっているのが「ギャラリー」というコンセプトです。ギャラリー空間が展示作品によって自在に意味や印象を変えるように、住まいも時間帯やシチュエーションによって、都合よく解釈していけたらいいなと思って。
解釈いろいろ
なるほど……例えばこのソファも、仕事場にもなりうるし、くつろいで読書する場にもなりうるわけですね(ちなみに右手の壁だけでコンセントが3箇所もあります)! それでは、左手の白いドアを開けて水まわりをチェックしましょう。
めちゃ明るい!
水まわりには南西向きの窓があり、とにかく明るくてびっくり。洗面所とトイレをホテルライクな2in1スタイルにすることで、広々とした空間を確保しています。
左・振り向くとトイレと洗濯機置き場が。/右・お、お風呂場かっこよすぎじゃないですか……? 全面「デコリエ」仕上げで、ホーローのバスタブとオーバーヘッドシャワーにこだわりが光ります。水栓はキッチンと同様の「glohe」製。
Tさま
バスルームに設置したライトは、有名ホテルでも採用されている「modulex(モデュレックス)」社の製品です。シャワーを浴びていると、我ながら『おっ』となるくらいいい雰囲気になりますよ(笑)
cowcamo
いったん、お風呂セット持ってきていいですか?
お名残は尽きませんが
どの角度から見ても絵になりますね♡ それでは最後に、左奥に延びる土間を通って玄関まわりへ。
ちょっと広いんです
左・リノベーションで拡張したという広めの土間。現在デスクが置かれているスペースは、収納家具が収まる寸法で造られており、屋外で使うアイテムの収納場所としてもちょうどよさそう。/右・玄関側から見たカット。アイストップになる位置でアートが出迎えてくれるのがニクイですね。シューズボックス前の通路は、ロードバイクなどを置く場所として設計したそう。
桜色×レンガ色の佇まい
淡島通り沿いに建つマンションの姿を見てみましょう。2022年4月現在築44年のややレトロな建物で、外壁や共用廊下に淡いピンク色が使われているのが特徴的。
Tさま
立地もすごく大事なポイントなので、こだわりましたね。「ターミナル駅が徒歩圏内」「ランニングや散歩ができる公園が近い」「都心でありながら静か」の、3つの条件を軸にして見つけたのがここでした。
cowcamo
総戸数46戸と小さめな規模に対して、現状の共益費はちょっと抑えめな印象です。今後の修繕のためには、将来的な値上げを想定しておいた方がいいかもしれません。
渋谷が庭
ターミナル駅「渋谷」からマンションまでは徒歩11分の距離。複合施設「渋谷マークシティ」内を通り抜ければ、雨の日も歩きやすいのがうれしいポイントです。
Tさま
マンションの近くには、「渋谷」駅に向かうバス停「大坂上」(徒歩3分)があります。渋谷から帰ってくるときには「青葉台四丁目」(徒歩1分)で降りてすぐなので、雨の日や荷物が多いときにはバスを利用するとかなり便利ですよ!
cowcamo
最寄りは「神泉」駅(徒歩6分)。ほかにも「代官山」「中目黒」駅といった賑わいスポット、ローカルな魅力の漂う「駒場東大前」「池尻大橋」駅も徒歩圏内です! 見る・食べる・遊ぶ、全方向に楽しみが止まらないエリアですね♡
周辺のお店を ほんの一部……
左上・「Turn Table Hostel(ターンテーブルホステル)」には素敵なレストランのほか、契約農家直送の野菜マルシェも。ヘビロテ間違いなしです!(240m 徒歩3分)/右上・欧米のヴィンテージ家具が揃う「D9 Furniture Store(ディーナイン ファニチャーストア)」。逸品を探しにふらりとどうぞ。(300m 徒歩4分)/左下・ドラマ「孤独のグルメ」にも登場した老舗洋食店「RESTAURANT BORRACHO(レストラン ボラーチョ)」がこんなにご近所に!(300m 徒歩4分)/右下・本格アルゼンチン料理の「COSTA LATINA(コスタ・ラティーナ)」。屋上テラスのあるリゾート風の店構えにも注目です。(350m 徒歩5分)
cowcamo
なお、こちらの物件は売主さまが居住中のため、ご内見の日時に調整が必要な場合がございます。また、設備等の使用感につきましては、ご内見時に現地にてご確認くださいませ。
カウカモ編集部より
自宅に招いたご友人からのコメントで、『この住まいは “所帯持ちが叶えられなかった夢” だ』と評された……そんなお話を聞き、首がもげそうな勢いでうなずいてしまいました。分かります。自分の暮らしを豊かにすることに真っ直ぐで、純粋な愉しみが止まらない住まいです。
輝かしい立地と、こだわりの内装が魅力のこちらの物件。さらに、記事内では紹介しきれませんでしたが、アートや家具だけでなくエアコン・トイレといった設備のグレードにもかなり力を入れているのが印象的でした! 売主さまが実際に住まいとして利用したのは1年ちょっとだそうですので、はたから見れば『いいんですか?』と確認したくなるような、ラッキーな状態だと思いますよ。
気になる点といえば、若干収納が少なめなことくらい。ですが個人的には、これをいいきっかけにミニマルライフを始めて、このギャラリーに似合う自分でありたいです(笑) 写真で見る明るさ、カッコよさは、果たしてどれくらい本当なのか? ぜひ現地でお確かめください。自信を持ってお誘いいたします。
writer:小杉 美香/editor:軽部 優海
こだわりの詰まったお住まいを実現させたのに、1年ほどしか住まなかったのはちょっと寂しいんじゃないですか?