中央区新川(八丁堀駅)
リバティ・サークル
中銀東京日本橋マンシオン
自由とはなんぞや。定義や解釈はいろいろあると思いますが、自分が面白いと思った方向へ舵を切れる、というのもひとつの答えだと思うのです。暮らしやすさとひらめきが一杯に詰まったこの「一点もの」の住まいが、きっと東京を生きるあなたの自信になってくれるでしょう。いざ輪の中へ!
現在ご紹介可能な物件は、中古・リノベーション住宅のオンラインマーケット「cowcamo(カウカモ) 」よりご覧いただけます。
銀座・築地
現在販売中のおすすめ中古マンション
売主さまのご紹介
Oさま
マンションの新築時にこちらの物件を購入されたのち、2013年に思い切ってフルリノベーション。自分らしい住まいにも、この街の環境にも大満足だそうですが、この度、ライフステージの変化に伴ってご郷里に移られることに。『泣く泣くですが、手放します』と話してくださいました。
Oさま
こんにちは、カウカモです ……円柱?
左・玄関の隣には大きなミラー付きの引き戸が。中は靴も衣類もお任せできちゃう大収納スペース(WIC)で、奥の木製引き戸まで通り抜けられるようになっています。こちらは後ほど!/右・おおっ、円柱がドーン? こはいかに。
足元は無垢の栗材を使ったフローリング張りです。ピクチャーレールの備わった正面の壁と、気になる円柱部分の表面は珪藻土で仕上げられています。
Oさま
無垢の床や、アール(曲面)の壁、ガラス材などの好きな要素をたくさん取り入れてもらいました。珪藻土の壁も、波立った質感が夜の照明に映えてきれいなんですよ。
cowcamo
あれっ、円柱の裏側にドアが……?
なんということでしょう
トイレです! 広いです! 墨色の和紙風クロスにガラスブロックからの光が揺れて、なんだか海の底にいるみたいです……♡
cowcamo
こんな素敵なトイレ初めてです! それにしても、壁を造らずにアールを描いたトイレでゾーニングするなんて、大胆な間取りですね?
Oさま
このリノベプランは、いろいろ提案していただいた中でもちょっと特別な選択肢でした。だけどいわゆる “普通の間取り” より、『これいいね!』って。初めて見る方は驚かれますが、とても快適で気に入っている空間です。もう、タイトなお手洗いには戻れないかもしれません(笑)
それでは 外の空気を
さて、続いてはバルコニーに出てみました。ビルの多いエリアですが、地上12階に所在する住戸だけあって、視界の上部に青空を望むことができます。お向かいの建物とも距離が取れているので、視線を気にせず過ごせそう◎
ややコンパクトなバルコニーですが、洗濯物を干すことも可能です。
cowcamo
室内では気になりませんでしたが、バルコニーでは眼下に延びる鍛冶橋通りからの車の走行音が大きめに聞こえてきます。心配な方は現地にてご確認くださいませ。
室内に戻って
今度は、右手のダイニングキッチンへ行ってみましょう。そこからお隣の水まわり(中央のガラス入り扉)へ抜けて、左手にあるベッドスペースをチェックします。
大きな窓の ダイニング♡
南東向きの出窓には収納棚を兼ねたカウンターが備わっており、家電やキッチン用品を効率的に格納することができます。
ちょっとこだわりの 白いキッチン
ブルーのタイルをあしらったキッチンスペース。食洗機を完備したシステムキッチンは、コンロが3つ横並びになっているワイドタイプのものが採用されています。
cowcamo
型ガラス入りの引き戸を開けて、水まわりへ。細かいポイントですが、キッチン側とリビング側で、引き戸の型ガラスが微妙に違うところにこだわりを感じます!
通り抜け可能な 水まわり
左・キッチンと色違いのグレーのタイルをあしらった洗面スペース、そしてバスルーム。写っていませんが、その隣にリビングに抜ける引き戸があります。/右・売主さまはバルコニーを使わず、このハンガーパイプと除湿機を組み合わせて部屋干しされているそう。ここだけで作業が完結できて便利ですね。
左・バスルームは1416サイズで、浴室乾燥機はありません。設備等の使用感は実際にチェックいただきたいポイントですが、個人的にはきれいな状態だと感じましたよ。/右・中央がリビングと水まわりをつなぐ引き戸。お隣には、造り付けのデスクと収納棚を備えたPCスペースが設けられています。
ベッドスペースに 秘密アリ
さて、約6帖のベッドスペースにやってきました。北西向きの窓は共用廊下に面しているため、曇りガラスになっています。造り付けの収納はないので、WIC以外に必要な場合は収納家具の追加を検討するのがいいかも。
本はこちらに!
ジャジャン! 壁には引き出し型の本棚が備わっており、こんなふうに “本の壁” で個室をゾーニングすることができるんです。
Oさま
来客時などに、寝室をほどよく目隠ししてくれるので重宝しています。
左・北西側の窓を背にしたカット。壁がないので開放感がありますね。/右・本の壁を廊下側から。くー、本好きにとってたまらないギミックです!
cowcamo
最後に、玄関入ってすぐにあったWICの中へ……こちらも水まわりと同じく、行き止まりの無い回遊動線になっています。
まさに 身支度ロード
廊下側から入って、“コの字型” の空間を玄関へと通り抜けてみました。 売主さまは毎日このルートを通りながら、上着や靴を選んで出発していくのだとか。効率的ですね〜。
マンションは こんなお姿
1998年竣工の、オートロックと宅配ボックスを完備したマンション。ブラウンのタイルをまとったスマートな外観なので、建物の古さに抵抗がある方にもフィットしそう。ただし月々の共益費は少々抑えめなので、将来的な値上げは視野に入れておいた方がいいかもしれません。
cowcamo
「東京」駅や “銀座エリア” にも歩いて行けちゃう距離ですし、自転車があれば「清澄白河」や「門前仲町」にも気楽にアクセスできる魅惑的な立地! 日々の暮らし目線では、住み心地はいかがですか?
Oさま
さらっと飲んだり食べたりできる場所が豊富なのは、帰りが遅い時にありがたかったです。日常的な買い物なら、そばに「まいばすけっと」や「マルエツプチ」があるので不自由を感じたことはないですよ。それと、コンビニが各種揃ってます(笑)
ご近所の飲食事情を ちょっとだけ
左上・最寄りは「八丁堀」駅で、徒歩4分の距離。通り道にある橋の上ではスカイツリーも見えて、トクした気分です。/右上・マンションのお隣にあるスタンド「Gumtree Coffee Company(ガムツリーコーヒーカンパニー)」。コーヒー好きならヘビロテ必至です。(51m 徒歩1分)/左下・50カ国以上の本格料理が楽しめる「TRUNK CAFE(トランクカフェ)」。いつでも胃袋が旅に出られますよ!(250m 徒歩4分)/右下・「Rico+(リコプラス)」のフルーツや野菜たっぷりのサンドイッチは、自宅での仕事のおともにどうぞ。(700m 徒歩9分)
Oさま
この辺りは購入当初はオフィス街の雰囲気が濃かったのですが、中央区の方針もあったようで、年々新しいマンションが建つようになって。少しずつ暮らす場所へとシフトして、住み始める人が増えてきた印象ですね。
cowcamo
なるほど〜。どうもありがとうございました!
カウカモ編集部より
インパクトが強いので円の中にばかり注目してしまいますが、それだけではありません。とにかくこちらの住まいは、工夫があちこちに散りばめられているのが特徴です。水まわりもWICも回遊動線が確保されているのはリアルに便利そうですし、必要に応じて引き出せる “本の壁” にはかなり心がときめいてしまいます。
素材も、間取りも、こだわりたっぷりの「一点もの」です。売主さまは『誰にでもよろこばれる間取りではないかもしれませんが……』と笑っていらっしゃいましたが、そこが! いいんです! それだけに狭く深く、トスッと心に刺さっている方がきっといらっしゃるはず。
オフィスビルが多いエリアなので、もし暮らしのイメージが湧きづらいようでしたら、ぜひ現地へ足を運んでみてください。買い物する場所も、公園もしっかりあります。いわゆる住宅街とはいい意味で雰囲気が異なり、より便利でスマートな環境を実感できると思いますよ。
あぁ、都会で自由な暮らしを満喫するってこういうことかも。バトンを受け取る方がとっても羨ましいです!
writer:小杉 美香/editor:軽部 優海
購入を決める上では、とにかく職場まで歩いて行けるくらい近いところが魅力でした。「八丁堀」駅まで4分ですし、アクセスはかなりいいと思いますよ。