ゆったり じっくり

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今回ご紹介するのは、マンションにも住戸の内装にも、ほんのり優雅さを感じる物件。専有面積約95㎡のゆとりある空間に、3方向から光と風が入ってきます。家族それぞれのひとり時間も大事にできる間取りで、きっとみんながこの住まいを大好きになれそうです。

坂道に佇む エレガントなお姿

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「大岡山」駅から閑静な住宅街を進み、徒歩8分でマンションに到着。1999年築とまだ若々しさが残る、植栽に囲まれた優雅なお顔立ちの建物です。

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さすが「大岡山」……その名の通り、駅からマンションまでの間にはちょっと急な坂道も。自転車に乗るなら、電動アシスト付きがよさそうです!

売主さま

2020年7月時点で駐輪場には空きがあり、原則1住戸につき1区画まで無償でご利用いただけますよ。

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左上・傾斜地に建っているので、建物のエントランスは登記簿上1階の所在ですが、3階部分に相当します。オーバル型の大きな庇(ひさし)や、石段隣のスロープがいい雰囲気。/右上・エントランスホールにはオートロックと宅配ボックスを完備。写真には写っていませんが、左手には管理人室があります。/左下・エレベーターで地下2階まで下りてみると、建物の中央には吹き抜けの小さなパティオが。/右下・さっそく住戸の所在する2階へ。玄関前にはタイルが可愛いアルコーブが設えられています。このちょっとしたくぼみがあることで、プライバシー性が増すのがうれしいポイントです。

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共用部の飾り格子やモザイクタイルなどの細部から、意匠を凝らして建てられたことが感じられるマンション♡ 管理人さんは週に5日間、午前中にいらっしゃるそう。清掃が行き届き、建物の身だしなみも◎ でした。

売主さま

こちらの物件には、地下2階に所在するトランクルームの所有権が付いております。月額1,270円でご利用いただけますよ。固定資産税・都市計画税はかかりますので、ご留意くださいね。

それでは おじゃまします

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左・深みのあるブラウンを基調とした、シックな空間がお出迎え。飾り棚の左右にはシューズボックスが、その右奥には収納棚が用意されています。/右・廊下の両側には、ふたつの洋室や水まわりへ続くドアが。

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ワイドで優雅な廊下にうっとり……まずは突き当たりにあるリビングダイニング(LD)へ行ってみましょう!

ゆったり 約18.3帖のLD

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こちらの住戸の専有面積は約95㎡! LDだけで約18.3帖の広さがあり、さすがの余裕を感じます。二面に窓があるので、さらに開放感がアップしていますね。

売主さま

LDには床暖房を設置しております。冬場でも心地よくくつろいでいただけますよ。

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窓の反対側の壁には石目柄のボードをあしらい、大人っぽいムードに。天井にはビルトインタイプのエアコンが2台備わっているおかげで、空間がスッキリと感じられます。

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天井の間接照明は調光機能付き。夜のホームパーティー時には、明度を落として色っぽく仕上げても素敵です♡

心ほぐれる バルコニーへ

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風が気持ちいい!『あー、坂を上ってきてよかった』と伸びをしたくなるビューです。周囲の建物からの視線が気になることもなさそう。

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バルコニーはクランクしながらLD〜洋室Aまで伸びています。南と西に面しているので、日当たりはかなりよさそうです。

では とびら開けて

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LDに戻って、引き戸の向こうにある洋室Aへ進みましょう。すでにこのカットから、窓が多いことがよくわかりますね。

約5帖の洋室A

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ジャン! 洋室Aは二面採光です。どちらの窓にも二重サッシが取り付けられていました。気密性が高く、外からの音が気にならないのがgoodです。

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左・窓からは大空を望む爽快なビュー。/右・反対側にはクローゼットが備わっています。

売主さま

こちらの洋室を含め、3つあるすべての洋室にはエアコンを設置可能ですよ。

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おお! 引き戸もキッチリ “閉まった感” がありますし、これならしっかり独立した個室として活躍してくれそうですね。

ダイニング側を見渡して

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右手には、廊下に続く縦格子の扉が。なんだか和創作ダイニングみたいでかっこいいです。その左隣に、ニッチカウンターを挟んでキッチンへ続く引き戸があります。それでは進みましょう……

ここが 舞台であり戦場でありラボであり

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面積に余裕があるからこそ実現する、LDから独立したタイプのキッチンです。幅255cmのワイドなサイズで、もちろん食洗機も完備。おまけに水栓はドイツのglohe(グローエ)製! 日常的にお料理される方にとって、腕を振るう場所のスペックが魅力的なのはたまりませんよね。

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左・キッチン後ろのスペースには、家電やカップボードを並べてもまだ余裕がありそう。さらに奥の引き戸を開けると……?/右・水まわりに出ました! キッチン〜水まわり〜廊下を回遊できる動線なので、家事の効率アップが期待できそう。

水の滴るラグジュアリー

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左・ダークトーンでまとめられた洗面化粧台。石の天板はキッチンとお揃いで、奥の壁にはタイルがあしらわれています。/右・そして、バスルームが広い! マンション規格ではかなり大きめの1620サイズのユニットバスです。バスタブに足を伸ばして入れちゃうカモ。

廊下に戻って

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左・LDK側(奥)から順に、洋室B→トイレ→洋室Cのドア。それぞれ詳しく見ていきましょう!/右・トイレには小さな手洗い器付き。壁のクロスにはかすかな光沢感があり、品よく艶めきます。

約6帖の洋室B

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洋室Bはきれいな四角形をしているので、家具の配置がしやすそう。腰高窓は南向きで、日当たり良好です。

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左・窓の向こうには花台があり、戸建て住宅の屋根越しに大きく空が見えます。こちら向きのバルコニーなどは無いので、視線を気にせず過ごせそう◎/右・白い扉を開けると、中は奥行きの深いクローゼットです。

約9帖の洋室C

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3つの洋室のうち一番広さのある洋室Cは、主寝室として使うのがよさそう。南と東の二面採光で、朝はすっきり目覚めることができそうです!

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東に面した掃き出し窓の向こうには、コンパクトなバルコニーが付いています。同じマンションの別住戸と向き合っているので、レースカーテンやブラインドがあるといいかも。右側に目をやると、ズバッと広がる街並みが。

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収納は二箇所に備わっているので、ご夫婦それぞれでクローゼットを分けることが可能です。ありがたい! 奥の壁にあるスポットライト付きの細長いニッチには、ぜひ季節の一輪挿しを……♡

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う〜ん、さすが専有面積約95㎡! どの場所も広さに余裕があり、おおらかさを感じさせてくれる物件ですね。

見どころ多し 「大岡山」北側を散策!

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左上・最寄りは東急目黒線の急行停車駅「大岡山」(徒歩8分)。目の前に「東京工業大学」を抱くキャンパスタウンです。/右上・日々のお買い物なら「東急ストア 大岡山店」が便利。(650m 徒歩9分)/左下・チェーン店からローカルなお店まで、幅広いラインナップの「大岡山北口商店街」は頼もしい存在。(450m 徒歩6分)/右下・中でも、昔ながらのお肉屋さんといった趣の「松坂屋精肉店」は地元民に大人気。手作りお惣菜が何でも美味しいと評判です。(550m 徒歩7分)

あっ 北側だけで紙面が!

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左上・手書きの黒板が可愛いベーカリー「itokito(イトキト)」。近所に通いたくなるパン屋さんがあるとうれしいですよね♡(500m 徒歩7分)/右上・「Las Luces (ラス ルセス)」は手作りの焼き菓子専門店。焼き菓子盛り合わせをイートインすることもできます。(550m 徒歩7分)/左下・特別な日には「Fleur de sel(フルール・ド・セル)」で本格フレンチを。さらりとこういうスポットがあるあたり、街の豊かな雰囲気が伝わりますでしょうか。(500m 徒歩7分)/右下・そして大岡山といえば、1925年創業という老舗蕎麦屋「志波田 (しばた)」は外せません! JAZZの流れるおしゃれな新店舗で、揚げたての天ぷら蕎麦に舌鼓です。 (450m 徒歩6分)

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カウカモ編集部より

「大岡山」の街、特に「大岡山北口商店街」には、キャンパスタウン特有の “若者を応援する明るい空気” が感じられます。また駅の横には大規模な「東横病院」がドーンと構えているためか、シニアの方への配慮や優しい声掛けを耳にすることも。訪れるたびに『暮らしやすそうだな』と実感する街です。

マンションは、そんな「大岡山」駅から徒歩8分の場所にあります。商店街を抜けるルートでもいいし、キャンパスの敷地をぐるりと回り込む静かな道をセレクトすることも可能。ただどちらにしても、坂道は避けられないのがちょっと泣きドコロ。“大きい岡の山” に住むのだからと、覚悟を決めてしまいましょう!

坂道を乗り切れば、そこはひっそり穏やかな住宅街。マンションの佇まいはとてもエレガントで、帰宅するたびにテンションが上がりそうです。エントランスのスロープや共用ロビーのモザイクタイルなど、華やかな意匠にぜひご注目ください。1999年築と中古マンションの中ではまだ若い部類に入りますが、いずれはヴィンテージマンションと呼ばれる予感の出で立ちです。

建物は新耐震基準で建てられており、オートロックや宅配ボックスを完備。さらに、地下にあるトランクルームの所有権も付いています。セキュリティ面での安心感や生活利便性を感じられ、悠々とお住まいいただけそう。

建物の階層は登記簿上、地下2階付き地上3階建ての表記。住戸は2階に所在しているのですが、傾斜地に建っているため、実際は4階と思っていただくといいかと思います。現地を訪れてバルコニーからの景色を眺めれば、心地いい高さを実感できますよ。


ご紹介するのは三面採光の角住戸で、どの部屋も日当たり・風通しが良好! 恵まれた住環境が手に入ります。専有面積約95㎡の広々とした空間はダークトーンのブラウンでシックにまとめられ、大人っぽくラグジュアリーな仕上がり。キッチンがクローズドタイプなのも、物件の持つ “ゆったり、じっくり” といった雰囲気によく合っています。

坂道さえ許容できれば、まさに丘の上の優雅な住まい。家族それぞれがゆとりある自分の部屋を持ち、街を見渡すことのできる暮らしはいかがでしょうか。

writer:小杉 美香 / editor:熊谷 緑