大田区鵜の木(鵜の木駅)
時にはあの頃の話を
多摩リバーサイドハウス
夕方になると聞こえてくる吹奏楽の音、無我夢中だった部活動、通いなれた馴染みのクレープ屋、あの子と歩いた河川敷。息がきれるように走り抜けたあの頃の思い出を、そっと子どもに話したくなる、そんな住まい。川の優しさに抱かれたこの街の空気も相まって、ゆったりとした暮らしが送れそうです。
現在ご紹介可能な物件は、中古・リノベーション住宅のオンラインマーケット「cowcamo(カウカモ) 」よりご覧いただけます。
池上・多摩川線
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心地よいローカル感
左上・今回ご紹介するマンションの最寄り駅は、東急多摩川線「鵜の木」。派手さはないですが、穏やかでローカルな空気が魅力の街です。(徒歩7分)/右上・改札の目の前にある、たい焼きやアイスクリームのお店「流石茶屋 いがらし園」。お仕事や学校帰りに、ついつい立ち寄ってしまいそう。(550m 徒歩7分)/左下・そのお向かいには、懐かしい雰囲気のクレープ屋さん「チロリン」が。豊富なメニューは、どれもとってもリーズナブルで、取材当日も小学生が自転車で買いに来ていました。この街の雰囲気を象徴するような、地元民に愛されているお店ですね。(550m 徒歩7分)/右下・駅から歩くこと7分。多摩川の河川敷へと出てきました。実は、右奥に見えているのがご紹介するマンションです。リバーサイドとはまさにこのこと!(550m)
リバーサイドヴィンテージ
雄大な多摩川を眺めるように建つ、総戸数126戸のマンション。雁行した建物は、大きな白い鳥が羽を広げているかのような迫力ある佇まいです。
売主さま
左上・マンションの敷地内には、なんと共用のプールがあるんです! 7月中旬〜8月末まで住人の皆さまに開放されているんだとか。/右上・さらに、コンパクトながら公園だってあるんです。住民同士の憩いの場になりそうですね。/左下・建物は全部で5つの棟に分かれています。今回ご紹介する住戸があるのは1号棟です。/右下・オートロックドアから中へ入ると、宅配ボックスと階段の先にエレベーターが。尚、エレベーターはスキップフロア設計になっており、住戸が所在する8階には止まりません。一度、9階まで上がってアクセスするのが一番楽ですよ。
売主さま
建物は1971年竣工と、それなりに築年数は経過しているものの、2014年には玄関扉交換工事、2015年には鉄部塗装工事が行うなど、適宜メンテナンス済み。また、2012年11月から2022年10月までの10年間、期間限定修繕積立金を徴収しており、建物をしっかりと管理しています。期間限定修繕積立金は、管理費・修繕積立金とは別に徴収されておりますので、事前にご留意ください。
それではお邪魔しましょう
左・正面に見えるのがご紹介する住戸の玄関ドア。では、お邪魔します!/右・ガチャリ。中に入ると、姿見付きの下足入れがお出迎え。
左・廊下から土間を振り返ったカット。土間には北東向きの腰窓があるので明るく、晴れ晴れした気分で出かけられそうです。/右・廊下右手に並んだドアは、それぞれ洋室と収納につながっています。
突き当たりのドアからLDKへ
LDKの広さは約15.1帖。まずは、キッチンから見ていきましょう!
左・作業スペースがしっかり確保されて、ワイドなキッチン。奥にはブロックガラスの腰窓と、調味料などを置いておけそうなカウンターがありますよ。/右・背面のスペースは角が多いため、置く家具のサイズに要注意です。
売主さま
キッチン上部の天井には、ウッド調のクロスが貼られています。木のぬくもりを感じられる、優しい雰囲気になりますね。
リビングダイニングへ
キッチン横からリビングダイニング(LD)を見たカット。南西と南東側にそれぞれ窓があり、とっても開放的ですね!
角度を変えて。写真のように、洋室Aとを仕切る引き戸を開け放てば、約23.3帖の大空間になりますよ。
南西向きのバルコニーへ
バルコニーに出るとなんだか懐かしい音が……。そう、バルコニーの真下には「私立東京高等学校」の校舎があるんです! その奥には多摩川の河川敷もしっかりと望めますよ。
cowcamo
バルコニーに出ると聞こえるのは、部活動に励む生徒たちの声や吹奏楽の音。決してうるさいものではなく、なんだかノスタルジックなくな気持ちになりました。ただ、気になる方もいると思いますので、実際に現地でお確かめくださいね。
洋室Aの前まで延びるバルコニー。物干し金具が備わっていますよ。
室内に戻りましょう
掃き出し窓の前から室内を見たカット。キッチンの脇にある引き戸は、水まわりにつながっています。その前に、洋室Aを見てみましょう!
約8.3帖の洋室A
LDK同様に、南西向きの掃き出し窓がある洋室A。広さがあるので、個室にしても、十分開放的ですよ。
奥からのカット。写真のようにLDKの拡張スペースにするのであれば、洋室Aをリビングとして使うのも◎
左・引き戸を閉めるとこんな感じ。左手の折れ戸の中は……/右・左右に枕棚とハンガーパイプが備わっているウォークインクローゼット(WIC)でした! 個室にするなら洋服、拡張スペースなら大きめの家電など、色々としまっておけそうです。
再びLDKへ
引き戸を閉めてLDKを見たカット。ディスプレイのように手前にリビングセット、キッチン前にダイニングテーブルを配置すれば、十分スペースを確保できますよ。
キッチン横のドアから 水まわりへ
左・ゆったりとした洗面脱衣室。洗濯機置き場もこちらに。/中央・モノトーンカラーで統一されたバスルーム。浴室乾燥機が備わっています。/右・トイレの上部には吊り戸棚がありますよ。
廊下に戻り洋室Bへ
洋室Bの広さは約7.7帖。十分、主寝室として活躍してくれる広さがありますよ。
北西向きの腰窓から外を見たカット。眼下にはマンションの共用部、その先に広がる住宅街、左奥には多摩川と橋の上を通る電車。なんとものどかな景色ですね。
奥から室内を見たカット。折れ戸2枚分のクローゼットが備わっています。
お隣の洋室Cへ
約5.7帖の洋室C。こちらには北東向きの腰窓が。
cowcamo
方角は違えど、すべての個室に窓があるのはいいですね◎
左・3つある個室中で、最もコンパクトな洋室C。子ども部屋なら十分サイズのクローゼットが備わっています。/右・腰窓から外を見たカット。こちらも抜けのある住宅街ビューで気持ちがいいですよ!
最後に廊下収納をチェック
廊下にはサイズの違う収納がふたつあります。掃除道具や書類など、普段は出しておきたくないものをしまっておけますね◎
鵜の木散策
左上・物件から最も近いスーパーは「ライフ 鵜の木店」。(350m 徒歩5分)/右上・駅前には青果店「丸二青果」もあります。元青果市場のせり人だった2代目が、確かな目利きで仕入れた新鮮な青果がずらりと並びます。質のよさとリーズナブルな価格のほか、珍しい果物や野菜が揃っており、取材時も地元の主婦で賑わっていました。(500m 徒歩7分)/左下・そのお向かいに目を向けると、素敵な佇まいの喫茶店「福井珈琲 鵜の木店」が。たまには昔ながらの喫茶店で、読書をして過ごす休日なんてものいいですね。(500m 徒歩7分)/右下・カフェとフードのセレクトショップ「Lang Suan(ランスアン)」。お惣菜のテイクアウトもできるんだとか。(550m 徒歩7分)
カウカモ編集部より
駅前から延びている商店街には地元に根ざしたお店が並んでおり、青果店で買い物をする方々と店員さんの元気な声、クレープ屋さんの前で財布の中身を一生懸命にのぞく小学生の姿が。老若男女のほどよい活気で溢れ、心地よいノスタルジックな雰囲気が魅力の街だなと、改札を出た瞬間に感じました。
仲よく並んで歩く高校生たちとすれ違いながら、多摩川沿いをのんびり歩くこと約7分。高等学校の校舎の隣に、白い大きな鳥が羽を広げたかのようなインパクトのある建物がドーンと現れます。雁行形状が印象的なこの建物は、大手ゼネコン・清水建設が施工した総戸数126戸の大規模ヴィンテージマンション。敷地内には共用のプールや公園などもあり、竣工当時のグレード感を物語っています。
1971年竣工と、それなりに築年数は経過しているものの、2014年には玄関扉交換工事、2015年には鉄部塗装工事が行われるなど、適宜メンテナンスが実地されています。また、より長期的に建物を整備していくために、2012年11月からの10年間、期間限定修繕積立金が月々の修繕積立金とは別に徴収されているんです。『マンションを維持していこう』という意識の高さが伺えますね。
住戸は1号棟の8階に所在しています。各居室に窓があり、住戸全体を通して開放的な雰囲気が魅力。バルコニーからは、多摩川とお隣の学校の校舎を望む、リバー&スクールビュー! 部活動に励む姿に、ほっこりとした懐かしい気分にさせてくれますよ。ただ、室内ではさほど気になりませんでしたが、日中は学生たちの声が少なからず聞こえてきますので、気になる方は現地でお確かめくださいね。
3つある個室はそれぞれしっかりと広さが確保されており、収納も豊富。都心とは言えませんが、川沿いののびのびとした空気の中、ご家族全員でのびのびと暮らすのはいかがでしょうか? 都内でおおらかに暮らせるって、とっても贅沢なことだと私は思います。
この物件で暮らす上で、あなたにとってのメリットとデメリットをしっかり洗い出してから、物件価格を見てみてください。ほら……これは急ぐしかありませんよ!
writer / editor:酒井 大作
大手ゼネコン・清水建設が施工した、地上14階建て・総戸数126戸の大規模マンションです。