憧れの地「松涛」 賑やかな “渋谷エリア” から離れて

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左上・今回ご紹介する物件があるのは渋谷区松涛。「東急百貨店本店」がなんと徒歩10分の距離に。併設の文化村ではお芝居やライブ、映画を楽しむことができます。/右上・住宅地にある「渋谷区立松濤美術館」には、美術教室を実施するホールや図書室も設置されています。芸術に触れる拠点がたくさんある暮らしっていいですよね。(徒歩5分)/左下・マンションのすぐそばには「渋谷区立鍋島松濤公園」。こんなところにこんな立派な公園があったとは。(徒歩5分)/右下・公園の中には池まであり、お花見を楽しむ方もちらほら。

売主さま

代々木八幡方面や代々木公園方面にもおしゃれな飲食店が多いので、街の開拓は飽きることなくできると思います。

山手通り沿いに建つ 総戸数68戸のマンション

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左上・1978年竣工の建物ですが、さっぱりとしていて築年数を感じさせません。/右上・マンションエントランスは2重になっていて、奥には夜間オートロック付きの自動ドアが。マンション前面の歩道が広々としているのも魅力ですね。/左下・きちんとお手入れされた共用ロビー。管理人さんは8時〜17時にいらっしゃいます。/右下・エレベーターからは共用内廊下を歩いて住戸まで。所在は6階です。

売主さま

このマンションでは理事会での承認は必要となりますが、SOHO利用も可能です。ただその場合、管理費が月額1.3倍になりますのでご留意ください。

それでは室内へ・・・

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左・塗装仕上げの天井に剥き出しの配管とラフな印象でまとまった玄関スペース。右手には、ちょっとした小物などをディスプレイできます。/右・下足入れはオープンタイプ。可動式なので、ブーツなども収納できますよ。

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廊下奥の扉を開けた先には、ダイニングキッチンスペースと引き戸で仕切れる洋室。廊下と同じく天井は塗装仕上げで、ライティングレールが3本ずつ通っています。

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無印良品「ステンレスユニットシェルフ」の機能を持ったキッチン。収納力はありつつ、スタイリッシュなデザインです。壁側にはガラス板がついているので、油はねなども気にせずお料理できそう。しかもコンロは4口!

左手の扉から水まわりへ

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左・洗面とトイレは2in1のスタイル。照明付きの丸いミラーとトイレの仕切り壁がなんだかリンクしているような。/右・バスルームはシンプルながら、木目調のパネルがほか内装に揃えられていますね。

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洗面スペースもMUJIシリーズで統一しています。スケルトン状態から全面リノベーションを行い、給水給湯排水管も交換していますよ。

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さてキッチン前に戻ってきました。フローリングには無垢素材を採用しているので、経年劣化も楽しめそうです。夏は裸足で歩くのが気持ちよさそうですね。

奥へ進み洋室を見てみましょう

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洋室にはオープンな造作棚が備え付けられています。収納はこちらのみなので工夫して使う必要あり。このお部屋ならあまり多くを持たず、お気に入りのものを厳選してミニマルに暮らすのも合いそうです。

南西向きのバルコニーへ

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正面はちょうど建物の間に抜けが! 奥には東京大学駒場キャンパス敷地の「駒場池」を囲う緑も見えますね。ただ目の前は「山手通り」なので、窓を開けるとかなりの走行音が聞こえてきました。

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バルコニーにはウッドデッキが敷かれています。そのため洋室からひと続きようにも感じられますね。

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窓には二重サッシを採用しているので、窓を閉めた状態であれば走行音は軽減されています。

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室内に戻ってバルコニー側からお部屋全体を見てみました。約31㎡とコンパクトながら、無駄のないプランでおひとり暮らしならちょうどいいでしょう。

売主さま

このへんにお勤めの方のセカンドハウスやフリーランスの方にSOHO利用いただくにもちょうどいいかと思います。このエリアを楽しみながら、かっこよく住まいたい方に気に入ってもらえたらうれしいです。

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3枚の引き戸を閉めるとこんな感じに。可変性のある間取りって便利ですよね。

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SOHO利用する場合など、お客さまがいらっしゃる時はプライベートスペースを隠すことが可能。基本的には開けていた方が気持ちいいですし、床にはレールがないのですっきり見せることができますよ。

フットワーク軽く暮らすには 贅沢すぎる周辺環境

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左上・物件の最寄りは京王井の頭線「神泉」駅。(徒歩8分)/右上・駅近くには24時間営業の「マルエツプチ 渋谷神泉店」があります。(徒歩10分)/左下・駅周辺は雰囲気のいい飲食店が目白押し。こちらは「カフェ ブリュ」。(徒歩10分)/右下・“神泉エリア” を抜ければ渋谷の街はすぐそこ! マークシティーからは雨に濡れず「渋谷」駅まで通行可能です。(徒歩12分)

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カウカモ編集部より

渋谷区松涛・・・このアドレスに憧れる方も多いのではないでしょうか。「渋谷」駅が徒歩圏内ながら、いい意味で渋谷らしさはあまり感じない。「山手通り」に面するため車通りの騒がしさはありますが、それでも歩いている人や街には落ち着いた雰囲気。邸宅や高級マンションが多いのも影響していますが、芸術や緑を感じる施設も周辺にありますし、“奥渋エリア” には美味しい飲食店も多数。とにかく歩いているだけで、なんだか感度が上がりそうな場所です。


「山手通り」沿いに、昭和53年に建てられたマンション。1階には店舗が複数入っていますが、夜間オートロックを完備しています。平成27年にはエレベーターの更新工事を行っており、なんと音楽が流れるタイプに変身! 修繕積立プール金もしっかりあり、管理体制は良好な印象。SOHO利用できるのもうれしいですね。


住戸は約31㎡の1DKとコンパクトサイズ。ステンレスのキッチンや配管の現し、無垢フローリングに塗装仕上げの天井など素材感を楽しめる内装。一点、窓を開けるとどうしても山手通りの走行音が聞こえてしまうのですが、向かいの建物と距離があって日当たりは◎。窓を閉めても少々の音漏れはあったので、許容範囲かはぜひ現地でお確かめくださいね。

憧れの松涛ライフをはじめるには、手の届きやすい値段なのではないでしょうか。内装もリノベらしさや統一感はありつつも、やりすぎていないデザインなので、自分らしくまとめることができそうです。都会暮らしを楽しむにはぴったりの立地とお部屋。ぜひお早めにお問い合わせくださいね。

取材・文・撮影:cowcamo