どこか懐かしい街「江戸川橋」

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左上・今回の舞台は東京メトロ有楽町線「江戸川橋」駅。派手さはないもの、どこか懐かしく落ち着いた雰囲気が漂う街です。(徒歩2分)/右上・駅名の由来となった、神田川に架かる「江戸川橋」。川沿いには遊歩道と「江戸川橋公園」が。春に咲き誇る桜はとっても綺麗ですよ。(450m 徒歩6分)/左下・石切橋のたもとにあるうなぎ屋「はし本」。天保六年(1835年)創業で、長年注ぎ足されてきた、老舗の味を守る名店です。(250m 徒歩4分)/右下・昭和の香りが漂う喫茶店「on the Corner(オンザコーナー)」はご紹介するマンションの目と鼻の先。勇気のある方は「カルピス」とブラックコーヒーを混ぜ合わせた「ブラックカルピス」にぜひ挑戦を。(50m 徒歩1分)

二度ある事は三度ある

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こちらが今回ご紹介する、地上7階建て・総戸数112戸の大規模マンション。実はカウカモで度々ご紹介しており、ワタクシこれで3回目の出会いでございます。

売主さま

1983年竣工で新耐震基準に適合しています。また、2014年に大規模修繕工事、2012年にはエレベーターリニューアル工事を実施するなど適宜修繕を行なっていますよ。

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左上・写真右奥、通りから奥まった場所にあるエントランス。左手には理髪店などのテナントが入っています。/右上・外観と同じタイル貼りで広々としたエントランスホール。左手に管理人事務室、奥には集合ポストがありますよ。/左下・1階共用廊下からアクセスできる駐輪場。近いうちに駐輪スペースを拡張予定とのこと。それではエレベーターで、最上階である7階へと向かいましょう!/右下・こちらがご紹介する住戸の玄関ドア。お邪魔します!

売主さま

管理人さんは平日の9:30〜18:00、土曜日の9:30〜12:30に勤務されています。駐輪場は月額500円、バイク置き場は月額1,000〜2,000円でご利用いただけます。

ガチャリ

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左・廊下左手にはトイレと水まわりにつながるドア、突き当たりにはダイニングキッチン(DK)につながるドアがあります。/右・廊下から土間を振り返ったカット。右手には中央がカウンターになっている下足入れが備わっています。

まずはDKから!

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おお、北向きですが掃き出し窓が大きくて明るい! 写真のようにDKと隣り合う洋室の引き戸を開け放って、ワンルームとして利用してもよさそうですね。右手の壁際にはカウンターと、その下に収納が備わっていますよ。

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角度を変えて。DK自体の広さは約7帖とコンパクト。洋室の引き戸閉めて個室として利用する場合、中央にダイニングテーブルを配置する形になるので、少し狭く感じるかもしれません。

壁際にすっぽり

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キッチンは壁際にすっぽり配置されています。右手のスペースは冷蔵庫置き場。冷蔵庫のサイズ選びにはご注意くださいね。

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続いて、掃き出し窓から外に出てみましょう!

もうお決まり

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出ました! このマンションの名物・ルーフバルコニー!しかも今回は最上階なので、上階からの目線を気にせず、思い切り自分好みに楽しむことができますよ。

売主さま

管理費、修繕積立金とは別に、ルーフバルコニー使用料が月額500円かかります。

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ルーフバルコニーからの景色。ちょうど正面が抜けているので、しっかりと開放感がありますよ。

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ルーフバルコニーは洋室の前まで続くロングサイズ。ウッドデッキを敷いてプライベートテラスにしたり、パターゴルフの練習をしたり、自分だけの植物園を始めてみたり、ハンモックを設置したり……いろいろな妄想が膨らみますね!

室内に戻りましょう

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洋室の奥を見ると、東向きの掃き出し窓が! やはり個人的には、引き戸を開け放って、二面採光のワンルームとして利用するのがおすすめです。

洋室をチェック

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洋室の広さは約5.7帖。二面に窓があるおかげで開放感◎

便利なクローゼット

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クローゼットは中央に可動棚が備わっており、バラエティに富んだ収納ができますよ。

東側のバルコニー

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東向きの掃き出し窓から、本日ふたつ目のバルコニーに出てきました! 建物が多く、少しごちゃっとした感じはありますが、こちらも正面はぽっかりと抜けがあります。

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あれだけ広いルーフバルコニーがあるにも関わらず、もうひとつバルコニーがあるなんて贅沢……。

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東向きのバルコニーには物干し金具が備わっているので、洗濯物干し専用のスペースにするといいかもしれません。先ほどのルーフバルコニーは自由空間にしてしまいましょう!

再び室内へ

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洋室の奥からDK側をみたカット。写真のように引き戸を開け放つと、約12.8帖の空間になります。

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引き戸を閉めるとこんな感じ。閉めると全面に窓や建具があるので、家具の配置には工夫が必要になるかもしれません。

最後に水まわりをチェック

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左・縦に長い洗面脱衣室。写真には写っていませんが、左手前にリネンなどをしまっておける収納が備わっていますよ。/中央・バスルームはちょっとコンパクト。バスタブも小さめなので、大柄な方には少し窮屈に感じるかもしれません。/右・落ち着いた色味のクロスが貼られているトイレ。左手にはカウンターが備わっていますよ。

ノスタルジックな商店街

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左上・マンション目の前の路地を一本入ると、地元の方で賑わう「地蔵通り商店街」が。薬局やスーパー、昔ながらの飲食店などさまざまなお店が軒を連ねています。(100m 徒歩2分)/右上・商店街の一角で代々営む老舗和菓子店「和菓子 浅田屋」。甘さひかえめで小豆がたっぷり入った豆大福は、手土産としても喜ばれそうな看板商品です。(300m 徒歩4分)/左下・甘党の著者、甘味屋さんを連続で失礼します。皮が薄めでパリッとした食感を受け継ぐ老舗たい焼き屋さん「浪花家 江戸川橋店」。こんなたい焼き屋さんが自宅近くにあるなんて、最高です。(250m 徒歩4分)/右下・食料品のお買い物なら「まいばすけっと 西五軒町店」へ。夜11:00まで営業している心強い存在です。(280m 徒歩4分)

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カウカモ編集部より

“二度ある事は三度ある” とはまさにこのこと。過去に二度取材に訪れているマンションが再び登場です。

マンションが建つのは、東京メトロ有楽町線「江戸川橋」駅4番出口から徒歩2分の場所。初回の取材では全く地縁がなかったのですが、取材するごとにこの街の下町人情溢れる雰囲気が好きになってしまいました(笑) 老舗のうなぎ屋さんから香ばしい匂いがしてきたり、ゆっくり流れる川があったり、どこか懐かしいオーラが漂っているんです。


また、マンションから北に少し歩けば、緑豊かな「鳩山会館」やアフタヌーンティを楽しめる「椿山荘」があったり、南に向かえば、こだわりが詰まったカフェや雑貨店などが点在する東京メトロ東西線「神楽坂」駅(徒歩8分)があったり。周辺環境が充実しているのもこのエリアの特徴です。

地上7階建て・総戸数112戸の建物は、ライトグレーのタイル貼りで落ち着いた印象。1983年竣工で新耐震基準に適合しており、2014年に大規模修繕工事、2012年にはエレベーターリニューアル工事を実施しています。また、14年もこのマンションに勤務されている、ベテラン管理人さんが週6日間いらっしゃるのもうれしいポイント。長続きの秘訣は『このマンションの住民の方々は、みんないい人だから』なんだとか。

ご紹介する住戸が所在するのは、最上階である7階。なんと言ってもご注目いただきたいのはルーフバルコニー! もはや、名物と言ってもいいくらい、このマンションはルーフバルコニーの宝庫なんです。しかも今回は最上階! 上階の住戸からの目線を気にすることなく、心置きなく自分好みに楽しむことができますよ。

間取りは1DKですが、DKと洋室とを仕切る引き戸を開け放って、ワンルームとして利用するのがオススメ。二面採光で開放的な一室に変身してくれます。また、取材当日はあいにくの曇り空だったにも関わらず室内は明るく、通風も良好でした。

都心にぽっかりと広がる、最上階のルーフバルコニーで “大人の青春” を謳歌したいあなた! 毎度人気のマンションです、お早めに。

writer / editor:酒井 大作