東京都のマンション売却の相場価格は? 売り方のポイントまで解説!

お金の話

マンションを売却する場合、まず相場がどの程度なのか気になる方も多いのではないでしょうか。


この記事では、東京都のマンション売却相場と、相場よりも高く売るポイントについてご紹介します。ぜひ参考にしてください。

この記事は、不動産売買&リノベのサービス「cowcamo(カウカモ)」が提供しています。カウカモでは、中古マンションやリノベーションマンションの売却・購入をお手伝いしています。

東京のマンション売却の相場は?

東京都のマンション売却の相場は、年々高くなっています。

以下の表は、2010年の平均価格を100とし、2015年から2021年までの9月の価格を「不動産価格指数」として表しています。

住宅地や戸建て住宅と比べ、マンションは飛躍的に価格が上昇していることがわかります。(※1)

東京都の不動産価格指数の推移

住宅地 戸建て住宅 マンション
2015 100.9 102.2 123.5
2016 113.2 105.5 132.8
2017 113.7 106.6 138.2
2018 118.0 103.7 141.0
2019 115.4 108.2 145.3
2020 111.9 105.9 155.0
2021 118.6 117.9 168.7

(※1)参考:国土交通省「不動産価格指数(住宅)」

地区と相場の関係

東京都のマンション相場は、地区によっても大きく異なります。東日本不動産流通機構のデータによると、都区部と多摩地域ではマンションの平均成約価格に2,000万円以上の違いがあります。(※2)

2021年 中古マンションの地域別成約物件の動向

㎡単価(万円) ㎡単価前年比 成約価格(万円) 価格前年比
東京都 80.67 10.0%増 4,879 8.1%増
都区部 90.73 11.1%増 5,325 8.9%増
多摩 44.51 4.6%増 3,023 3.5%増

(※2)参考:東日本不動産流通機構「首都圏不動産流通市場の動向(2021年)

23区と市部でも価格が異なります。特に都心3区(千代田区、中央区、港区)は東京の平均売却額の2倍以上の価格で中古マンションの取引が行われています。

しかし、23区でも東部や北西部に関しては、武蔵野市よりも平均売却額が低いことがあります。

売却するときは、物件のある地域でどの程度の価格で取引が行われているのか、国土交通省の不動産取引価格情報検索などのサービスを用いて調べておくようにしましょう。

築年数と相場の関係

中古マンションの売却価格は、地域だけによって相場が決まるのではありません。

築年数にも大きく影響を受けるので、売却したいマンションの築年数の相場も調べておきましょう。

首都圏全体のデータによれば、築年数が経てば経つほど中古マンションの成約価格は下がりますが、築31年を超えると少し価格が高くなっていることがわかります。

この理由としては、もともと物件自体が駅近などの立地にあったものが築31年を過ぎて売却されたことが考えられます。

都内では分譲マンションの歴史も長く、30年以上前にはその多くが都心部に建設されました。建物だけでなく土地の評価を合わせた結果、築25~30年の成約価格に比べて築31年以上の成約価格が上昇しているのでしょう(※3)。

2020年 築年数と成約価格の傾向

築年数 ㎡単価(万円) 成約価格(万円)
0~5年 88.16 5,883
6~10年 75.28 5,071
11~15年 62.86 4,484
16~20年 57.46 4,174
21~25年 46.93 3,202
25~30年 31.09 1,884
31年以上 33.33 1,904

(※3)参考:東日本不動産流通機構「築年数から見た首都圏の不動産流通市場(2020年)

中古マンションの成約価格は年々高額になっているので、築年数が古くても高額売却は可能と考えられます。

築年数が新しいほうが高く売れるだろうと売り急ぐのではなく、まずは不動産会社に問い合わせ、売却のタイミングを相談してみるのがおすすめです。
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マンション売却相場より高く売却するためのポイント

中古マンションは大切な資産なので、相場よりも高い価格で売りたいと考えるのは自然なことです。


4つのポイントに留意して、相場よりも高額売却を目指しましょう。

マンションを相場より高く売るポイント
  • マンションを仲介で売却する
  • マンション売却を得意としている不動産会社に依頼する
  • サポート内容が充実している不動産会社に依頼する
  • 信頼できる担当者に依頼する

マンションを仲介で売却する

マンションの売却は、不動産会社に依頼するのが一般的です。

しかし不動産会社に依頼するときは、仲介と買取の取引形態があるので注意しましょう。

買取とは、不動産会社自身が買主となることで、すぐに売却できる代わりに価格が低くなってしまいます。

一方仲介とは、個人や法人などの買主と売主を不動産会社が取り持つことです。

買主が見つかるまで時間がかかることもありますが、買取より高額に売却できることもあります。

相場よりも高額での売却を目指すのであれば、仲介による取引を選ぶようにしましょう。業者の選び方について以下の記事で解説しているので、ぜひご覧ください。

関連記事:マンション売却の業者の種類は?仲介と買取の違いとメリット・デメリットを解説
関連記事:不動産売却の仲介手数料とは?上限と計算例を紹介

マンション売却を得意としている不動産会社に依頼する

不動産会社によって、土地、戸建て、マンション、新築物件、中古物件など得意とする分野が異なります。

中古マンションを販売する場合は、中古物件や中古マンションを得意とする業者を選ぶのがおすすめです。

カウカモは、中古マンションやリノベーション済みマンションなどの不動産売却実績が豊富な不動産会社です。中古住宅の購入者と売却者をマッチングするサービスを運営しており、購入希望者が見つかりやすい点も特徴です。

築年数が経っていても、個性を見立てる査定を行うことで売却をサポートします。

中古マンションの売却をご検討の方は、ぜひ一度ご相談ください。

カウカモへのご相談はこちら

関連記事:マンション売却はどこに頼むべき?成功させるための不動産会社の選び方を解説
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関連記事:不動産査定価格はどのように決まる?査定の種類やチェックポイントを解説

サポート内容が充実している不動産会社に依頼する

不動産会社を選ぶときには、不安な点を気軽に相談できるサポート体制があるかも重要なポイントとなります。

例えば、築年数が30年以上、空調や水回りの設備が古い、フローリングの傷みが目立つ、駅から遠いところにあるなどのマンションを売るときは、本当に売れるのだろうかと不安に感じるかもしれません。

カウカモはリノベーションに特化しているため「築年数・駅徒歩分数・平米数」などの条件だけではなく、「内装・間取り・管理状態・周辺環境・街のスタイル」など、新しい条件で購入希望者が集まっています。

さらに、売却される物件にプロのライターやカメラマンがお伺いして独自に取材した記事や、リフォーム・リノベーションを想定してCGイメージを掲載するなどの独自の手法で物件情報を紹介しています。

カウカモでは、一般的な築年数や広さ以外に、内装素材やデザイン性、管理状態、など、数字には表れない価値も価格に反映させる多角的な査定を実施しています。

素材やデザイン性の変更、壁を抜いて一部屋を広くとった間取りに変えるなど、リノベーションのオプションもご用意しています。

「中古マンションの売却がうまくいくか不安……」というかたは、ぜひ一度カウカモにご相談ください。
関連記事:不動産売却の相談はどこにするべき?お悩み別に詳しく解説!

カウカモへのご相談はこちら
関連記事:不動産売却の流れとは?時系列と仲介不動産会社を選ぶポイントも解説

信頼できる担当者に依頼する

相場に比べてよりよい価格と条件で売却するためにも、信頼できる担当者を選ぶことが大切です。

信頼できる担当者であれば引き渡しの際にもトラブルが起こりにくく、気軽に何でも相談できます。

カウカモには安心の実績と専門査定プログラムがあるだけでなく、それらを充分にご提案する経験豊富な担当者がそろっています。

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マンション売却時の注意点

マンション売却の相場は、マクロな視点で見れば右肩上がりに上昇しています。

しかし、月ごとのデータを見ると上昇・下落を繰り返し変動しているので、こまめに価格を確認することが大切です。

相場が高くなったタイミングを逃さずに売却できるよう、早めに不動産会社に相談するようにしましょう。

また、時間的に余裕がないと、相場が下がったタイミングで手放すことにもなりかねません。スケジュールに余裕を持つことも重要です。

不動産会社選びは慎重に


マンション売却をお考えの場合は、まずは相場を正しく理解することが大切です。

そして、どの不動産会社に依頼するかも重要なポイントとなります。

中古マンションなどの不動産     売却を得意とするカウカモは、築年数や広さなど数字で表せる価値だけでなく、立地や眺望、リノベ済みなら内装も含めて多角的に査定します。

物件の持つ隠れた価値まで引き出し、お客さまの納得の売却をサポートいたします。     

リノベーション済みの物件や、まだリノベーションしていない物件、中古マンションなどの不動産売却をお考えの方は、まずはお気軽にお問い合わせください。

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