マンション査定の4つの方法とは? 流れやチェックポイント、料金について解説

上手に売るコツ

マンションを売却する際には、適正な価格を知るためにもマンション査定を実施する必要があります。

マンション査定は、不動産会社に依頼する、不動産鑑定士に依頼する、不動産一括査定を利用する、シミュレーターを利用する、という4つの方法で受けることができます。

本記事では、それぞれの特徴や、実施する流れを解説します。また、査定でチェックされる項目や少しでも高額に査定されるポイントも紹介するので、ぜひ参考にしてください。

この記事は、不動産売買&リノベのサービス「cowcamo(カウカモ)」が提供しています。カウカモでは、中古マンションやリノベーションマンションの売却・購入をお手伝いしています。

マンションを査定する4つの方法

マンション査定をする際は、次の4つの方法のいずれかで進めていきましょう。

マンション査定の方法
  • 不動産会社を訪問して依頼する
  • 不動産鑑定士に依頼する
  • 不動産一括査定を活用する
  • シミュレーターやAI査定を活用する

それぞれ詳しく解説します。

不動産会社を訪問して依頼する

不動産会社を訪れ、直接査定を依頼することも一案です。ただし、その日のうちに査定をしてもらえない可能性があるため、WEBページから依頼する方がスムーズかもしれません。

不動産会社によっては、WEBページから依頼すると訪問日をその場で指定できるシステムもあるため、手間がかからずスピーディに査定へ進むことが期待できます。

不動産鑑定士に依頼する

不動産鑑定事務所で不動産鑑定士に依頼する方法もあります。鑑定をするまでに料金の見積もりがあるため、いくつかの不動産鑑定事務所から見積もりを取り、比較して依頼先を決めましょう。

なお、不動産鑑定士に依頼する場合、綿密な調査に基づいて価格を算出するため、鑑定費用がかかるだけでなく、結果が出るまでに数週間ほどかかる可能性があることも覚えておきましょう。
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不動産一括査定を活用する

複数の不動産会社に一括で査定を依頼する方法もあります。マンションには立地や広さ、築年数などによって相場が決まっていますが、査定をする人によって多少の違いは生じるものです。

そのため、マンションを売却するときは、複数の不動産会社に査定を依頼して、もっとも高額に見積もってくれた会社に依頼するという方法を取ることもあります。

インターネットでは、複数の不動産会社に一括で査定を依頼するサービスがいくつか公開されています。いずれも一回の入力で複数の不動産会社に査定を依頼できるだけでなく、より詳しく調べたいときには訪問してもらうことも可能です。

不動産会社を訪問する時間がない場合などに、不動産一括査定を利用してみてもよいかもしれません。ただし、不動産会社は一括査定を営業活動の1つとして利用しており、利用時に登録した個人情報をもとに複数の会社から営業電話がかかってくるケースが多くあります。対応に時間を要する可能性も認識したうえで、利用を検討するのがよいでしょう。

シミュレーターやAI査定を活用する

不動産会社によってマンションの査定額に差はあるものの、ある程度の相場は決まっているので大きな差が出ることはあまりありません。そのため、ざっくりとした査定額を知りたい場合はインターネット上で公開されているシミュレーターや、AIを活用した査定システムを利用するのもひとつの手段です。

条件を入れたら自動的に査定価格が表示されるので、時間をかけずに査定額が分かるというメリットがあります。また、シミュレーターから訪問査定の依頼もできるので、おおよその査定額を知った上で、より正確な査定額を知りたい方も利用しやすいサービスです。

ただし、あくまでもAI査定は過去の類似物件の取引データ、物件の間取や立地条件といった客観的なデータにもとづいた価格を提示する仕組みです。

そのため、物件のリフォーム・リノベーション歴や内装の状況、改修工事の有無など、価格を左右する物理的な側面の推測ができないため、査定価格と実際の売却価格に大きな違いが出る可能性があります。

マンション査定前には物件の相場を調べることが大切

マンションの査定を依頼する前に、ご自身で物件の相場を調べておくことをおすすめします。マンションはおおよその相場が決まっているため、基本的にどこの不動産会社に依頼しても査定額に大きな違いが出ることはありません。

しかし、稀ではありますが、査定を依頼して安すぎる価格を提示されることも考えられます。事前に相場を調べておけば、不動産会社に伝えて納得できる価格での売却を進めることができます。

マンションの相場は、インターネットや折込チラシなどから、売却したい物件と似たような広さ、築年数、立地のものを探して調べることができます。もちろん管理状態がよいかどうかにも左右されるので、条件が同じ物件であっても前後数%は変わることがあります。

また、シミュレーターやAI査定サービスを用いて物件の相場を調べることもできます。シミュレーターやAI査定サービスでおおよその査定額を把握し、その後、売却したい不動産会社を訪問したり、一括査定サービスを使って複数の不動産会社に査定を依頼したりすることもできるでしょう。
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不動産会社に依頼した場合のマンション査定の流れ

シミュレーターなどを活用して簡単にマンション査定を行うこともできますが、より詳しく査定額を知りたいときには訪問査定が欠かせません。

シミュレーターやAI査定サービス、不動産一括査定を利用する場合も、最後の細かな判断は不動産会社による訪問査定で決まることが一般的です。

不動産会社に訪問査定を依頼したときの流れについて見ていきましょう。

訪問査定の流れ
  • 不動産会社を探して査定を依頼する
  • 机上査定を依頼する
  • 訪問査定を依頼する
  • マンション売却の仲介を依頼する不動産会社を決定する

ポイントを交えつつ、それぞれ紹介します。

不動産会社を探して査定を依頼する

まずはマンション査定を依頼する不動産会社を絞ります。

地域密着型の不動産会社や全国展開の不動産会社などがありますが、いずれを選ぶ場合でもマンション売買に強い不動産会社かどうか、ホームページに掲載されている実績などから判断するようにしましょう。

机上査定を依頼する

まずは机上査定を依頼します。机上査定とは、過去の類似したマンション売買のデータからおおよその査定額を求めることです。

簡易査定とも呼ばれ、その場で価格が分かるという特徴があります。より実情に近い数値を出してもらうためにも、売買実績が多い不動産会社を選びましょう。

訪問査定を依頼する

机上査定は過去の売買実績に基づいて行うため、マンションの管理状態は反映されません。より詳しい価格を知りたいときや、すぐにマンションを売却したいときは、実際にマンションを見せて詳しく査定してもらう訪問査定を依頼します。

なお、机上査定後すぐに訪問査定を依頼できるとは限りません。担当者とスケジュールを合わせる必要があるので、事前に候補となる日時をいくつか伝えておくとスムーズに訪問査定を実施できるでしょう。

マンション売却の仲介を依頼する不動産会社を決定する

マンションを売却する場合は、訪問査定の実施後に売却依頼の手続きを行います。とはいえ、訪問査定を依頼したときでも、必ずしもその不動産会社に売却を依頼しなくてはいけないわけではないので慎重に依頼先を決めていきましょう。

売却を依頼するときは、できるだけ売却経験が豊富で、所有物件の特性を正しく判断してもらえたり、似た条件の物件を多く扱っている会社を選ぶようにしましょう

カウカモは、築年数や広さなどの数字で示される価値だけでなく、眺望や立地、内装などの数字には表れない価値も価格に反映させる多角的な査定を実施しています。さらに、中古・リノベ―ションマンションを多く扱い、これらの物件の購入を希望する利用者が多く集まっているため、売却が進みやすい環境が整っています。

大切なマンションの魅力を最大限引き出したい方は、ぜひカウカモにご相談ください。

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 媒介契約を締結する

不動産会社を決定し、実際に売却するときは、不動産会社と媒介契約を結びます。媒介契約とは、販売活動をしてもらうときのルールを定めることで、専属専任媒介契約と専任媒介契約、一般媒介契約の3つの種類があります。

専属専任媒介契約と専任媒介契約では、不動産会社一社のみと契約してマンション売却を進めていきますが、専任媒介契約では売主自身が見つけた相手にも売却することができます。

一方、一般媒介契約では複数の不動産会社で販売活動を進めていくので、早く買い手が見つかりやすくなります。また、売主自身が見つけた相手にも売却が可能です。
関連記事:不動産売却の仲介手数料とは?上限と計算例を紹介

その後の流れ

媒介契約を締結したら、マンションの室内を撮影して販売サイトに掲載し、販売活動を進めていきます。買い手が見つかり、お互いの条件が一致したところで売買契約を締結します。

その後、物件を引き渡し、マンション売却が完了します。

マンションの査定だけでなく、マンション売却全体の流れを知りたいという方は、こちらの記事をご覧ください。
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マンション査定でチェックされる10項目


マンションは、主に次の10の項目に基づいて査定が実施されます。

主な査定項目
  • 立地
  • 階数・方角・位置
  • 広さ・間取り・設備
  • 築年数・構造・規模
  • 管理状況
  • 耐震性
  • 施工会社・販売会社
  • 共有施設
  • 管理費・修繕積立金
  • 室内の内装

立地は駅からの距離やマンションが面している道路の広さ、周辺環境などがチェックされます。

また、部屋がある階数や方角、位置だけでなく、広さや間取り、設備も査定額に影響を与えます。同じ広さの物件でも、個室が少なすぎるなどの間取りは使いにくいと判断されて、査定額が下がる可能性もあります。

築年数や構造、マンションの規模(戸数)だけでなく、管理状況も重要です。室内を丁寧に管理しているか、また、共用部分が丁寧に管理されているかによって査定額は大きく変わってきます。

マンションの耐震性や施工会社・販売会社、共有施設もポイントです。大手建設会社のブランドマンションであれば、相場よりも高い査定額がつくことも珍しくありません。

管理費や修繕積立金も査定に関わります。大規模修繕工事を行う前に毎月の修繕積立金とは別にまとまった修繕費を請求されることがありますが、請求前か後のどちらのタイミングで売却するかによっても査定額が変わることがあります。

室内の内装も査定結果に大きな影響を与える場合があります。前提として、家の内装は綺麗な状態であることが高い評価に繋がります。また、奇抜なものよりはシンプルなもの、また、スタンダードな仕様よりはハイグレード仕様のほうが査定額も高くなる可能性があるでしょう。

一方で、異臭がする、壁紙やフローリングが劣化している、水回り設備の保存状況が悪い場合は査定額が低くなるので注意が必要です。
関連記事:リノベーションしたマンションでも適切な査定を受けられる?売却価格を左右するポイントも解説!

マンション査定にはいくらかかる?

不動産会社に査定を依頼する場合は、基本的には無料です。マンション売却を依頼するかどうかによらず費用はかからないため、査定額を調べてから売却するか考えたいという方も気軽に査定を依頼することができます。

一方、不動産鑑定士に鑑定を依頼する場合は、鑑定料がかかります。不動産鑑定事務所によって料金が異なるため、複数の事務所で見積もりを取ってから依頼しましょう。

マンション査定を依頼する前に注意すべきポイント

マンション査定の依頼前に、ある程度準備をすることで、査定額を上げることは可能です。

査定額が上がると売却額も高くなることがあるため、ポイントを押さえておきましょう。

査定依頼時のポイント
  • 売却するマンションを清潔にしておく
  • 売却するマンションの魅力と欠陥をまとめておく

それぞれ詳細を解説します。

売却するマンションを清潔にしておく

清潔な印象を与えることで、査定額が高くなることがあります。ご自身で掃除する程度で十分ですが、どうしても落とせない汚れがあるときはハウスクリーニングを依頼を検討することも一案です。

きれいにすると言っても、リフォームをする必要はありません。リフォーム額がそのまま査定額にプラスになるわけではなく、また、買い手の趣味に合わない恐れもあるため、あくまでも適当な掃除に留めておきましょう。
関連記事:マンションの売却時にハウスクリーニングは必要?メリットや費用相場を解説!

売却するマンションの魅力と欠陥をまとめておく

買い手にとって魅力に感じるポイントをまとめておくと、アピールしやすくなります。

また、欠陥についても正直に伝えることで、トラブル回避につながります。

準備をしてマンション査定に臨みましょう

マンション査定は、不動産会社によって異なります。マンションの魅力を多面的に評価してくれる不動産会社に依頼するとよいでしょう。

カウカモは、個性を見立てる査定を実施しています。年数や広さ以外にも、立地や眺望、リノベ―ション済みマンションでしたら内装も含めて多角的に査定いたします。

また、独自のアピール手法として、プロのライターやカメラマンが売却される物件に伺い、内装デザインやこだわり、暮らし方を取材し、丁寧に作り上げる物件紹介記事やCGイメージなどで住まいの魅力を最大限にアピールします。

不動産会社を選んだあとは、丁寧に部屋の内外を掃除して、マンションの魅力と欠陥をまとめておくことでも、査定額を高めることが可能です。

ただし、マンションの査定額はあくまで目安です。査定よりも高額で売れることや安くなることがあるため、ある程度の幅は想定しておきましょう。

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