マンション売却額と築年数の関係は?古い物件を高く売るコツも紹介
上手に売るコツ
マンションの売却額は、築年数の影響を大きく受けます。しかし、築年数が浅いマンションが必ずしも売れやすいというわけでもありません。築年数が経ったマンションを売却するコツを紹介するので、ぜひ参考にしてください。
この記事は、不動産売買&リノベのサービス「cowcamo(カウカモ)」が提供しています。カウカモでは、中古マンションやリノベーションマンションの売却・購入をお手伝いしています。
マンションの築年数と売却額の関係性
マンションは、築年数が浅いほど金額が高くつく傾向があります。そのため、築浅な物件は価格が高く、かえって売れにくくなることがあります。
東日本不動産流通機構のデータによれば、マンションの売却額は築年数が浅いほど高値ではあるものの、築26~30年と比較すると築31年以上の物件のほうが平均売却額は高くなります(※1)。
築年数 | 0~5 | 6~10 | 11~15 | 16~20 | 21~25 | 26~30 | 31~ |
平均売却額 | 5,883万 | 5,071万 | 4,484万 | 4,174万 | 3,202万 | 1,884万 | 1,904万 |
そのため、一概に築年数が経っているほど物件の価値が下がる、とは言い切れません。
また、築年数別の成約率は築0~5年より築6~10年の方が高く、築浅であればあるほど売れるわけでもないことがわかります。なお、もっとも成約率が高いのは築6~10年のマンションで、次いで築16~20年、築11~15年、築0~5年となります。
築年数 | 0~5 | 6~10 | 11~15 | 16~20 | 21~25 | 26~30 | 31~ |
成約率(%) | 26.3 | 36.4 | 28 | 28.4 | 20.7 | 14.1 | 12.5 |
実際には、売却する時期など複数の要素が成約できるか否かを左右しています。そのため、築年数が経っているからといって売却を諦める必要はないでしょう。
(※1)出典:東日本不動産流通機構「築年数から見た首都圏の不動産流通市場(2020年)」
築年数が経ったマンションでも売却できる
築25年をすぎ、耐震基準に合わないマンションは「住宅ローン控除」を使えないことがあります。そのため、人気が落ちる傾向がありますが、築年数が25年を超える物件でも絶対に売れないというわけではありません。
実際のところ、中古マンションの市場は拡大しています。2014年の中古マンションと中古戸建の合計成約数は21,400件でしたが、2016年には27,100件、2018年には32,500件と右肩上がりです(※2)。
年 | 2014 | 2015 | 2016 | 2017 | 2018 | 2019 | 2020 | 2025 |
成約数 | 21,400 | 24,300 | 27,100 | 30,000 | 32,500 | 34,000 | 35,700 | 45,000 |
(※2)出典:矢野経済研究所「中古住宅買取再販市場に関する調査を実施(2019年)」
(※2)2019年、2020年、2025年は予想値です。
このペースで増加すると2025年には約45,000件と2014年度の2倍以上になると試算されています。中でも中古マンションの成約件数の伸びは著しく、特にリノベーションされて新築同様の住み心地の物件に人気が集まっています。
築年数が経ったマンションを売却する3つのポイント
築年数が経ったマンションでも、早期かつ高値で売却することは可能です。実現するためのポイントを3つ紹介します。
- リノベーションして資産価値を上げる
- 中古マンションの売買を得意とする不動産会社に任せる
- 室内や共用エリアなど内覧対応を工夫する
それぞれについて詳しく解説します。
リノベーションして資産価値を上げる
リノベーションすることで、水回りや壁紙などが綺麗になり、マンションの価値が上がります。カウカモでは築20年以上のマンションを対象とした、リノベーション工事を実質無料で施工する販売オプション(※3)も提供しています。気になる方はぜひご相談ください。
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中古マンションの売買を得意とする不動産会社に任せる
中古マンションの売買を得意とする不動産会社に依頼すれば、早期売却に繋がりやすいです。カウカモは、中古・リノベ―ションマンションを多く扱い、これらの物件の購入を希望する利用者が多く集まっています。売却を検討されている方は、ぜひお問い合わせください。
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室内や共用エリアなど内覧対応を工夫する
室内はもちろんのこと、共用部分も美しく清掃した状態で内覧に望むことが大切です。購入希望者に快適かつ清潔な印象を与えるためにも、丁寧に掃除と整理整頓をしておきましょう。
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内覧時に、アピールポイントを購入希望者に紹介することもおすすめです。また、購入希望者が尋ねそうな内容を想定し、スムーズに答えられるように準備をしておきます。
中古マンションの経験豊富な仲介会社に相談しよう
築年数が経っているマンションでも、売却することは可能です。中古マンションを得意とする不動産会社に売却を依頼する、リノベーションする、内覧対応をする、の3つを実施することで、高値での売却に繋がる可能性があります。
売却でお悩みの方は、中古・リノベマンションで多数の売却実績があるカウカモにぜひご相談ください。お客さまの大切な資産の強みを適正に評価し、リノベーションなどを実施することで売却サポートを行っていきます。ぜひお気軽にお問い合わせください。
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