ほっこり和む「若林」駅

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左上・最寄りは東急世田谷線「若林」駅(徒歩3分)。2両編成で走る世田谷線は、東急田園都市線「三軒茶屋」駅と京王線「下高井戸」駅を結んでいます。「山下」駅からは小田急線「豪徳寺」駅へ乗り換えが可能。/右上・住宅街にあるパン屋「Petersen(ピーターセン)」。店内には焼きたてのパンが並び、温かい雰囲気が漂います。イートインコーナーではコーヒーを無料でいただけますよ。(180m 徒歩3分)/左下・日々のお買い物は、朝10時から夜22時まで営業しているスーパー「トップ 若林店」で。駅とマンションの間にあるので、帰宅途中に立ち寄れて便利ですね。(180m 徒歩3分)/右下・ボックスタイプのスペースを貸し出しているギャラリー&カフェ「世田谷233」。常時100名近い方の作品が展示されていますよ。小さなお店で作家デビューしてみませんか?(450m 徒歩6分)

「若林」駅から徒歩3分

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マンションのエントランスに到着。敷地が奥まっているため、道路からは建物の全貌が見えませんが、地上4階建て・総戸数16戸のマンションです。黒い門扉を開け中へと向かいましょう。

売主さま

現在築37年になりますが、2004年には大規模修繕工事を行い、次回は2019~2020年に実施する予定になっています。耐震基準適合証明書や「フラット35S」の適合証明を取得可能ですので、必要な方はお申し出くださいね。また住宅ローン控除も受けられます。

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左上・敷地内駐車場の脇を通り、駐輪場と管理人室の間を進みます。/右上・キレイに刈り込まれた植栽の両サイドには、ふたつエントランスが。ひさしが白いアーチ型になっていますね。今回ご紹介する住戸へは、左側のエントランスから向かいます。/左下・トンネルのような通路を進み階段へ。/右下・エレベーターはないので、所在の3階までは階段で向かいましょう。荷物が多い日などは少々大変ですが、季節や天候の影響を受けない屋内階段なのはありがたいですね。

売主さま

管理人さんは火・金・土曜の朝8時から14時まで勤務されています。また駐車場は月額25,000円で利用できますが、残念ながら現在空きがございません。駐輪場は月額200円、バイク置場は月額1,000円でご利用いただけます。こちらは現在空きがございますが、状況は変動しますのでご確認ください。

室内へお邪魔してみましょう

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左・少しコンパクトな玄関ホール。正面にはニッチの飾り棚が。お好みの小物や写真を置いて、空間に彩を添えたいですね。その飾り棚のすぐ左手には、LDKへつながるガラス扉があります。/右・玄関を見返してみました。壁面には天井までの高さがある下足入れが。ご家族の靴をしっかり収納できそうですね。廊下に上がって右側には個室や水まわりが並んでいます。こちらについては後ほどご紹介しますね。

LDKからご覧ください

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正方形に近い形のリビングダイニング(LD)。その横には3枚引き戸で仕切ることのできる洋室Aがあります。

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奥へ進み洋室A側を見てみました。右手に見えるガラス扉がLDKへの入口です。その横に配されているキッチンを見てみましょう。

クローズドタイプのキッチン

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左・幅約2.4mのシステムキッチン。食器洗い乾燥機や浄水器付きハンドシャワー水栓が付いていて機能的ですね。/右・キッチンの背面にはゆったりとしたスペースが確保されてます。冷蔵庫のほかに食器棚などを並べることができますね。うれしいのはコンロの横に窓があること。手元を明るく照らしてくれるだけでなく、換気もできますよ◎

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キッチンからLDを見るとこんな感じ。南向きの大きな窓から光が入り、明るいですね。左側の壁にはピクチャーレールが備わっています。内装はシンプルなので、アクセントになるようなアートを飾るとよさそう。

バルコニーへ出てみましょう

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正面には、低層の戸建てが建ち並ぶ住宅街が広がります。大きな建物がないので、広い空を仰ぐことができますよ。緑との距離が近くてさわやかですね。

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バルコニーは大家族の洗濯物を干すのにはややコンパクト。立地的には環状7号線に近いのですが、取材日は雨音もあるせいか、車の走行音はほとんど気になりませんでした。感じ方には個人差がありますので、どうぞ現地でお確かめくださいね。

室内に戻りましょう

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バルコニー側からLDKを見渡してみました。LDKだけだと約14.7帖、隣の洋室Aをあわせると約20帖になります。個室の数が足りていれば、つなげてゆったりと使いたいですね。

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左・洋室Aは3枚の引き扉を閉めると、約5.7帖の個室になります。南向きの窓を覆うように茂っている緑が目を癒してくれますね。/右・折れ戸3枚分の大型クローゼットが備わっていますよ。

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引き戸を閉めきった状態をLDKから。

プライベートゾーンへ まずは水まわりから

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左・ガラス扉を開けて玄関前まで戻って来ました。手前にはトイレや洗面脱衣室などの水まわりとユーティリティスペースへの扉が。奥には洋室B・Cへの扉が並んでいます。/中央・ウォシュレット付きのトイレ。その上部には、ストック類の収納に便利な吊戸棚が備わっていますよ。/右・こちらがユーティリティスペース。奥にチラリと見えているのが洗濯機置き場。左手の扉の中には電気温水器があります。オープン棚にはタオルや洗剤などの日用品のほか、ご家族それぞれの収納カゴを置いてパジャマやタオルなどを入れておくのもよさそう。多目的に使えますね。

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左・ユーティリティスペースの向かいに位置する洗面脱衣室。スペースはコンパクトですが、洗面化粧台は広くて使いやすそう。/右・鏡面仕上げのパネルでラグジュアリーな印象のバスルーム。浴室換気乾燥機が付いているので、雲行きが怪しい日のお洗濯の強い味方になってくれますよ。

ふたつの個室

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洋室Bは約7.8帖。傾斜天井になっていて一番高いところで天高は約2.7mもあるため、帖数以上の広がりを感じられますよ。角部屋なので2方向の窓から風が抜けて気持ちいい♡ 特に北向きの窓の前はポッカリと空いているので、眺望は良好です。

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左・奥から見返してみました。壁一面に大容量のクローゼットが備わっています。/右・開けるとこんな感じ。枕棚の上にもたっぷり収納できますよ。

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左・洋室Cは約6.6帖。こちらも傾斜天井になっています。なんだか屋根裏部屋みたいで子どもたちがワクワクしそう。/右・大容量のクローゼットが備わっていますよ。2段ベッドを置けば、お子さまふたりの子ども部屋としても使えそうですね。

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最後に、洋室Bと洋室Cの北向き窓から見える景色をご覧ください。手を伸ばせば届く位置まで育った大きな桜の木。春には満開の花がこの景色をピンク色に染めてくれることでしょう。もう今から待ち遠しいですね。

ほっこりうれしくなるようなお店がたくさん 「松陰神社前」駅周辺も散策しましょう

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左上・「国士館大学」のキャンパスと、吉田松陰を奉った「松陰神社」の間にある「若林公園」。大きな樹木に囲まれた広場には遊具がたくさん設置されており、休日には多くの子どもたちで賑わっていますよ。(450m 徒歩6分)/右上・「All About My Croquette(オール アバウト マイ コロッケ)」はコロッケ専門店。ビーツとクリームチーズ、イカスミバジルなどユニークなメニューが揃っています。店内でランチもいただけますよ。(700m 徒歩9分)/左下・街に開かれたカフェ「STUDY」。地元に根ざしたイベントを行うなど、街の発信源的存在です。(700m 徒歩9分)/右下・「Boulangerie Sudo(ブーランジェリースドウ)」は、連日大賑わいのパン屋さん。食パンは1ヶ月前に予約をしないと購入が難しいんだとか。(750m 徒歩10分)

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カウカモ編集部より

ローカル感とノスタルジックな雰囲気が漂う路面電車に乗って、東急世田谷線「若林」駅にやってきました。ここは環状7号線のすぐ外側あたり。「渋谷」へは「三軒茶屋」で乗り換えて最短約14分と案外近いんです。そもそも「三軒茶屋」駅までは1.3km・徒歩17分と、足を伸ばせば歩ける距離。自転車を使えば日常生活範囲内とも言えるでしょう。賑やかな “三軒茶屋エリア” から「若林」や「松陰神社駅前」に戻ってくると、なんだかホッとする安堵感を感じるから不思議ですね。オーナーの想いが詰まったお店や、見つけるとホッコリうれしくなるような可愛らしいお店が多く点在し、温かみを感じる街並みが理由でしょう。通りがかりにお店の人たちと挨拶を交わすうちに、いつしか顔馴染みになるというような人と人との距離感から、この安堵感を感じるのかもしれませんね。

さて、そんな駅から平坦な道を歩くこと徒歩3分。エレベーターがないため、所在の3階までは階段で向かいます。小さなお子さまがいらっしゃるベビーカー時代は、正直階段の上り下りが大変かと思われます。私もその時代にエレベーターなしの4階に住んでいたので、よく階段下にベビーカーと荷物を置いたまま先に赤ちゃんを連れて上がるなどで往復したものです。ただそんな可愛い赤ちゃん時代はすぐに過ぎ去り成長していきます(笑)将来のことも見据えてご検討くださいね。


住戸は、3方向に窓がある角部屋。居室に設けられた3カ所のクローゼットと、収納も兼ねたユーティリティーなど、たくさん荷物があっても大丈夫そうですね。洋室Bと洋室Cは傾斜天井になっているため、2段ベッドを置いてもゆとりがありそう。子ども部屋をしばらくの間ふたりでシェアしてもらえば、洋室Aをリビングの一部として広く使えますね。時期がきたら引き戸を閉め切って個室とするのがよさそう。


建物がひしめき建つエリアですが、こちらの住戸からは空を望むことができ見通しも良好。何よりも北向きの窓の前を覆う桜の木が圧巻でした。“こんにちは♪” とのぞく桜と、手を伸ばせば握手できる距離でしたよ。ああ春が待ち遠しい♡ 大きな桜の木とともに、すくすく育つ子どもたちを見守りたいですね。

writer:南田 かおり / editor:長澤 豪・外山 友香