「桜新町」でございまあす

写真

今回の舞台は、国民的アニメ「サザエさん」のキャラクターが出迎えてくれる東急田園都市線の「桜新町」駅(徒歩15分)。ご紹介するマンションは、「東京2020オリンピック」で馬術の会場になった「馬事公苑」(300m 徒歩4分)のすぐ近くに位置しています。

cowcamo

「桜新町」駅からマンションまではフラットな道のりです。穏やかな住宅街を歩くルートで、緑を感じながら歩みを進められますよ。

今やカウカモ常連さん

写真

お城のように石垣の上に建つ、端正な純白カラーのマンション。カウカモで何度も取材に訪れている常連さんです。

cowcamo

共益費のバランスがよく、適宜修繕を行っていることから毎回安心して取材を行っています! 2022年2月には外壁補修が行われ、またまた綺麗になっているご様子◎

写真

左上・正面エントランスまでは階段を上る必要がありますが、建物の裏口までぐるっとまわればフラットにアクセス可能。/右上・階段を上がるとゆったりとした広場が。/左下・ロビー内も広々。管理人さんは週6日間勤務と手厚い体制です。/右下・3階に所在する住戸のドア。ここは廊下の突き当たり……そう、角部屋です!

cowcamo

それではお邪魔しましょう!

わあ、広い

写真

左手に延びる広い土間と、同様に奥まで広がる廊下がお出迎え。よくある細長い廊下だと思ったら、驚きです!

cowcamo

実はこちらの住戸、2018年にリノベーションを実施しており、2022年10月現在は売主さまが居住中。売主さまの工夫やこだわりが詰まっていることが、玄関スペースからも伺えます!

写真

廊下から玄関スペースを振り返ったカット。モルタル床の土間部分はシューズインクローゼット(SIC)、無垢床の先はオープンなウォークインクローゼット(WIC)になっています。

cowcamo

収納の多さはもとより、壁が少ない開放的な造りが素敵。玄関スペースの窓の多さを存分に活かした工夫に、あっぱれです! 天井は躯体現しで、ナチュラルさとラフさが融合するデザインも注目したいポイント。

またまた、広い!

写真

廊下の突き当たりにあるドアからLDKへ入ると、これまた開放感がすごい!

cowcamo

オットマン付きのソファや4人掛けのダイニングテーブル、そして天板の大きなカウンターキッチンがあってもこの余白……!

写真

振り返ると、右手の壁際には造作のワークスペースまで完備。うーん、余裕を感じられますね。

cowcamo

それもそのはず。こちらの物件は約72㎡もある専有面積を、1LDKにした贅沢な間取り。追加リノベで個室をもうひとつ設けても、十分余裕がありそうです◎

南向きのバルコニーへ

写真

バルコニーの正面に視界を遮る建物はなく、空を大きく仰げます。日当たりもよさそうです!

cowcamo

バルコニーの少し先では、現在建設工事が行われているとのこと。やや距離はあるので眺望への影響はなさそうですが、工事が終わるまで作業音は多少聞こえるかもしれません。なお、工事は2023年3月末完了予定だそうですよ。

写真

LDKの横幅いっぱいに伸びるバルコニーは、奥行きもたっぷり◎ 売主さまのように大きなグリーンやストレージボックスを置いても、ご覧の余裕です。

窓際にいいスペースみっけ!

写真

ワークスペースの横にも窓を発見! そして、掃き出し窓手前の床はモルタル素材になっていますね。無垢フローリングからは一段下がっていて、インナーバルコニーのように使えそうです。

cowcamo

窓際のスペースは、売主さまのようにグリーンを置いたり、縁側のようにちょこんと座ってお茶をいただいたり、使い道は多種多様。

キッチンをチェック

写真

カウンターとしても使える大きなキッチン。背面には、食器置きとして使えるオープンラックが備わっています。

cowcamo

ホワイトの天井や壁に映える、ステンレスのダクトがかっこいい! ちなみに、カウンター下のわんぱくな落書きが施された棚は置き型なのでご安心を(笑)

写真

内側のスペースはゆったりとしていて、こちらも床材に変化を付けています。食洗機と3口コンロを完備しており、機能面も充実です。

写真

キッチンから室内を見渡したカット。ワークスペースのデスクにも木が採用されており、塗装仕上げの天井との相性は◎

廊下に戻って 洋室をチェック

写真

東向きの腰窓が付いた洋室。ファミリーサイズのベッドを置ける広さが確保されています。

cowcamo

腰窓はちょっぴり小さめ。寝るには最適な明るさかと思いますが、採光面が気になる場合は現地でお確かめくださいね。

水まわりを見てみましょう

写真

左上・洗濯機置き場と洗面台が備わった、シンプルな造りの脱衣室/左下・バスルームには浴室乾燥機を完備しています。/右・廊下からアクセスする独立式のトイレ。シルバーの金物がクールでございます。

素敵なお店がいっぱい

写真

左上・自家製グラノーラやスイーツとコーヒーが楽しめる「815 coffee stand(ハチイチゴコーヒースタンド)」。お散歩がてらいつでも立ち寄れる距離感です。(700m 徒歩9分)/右上・1987年開店当初から根強い人気を誇るベーカリー「Bäckerei Brotheim(ベッカライ・ブロートハイム)」。行列ができる前に来れるのは羨ましい!(950m 徒歩13分)/左下・ハンバーガーにかぶりつきたい! そんな時は「NEWOLD (ニューオールド)」へGO! カジュアルで入りやすい雰囲気のハンバーガーショップです。(900m 徒歩12分)/右下・日々のお買い物はスーパー「ライフ桜新町店」がおすすめ。(700m 徒歩9分)

cowcamo

カウカモ編集部より

大空間を手に入れたら、あなたはどんな風に仕立てますか? 筆者なら、つい個室をいくつか設けたくなってしまいそうですが、この住まいは贅沢です。

約72㎡の専有面積を1LDKにした間取りはどこを取っても開放的で、窓の多さがそれに拍車をかけてくれます。LDKの広さはもちろん、ゆったりと確保された土間〜廊下を見れば、その贅沢っぷりがわかるでしょう。


もちろん、個室を増やせる広さがあるので、ご家族構成やライフステージの変化に合わせて追加リノベを検討してみるのもアリ◎


オープンなSICやWICは換気性に優れており、LDKのデスクはワイドで使い勝手がよさそう。広さの中にしっかりと工夫が盛り込まれているところに、売主さまのセンスが伺えます。

無垢フローリングのナチュラルさと、躯体のラフさが融合した内装も魅力的。駅から距離は多少ありますがマンションの管理体制や周辺環境もいいですし、メリットの方が圧倒的に多い気がします。車利用やリモートワークが多い方にとっては、特におすすめしたい物件です。

writer / editor:酒井 大作