世田谷区野沢(学芸大学駅)
ステップを踏む理由
日生野沢マンション
機嫌がいいと、ステップを踏んでしまう人がいるとする。それでも大丈夫。差し込む光が美しくて、親身な床が心地よくて、チョークの伝言が愛らしくて、この街が好きで。うれしくてついステップを踏んでしまっても、大丈夫。ここは “1.25階” だから。楽しさを足もとから表現してもいいんです。
現在ご紹介可能な物件は、中古・リノベーション住宅のオンラインマーケット「cowcamo(カウカモ) 」よりご覧いただけます。
東横線・目黒線
現在販売中のおすすめ中古マンション
売主さまのご紹介
Kさまご家族
ご夫婦と、元気いっぱいのお子さま3人の仲よし5人ファミリー。2016年にカウカモでこちらの物件と出会ったのち、ご家族色にフルリノベーションされたお住まいです! お子さまの成長に伴って、ひとまわり広めの住まいへ、お住み替えを決意されたそう。
早くもっと見たい!
カウカモ常連! 美意識高めのマンション in「学芸大学」。今回ご紹介するのは、足音が響きづらい1階所在の住戸です。心くすぐる内装に、うれしくて足がついタップを踏んでも大丈夫。そしてまず大事なポイントがこの後に!
cowcamo
奥さま
実はここ、すごくバス便が充実した場所なんです。マンションの目の前にバス停「野沢交番前」があって、「渋谷」や「目黒」「五反田」行きのバスがたくさん出ていて便利ですよ。
旦那さま
環七通りまで行けば、ほかにも「下北沢」「大森」行きのバスが走っています。
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おおっ! バスを乗りこなせば、むしろ電車より移動は楽かもしれません。ちなみにご夫妻は、通勤によく自転車も活用されているそう。周辺は坂道が少ないし、ラッシュ知らずでこれまた快適ですね。
お色直し したてです
植栽に囲まれた白いマンションは、これまでカウカモに何度も登場している常連さん。1970年竣工とそれなりに築年数は経過していますが、ちょうど2019年に大規模修繕工事が完了したばかりで清潔感が漂っています。そして写真の左端には、ウワサのバス停がチラリ……本当に目の前です(笑)!
cowcamo
こちらのマンションのちょっとイイところは、修繕積立金と別に大規模工事積立金が徴収されている点。建物の維持について、管理組合の意識が高いことをうかがえますね。
左上・エントランスへは5段程度ですが、階段があります。スーツケースやベビーカーを持っている際は、左手のスロープから地下1階の駐車場まで下りて、エレベーターを利用すると楽ちんです。/右上・駐輪場には2020年6月時点で空きがあり、月額300〜500円で利用可能です。大型公園が近くにあり周辺散策も楽しいエリアなので、ぜひ利用したいところ♡/左下・共用ロビーには管理人室とメールボックスが。管理人さんは月・火・木・金曜日は9:00~18:00、土曜日は9:00~12:00という長めの勤務体制で安心感アリ。/右下・今回ご紹介するのは1階に所在する住戸です。玄関扉は2001年に更新されて、厚みのあるものになっています◎ では、扉を開けて……
cowcamo
取材時に管理人さんへうかがったところ、駐車場には空きはなく、現在3組ほど待っている住人の方がいらっしゃるそうです。(2020年6月時点)
こんにちは カウカモです
左・わ! 色彩豊かな内装に、さっそく心が踊ります。短い廊下の左側に洋室、右側に水まわりへの扉が。これらは後ほどチェックすることにして、まずは突き当たりのLDKへ進みましょう。ガラス入りの赤いドアが可愛いですね〜!/右・玄関を振り返ってパシャリ。シューズラックの前のちょっとした袖壁が、ほどよく空間をスッキリ見せてくれています。
ばばーん
この光の入り方、素敵! 掃き出し窓は南西向きです。約15.5帖のLDKに、陽の光がいっぱいに入ってきます。躯体現しの天井と、フローリングの深みある木目がカッコイイです。
奥さま
子どもが走り回れるゆったりとしたリビングスペースにしたくて、3DKだった間取りを1LDKに変更しました。下にほかの住戸が無いので、イメージ通りのびのびと過ごせています。
旦那さま
リノベーションの仕事に携わっている友人に協力してもらい、フローリングは特別な塗料でヴィンテージっぽい風合いに仕上げています。貼り方も均一にせず、少しラフさが感じられるよう職人さんにお願いしました。
左手の壁と、キッチン奥の壁には可動式の収納棚が。持ち物を奥にしまい込むのではなく、見せながら居場所を与えています。住まいもモノも活き活きしている感じがしますね。
目に優しいビュー
バルコニーへ出ると、目の前に植栽の緑が。道路との間にはマンションの共用庭のような敷地が広がっているので、だいぶ距離が取れている印象を受けました。ちなみに、窓サッシは2015年に更新されていて快調な滑り具合です◎
奥さま
1階の住戸ですが、エントランスで階段を上がっているので、体感としては1.25階くらいのイメージです。ちょっと高さがあるおかげで、外からの視線が気になったことはありませんよ。
マンションは環七通りから1本奥に入っているため、取材時には走行音も特に気になりませんでした。心配な方は現地にてご確認下さいませ。
cowcamo
バルコニーから庭部分に出ることも可能ですが、こちらは避難通路という役割がメイン。住戸ごとに区切られているわけではないので、道路との緩衝地帯だと捉えておくのがよさそう。
カーテンの向こうには
ジャン! こちらの物件のちょっと特徴的なポイントは、LDKとバルコニーの間にサンルームがあるところ。インナーテラスとしてくつろいでもいいし、お洗濯物を干す場所としても大活躍しているそう!
奥さま
サンルームは特にお気に入りの場所です。仕事をしていると洗濯をする時間が朝早かったり夜遅かったりしてしまうんですが、室内に干せるスペースがあると、時間に左右されることなく家事ができてありがたいんですよ。
cowcamo
なるほど〜♡ サンルームや壁の収納棚の前にはカーテンレールが設置されているので、必要に応じて目隠しすることもできるんですね。
LDKに戻って
右手の壁は「PORTER'S PAINT(ポーターズペイント)」で選んだという鮮やかなセルリアンブルーの塗装で、LDKのアクセントに。左手のカーブを描いた壁の向こうは、約2.2帖のウォークインクローゼット(WIC)になっています。あのー、何か壁に描いてあるような?
旦那さま
この壁は黒板塗料で仕上げて、チョークで描いたり消したりすることができるようにしました。
cowcamo
楽しそう……!
続きまして キッチンを拝見
左・内装とピッタリ合ったスタイリッシュな造作キッチンです。キッチン前面と横の壁には白のサブウェイタイルがあしらわれています。/右・背後の壁に整然と並んだ食器たち。オープン収納なので、食洗機から出してそのままスムーズに棚へイン♡ 奥さまいわく、こうしたほんのちょっとの手間が省けることで毎日が快適になるのだそう。うーん、とっても共感です!
魅惑のディティールたち
左上・落ち着いた色味で存在感のあるフローリング。暮らしの中で刻まれた小さな傷がいい味になっています。経年変化を楽しめるのは、無垢材ならではの強みですね。/右上・天井はピリッと辛みの効いた質感。躯体現しにしたぶん天井高が高くなり、LDKの開放感につながっています。/左下・黒板の壁をアップで。よく見たらお子さまの書いた “だいすき” や “ごめんね” のメッセージが……これはキュンとしすぎて反則に近いです!/右下・LDKと廊下の間の赤いドア。真鍮(しんちゅう)の取っ手や、波打つ型ガラスがキュートなのです。
cowcamo
それでは廊下に戻って、洋室と水まわりをチェックしましょう!
洋室へ
左・洋室は約4.8帖のややコンパクトなサイズ感。共用廊下に面した擦りガラスの窓があり、奥の壁はLDKとお揃いのブルーに塗られています。/右・クローゼットの無いシンプルな造りなので、お手持ちの衣類は黒板の裏にあったWICを活用するのがよさそうです。
最後に水まわりをチェック
左・洗面化粧台と洗濯機が仲よく並んでいます。造り付けの鏡の代わりに可動棚が設えられているので、細々したものの収納には困らなさそう。/中央・バスルームに開閉可能な小窓があるのはうれしいですね!/右・洗面化粧室の奥にトイレがあります。水まわりはギュッとまとまっている印象ですが、それぞれしっかりと独立しているので、使いやすそうです。
cowcamo
現在も売主さまが居住中のため、ご内見日時は調整させていただく場合がございます。あらかじめご了承くださいませ。
ゆっくり歩くのも おすすめです
左上・最寄りの東急東横線「学芸大学」駅は急行列車も停まります!(徒歩14分)/右上・駅のそばには食材セレクトショップ「FOOD & COMPANY(フード アンド カンパニー)」が。店頭には、旬野菜を使ったデリ・お弁当も登場するそうなので要チェックです。(1.1km 徒歩14分)/左下・駅の反対側に足を延ばすと見つかる、売主さまオススメのバインミー(ベトナム風サンドウィッチ)専門店。その名も「Stand Bánh Mì(スタンドバインミー)」。休日は行列ができる人気店です!(1.4km 徒歩18分)/右下・こちらも大人気、ガレットとクレープのお店「POPHOT(ポポット)」。スイーツ系からおかず系まで幅広いメニューをいただけます。(950m 徒歩12分)
旦那さま
「学芸大学」駅のまわりには雰囲気のいい飲食店がたくさんあります。自転車で大きな公園や “三軒茶屋エリア” に行くのも楽しいですよ。
いざ ご近所開拓!
左上・最寄りのスーパーは「サミットストア 野沢龍雲店」(290m 徒歩4分)。「学芸大学」駅からの通り道には「東急ストア 駒沢通り野沢店」(550m 徒歩7分)もありますので、お好みでチョイスを。/右上・個人的に、ここの大ファンです♡「Patisserie Francaise Quatre(キャトル)柿の木坂本店」のケーキがすぐ食べられるなんて、実に羨ましい立地です。(550m 徒歩7分)/左下・コーヒー好きには堪らない、スペシャルティコーヒーの焙煎・販売を行う「ONIBUS COFFEE(オニバスコーヒー)八雲店」も徒歩圏内!(600m 徒歩8分)/右下・そして晴れた日には、ぜひ広大な「駒沢オリンピック公園」へ。ジョギング、サイクリング、まったりのすべてが叶います!(1.2km 徒歩15分)
カウカモ編集部より
最寄り駅「学芸大学」の文字に心ときめいて、徒歩14分の文字に『あぁ〜』と肩を落としてしまいそうなあなた……それはもったいないです。なぜならこちらの物件の “駅からやや距離がある問題” は、バスによって見事に解決されるからです!
記事内でも真っ先にお伝えしましたが、こちらのマンションの目の前(なんと実測・徒歩5秒!)にバス停「野沢交番前」があります。「渋谷」「目黒」「五反田」方面行きの便が多く発着しており、まるでマンションの送迎バスのように活躍してくれること間違いなし。
例えば「渋谷」行きのバスは、平日の日中なら10分に一本程度の運行しているので、これなら移動に不便を感じることはなさそうですよ。
取材後には「学芸大学」駅まで歩いてみたのですが、道のりは平坦で歩きやすく、自転車でも快適そう◎ 商店街を通り抜けるルートなので、駅との間にお買い物スポットが揃っているのもうれしいですね。
マンションは1970年生まれで、今年50歳になったところ。相応に年季の入ったお姿かと思いきや、大規模修繕工事を終えたばかりでキレイな状態でした! これまでの修繕履歴を拝見したところ、細やかなメンテナンス履歴がズラリ。
月々の修繕積立金のほかにも、大規模工事積立金をしっかり徴収していて、建物維持に対する意識の高さがうかがえました。これなら今後も丁寧にお手入れされ、安心して住み継がれていきそう。管理人さんの勤務時間が長いこともあってか、共用部が清潔に保たれているのも好印象です。
今回ご紹介するのは、売主さまの言葉をお借りするなら “1.25階” に所在する住戸。下階に住戸が無いので、足音に大らかでいられます! やんちゃなお子さまや元気いっぱいのパートナーがいる方、上機嫌だとついステップを踏みがちな方は必見ですよ。
そして、少しだけ高さがあるおかげで外からの視線も気にならず、まさにイイトコ取りです。
写真でうまく伝わるか心配なのは、床のラフなヴィンテージ感。無垢材のフローリングといってもいろいろありますが、こちらは売主さまがこだわったポイントなだけあって、温かく深みのある風合いです。
経年による小さな傷なども味方につけて、室内の空気をいい意味で支配しています。一度足をのせてみれば、きっと誰もが好きになると思いますよ。
ゆったりとしたLDKとコンパクトな洋室という間取りなので、おふたり〜お子さまおひとりの3人ファミリーにちょうどフィットしそう。黒板になるまーるい壁に、赤や青の明るい色彩と、ワクワクする理由がたくさんある住まいです。
取材中にお子さまたちが『アイス食べたーい!』『きゃー!』と可愛く駆けている姿を見て、ご家族がのびのび過ごせる場所って素晴らしいなぁとしみじみ感じました。
心が踊り始めた方は、ぜひ現地へそのまま歩みを進めてみて下さい。街も好き、マンションも好き、内装も好き。“駅からやや距離がある問題” を解決できた今、グッと踏み出すことをおすすめします。
writer:小杉 美香 / editor:平野 翔子
物件の最寄りは「学芸大学」駅で徒歩14分、「駒沢大学」駅までも徒歩15分の距離。どちらもちょっと距離がありますが……正直、歩くのは大変じゃないですか?